アムステルダム・ハーグ・デルフト旅行記４日目 ★アンネ・フランクの隠れ家とArtis Zoo★（2012.8.15)

2012/08/12 - 2012/08/18

午前：アンネ・フランクの隠れ家→レジスタンス博物館

午後：アムステルダム動物園

いよいよアンネ・フランクの隠れ家を見学します。
連れたちの心に人間が忘れちゃいけない大切なことが刻まれますように。

午前中は重い内容。午後は連れたちのお楽しみ優先です。
「いい年した男子が動物園かい？」とお思いでしょうが、
好きなものは仕方がないのでした。

これまで、幼い時から各国の動物園をどんだけ巡ったことでしょう…。

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

６時半ごろ起きる予定が、やっぱり疲れがたまっているので起きられるわけがありませんでした。連れ②に起こされたのが７時１０分。寝過ごしたかと心配したみたいだけど、大丈夫。アンネフランクの家の予約は９時２０分だし、８時すぎにここを出ても余裕。

昨日Marqtで買ったもので朝食を整えます。キッシュの残りとクロワッサンサンド、スクランブルエッグとサラダ、オレンジジュース。ご飯が終わって連れ①が食器を洗う。よしよし。

８時半前に部屋を出発。真っ青な空。

アパートの通りに咲いていた夏の花。

いつものトラムストップから８時４０分にトラムに乗り、ダム広場へ着いたのが８時５０分。ここのahは大きいです。入らなかったけど。

すぐに乗り換えて一駅で５分後にはWestermarktに到着です。９時ちょっと前にはAnne Frank Huisに着きました。すでに長い列。我々はチケットをもっているので前に確認してあった別の入り口へ。他にも一組オンラインチケットをもっているグループが来ました。

９時になり西教会の鐘が鳴る。ドアの前にいる係の人に「何時のチケットか？」と聞かれました。入れるかどうか中のスタッフに聞いてみるとのこと。結果OKで、予定より早く入れることになりました。

ご存じのように、中は撮影禁止のため、写真はありません。でも、この見学地は連れたちにも深い印象を与えたはず。ここを見て考えたことをきちんと覚えておいてほしいなあ。

のどが乾いたのでミュージアムカフェへ。広々としてきれい。各テーブルに飾られた赤い薔薇が印象的。ここで、連れ②はオレンジスムージー、私は苺スムージーを、連れ①はファンタオレンジを注文する。うーむ、またはずしてしまった。オランダの飲み物チョイス恐るべし。「コップに入った冷たくておいしいスムージー（シェイクみたいなの）」を勝手に想像していたが、出てきたのはプラスチックボトル入りのだった…。しょぼん。すごくまずくはないけど、普通のジュースにしとけば良かった。またしても連れ①の飲み物が当たり。

窓際の席からは西教会側の道路が見下ろせる。どうやらすごい列ができている様子。もう１１時近くになっていて、２時間ほど見学にかけたことになります。

連れ①の日記には「自分が当時のドイツ人だったらどんなふうに行動していただろうか。ユダヤ人を救う側に立っていたと思いたいけど、戦争という状況下ではそうならなかった可能性もある…」というようなことが書かれていました。

１１時１５分、外に出て見ると、その列は公園の端まで伸びていました。中に入れるまでにどれくらい待つのでしょう。

西教会。

公園の角を曲がり、通りを渡ってトラムストップへ。目の前にフリッツ屋の屋台があります。あの屋台、閉店中はゴッホのPotato Eatersのパロディが描いてああります。農民がフリッツを食べているという。「どうかと思うよねー」などと話しつつ、もう一つのオランダ名物のHarringはいつ食べられるんだろう。屋台があったら迷わず行かないと。

他のトラムは来るけど、１４はなかなか来ないなー、あ、やっと来た。…その瞬間連れ②が「あ、ニシンの屋台…。」なんとフリッツ屋の５㍍左にもう一つ屋台があって、そこでHarring売ってるじゃないの。あああ。チャンスを逃した…。仕方ないので見送ってトラムに乗るのでした。

