2012/08/12 - 2012/08/18
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Minty Pinkさん
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今回の旅の最大の目的地である「エッシャー美術館」を訪ねる日がやってきました。
その前に、午前中はフェルメールの生まれた町、デルフトに足を伸ばします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ちゃんと起きられました。6時には朝食の準備完了。
この大きいテーブルはとても便利。 -
昨日買った食材と前の残りで朝ご飯。
クロワッサンサンド、サラダ、スクランブルエッグ、ヨーグルト、オレンジジュース、テーブルの葡萄。 -
6時50分には出発。今日はデルフト&ハーグに遠足。いろいろ考えて、デルフトを先に見てハーグに移動し、エッシャー美術館に時間をかけることにします。
この旅行の最大の目玉は連れ①にエッシャー美術館を見せること。
青空がまぶしい。こんなに天気がいいなら新教会に登ってもいいかなぁ…と思い始めるが、まだ悩み中。
いつものトラムストップに向かう途中、ゴミ収集車を発見。地下のゴミボックスを引き上げて、回収車にガバーっと捨てていく。連れたちは「ケアンズにもあったじゃん」と言っている。そうだったかも。 -
6時57分のトラムに乗って駅まで。デルフト行きの切符を買います。片道全員分で35.6ユーロ。
7時27分の電車に乗って約1時間の旅です。この日の計画はろくに立っていないのです。いつもは行動する上で迷わないように綿密な計画を立てるのですが、この夏の諸般の事情によって最終日まで計画が到達せず。遠足なのに、かなりおおざっぱな流れを書いたA4裏表1枚の計画を片手に1日過ごすので不安。 -
電車はこの旅で乗った中では最もきれいでした。2階建て車両の2階。これ、2等車でいいんだよね?と思うほど快適。
途中ライデンに止まる。シーボルトファン?の連れ②は「降りたい」とか言っているが、また今度にしてくれ。 -
ライデンを過ぎると DenHaag laan v NO1(なんだかオランダの駅名ってすごく分かりづらい…)、DenHaagHS に止まり、そしてDelftに到着。8時半前です。順調。
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デルフト駅の上半身…。しかし、引いてみると…
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大工事中。
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駅の外へ出ると、トラムの線路がありました。これでハーグへも行けるわけだけど、普通の列車より時間がかかるからなぁ。
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線路沿いの道を歩いて、表示に従って街中へ。
遠くに見える教会は旧教会らしい。連れ②が、「あれ、傾いてるよね。」え、そうか?…あ、本当だ傾いている。大丈夫なのかなぁ。アムステルダム市内の建物も傾いてるように見えるものがちらほらあるけど。オランダはそんなもんなの?
教会の説明書によると、運河を埋め立てたところに作ったから地盤が緩かったと。心配されてたけど取り壊しの危機を超えて、今は安定してるし、つねにモニターされているとか。 -
歩いて10分ほどでデルフトの市街地へ。小さな落ち着いた街。ここも運河がたくさん通っています。
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フラワーバスケットが飾られて、外灯もおしゃれ。
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9時前。運河沿いではマーケットの準備。
近くにTourist Infoがあったけどまだ開いていませんでした。トイレもあったけど例によってコインが必要。適切なコインがなく、使用できず。 -
もうすぐ9時だから教会の鐘が鳴るんじゃないか?と思って新教会と旧教会が両方見渡せる角に立って待ちました。
お店のたたずまいがかわいらしい。 -
やがて教会の鐘が鳴り9時を打つ。
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マルクト広場の市場は木曜開催。それを狙って今日にしてよかった。
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野菜やチーズなんかが華やかに並べられてとてもいい感じ。
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でも、まずは教会の塔に登りましょう。前年、ロンドンはセントポールの一番上の回廊をパスした私だが、もう迷いはないよ。こんないい天気なんだし登らない手はないと決意。教会に入ってチケットを買います。
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中は私たちと、先客が一人。厳かなパイプオルガンの響きに「いいねぇ」と言う連れ①。しかし、パイプオルガンは見えるけど演奏してる様子がない…。
CDプレーヤーを発見して「なーんだ」とちょっとがっかり。まあ、そんなもんでしょう。 -
奥に入ってお手洗いを借りました。ほ。
オランダと英国王室のつながりを書いた図もありました。オレンジ公ウィリアムがオランダからよばれて、メアリ二世と共同統治をしたんだから、つながってるんですよね。 -
オラニエ家代々の墓やグロティウスの墓もあるとか。例によって床に墓石が並んでいるわけです。
真ん中の立派な霊廟はオランダ建国の祖オラニエ公ウィレムのもの。 -
周りは立派なステンドグラスがたくさん。聖書のテーマを扱ったものの他、オランダ王家の人たちを描いたものも。
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William ? & Mary Window
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アップでどうぞ。このお二人が英国を共同統治したのですね。
前年の8月に、ロンドン塔でこの方々の戴冠式の王冠や勺などを見せていただきましたよ。共同統治だから、なんでも二つずつ。 -
