アムステルダム・ハーグ・デルフト旅行記　３日目後半 ★ザーンセ・スカンスとカナルクルーズ★　(2012.8.14)

2012/08/12 - 2012/08/18

３日目の後半は、

ザーンセ・スカンスへの小旅行。オランダに来たからには風車のある風景を見ないとね。

アムステルダムに戻って、Iamsterdam City Cardを利用してのカナルクルーズ。

エリア ザーンセ・スカンス(オランダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日の昼食はこちらで。
海城大酒楼 Oriental City

３人だと告げると、「えーと、今混んでて案内できないから、１５分後に来い」などと言う。そんな半端な時間をどうしろと？「いや、ここで待つ」と言って待っていたら３分後にご案内。

連れたち「ここ、ワゴンじゃないじゃん。」　文句言わないでよ。いいからメニュー見て、番号書いておいて。

ところがここからが長い。ウェイターさんたちバタバタしてて全然注文取りに来ません。親切そうなウェイターさんを呼び止めると「ごめんごめん。今とんでもなく忙しくて…。」まあ、そう見えるけど。で、お茶の注文。

暑かったので冷たいお茶がいい。彼は「Chinese Styleのレモンティーならある」と言う。冷たいのならなんでもいいや。

運ばれてきたのは甘いレモンティー。２ユーロ。これのどこがChinese Styleなんだか理解に苦しむ…。普通にアイスのウーロン茶とかなかったんでしょうか。

食べ物は待ってる間に書いておいた番号を渡せばいいから簡単。

連れ①、箸袋にHow to use chopsticksが書いてあることにうけてる。

運ばれてきた飲茶の数々。３個ずつとはちょうどいい。

春巻き　３．５ユーロ。

ちまき　８．５ユーロ。

特に連れ①はちまきに目がない。

１歳半の時にサンフランシスコのチャイナタウンで買ったかなりでかいちまきをほぼひとりでばくばく食べてしまった男。

えーと、これはなんだっけ？
ショウロンポウみたいなの。

エビが入った平らな巻物…。

マンゴープリンは欠かせないでしょ。１個３．３ユーロ×３個。

でも、ここのはココナツミルクがなかった！！　ぶー！！

おいしいけどね。

マンゴーの果肉ざくざく。

チップは５〜１０％ってことだけど…。

チップ込みで４２．４ユーロ支払いました。適切なのかどうかよくわかりません。

待たされたけど、おいしかったからいいや。

運河に白鳥。

ちょっと歩くとダム広場。いつも人が多い。

あれ？今雷の音がした？それとも飛行機？
だいぶ雲が出てきている。

トラムで中央駅まで。

駅に入って切符を買います。連れ②が得意げに機械を操作します。

Return ticketね、あ、うっかりSprinterにしないでね、特急じゃなくても十分だから。

トータルで17.90。カード手数料込み。

２０分足らずでKoog-Zaandijkに到着。

Stadionwegを突き当たりまで行くのだが、途中で不思議なにおいが。甘いような…チョコレート？突き当たりを左折すると空中回廊が道路を横切っていてそこにADM Cocoaと。やっぱりチョコレート工場だった。

この風車は観光用かな。

左折してしばらくするとザーン川を渡る橋が現れるのだが、これがすごい。大きな跳ね橋。ちょうど大きな船が通っていくところで跳ね橋が上がっていました。壮観です。ちょっと古いガイドブックだと、アクセス方法が違っていました。これは最近できた橋のようです。

船が通って橋が元に戻ります。川底から砂利を採石しているようです。帰りに通ったときにもまだ作業中でした。

橋の上から。左手には名物の風車が並んでいるのが見えます。保存のために移築されたもので、多くが現役の風車です。横を観光バスが通り、中の乗客が風車をいっしょうけんめい撮影していました。ツアーで来たらこの風車が並んでいる風景は車窓から撮るしかないか。

午後３時２５分、村の入り口に到着。

緑がいっぱい。

ここの施設はだいたいIamsterdam City Cardでカバーできます。元を取ろうという気持ちもあり、最初にあった「オランダ時計博物館」というのに入ってみました。一人６ユーロで、カードがなかったら入るかどうか。もちろん中は時計だらけ。１６００年頃のかなり古い時計もありました。連れたちは意外と熱心に見ている。こういう凝った細工ものが好きなんでしょう。

しばらく行くとDe Hoopというレストラン。その前にある植木鉢に白黒の猫が転がっている。連れたち完全に足止め状態。ほんとに好きだね。中から出てきた人たちも、ひっくり返った猫に気づいて近寄ってきてうけてた。

