2013/11/09 - 2013/11/10
40位(同エリア851件中)
こあひるさん
東勝楽丁を抜け、枡形の通りを曲がると、次は、武家屋敷通りの北側半分、表町下丁に入る。
こちらには、より格式の高い武家屋敷が並び、見学にもより見ごたえがある。
黒板塀に覆い被さるトンネルのように、鬱蒼と茂る紅葉たちの色彩のシャワーも見事。
武家屋敷通りの北側半分の紅葉も、飽きることなき美しさなのであった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線
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行き止まりのように見える枡形の角をもうひとつ曲がると・・・
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表町下丁の通りへ入ります。
こちらも道路の奥まで、見える限り・・・紅葉が黒板塀からはるかにはみ出してびっしり! -
枡形になった角のところに角館樺細工伝承館があり、その辺りが、人力車乗り場になっています。たくさんの人力車が待機しています。乗っている人もたくさんいました。
角館樺細工伝承館のあたりには、一段と多くのしだれ桜があり、桜シーズンには一番の見どころスポットとなります。角館樺細工伝承館 美術館・博物館
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これは・・・春にはさぞかしキレイだろうなあ・・・(*^_^*)。
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やっぱり・・・もみじの垣根が美しくて気になっちゃう。
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紅葉のトンネルの中を走る人力車・・・。
気持ちよさそうだなぁ・・・。
乗りたい?って連れ合いに聞いてみたら、まんざらでもないみたいだけど、今日はまだ残りの武家屋敷を周らなきゃならないので・・・明日かな(明日は雨みたいだからダメだと思うけど・・・笑・・・)。 -
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黒板塀から道路へせり出すしだれ桜。
角館佐竹家の二代目、義明の妻が、お輿入れの際に京都三条西家から持ってきた嫁入り道具の中にあった3本の桜の苗木。それが元になり、長い年月を受け継がれ、今日まで残る「角館の枝垂れ桜」になったと伝えられています。
現在450本ほどある枝垂れ桜の中で、162本が国の天然記念物に指定されています。 -
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こちらの少し大きめのカエデの葉も美しい色ですね〜。
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青柳家がありました。
青柳家の薬医門は、金物の細工が施され、豪華な造りとなっています。門が、その家の位や威信を表すとされていた当時、上級武士にしか許されない重厚で格調高いものです。
門の屋根は、もとは栗の木羽葺きでしたが、昭和37年に鉄板葺きに変わりました。
入ってみましょう〜。 -
青柳家は、角館町の武家屋敷としては格式をもち、豪華な造りをみせています。
母屋は、約200年前のままです。 -
正玄関の起こり破風。
もともと芦名氏の家臣団の有力な武将でしたが、芦名氏が絶えた後は佐竹北家に仕えました。 -
正玄関から入ると、左側の奥に中玄関があり、さらに奥に使用人たちの出入口があります。
封建社会の身分制度の厳しさを表した造りとなっています。 -
実際に使われていた漆器。
現在は職人がいなくなり、作られていないそうです。 -
座敷の周りには、回り縁がついています。
回り縁の外側にはさらに土間が造られており、そこを屋根と雨戸で覆うようになっています。 -
母屋から見るお庭。
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青柳家の敷地は3000坪もの広さがあります。
ちょっと散策してみます。 -
池もあります。
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たびたび大火に見舞われた角館・・・こういう備えも持っていたのでしょう。
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もともと、米蔵が2つ、文庫蔵が1つ、味噌蔵が1つあったそうですが、農地改革以降、米蔵が1つ壊され、もう1つの米蔵は道具蔵となってしまいました。
屋根の軒先は積雪時に壊される恐れがあるので、独特な鉄製の支えをつけています。 -
蔵の腰壁部分には、袴とも呼ばれる、裾広がりの塀がつけられています。
蔵や、移築した農家を利用して、武具や生活用品、コレクションなどを展示する施設がいくつかあります。カフェもあるようです。
連れ合いには展示は見えないし、私も今回は紅葉と町並み以外にはあまり興味がわかず、時間もないので、それらは見学しません。 -
お庭に、角館のお祭りで使われる山車が展示されていました。
毎年9月7〜9日にわたってお祭りが行われます。
山車の上には、歌舞伎や合戦の名場面の人形がのせられ、前方の舞台では、おやまばやしという手踊りが披露されるそうです。
