古き豊かさが今に残る酒田の街･･･自転車で巡りました！

2013/09/06 - 2013/09/09

日和山公園の高台にある、木造の六角灯台

**********
豊かな歴史を刻んだ酒田の街巡り後半です。
港から日和山公園、そして市街地を、
レンタサイクルこぎながら、じっくり回ります。
港町っていいですねぇ！

**********
食材豊かな東北めぐり旅
(仙台から蔵王山麓を走り、山形そして酒田港へ)

6日 出発＝＝＝大宮＝＝(東北新幹線･はやて)＝＝仙台
　　夕食：牛タンの元祖『旨味 太助』

7日 仙台･･･『メディアテーク』『松島･五大堂』･･･
　　･･･宮城蔵王『酪農チーズセンター』･･･
　　蔵王町｢遠刈田温泉｣『護摩焚き供養』･･･山形市
　　夕食：郷土料理『山形田』

8日 山形･･･鶴岡市内･･･昼食:庄内ｲﾀﾘｱﾝ『アル･ケッチアーノ』･･･
　　酒田市　夕食：寿司『こい勢』

9日 酒田市内自転車観光･･･『山居倉庫』『酒田港海鮮市場』
　　『日和山公園』『旧白崎医院』『おくりびとロケ地』
　　昼食：清川屋｢ががちゃおこわ」
　　ＪＲ酒田駅＝＝(羽越本線･いなほ)＝＝新潟＝＝(上越新幹線･
　　Maxとき)＝＝高崎＝＝＝到着　

エリア 酒田(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

酒田港に来ました。

対岸にはタンカーでしょうか？

う〜み〜わ〜
ひろい〜な〜♪

大きなドックかな？

お船見てるとワクワクします。
船フェチかな！？

「釣れてますかぁ？」
「だめだねぇ、
今日も海水温が高すぎて魚が逃げちゃってるよ」

埠頭を進んでみます。

乗り込んで、渡航したいなぁ！

修理をして、

燃料を満タンにして、

さぁ出航〜ぅ！

かな？

『さかた海鮮市場』

鯛
180円/100ｇ

岩がき（加熱処理用）
1パック 500円

鯛（天然）
庄内浜産(刺身用) 1パック 750円

アジ
庄内浜産(刺身用)1パック 380円

キンカラ鯛
庄内浜産　1パック 850円

などなど　･･･海鮮そのものがいっぱい。
うらやまし〜。

『日和山公園』に来ました。

海洋交易に活躍した『千石船』のモデルが
浮いていました。

出羽の国の幕府米を、酒田港から江戸に回漕するために活躍、
米を千石（150トン)積んだという。
実物の2分1スケールでした

江戸時代に日本海沿岸に沿って交易した船は
これとは別に『北前船』と呼ばれていました。

「ハマナス」が咲いてました
（バラ科）

ハイビスカスに似てますが、ピンク系も

実かな？

『六角灯台』

最上川の河口に、明治28年に竣工した木造六角様式灯台、
近代灯台の完成により、この地に移築保存されたもの。
山形県指定文化財

光源は当初は石油ランプ、大正8年にアセチレンガスとなり、
大正14年に電化している。

高さ12.83ｍ　周囲18.45ｍ

外連味のない美しさ！

ヤッホー！
今いくよー！

老松

見晴らしの良い展望台まで来ました。

先ほどの灯台方向

日本海に沈むいい夕陽が撮れました。

いえ、｢夕陽のパネル」が撮れました。

港から市街地、月山まで一望できます。

｢サンゴジュ」（スイカズラ科）
赤い実を集めてサンゴのように装って･･･、

公園内に『旧白崎医院』

市指定有形文化財
大正8年に建てられた本格的な木造洋風医院建築。

奥に手術室、
治療台が見えます。

昭和初期の診療所の雰囲気ムンムンですね。

昭和55年、保存のため本町通りから
この公園内に移築された。

デザイン、建材ともに優れた大正期の建築物。

｢ＮＫエージェントビル」

かなり老朽化した建物ですが、
かつては「割烹小幡」

実は、

ここ、

そう、

「おくりびと」のロケ地でした。

少し下って、お魚屋さんの店先、

「鮭おくり風干」

これでいい味になるんですね、

よってみるとチョッと引けます。

『山王くらぶ』
これも雰囲気ある建物。

歩道のガードに、
六角灯台のモチーフも、

さかたさんぽを終えて、自転車で駅に戻りました。
駅にあったポスター。

駅舎内の「清川屋」さんで
遅めの昼食に、

「日本一の枝豆！白山だだちゃ。
　一粒一粒に込められた、農家の心意気。
　濃厚な甘みと香りをご堪能下さい。」
　　
　と、ありましたが･･･その通りだと思います。

