2013/08/03 - 2013/08/04
256位(同エリア1307件中)
かずおさん
8月から始まった高速ツアーバスの新制度、自分も高速バスは年に数回ほど使う機会があるのでこれからどう変わっていくのか気になるところではあります。そして、新制度開始に合わせたキャンペーンの情報をWEBで見ていたら、土曜日の夜出発で大阪から松山まで380円というLCCもビックリの格安チケットになんと空席があったので反射的に次の瞬間にはもうすでに予約ボタンを押していました(笑)。ずっと行っていない方面なので久々に道後温泉でも入ってきましょうかね。ちょうど18きっぷの期間中ですし帰りはJRの普通を使うことにして・・・
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行は大阪梅田からスタート、乗り場はスカイビルなのでJRからは10分ほど歩くことに・・・各社乗り場がバラバラなので事前に確認しておかないと大変なことになります。以前にあった駅周辺の路上での乗車などは禁止となっていますが、逆に場所がはっきりわかりやすくなって良いことではないでしょうか。
大阪駅 駅
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乗車は梅田の1ヶ所のみなので出発してしばらくしたら消灯に。カーテンも閉まっているので外の様子も分からないのですが、順調に走ってきたようで気がついたらもう松山に到着とのこと。下ろされた場所は松山駅から1kmほど離れた住宅街の中のコンビニです・・・
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松山駅までは歩いて10分ちょっとくらいかな?まだ少し眠いですが歩いて行きましょう。途中で見かけたJAのビルにはポンジュースの看板が。
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松山駅に着きました。神戸からここまでかかった交通費は1,000円以下、安すぎです。
松山駅 (愛媛県) 駅
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ここから道後温泉までは路面電車に乗ります。行き先がそのまま「道後温泉」駅なので迷わず乗ることが出来ます。
松山駅前停留場 駅
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まだ朝早いこともあって乗客は10人もいないです。電車は松山城のお堀に沿って走り、道後温泉へ向かいます。
伊予鉄道 市内線(路面電車) 乗り物
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窓枠などは木で作られていますね。随分と年季が入っているような雰囲気があります。
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松山駅から20分ほどで道後温泉駅に到着しました。時刻はまもなく6時40分、道後温泉本館は朝6時に太鼓の音とともにオープンするのでそれに間に合いたかったところですが流石にそれは叶わず。
道後温泉駅 駅
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駅前に置かれているのは夏目漱石の「坊っちゃん」に登場する汽車、その名も「坊っちゃん列車」です。明治時代当時のものを復元しているもので昼間は路面電車の線路を走りますが、走らない時間はこうして観光客向けに展示されています。
坊っちゃん列車 (伊予鉄道) 乗り物
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坊っちゃん列車と道後温泉駅。
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「マッチ箱のような列車」と言われた客車。以前松山に来た時に乗ったことがありますが、今回は時間の都合でパスです・・・
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駅から道後温泉本館までは歩いて5分ほど、しばらく歩くとゆるやかな坂の上に堂々としたその建物が見えてきました。
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道後温泉本館に着きました。まだ朝早いからか人の数はそれほどでもありません。旅館に泊まっている人もちょうど朝食の時間だからかな?それにしても朝からセミの音がうるさいくらいです、今日も晴れる予報なので暑くなるのだろうな・・・
道後温泉本館 温泉
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最近まで知らなかったのですが、正面の「道後温泉」の看板はもとからあったものではなく、映画の撮影のために取り付けられたものがそのまま残されているそうです。。。
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中に入る前に建物をぐるっと一周してみます。
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すぐ横に冠山と呼ばれる小高い山があるのでちょっと高いところから見下ろすことも出来ます。
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他の温泉地でもいくつもあったと思いますが、ここの温泉も白鷺が発見したとの伝説が残っています。本館のてっぺんにもいる他・・・
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フェンスの上にもいます。この後入浴料を払って朝風呂を楽しみました。観光客も多く居ましたが、結構地元の人らしき人も来ているのですね〜
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再び路面電車に乗ってここまで来た道を戻ります。
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松山の中心部まで戻ってきて電車を降りたのは大街道駅、松山城への最寄り駅です。とりあえず朝から何も食べていないので商店街のどこか喫茶店でも朝食を・・・と思ったもののどこもやっている店はなく・・・なんで松山まで来て朝マックしなければならないのか。
大街道商店街 市場・商店街
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大街道から歩いて3分ほどで山の上にある松山城へのロープウェイ・リフト乗り場に到着。まだ新しそうできれいな建物です。
松山城山東雲登山口~長者ヶ平ロープウェイ 乗り物
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はい出ました。全国に数ある都市伝説でも特に有名な(?)愛媛のポンジュースの出る蛇口・・・の置物です。ちなみに本当にジュースの出る蛇口はイベントの時に出現するそうです。
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ロープウェイで上がることも出来ますが待ち時間があるようなのですぐ隣りのリフトで上がることにします。
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お城は市街地のすぐ近くにある高さ132mの城山と呼ばれる山の山頂に建っています。麓のリフト乗り場からは見えなかった天守閣が途中から見えてきました。