全丁あわせて18台の山車が、毎年繰り出され、祭りの興奮が最高潮に達する3日目の深夜には、道の通行優先権を争って山車どうしが激しくぶつかり合うそうです。 -
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藩政時代は、身分制度が高度に発達した社会であったため、農家と町家、武家屋敷ではその造りがだいぶ異なっていました。
農家では門構えや玄関構えが許されず、平屋で茅屋根をもち、町家は狭い敷地に建物を密集して建てたため、表間口が狭く妻入りで二階建て、屋根は木羽葺きでした。これに対し、武家屋敷は、広い敷地に建てられ、格式を示す門や玄関構えをもち、平屋造り、茅で屋根を葺いていました。
現在でも当時のように茅屋根のままの武家屋敷は、青柳家と石黒家、松本家のみになってしまっています。松本家 名所・史跡
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青柳家は、明治以降大地主となり、政治面でも活躍しました。
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軒の上に、何か細工らしきものがありますが、意味はよくわかりません。
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内塀から出ます。
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もうすぐ16時になります。
あとひとつ、石黒家まで見れば、武家屋敷通りの武家屋敷見学もほぼ完了です。 -
道路の真ん中まで、しだれ桜がずいぶん張り出していますので、ここらへんも春にはキレイだろうなぁ・・・。
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紅葉の滝が・・・上から降ってくるみたい!
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キレイすぎる〜〜!!!まるで紅葉のシャワーだ・・・。
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なんだかもう夕暮れっぽい光になってきちゃった〜。
で、公開している最後の武家屋敷、石黒家です。
何とか今日のうちに周っておけそうでよかった・・・。これで明日、雨で何も見ることができなくなっても、大丈夫そうです。 -
石黒家は、佐竹北家に仕え、財政関係の役職についていた家柄です。
現存する角館の武家屋敷の中で、格式が一番高い家柄の屋敷です。そして、角館武家屋敷の中で最も古い家と考えられています。
先ほどの青柳家と同様、茅葺き屋根です。 -
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武家屋敷の中で、座敷に上がって見学できるのは、ここ石黒家だけです。
家の特徴の説明をしてくれるガイドさんが、最初の数分だけ一緒です。 -
石黒家でも、やはり身分によって出入口が分かれており、こちらの玄関は、身分の高い人が来た時のみ用で、石黒家のご主人も、こちらから出入りはしなかったそうです。
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窓から見える庭の風景。
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座敷の欄間は、表から光が入ってくると、壁に影絵が浮かび上がるようになっています。
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奥の座敷から玄関の方をみた画。
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回り縁で囲まれた座敷から、お庭のパノラマが広がります。
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囲炉裏の上に、明りとりと換気の役目をする窓がとりつけられています。
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武家屋敷は、公開している部分もありますが、奥には実際に人が住んで生活しているんですよねぇ・・・。
代々続くお屋敷に住む・・・ってどんな感じなのか・・・全く別世界だなぁ。祖父母の代と、両親の代と、自分の代と・・・別の場所、別の家に住んできたので、想像しにくいです。 -
母屋と屋根続きの蔵。
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蔵の中には、おそらく代々使われた物品が展示されています。
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刀の鍔。
アクセサリーみたいに、凝るとハマりそうですね。 -
顔からして、江戸時代と思われる古いお人形も・・・。
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土蔵の壁の文様も、手が込んだデザインがあしらわれています。
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見事に赤く色づいています。
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16:20くらいとなりました。
石黒家を出ます。 -
