韓国・ウズベキスタン旅行記７

2013/08/10 - 2013/08/18

8月14日（前半）

相変わらず朝早く目を覚まして、サマルカンドへ戻ることにした。列車は満席という事で、バスかタクシーでの移動となる。タクシーはサマルカンドからブハラへくる際に利用し、途中で他のタクシーに乗り換えさせられたりしたので、バスで戻ろうと思っていた。

朝、朝食は用意してくれへんと思ってたけど、スタッフから「今から準備するからご飯を食べていき」というので、朝食を頂いてから出発。本当にいい宿でした！

タクシーが来そうな場所まで歩き、タクシーを捕まえる。あのバザールの前でバスを探すのかと思ったら、比較的近い場所にあるバスターミナルへ連れて行かれた。そこにはバスは当然の事、サマルカンド、タシケントへ行く乗り合いタクシーの運転手も客引きをしていた。

タクシーを降りると、そのタクシーと乗り合いバスの客引きに声を掛けられる。タクシーはバスよりも400円位高かった。帰りはバスと決めていたので、迷うことなくバスを選択。バスはほぼ満席だった。座席に荷物を置いてトイレに行き、戻ってくるとすぐに出発した。バスの出発時間はかなりアバウトで、恐らくバスが満員になれば出発という事だと思う。

バスは2台止まっていたけど、2台ともタシケント行き。サマルカンドへ行くには途中で降ろしてもらう事になった。どこで降ろされるか…。不安はあったけど、タクシーを捕まえれば何とかなるって思った。

バスはやっぱりボロボロ。このバス、空調設備はあるけど、ウズベキスタン仕様に改造されていて、屋根から風が入るようになっていて、暑かったけど冷房が入ることはなかった。ガソリンが非常に高い事が影響してるのかな!?と思う。

ブハラからサマルカンドまでは4時間くらいの行程。特に何をするわけでもなかったけど、斜め前の女の子にお菓子をあげたら、それ以降色々と構ってくれたので、その子と遊んでたらあっという間にサマルカンドへ到着。子供っていいな…って感じた。

バスが止まった場所は行きにブハラへ行く乗合タクシーに乗った場所の近くだった。そこからタクシーを拾ってホテルを探した。目当てにしていたホテル…。一軒目は満室。二軒目も満室。冷やかしで入ってみた4つ星のホテルもやっぱり満室。という事で、2日前にホテルを探していた際、紹介してもらった観光客がほとんど居なくて、ガイドブックにも載っていないホテルへ向かった。

そのホテル、やっぱり観光客は宿泊しておらず…。部屋も当然空いていたので、即決し宿泊するのでした。

（続く）

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

ブハラのホテルで出してくれた朝食。朝が早かったのに出してくれた。

朝食を食べた後、タクシーでサマルカンドへ行くバスが出発するバスターミナルへ直行。

奥にタシケント行きのバスが止まっていた。その手前の車は多分乗合タクシー。

タクシーを降りると、乗り合いタクシーとバスの客引きから声を掛けられた。行きにタクシーに乗ってあまりいい感じじゃなかったので、バスを選択。バスの方が400円ほど格安。

ブハラからサマルカンドまでは4時間くらい乗りっ放しになりそうなので、鞄をバスの中に置いてトイレへ。入口でお金を払い中に入るとびっくり。超簡易トイレでした。グルジアのゴリにあったバスターミナルのトイレはあまりの異臭に吐き気がしたけど、ここはそういった感じは無し。

バスの車内。バスはウズベキスタン仕様になっていて、天井が開くように改造され風が入るようになっていた。冷房が付いてるのに…。と思いはしたけど、どうもガソリンが高いようだ。

ウズベキスタンの大地。

途中、バスは急ブレーキ。トラックに当たりそうになったらしい。運転手とそのスタッフはバスを飛出し、トラックの運転手としばし口論。10分位経って怒りが収まったのか、全員バスに戻って再び出発。ウズベキスタン人は運転が本当に荒い！

バスはウズベキスタンの大地を走ります。

しばらくして、乗務員がお金を回収に来る。バスの代金は確かサマルカンドまでは25,000スムだったかな!?タシケントへ行く人はさらに多くのお金を支払う。私は1000スム札を25枚手渡した。満員のバス、1人1人から25枚以上のお札を渡すと、それなりにお札を確認するのに時間がかかっているようだった。回収されたお札は大きな手提げ袋へ。50人近く乗っていただろうし、ざっと計算して、1250枚以上のお札が入っていたことになる。

バスに乗ってる間、斜め前に座っていた女の子に飴ちゃんをあげたらそれ以降、ずっと構ってくれた。おかげで4時間の旅はそんなにも長く感じなかった。子供って本当にかわいい！

バスは宅配便のような役目も果たしているようだ。途中、バスが止まり、じゃがいもをトランクに入れ、再び走りだした。

4時間半後、サマルカンドに到着。ずっと構ってくれていた女の子に別れを告げて、後ろ髪をひかれる思いで下車した。着いた場所は、ブハラへ行くときに拾ったタクシー乗り場の近く。

タクシーを捕まえて目当てのホテルへ。2，3軒回ったけど、全部満室。仕方なく2日前に見に行ったホテルへ。そのホテルはガイドブックとかに載っていないホテルだったせいか、宿泊客は私のみでした。ツインルームで朝食付き、30ドル。