ダム広場→ムント広場→レンブラント公園の通りを抜けて、ワーテルロー広場を通過。Plantage Kerklaanというストップで降ります。Dutch Resistance Museumへ。ここは連れたちの楽しみである動物園の通りをはさんで反対側。１１時５０分。

Iamsterdam City Cardで無料。なんだか人が少ないねー。「それなのに受付には３人もいて、おしゃべりなんかしちゃってどうなの？」とか批判的は連れたち。

ドイツに占領されたオランダの人たちの抵抗の歴史を扱った博物館なのですが、受けが悪かった。「早く出ようよ」モード全開。オランダ人のモラルジレンマなんかを扱っていて勉強になるんだけどね…。連れ②なんかとっとと２階まで行って「つまんない。もう出よう」と言ってる。私ももう少し予習してくるべきだった。

そんなわけで１２時４０分。動物園(Artis Royal Zoo)へ。世界で３番目に大きく、ヨーロッパ大陸で１番古い動物園なんだそうです。ここもIamsterdam City Cardでフリーパス。

なんたってここの入場料は大きいですよ。ひとり18.95ですから。ここに行くと決まっているならIamsterdam City Card買いですね。

まずは、入り口近くのベンチに座ってらくだや水牛を見ながら計画を立てよう。まずは昼ご飯だ。どこにする？何カ所かあって、あーでもないこーでもないと話し合った末、一番近くのPlanetariumcafeへ。

まあ、連れたちにとっては昼ご飯なんてわりとどうでもよくて、当然動物メイン。

いい年をした男子たちなのですが、好きなもんはしょうがないですね。

ここは水族館も併設されており、連れ②の将来の希望職業は水族館職員だったりするし。

まずは連れたちを買い物に行かせる。遠くから見ているとなにやら『トレイや皿がイマイチきれいじゃない』とかなんとかもたもたしている様子だが、なんだかんだ言って食べたいものは買い込んできた。

連れ①は普通のドーナツ１個2.50。連れ②は２個なんだがこれがいかにも。１つはスプリンクルでカラーチョコスプレーがパラパラ2.00、もう１個がシマウマ柄1.50。このチョイスが性格を表していると思うぞ。

２人でコーラ１本2.20。合計8.20。こんなんで足りるの？大きいけどさ。

まあ、あとでどうせおやつ食べるんだろう。

これ、私の。アップルクランブル3.00と赤と黄色が派手なスムージー3.00で合計6.00。

１３時２０分。まずはForest Houseへ。熱帯の生物がいるところのようなのだが、入っていきなり足下を駆け抜ける小型のサルみたいな動物あり。びっくり！

その辺にカエルやトカゲ。その気なら触れちゃう。空中に渡した綱を走り抜けたり、じっと木に留まっているサル類（名前がわからん）。

なかなか楽しいところ。

隣接しているBird Houseも同じような作りで、間近にいろんな鳥が見られる。

猿山見学。上野動物園みたいな猿山がある。小猿がお食事中。

その先にはフラミンゴ池。フラミンゴ見ながらお食事ができるちょっとお高いレストランあり。

その裏手にはChildren's Farm。

くっつきあうもふもふウサギ。

次に現れたのはゾウガメ。ゾウガメはゾウガメらしく？じーっとして動かない。でも、子ゾウガメは活発。もそもそ動いて地面に生えてる草を食べています。

しばらく歩いてLion Terraceへ。「お、めずらしく雄ライオンが活発！」と、思いきや、すぐに動くのをやめちゃう。なーんだ、やっぱりね。

で、ここも子ライオンが元気。あっちこっち駆け回って、雌ライオンに軽く噛みつかれて観客は「おお！」と一瞬どよめいたがあれは躾なのか、愛情表現か？

隣はReptile House。連れたち、特に②のツボ。トカゲとか、なぜか３匹連なって泳いでいる亀とか蛇だのワニだの。

これ、なんていうの？

これはワニね。

外に出るとヤマアラシ発見。カメラに迫って来るなどのサービスあり。

うちで人気のプレリードッグもいる。棒もってじっとしているが、何に使うのだ？

しばらくするとやたら活発にその棒を食べ始めた！それって餌だったのか？

そのうち観客の前まで来て立ってアピールしたり、顔を高速でかきかきしたり（かわいい）、カメラに迫ってみたりとなかなかのサービスぶり。

ここのプレーリードッグはポイント高いわあ。

ほぼ左右対称。

頭のふさふさにさわりたい。

動物園だし、ゾウはいる。

途中で３時のおやつ。暑かったからアイスクリームでも。奥にあるDe Twee Cheetahs Restaurantというところに入ってみました。天井がとても高くて明るい日差しが入る広いレストランです。外に出ているアイスクリームスタンドへ。それぞれチョコや苺のソースをかけてもらうが、甘かった…。「ソースなしで良かったね…。」と言いながら食べました。

