2012/08/12 - 2012/08/18
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Minty Pinkさん
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いよいよ、今回の旅行のメインである「エッシャー美術館」へ!
ここは写真可で、枚数も多いので、これだけで旅行記1冊にいたします。
作品の写真ばっかりです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
11時33分。ハーグ着。
-
これに乗ってきました。
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詳しい地図がないのでよくわからないまま歩く。Lange Voorhout広場というところに面しているらしい。マーケットが出ている広場があった。
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ここです!ガイドブックにあったような『昼と夜』の拡大ポスターが掲げられてはいないけれど、Escherと書いた赤い旗が出ています。もうそろそろ正午。
このためにオランダに来たのです。2年数ヶ月前、ワシントンのナショナルギャラリーで「ここにはエッシャーはないのか?」と言い出した連れ①。係員に聞いたら、「リトグラフがあるけど、今は公開してないから…。そうね、予約して来てくれれば」みたいな話になったのがきっかけでした。 -
1階の最初の部屋は木版画(woodcut)に使った版木やプレート、彫刻刀などが展示してあります。連れ①は数々の作品が版画だったとは知らなかったと驚いています。
フラッシュなしなら撮影可能。光が差し込んでうまく写っていないものも多いですが、どんどん作品紹介しますよ。 -
Phosphorescent Sea
1933
Lithograph
1階は主に初期の作品。
これ、好きな作品です。ポストカード買いました。
夜空に北斗七星が浮かんでいる波打ち際の風景『燐光を発する海』というタイトルのリトグラフ。 -
View of Atrani, Coast of Amalfi
1931
black and coloured chalk
エッシャーは10年間イタリアに住んでいて、国内を多く旅したということで、イタリアの風景をモチーフにした作品も多いです。アマルフィの海岸は、よく題材になっていたようです。 -
Delft, Nieuwe Kerk
1939
woodcut
デルフトの新教会じゃないですか。
さっき行ってきた! -
Grote Markt(marketplace), Delft
1939
woodcut
さっき塔の上から見た広場? -
Delft, Roofs
1939
woodcut
デルフトの街並み。 -
Depth
1955
wood engraving and woodcut in brown-red,
grey-green and dark brown,
painted from three blocks -
Cubic space division
1952
lithograph -
かつてエンマ皇太后の冬宮だった建物が美術館に
なっているのですが、部屋には特徴のあるシャンデリア
がつられています。
ロッテルダムを中心に活躍するHans van Bentemという
アーティストの作品。 -
こんなのもありました。あまり好きじゃないけど。
連れたちは「シャンデリアの写真も忘れず撮れ」という。撮るけどさ。そんなにこだわるポイントなのかね? -
これはすてき。
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Puddle
1952
woodcut in black, green and brown,
painted from three blocks -
Hand with reflecting sphere
1935
lithograph -
Three spheres ?
1946
lithograph
3つの質感が表現されています。 -
Castrovalva, Abruzzi
1930
lithograph -
Bonifacio, Corsica
1928
woodcut
コルシカ島? -
Still life and street
1937
woodcut
だまし絵エッシャーらしくなってきましたよ。
テーブルが通りにつながってる。 -
天使と悪魔。
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連れ①はエッシャーが図形などの数学の知識を使って作品を作っていたことに衝撃を受けている。「こういうところで数学を使うのか…」って、あんた。適当に勘で描いていると思ってたんじゃ…。
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Sky and water ?
1938
woodcut
鳥が魚に変化していく。『昼と夜』の基本形かな。 -
2階へ。
いわゆる「エッシャーらしい」作品が目白押し。 -
Liberation
1955
lithograph -
「昼と夜」は2枚並んで。
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Day and night
1938
woodcut in black and blue
printed from two blocks
これぞエッシャー? -
変化する鳥に目を奪われがちですが、下に広がる風景も細かく描きこんであっておもしろいですよ。よく見たら風車もありますね。
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昼と夜の境目。
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夜側と…
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昼側の街並みは対称的。
-
Mobius strip ?
1961
wood engraving and woodcut in red, green, gold
and black, printed from four blocks -
Mobius stripⅡ
1963
woodcut in red, black and grey-green,
printed from tree blocks
連れ②が好きそうな作品が目白押し。連れ②は携帯の待ち受けにすべく、たくさん写真を撮る。 -
ここにもそこにもシャンデリア。
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Reptiles (1943)は、紙からトカゲが浮き出してくるもの。
連れ②が気に入っている本の表紙がこれ。 -
連れ②は、ほんとこういうのが好き。
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1939年制作の習作なども並んでいる。芸術家はこうやって同じテーマを追求していくんだなあ。
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イタリアの町並みが変化して、最後にはかかし?になるMetamorphosis ?。
1937
Woodcut, printed on two sheets -
上の作品の左側。
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Metamorphosis ? 両脇がもっとずっと長いです。
1939-1940
woodcut in black, green and brown
printed from twenty blocks
on three combined sheets -
Stars
1948 wood engraving
星形の立体の中にトカゲが2匹。 -
Path of life?
1958
woodcut in grey-green and black
painted from two blocks -
Waterfall
1961
lithograph -
エッシャーと言えばこれ!
という人もいらっしゃいますかね。
これぞだまし絵。水が上に上っていく?? -
よーく見ると、こんな方もいらっしゃる。
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Another World
1947
wood engraving and woodcut in black, reddish brown and green
printed from three blocks
真ん中の鳥さんが印象的。
3階の「バーチャル体験コーナー」のモチーフにもなっていました。エッシャーの絵の世界に入り込んで散歩するというもの。おもしろかった。 -
Ascending and Descending
1960
lithograph -
上っているのか、降りているのか。
ずっと、ずっと。 -
Drawing hands
1948
lithograph -
3階の体験コーナーで夢中になる連れたち。14時になったので声をかける。「えー、まだ…」という反応だったが、「もう2時だよ」というと驚く。「夢中になってて時間を忘れていた」と連れ①。それは良かった。連れてきたかいがあるというもの。
ランチはCafe MCで簡単にすませることに。できあいのサンドイッチをショーケースから選ぶ。bagel zalm 4.95、bagel spinat 3.95は連れたち。サーモンとほうれん草? -
私はMuffin-Brown2.95にカプチーノ2.20。カプチーノにはおいしいクッキーがついてくる。幸せ。
-
カフェの天井です。ライトが…はえ?
食べながら次の行き先を話し合う。候補は2つ。Panorama Mesdagか、ハーグ市立美術館か。ハーグ市立美術館には、マウリッツの作品が移動展示になっている。メスダグもおもしろそうだけど、やっぱりマウリッツでしょ、ということで決定。
つづきは「その2」で。
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