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リフトを下りたら天守閣まで歩いて10分ほどの距離があります。
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立派な石垣を横目に見ながら。
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奥に黒塗りの天守閣が見えてきました。
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お城に入るにはいくつかの門を通ります。そのうちの一つ、筒井門。
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ここで振り返ると松山の街が見えます。高島屋の屋上にある観覧車が目立っていますね・・・あと自分がわかるのは、遠くに見えている坊っちゃんスタジアムくらいかな?遠くには瀬戸内海も見えています。
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太鼓門をくぐると・・・
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いよいよ天守閣が正面に見えてきました。
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どっしりとした3重の天守閣です。
松山城 名所・史跡
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ここからは入場料が必要、受付でお金を払って中に入ります。
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一ノ門と小天守。
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黒塗りの天守閣が青空に映えます。
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早速中に入りましょう。全国に12ある現存天守のうちの一つなので中も基本的にはそのまま。この階段は角度にして55度もあるとか・・・階段というより梯子ですね。
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中の展示を見たら先に手前に見えていた小天守に入ります。ここからは西から南にかけての方角がよく見えます。
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麓にある二之丸庭園、その奥には愛媛県美術館なども。
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すぐとなりに大天守が見えています。
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こちらが大天守からの眺め。小天守があるので市街地の方は見づらくなっています。
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先ほど行った道後温泉の方角。案内看板には道後温泉本館も載っていましたが結局見つけられず・・・道後温泉駅の建物は簡単に見つかったのでそれを頼りにしてみたのですが。実際には見えないのかな?
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北の方角を見れば瀬戸内海が。ちょうど松山観光港があって興居島とか倉橋島の方も見えていることになるのかな?
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ぐるっとひと回りして天守閣から下りてきました。帰りもリフトで帰ることも出来ますが、登山道もあるのでせっかくだからと歩いて下りることにします。流石にこの暑い時期登りはキツイですが下りならなんとか・・・ということで。
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黒門口と呼ばれるこのルートで下ります。先ほど見えていた二之丸庭園から天守閣へ上がるときに使われていた道だそうです。
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松山市の中心にありながら静かな森の中を歩いていきます。所要時間は約15分とのこと、涼しい時期なら登ってみるのもいいかもしれないですね。
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二之丸庭園まで下りてきました。中も開放していて入ることも出来ますがこの暑さの中では落ち着いてみるのも辛いのでまた時期を改めて来ることにしましょう、今回はパスします。
松山城二之丸史跡庭園 公園・植物園
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松山での観光はここまで、朝路面電車に乗ったJR松山駅まで行き、そこからJRで今治へ向かうこととします。ちょうど路面電車の線路を坊っちゃん列車が通って行きました。
市役所前停留場 駅
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松山城の天守閣と路面電車。これに乗って松山駅まで行きます。
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今治へ行くJRは1時間に一本で、この次の電車でも予定には間に合いますが今治で時間を取るために早いですが10時30分の電車で松山を後にします。松山での滞在時間は約4時間、今度は道後温泉にでも泊まってゆっくりしたいものです・・・
松山駅 (愛媛県) 駅
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バリィさん。今治のキャラクターのはずなのに松山でも何度か見かけました。
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青春18きっぷにスタンプを押してもらい改札の中へ、この電車に今治まで乗ります。愛媛県の主要都市を結ぶ電車ですが編成はたったの1両。
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しばらく住宅街を通り抜けたら左手に瀬戸内海が一面に広がります。
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青空と海が気持ちいいです。
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時折見えてくる漁港。
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太陽石油の製油所。
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長閑な田園風景も、1時間ほどの乗車のうち海沿いを走るところが多いですがそれでも結構車窓に変化があって楽しめます。
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今治に到着、ここで昼食にします。まずは駅ナカのうどん屋でじゃこ天うどんを食べて腹ごしらえ。