あらいぐまね。

連れたちは「動物命」だが、私は植物派。

幼少の頃は、植物図鑑を抱えて歩く少女だったのよ。

ペンギンコーナーです。前評判で知っていましたが、池の水が濁っていてあんまりいい環境じゃないように見えます。

前年にロンドン動物園のペンギンコーナーを見たのですが、リニューアルされたばかりで、元気に嬉しそうに高速で泳ぎ回るペンギンたちが、そりゃ印象的でした。ここのペンギンたちがロンドン動物園の噂を聞いたら（？）、みんな転勤
希望出すんじゃないの〜？

ここの近くにはスナックキオスクが出ていて椅子が並んでいました。その椅子を持ってきて座ってペンギンを眺める人々多数。

ペンギンコーナーの裏手。いよいよ水族館へ。（連れ②の将来の希望職業は水族館職員…。）この時点で午後４時。もう、３時間もここにいるってこと？

まだまだ日は高い。

真っ青なカエル。毒ありだったような。

私にはなんだかよくわからないのですが…。

とにかく全種類の魚を撮影する勢いの連れ②。

えーと、これはエイ。

カサゴかなんか？

ウニ。レタス食べてる？

ナマズですかねぇ…。

水族館に４０分もかけた。

Sea lions発見。

手前にボスがどーんと寝転がり、その横に母子がいる。授乳中。

その他にも元気よく泳ぎ回っているのが何頭かいて、そのうちアウアウすごい鳴き声を出し始める。それが客寄せになったか集まる観客たち。張り切るSea lions。そしてびっくりすることが。

タイミングよく写真が撮れなかったから、こんなんだけど。

ケンカを始めた二頭。一頭が、高さ1.5?の台の上から水に飛び込んで他方を威嚇していたのですが、なんと逆もやってくれましたよ。

水の中からジャンプして台に跳び乗った！！これにはびっくり…。連れたち大騒ぎ。観客もどよめく。

ピンクのアンスリウム。きれいですねぇ。

あちこちにある寄せ植え。

敷地の向こうは運河。

そろそろ１８時。閉館の時間が近づいています。入り口に向かって歩き出さなきゃ。さっきアイスクリームを食べたレストランも閉店準備しています。運河にそってしばらく歩くとクジャク発見。立派な衣装の雄クジャクがゆったりと歩いています。雌や子クジャクもいて、ここはクジャク一家のおうちらしい。

連れ②が「チーターを見ていない」と言い出す。「へ？そんなこと言われても」と思ったが、いたいた。

夕食はクロケット屋で何か買って食べることにしよう。今度はちゃんと両替もしますよ、２回目だしね。連れ①kipburger２ユーロ、連れ②チーズバーガー２．５ユーロ、私はなんだかよくわかんないコロッケ１．５ユーロをとりあえず買う。コロッケは麺入りでちょっとびっくりしたけどおいしい。カレー味。インドネシア料理のバミ・ゴレンが入っているらしかった。そういえばbamiとか書いてあったような。まだおなかがすいている連れたち。まだ細かいお金あるから買ったら？と、いうことで①はハンバーガー２ユーロを、②はコロッケ１．５ユーロを追加。おいしくいただきました。コロッケは私と同じ列で買ったのに麺入りじゃなくてチーズ味。なんで？

駅からトラムでアパート方面へ。翌朝の朝食＆おみやげ探しでahに寄ってから帰りました。

明日はいよいよ、デルフト・ハーグです。

旅行前に急に忙しくなって、計画が立て終わらなかったところ…。果たしてどうにかなるのか？