石黒家を出ると、そろそろ表町下丁は終わり・・・。
あ〜、これで明日雨が酷くて歩き回れなくても安心・・・。 -
同じような写真ばっかになっちゃって・・・(撮る場所は違ってるんですけどね・・・)。
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武者窓と呼ばれるのぞき窓がついた黒板塀。
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ここからは、表町上丁となります。
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表町上丁の臨時駐車場前に、国指定天然記念物の79番木のしだれ桜があります。
美しい形をしています。 -
もみじの垣根。
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さて、16時半になります。
予定では、ここで一度お宿に戻りチェックインし、夕飯前か夕飯後に、武家屋敷通りの紅葉ライトアップを見に、もう一度外出するつもりでした。
でも・・・もう日も暮れてきてしまったし・・・外町(商人町)の南端にある宿なので、もう一度ここまで出てくるのは面倒くさいなぁ・・・と思い始めてきました。 -
休憩もなしでずっと歩いていたので、ふたりともかなり疲れ切っていて、集中力も体力も残っていなかったのですが・・・このまま、ライトアップまでこのあたりに居残ったほうがいいかなぁ・・・と思い始めました。
ライトアップの写真をさくっと撮って全ての課題を終了してから、宿でゆっく〜りした方がいいな・・・もう一度ここまで来るのは(日中はダウンコートだとちょっと暑かったけど、今はずいぶん寒くなってきたし)嫌だな・・・と考え、もうちょっと連れ合いには付き合ってもらおう!と秘かに決めました。 -
表町下丁へ・・・石黒家の方へもどります。
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東勝楽丁の一本裏にある、小人町にある松本家も見たいとチェックしていたので、そちらに寄って、そのままライトアップの武家屋敷通りに戻ってこよう・・・と決めて、疲れきった体をダラダラと動かします。
④の紅葉ライトアップ編へ続きます(旅行記にアップするのも恥ずかしいほど・・・自分でもショックなほどブレブレ(いつもながら手持ちだったし)なんですが・・・)。
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この旅行記へのコメント (15)
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- たらよろさん 2013/11/24 14:47:20
- 日本の美満喫
- こんにちは、こあひるさん。
美しく色づいた木々と人力車!
その見事な風景に感動を覚えます♪
真っ赤というよりも優しいイエロー〜オレンジ色の色使い♪
それが秋の風情を楽しませてくれて……
日本家屋に色づいた木々、
素敵な日本の美を楽しんで♪
イイワ〜イイワ〜
こんな風景を楽しめる秋田の街!!いってみたいな!
たらよろ
- こあひるさん からの返信 2013/11/26 09:22:43
- RE: 日本の美満喫
- たらよろさん、おはようございま〜す!
いつもありがとうございます!
京都の紅葉は真っ盛りのようですね。相変わらず週末は混雑しているのも変わらないようですが・・・。
紅葉と人力車なんて、京都で見慣れた風景かもしれませんが、私には、こういう街にいかないと見ることができないので、新鮮です。
神社仏閣を中心に美しい紅葉を見せてくれる京都とはまた違って、武家屋敷通りの色とりどりのカラフルな紅葉も、なかなかすばらしいもので感激しました。
たらよろさんの京都紅葉+おいしいお食事・スイーツ便り楽しみにしてますね!
色んな紅葉名所があるので、それぞれのその場所ならではの特徴なんてコメントに入れてくれたらいいな〜〜(ずうずうしい?)。関東地方に戻ったら、一度はやっぱり京都の紅葉を見たいからね〜〜!
こあひる
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- soramameさん 2013/11/18 09:57:40
- 圧巻ですね!
- 撮ってみたい風景写真、色味だったり、構図だったり、こちらの旅行記にギュっと詰まってて、私もこんなお写真撮れるようになりたいなぁと思いながら拝見させていただきました!
そ!
- soramameさん からの返信 2013/11/18 10:49:38
- RE: 圧巻ですね!
- ↑↑
スマホが固まって勝手に送信されてしまいました(+_+)
それにしても圧巻でゴージャスな紅葉は見事ですねぇ(・。・
soramame
- こあひるさん からの返信 2013/11/21 20:35:20
- RE: 圧巻ですね!
- soramameさん、こんばんは〜。
そ!で締めくくられていたので、次からそ〜ちゃんとでも呼ばせていただいていいのかなと思っちゃいました。
同じような写真ばかりの長〜い旅行記にお付き合いくださって、いつも感謝しています。
これからもどうぞよろしくお願いしますね!
こあひる
- soramameさん からの返信 2013/11/22 11:44:09
- RE: 圧巻ですね!
- こあひるsama
おはようございます♪♪
そ〜ちゃんです(●^o^●)笑
そちらは楽天お祝いムード一色でしょうか??