今治駅 駅
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今治からは船で瀬戸内海を横断します。駅から港までは約1km、初めて行きますが15分もあれば着けるでしょう。
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今日は今治のお祭りの日のようで。道沿いに幟が並べられていました。
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駅前の看板にもあったように、今治は造船の町。巨大なプロペラが町中に・・・
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商店街を通り抜けて港に到着。かつては瀬戸内海の島々や本州への航路が多数あって栄えていましたがしまなみ海道の開通によって、今現在残っている数はわずか。大島行きの看板が出ていますが、この航路もちょうど先月末をもって運休に・・・
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便数の多かった当時を知らないので何とも言えませんが、明らかに今現在必要以上に並んでいる桟橋や、広い待合室がかつての賑いを伝えてくれているようです。遠くにはしまなみ海道の来島海峡大橋が見えています。
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大島への航路の運休を知らせる張り紙。
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この今治港、今晩が花火大会のようで場所取りのシートが所狭しと並んでいます。
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今治から船で瀬戸内海を横断と書きましたが、これから乗る航路はこちら。大三島ブルーラインの大崎上島、木江(きのえ)行きです。1日2便しかない上、一便は早朝6時半出航というなかなか乗ることの難しい船です。もっともその程度の需要しか無いということなのでしょうが・・・
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こちらが今から乗る船。青空に白い船体が映えます。まだ少し時間があるので乗船は始まっていない模様。
大三島ブルーライン 乗り物
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今治城が見えています。行って帰ってくる程度の時間もあるので行ってみましょう。
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所狭しと並ぶ船。
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お堀には海の水を引き込んでいるそうです。どっしりとした松山城の天守閣とは違いこちらはすらっとした印象です。時間があれば中にも入りたかったところですが今回は無理・・・また今度の機会にしましょう。
今治城 名所・史跡
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港まで戻ってきました。
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それでは乗り込みましょう。
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全然乗り込んでいく人がいないな・・・と思いながら船内に入りました。どうやら乗客は自分を含めて10人ばかり・・・それでも自分のような余所者ではなく地元の人らしいので、少ないながらもちゃんと需要はあるようです。
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防波堤には今晩打ち上げられると思われる花火の数々・・・
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ベンチシートと座敷、この船もどちらも備えています。やっぱり靴を脱げる座敷のほうが好きですね〜こういった船では。
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時間になりいよいよ出航、四国を後にします。
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防波堤を横目に港を出ます。
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遠くには来島海峡大橋。これからあの橋の下をくぐって大三島経由で大崎上島まで向かいます。
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これから進む来島海峡は潮の流れが激しいところ。船の信号所があり、航路の安全を守っています。
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夏空と来島海峡大橋。
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今治は造船の町。その造船所が見えてきました。
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今日も余裕で30度越えの暑い日ですが、海風が気持ちよくて外にいてもそれほど苦にはなりません。
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本州尾道に向かって延びるしまなみ海道、来島海峡大橋を渡りきった先は大島です。
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いよいよ橋が近づいてきました。3つの橋から成る来島海峡大橋の真ん中をくぐるようです。
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中渡島灯台。
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潮の流れが激しいことがわかります。写真にするのがなかなか難しいですが・・・奥に見えている小舟はその潮流を体験する観光船のようです。
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いよいよくぐります。
来島海峡大橋 名所・史跡
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橋の西側へ出ました。1年半前に自転車で渡ったときはこちら側を走りましたね。その歩道が橋桁を迂回して出っ張っている部分がよくわかります。
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特に観光客向けではない航路、観光案内もなく黙々と航跡を残して海峡を通過します。
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大島のあいえす造船。
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海上保安庁の船もやってきます。よく見ると横に小さな船を括りつけていますが何があったのかな?