鶏がいたり、そのヒナがいたり。動物観察会。

いよいよ風車に近づきます。村で保存されているのは１２基の風車。連れたちにとっては、これが「オランダらしい風景」らしい。まあ、定番ですけど。

しばらく歩くとお手洗いがあるのだが、その前に暇そうに座っている女性が（写真右）。なるほどあれが噂の有料トイレね。！別に入るとは言っていないのだが連れたちは「お金を取るなんて！なんてけちなんだ！」と騒いでいる。あのねぇ、国によっていろんな考えがあるでしょう。そういうことも学びなさいよ。お金取るくらいなんだからきれいなトイレなんだよ。

これは何の風車だったかな。製材用？

風車の前の牧草地には羊がいっぱい。

次に現れたのはDe Kat「染料を作る風車」。１つくらい中に入ってみよう。３ユーロだが、Iamsterdam City Cardで。

風車の中は何層にもなっていて、狭い階段をあがると上に行けます。一人ずつしかあがれないし降りられない。そういえばフランダースの犬のアロアって風車に住んでなかったっけ？居住スペースがあるのはもっとでっかい風車なのでしょうか。

外の展望台に出る。いい眺め。

チーズ屋さん。

それにしても雲が出てきたなあ…。チーズ屋の裏手に動物がたくさんいて、連れたちのツボ。これは山羊？伝統的衣装を着たお姉さんが世話をしていました。鴨やなんかも水辺にたくさんいる。

水辺には鴨やなんかもたくさんいました。

うっかり池に落ちると大変です。

…ゴロゴロゴロ…。あ。やっぱりさっきダム広場で聞いたのも雷だったんだ。雨が降ってきた！折りたたみの傘が役にたちました「もうちょっといたかったけど、しかたないね〜」と言いつつ出口へ向かいます。

「猫まだいるかな？「幸せそうな鳥の家族は？」などと言いつつ探すといたいた。しばらく観察してから来た道を戻って駅に向かいました。

予定より早くアムステルダムについたので、計画を変更して明日の予定だった運河クルーズを今日決行することにしました。駅を出てすぐのところにHolland Internationalの乗り場があってけっこう人が並んでいます。Iamsterdam City Cardで乗れるのはHollandかBlue Boatしかなくて、乗り場が駅の近くなのはHollandだったのでそっちへ。

発着地からアイ湾に出ます。中央駅の裏手から何千台もの駐輪場を見上げます。向こう岸に渡る無料のフェリーもあるんですね。

ツアーは『地球の歩き方』に載っていたルートです。アナウンスは５カ国語くらいで放送されるので、日本語の番になるころには見所からずれちゃってたりします。アムステルダムの家並みが続き、ずっと不思議に思っていたゲーブルについているフックの説明がありました。hoisting beamsというもので、引っ越しなどの時に荷物を揚げるために使うんですね。

連れたちは船に揺られて寝たり起きたり。連れ①は前半ほとんど寝ちゃったらしい。最後の方に乗ったので、席もあまり良くなく、あんまり写真も撮っていません。「アムステルダムに来たら運河クルーズ」ができたからまあいいか。

下船しても午後６時前。いつも気になっていた駅前のクロケット自動販売機に挑戦することにします。いざ自販機の前へ。まあ、お金入れて開けてとればいいだけのことなんですが。おつりが出てくるものかと思って1.50のコロッケに2.00投入したらそれっきり。よく見たら近くに両替機のようなものを発見。まあ、勉強代ですね。ほかほかのコロッケはカレー味でおいしかったー。３人でちまちまわけっこして食べていると、次々と自販機から買っていく人たち。連れ②は「みんな普通に買ってるー。」などと言っているが、そりゃそうでしょう。ここはやがて連れ②によって「愛しのクロケット屋」と呼ばれることになるのでした。

帰りがけ、「行きたいスーパーがあるんだけど」と連れたちに言って、チェックしていたオーガニックスーパーのmarqtへ。

ここのショッピングバスケットは持ち手のところが伸びて、引いて歩けるようになってて好き。１５分ほどうろうろして買い物。

夕食の分と翌朝の朝ご飯。オレンジジュース1?2.99、earth stillなる水0.79（これは安いせいかおいしくなくて不評）、サーモンサンド２つで7.38、トマトとチーズのキッシュ6.99、買い物袋0.35、タイ風ラクサスープ3.99、レタスサラダミックス1.89、Actie week 1.49（なんだこれ？）、ゾイデル海の魚サラダ？150?2.79、オーガニック卵1.90、ワッフル240?2.35、スライスチーズ2.15、ハム2.59、ヨーグルト4パック2.19、バタークロワッサン2.39。合計40.34。

アパートに戻ってがんばって夕食を整えました。並べただけだけどね。サンドイッチとキッシュ、サラダ、スープ、ヨーグルトなど。ヨーグルトにはホストからの果物に入っていたマンゴーも切っていれました。

明日はまず、アンネ・フランクの家に行きます。