韓国・ウズベキスタン旅行記９

2013/08/10 - 2013/08/18

8月15日

列車でタシケントへ戻る。午前11時過ぎの列車だったので、ゆっくりと朝食を宿で食べて9時半頃にチェックアウトした。旅に出ると貧乏性からか時間がもったいなく感じ、午前6時くらいから動き始める習慣が身についてしまっているので、9時半に出発すると違和感を感じた。

レギスタン広場前まで歩いて行き、そこからタクシーでサマルカンド駅に向かう。警察が交通整理をしている横でタクシーを止めたせいか、駅までは思っていたよりも安い価格で乗せて行ってくれた。2日前にも一度駅には行っていて、意外に遠い事は把握していたけど…。やっぱり遠かった。

タクシーを降りる。この時点でまだ10時過ぎ。列車の時間まではまだまだある。駅の敷地内に入るのにパスポートと切符のチェックがあった。時間があったので、そこにいた警察官に構ってみる。彼らも基本暇なので、椅子に座って適当に話をした。「大丈夫かな!?」と思って「写真を一緒に撮っていい!?」って聞くと、すぐに「ＮＯ！」と返答される。結構フレンドリーなウズベキスタン人が多いけど、警察は別の様だ。ただ、ガイドブックには空港や駅などでは写真撮影不可って書いてあったけど、「駅なら撮ってもいいよ」と言ってくれた。駅の写真を撮って、彼らとお別れをした。

荷物をX線に通し、駅舎の中へ。駅舎の中は入ったところが待合室になっていて、そこで列車を待った。少しすると日本人ツアー旅行者で一杯になった。こんなにもたくさん日本人が来ていたんだとびっくりした。

列車は20分程度遅れて到着。事前に車両番号等々聞いていたので、問題なく列車に乗ることが出来た。この列車でタシケントまでは3時間半の乗車。車窓を楽しもうと思っていたけど、いつの間にか寝ていて、あっという間にタシケントに着いた。

タシケントではあらかじめホテルを取っていたので、そこへ向かうのみ。とはいっても、場所が良くわからず…。女性に場所を聞いたら、非常に親切に教えてくれた。こういう時、目印になるようなホテルを取っておいて良かったと感じる。

ウズベキスタン最終日は4つ星のホテルウズベキスタンにした。地下鉄の駅を出ると、目の前にでっかいホテルがそびえたっていたので、迷うことなく到着。鞄を置いて、すぐに前日までに書き終えていた絵葉書を出すために郵便局へ向かう。ホテルからは全然歩いて行ける距離。ガイドブックの地図を見ながら移動した。

簡単に行けるもんだと思ったら、とんでもなかった。地元の人に聞いたら、何人もの人に間違った方向を教えられ…。大混乱。一度間違えると、訳が分からなくなった。結局高級そうなホテルに入って聞いたら、英語も通じるし何とかなると思い、ホテルを見つけて中に入った。

そのホテル、後で知ったけど5つ星のホテルだった。非常に親切に教えてくれ…。フロントにお礼を言って郵便局へ向かって歩いて行くと、後ろからドアマンが走ってきて、「わからなかったら、この紙を見せたら大丈夫」といって、紙切れを一枚手渡してくれた。本当に親切な人に出会えてよかったと感じた。

何とか郵便局にたどり着くことができ、結局3時間くらい無駄な時間を費やしてしまった。その郵便局も外から見ても何の目印もなかったので、通り過ぎてしまったし…。旅行者には不親切な国かもって感じる。道に迷ったら、大きなホテルのフロントで道を聞くといいと感じた。

この後、ガイドブックに書いてあったレストランで夕食を食べるため向かう。このレストランもまたわからんところにあって、地元の人に聞いてやっとこさたどり着くことが出来た。なんか団地の中にあったような気がする。

中に入ると、なぜか従業員の一人に携帯電話を手渡され、「知り合いは英語を専攻しているから話をして」と言われ、私自身英語もろくに話せないけど、料理を待っている間話をした。何で電話を手渡されたのか…。わかりません。

御飯を食べてまた散歩。ホテルまで30分位あったと思うけど、買い物をしながら歩いて戻った。

（続く）

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

宿にて。
ここの宿、周りの宿はどこも一杯やったけど、
宿泊客は私しかおらず…。
えぇ〜〜宿やったけど、宣伝不足かな!?