ほんとに今まで東北とはご縁がなかったので
こあひるsamaの旅行記をとおして
いつも楽しませていただいています
同じ場所でも角度が変われば表情も違って
どのお写真も新鮮で楽しいデス♪♪
風景だけじゃなくて
美味しそうなお食事もたまらなくキュンしてます(^−^)
寒くなりましたので
どうぞお身体ご自愛ください(●^o^●)q soramame
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- n.arakiさん 2013/11/18 08:34:22
- 素晴らしい!
- こあひるさん、おはようございます。
この写真、カッコイイ!!!
綺麗な写真たくさん見せて頂きました。
ありがとうございます。
n.araki
- こあひるさん からの返信 2013/11/19 08:56:08
- RE: 素晴らしい!
- n.arakiさん、おはようございま〜す。
きっと多くの人が撮ってみたくなる人力車と紅葉と黒板塀・・・でも、思うような場所にいてくれなかったり、交通標識が入っちゃったり、たくさんの人が遮っていたり、ちょうどいい動きを捉えられなかったり・・・と、狙うとすっごく難しいですね〜(笑)。
こあひる
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- わんぱく大将さん 2013/11/18 05:41:19
- 紅葉より武家屋敷
- こあるひるさん
紅葉も素晴らしいですが、わたしゃ武家屋敷に目が行く人間で。
人力車、乗るより、ひっぱるほうが好きかな。 大将
- こあひるさん からの返信 2013/11/19 08:29:26
- RE: 紅葉より武家屋敷
- 大将さん、まいど〜〜!
ちょっぴりご無沙汰してしまってすいません!
建築物の好きな大将さんにも、角館はなかなか見ごたえある街だと思いますよ〜(って、行ったことあるかな・・・)。
スペインを訪れた際には、ぜひ人力車でご案内してくださいな。
こあひる
- わんぱく大将さん からの返信 2013/11/22 11:02:05
- RE: RE: 紅葉より武家屋敷
- > 大将さん、まいど〜〜!
>
> ちょっぴりご無沙汰してしまってすいません!
>
> 建築物の好きな大将さんにも、角館はなかなか見ごたえある街だと思いますよ〜(って、行ったことあるかな・・・)。
>
> スペインを訪れた際には、ぜひ人力車でご案内してくださいな。
>
> こあひる
こあひるさん
7階までいつも階段で上がるのですが、人力車は、もっと体力いるかもですね、鍛えないと。しかしそのころには、違う国の住人になっておるでしょう。
大将
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- 大目付さん 2013/11/17 15:22:08
- 光が綺麗
- 透過光で見る紅葉が美しいですね〜。
〜大目付〜
- こあひるさん からの返信 2013/11/19 08:26:05
- RE: 光が綺麗
- 大目付さん
お天気がいい時には、こういう輝くような紅葉が見られるので美しいのですが・・・一方で、コントラストが大きいので、全体が同じような明るさにならず、部分的に白とびしたり、部分的に真っ暗になったり・・・と難しいです。
こあひる
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- aoitomoさん 2013/11/17 13:31:03
- 紅葉トンネル〜
- こあひるさん
黒板塀の紅葉はトンネル状で、まさに鬱蒼と茂る紅葉という表現がぴったりで圧倒されます。
こんなところが日本にあったのかと思う素晴らしい光景です。
角館樺細工伝承館の人力車がまた絵になりますよね〜
これは、同様に桜シーズンは期待できますね〜
こあひるさんに期待してしまいます。
青柳家や石黒家などの武家屋敷などもあり見所満載ですね。
特に石黒家の室内や蔵がすばらしいですね。
そして夜はライトアップもあるんですね。
こあひるさんご夫婦共々本当にお疲れ様ですがどんな光景なのか楽しみです〜
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2013/11/19 08:20:41
- RE: 紅葉トンネル〜
- aoitomoさん、おはようございま〜す!
通りまであんなに隆々とはみだす紅葉は、まさに圧巻でした。
神社仏閣のお庭の真っ赤な紅葉も美しいですが、こちらはまた違った紅葉の風景ですね。
人力車は、鎌倉に比べると乗っている人が多かったですね〜。紅葉のシャワーの中を走ってもらうのは、気持ちがよさそうです。
今回は、武家屋敷にある色々な展示までゆっくりと見ているヒマはなかったのですが、興味がある人が見ると、代々受け継がれてきた貴重な資料がたくさんあるのでしょうね。
こあひる
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