教会の入り口近くには2008年製作の蝶をモチーフにした新しいステンドグラスも。30分ほどで一回りして、いよいよ塔に登りましょう。
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塔の高さは108.75メートル。376段の階段をのぼると、約80メートルの高さから街を見下ろすことができる。
階段はとても狭い。お相撲さんは無理だろう…。上から巨体の人が降りてきたらすれ違えないだろうな…。
途中で外に出て眺められるところあり。ここもそれなりにいい景色だけど、がんばって上までのぼりましょう。この写真は途中からの景色。あれは市庁舎。 -
旧教会が見えます。美しい街並みです。
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連れたちは体力があるのでどんどんのぼります。ついていけません。
途中に教会の鐘をならす巨大オルゴールの部屋を発見。 -
登り始めて10分で頂上へ。おおー、のぼってよかった。空はすばらしい青空。かわいらしい家並み。
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塔から見下ろす新教会。
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旧教会の塔がよく見えます。フェルメールはあそこに眠っています。
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さっきとはまるで高さが違います。広場のマーケットの屋根があんなに遠い。
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デルフト駅の方面。
晴れた日にはハーグまで見えると言うけど、どっち? -
運河が遠くまで延びているなあ。
しばらく景色を楽しんだ後、上って来た階段を戻ります。さすがに登りよりは楽。
途中、さっきの巨大オルゴール?が10時の鐘を打つのを間近で見ました。いいタイミング。 -
グロティウスさんの像をパチリ。けっこう大きい。
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マーケットをぷらぷら歩いていたら、
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ニシン屋台発見。もうこれは買うしかないでしょう。「ニシンサンド」2.5ユーロを買いました。「タマネギつける?」と聞かれたので「もちろん。」
マーケットの端っこに寄って、立ち食い。連れ②はなんか微妙な反応でしたが、まずくはないらしい。連れ①は「魚好き」だけあって、おいしいと言って食べていました。私も食べてみて…、まあまあじゃない?おいしいんじゃないの、生魚に抵抗がなければ。うん。Herring 制覇。 -
飲み物を探してうろうろ。
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結局外にテーブルが出ているカフェで一休み。「真珠の耳飾りの少女」の絵のついたメニュー表から選びます。連れ①オレンジジュース2.8ユーロ、連れ②ペプシコーラ2.65ユーロ、私がたのんだIced Tea2.65ユーロはまたもや炭酸入り…。アイスティーは炭酸が普通なんだと自覚すべきでした…。
で、メニューに書いてあるflesjeの意味がやっとわかりました。「瓶入り」ってことなのですね。flesjeではないフレッシュオレンジジュースで、連れ①は当たり。まあ、瓶入りのやつも氷入りコップがついてきたけどさ。でも、なんで炭酸…。またはずし気味の飲み物になんだかおかしくなって「ぎゃはは」と笑いながらすばらしい天気とマーケットの雰囲気を楽しむ我々。
支払いはどうするのかなと思って見ていると、お金袋を下げたおねえさんが回ってきてくれるのでした。 -
さて、そろそろ移動です。デルフトを先にしたのは、教会が9時からで、ハーグの美術館が11時開館だから。本当はフェルメールゆかりの地を歩いたり、もっとゆっくり過ごしたいところではあるけれど、ハーグへ移動しなければ。
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帰り道はサインに沿って歩きました。来るときはわからなくて、交通量の多い通りを歩いてしまったけど、1本道が違うと雰囲気がまるで違います。
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Koornmarktという運河沿いの通りは気持ちの良い散歩道。運河の向こうにかわいらしいホテルも見えます。この町にも一泊してみたいなぁ。クルーズの発着所もありました。
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足下を見ると、白地に青で字が書いてあるタイルが埋め込まれています。デルフト焼きかな?
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なんて書いてあるかわからないけど。
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こんなのも。
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どこもかしこも絵になるなあ。
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サインに従って右折。一本駅よりのOude Delftという通り。
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さらに狭い小路を抜けて駅へ。
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デルフト駅の券売機は「小銭じゃないとダメ」というタイプでした。アムステルダムの駅ではカードが使えたのですっかり油断していましたが、ここのはVisaとMasterのマークに×がついている!本気で「小銭のみ」と言っているらしい…。
しかたがないので売店に向かい、水を1.6ユーロで買って小銭を手に入れました。おもしろそうな飲み物もありますね。 -
デルフトからハーグへの電車は15分おきくらいに出ています。11:15デルフト発、11:33ハーグ着。
5日目後半、ハーグに続きます。
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