ブハラからサマルカンドに戻るバスの中で、ずっと構ってくれた子供から貰った小さなリンゴ。なかなか食べることが出来ず…。腐らしてしまったら勿体ないって思い朝に頂いた。

宿の中庭。このホテルのオーナーと話していたけど、毎月250ドルでこの敷地を借りているとの事。だけど、観光客がおらず…。

ホテルの運営も大変だって話していた。

ホテルの外観。ガイドブックにも載ってないし、誰かに紹介してもらわないと、この宿にはなかなかたどり着けない。

宿の前の道。民家の中にホテルは位置してた。この辺りの住宅の住人は私を見るたびに声を掛けてくれる人が多くて、歩いてるだけでも楽しかった。

一応、街灯なんかもあるけど、電柱は木製。昔の日本もこんな感じだったんやろうな〜〜。

宿の朝食。果物をたくさん出してくれた。どれも美味しく頂きましたが、こんなにもたくさん食べられる訳も無く…。

朝食後宿を出発し、レギスタン広場前でタクシーを拾い、サマルカンド駅前へ向かう。警察官が居るところでタクシーを拾い値段交渉したので、思っていた価格よりも安くいってくれたような気がする。

サマルカンド駅などでは写真撮影がダメみたいやけど…。駅の敷地内に入るにはパスポート及びチケットを提示。大分列車の時間まで時間があったので、そこにいた警察官と話をした。警察官と一緒に写真を撮ろうって言うと、やはりＮＧだった。

荷物をＸ-線に通し、駅舎の中に入った。駅舎には売店なんかが無く…。というよりはよう見つけなかっただけ!?ロシアっぽい建物でした。

列車の時間が迫ってくると、人々が集まってきた。意外に日本人ツアー観光客が多いことにびっくり。待合室にいる3分の1以上の人が日本人やったような気がする。

駅舎の中にはウズベキスタン国鉄関連の展示物が多数。

駅に掲載してあったウズベキスタン国鉄の時刻表。

プラットホームにて。

しばらくすると、高速鉄道アフロシヤブ号がタシケントから到着。毎日1便あるようですが、土日は2便あるみたい。今回、この列車に乗ってタシケントへ行きたかったけど、時間が合わず。

列車は3クラスに分かれているようで、一番上のクラスの扉にはVIPの文字が書かれてた。

アフロシヤブ号の前から。この列車だとタシケント〜サマルカンドまで2時間ちょっとで行けるようです。

今回はこちらに乗りました。ブハラ〜サマルカンド〜タシケントを結ぶ「特急・シャルク号」です。列車は20分前後遅れて到着。タシケントまでは3時間半位掛かった。

2等座席に乗車。列車内は広いけど、冷房が効いてなかったような…。座席は全部埋まっていたけど、一応全席指定席なので、立っている人は無し。

そして、車内にはテレビモニターが4つ。映画かなんかが流れていたように思う。

列車がタシケントに着き、地下鉄で予約していたホテルへ移動。今回はウズベキスタンの人ならだれでもわかるホテルを選んだので、歩いている人に聞いたら簡単に着けた。

タシケントにはあまり安いホテルが無く…。このホテルは4つ星で6000円/泊くらいでした。

ホテルの客室。13階？15階？の部屋だったので、見晴らしも良かった。WIFIもしっかり飛んでいて、ネットをするのも全く問題なし！

一応イスラム教の国なので、天井をみるとメッカの方向を記す矢印があった。

ホテルに荷物を置いた後、絵葉書を送るために郵便局へ。地図を見る限り、歩いても全然問題なさそうな距離なので、歩いて行くことにした。道がわからなくなり、人に聞くがみんながみんな全然違う方向を教えてくれ大混乱。30分位で行けるところが、3時間かけて郵便局へ。大きなホテルのドアマン、フロントが親切に教えてくれなかったら、どうしようもなかった。

一仕事終え、地球の歩き方にかいてあったレストラン・ブハラへ。このレストランもアパートの中にあり、地元の人に聞かないとまずわからん。このレストランのメニューの中に日本サラダなるものがあった。注文したかったけど、生野菜は避ける。

だけど、結構たくさんの人で賑わってたところを見ると、美味しいんだろうな〜〜って相当期待する。羊のシャシリクのみを注文。

ここのシャシリク、本当に旨かった。全部で大きいものを6本位食べた。

付け合せのオニオンにお酢を掛けたもの。生野菜は避けてたけど、お酢が掛かってるので大丈夫と勝手に判断し、シャシリクと一緒に食べる。

色んなウズベキスタンを代表する食事が並んでいた。

食事を終えて、歩いて宿に戻る。

宿のバルコニーからは方々を見渡すことができ、綺麗！

そして最後、暑いとどうしても食べたくなります。アイスクリームを。
へぇ〜、スニッカーズのアイスクリームがあるんや。って思って早とちりして買ったけど…。よく見ると全く別物でした。字の感じが似てるので…。紛らわしい。って思いながらも、美味しかったので結果オーライ！

レストランから戻ってくるとき、スーパーでグルジアで食べて美味しかったお菓子を見つけたので購入。このお菓子、外はパイ生地で中にはたっぷりのキャラメルソースが入っているもの。グルジアで食べた時は本当に美味しく感じたけど、ウズベキスタンではもう一つ美味しくなかった。これはロシアを代表するお菓子なのかどうか…。