「明治後期、白山村に住む森屋初が
　隣村の寺田村から貰い受けた枝豆のタネを植えたのが始まり。
　はるか昔から受け継がれる歴史ある本物の味わいを･･･」

　･･･ということです。

ということで、だだちゃ豆をふんだんに使った
『ががちゃおこわ』をいただきました。

だだちゃのお味が庄内米のおこわに染み込んで、
噛むほどに美味しさが増してきました。
本当に美味しい！

･･･で、清川屋さんでお土産を買って、
「食材豊かな東北めぐり旅」、
身も心も満足させて完結〜ぅ！

家路に、
始めて乗る羽越線「いなほ号」
綺麗な車体です。

後ろ髪をひかれつつ、酒田から新潟経由でゴーホーム。

｢日本海に沈む夕陽が見られるかな？」
｢いやチョッと時間が早いっしょ！」

車窓から、どこまでも続く豊かな庄内の穀倉地帯、

合わせて「だだちゃまめ」もしっかり栽培されてて･･･、

すべてに美味しい「ザ・トーホク」でした。

この旅行記へのコメント （2）

• Juniper Breezeさん 2013/09/30 14:36:31

  私も次回は酒田をチャリで巡りたい!!

  ペンギンパパさん、こんにちは。　東北旅行記楽しく読ませていただきました。　まだ旅行記は途中なのですが、ほとんど同じ時期に私も東北を旅行したのでかなり親近感が…^^ しかも、私は9/8に羽越線(特急いなほではなくて、快速のきらきらうえつでしたが)乗って、日本海側からぐるりをまわって帰ってきたので、その辺も同じですね!!
  
  そういえば、特急いなほ、9/28あたりから新型車両になるって宣伝してましたね。　ペンギンパパさんの乗ったこの車両、タイミングが合わなくちゃんと写真に撮ることも、そしてもちろん乗る事も出来ないまま新型車両になってしまったようです。　まぁ、新しい稲穂をイメージした車両も是非いつか乗ってみたいけど!
  
  旅行の最終日、実は私も酒田を数時間散策しようかと思っていたのです。　でも、レンタサイクルがあるって知らなくて、徒歩だと大して何も見れずに帰ることになってしまう…ということで、別の場所に行きました。　ペンギンパパさんのブログでレンタサイクルのこと知ったので次にいつか行く予定があれば是非私も、おくりびとのロケ地巡りしてみたいです!!
  
  では、これからもよろしくお願いします。
  
  Juniper Breeze
  
  

  ペンギンパパさん からの返信 2013/10/02 15:26:53

  東北は、味わい深いところですねぇ！

  Juniper Breezeさん　こんにちわぁ
  
  ほとんど同じ時期に東北だったんですねぇ。
  僕らはフツーの観光地巡りに終わってしまってますが、
  Juniperは東北の深いところを巡っておられるんですね。
  
  白神山地巡り･･･うらやましいです。
  娘は昨年トレッキングしてきて、
  とてもいいところだから今度行こうと言われておったんですが、
  やはり単なる観光に終わってしまいました。
  
  始めて乗る路線ってワクワクしますよね。
  羽越本線･･･日本海の夕日が見たかった〜。
  
  酒田は小さな街ですがとても見どころがありました。
  無料のチャリンコで回ると東北の生活風土にドップリ浸かれる感じです。
  今度は是非寄ってみて下さい。
  
  もう日本各地をだいぶ回りましたね〜。
  鉄子さんの旅ブログ、たくさん見せてください。
  
  ペンパパ　(^<^)