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橋から離れて、ようやく3つの橋を全て1枚の写真に収められる場所まで来ました。全長は4105m、その大きさがよくわかります。
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伯方島と大三島を結ぶ大三島橋。
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景色も良い航路なので観光客も呼べそうですけれどもね・・・ちょっと寂しい状況です。
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最初の寄港地、大三島の宗方港が見えてきました。
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ここまでの所要時間は55分、以前は大山祗神社に近い宮浦港まで行っていたようですが現在大三島での港はここ1つだけ。
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ここで数人の乗客の入れ替えと、新たに1台の車が乗船。次の大崎上島は橋が繋がっていないのでまだフェリーの需要があります。
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大三島を後にして大崎上島へ向かいます。
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大三島と大崎上島、一番近いところでは2kmくらいしか離れていません。港を出るとすぐにその島の姿が見えてきました。
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大崎上島の主要産業も造船。遠くからでもクレーンが見えるので目立ちます。
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宗方から木江までの所要時間は13分、今治から1時間ちょっとのフェリーの旅を楽しむことが出来ました。
木江の町並み 名所・史跡
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木江港に到着した大三島ブルーラインの船。
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時刻表を見ると木江の到着が14時13分で折り返しの船が15分、たった2分で折り返していってしまいました。
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フェリーと入れ替わるようにこちらへ向かってくる高速船、これからこの竹原行きの船に乗り込みます。
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どちらも1日に数えるほどしか本数の無い航路ですがここでの乗り換えは非常にスムーズ。
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ここ木江は古い町並みも残っていて時間を取れるものなら少しばかり歩いてみたかったところですが、残念ながら乗り換えがスムーズ過ぎて見ることは出来ず。今よりずっと栄えていた頃の木造5階建ての建物などもあるそうです。
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木江天満を出るとすぐに次の一貫目港ですが、こちらは誰も乗る人も降りる人もいないようなのでスルーのようで。
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そしてここでの乗降がないと分かるいなや、一気にスピードを上げて疾走を始めます。
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とにかく速いです、デッキにいましたがしっかり掴まっていないと倒れそう。
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それでも外の景色を撮りたいので室内には入らずデッキに残ります。
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造船所
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大崎上島最後の寄港地めばる港、ここで2人の乗客を乗せたら竹原に向かって一直線。
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四国から2本の船を乗り継いであっという間に本州まで帰ってきました、三井金属の煙突が目立つ竹原の町です。
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24分の高速船の旅を終えて竹原港に到着、ここからは再びJRの青春18きっぷを使って神戸まで帰ることとします。
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大崎上島の白水、垂水とを結ぶフェリー、高速船と比べてもこちらは本数も多いです。
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町の外れにある港から中心へ向けて歩きます。
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竹原の中心部まで来ました。どうやら今日は今治と同じくお祭りの日のようです。
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提灯をつけた船が・・・潮が満ちてくるとこのあたりにも水が入ってくるのかな?
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せっかく来たのでこのまま帰ってしまうのも勿体無いからと観光地である町並み保存地区まで来ました。賑やかなお神輿が通った後では静かな町が戻っているようです。
竹原町並み保存地区 名所・史跡
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西方寺へと上がる階段。
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西方寺普明閣、清水寺を模して造られたというこのお堂、竹原の町並みを一望することが出来ます。
西方寺 普明閣 寺・神社・教会
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三井金属の煙突と、その向こうには瀬戸内海が。
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駅まで戻ってきました。後は三原駅まで呉線に乗って、あとは山陽線をひたすら乗り継げば神戸には夜到着できます。
竹原駅 駅
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忠海港が車窓に・・・去年の大晦日はここで朝日を見ました・・・そろそろ今度の年末年始のスケジュールも気になり始める頃、次はどこへ行くことにしましょうかね・・・
忠海港 乗り物
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もうすぐ6時ですがまだ日は高いところに。
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呉線の終点、三原駅に到着。乗り換えの時間が少々あるのですぐ近くの港まで来ました。ここもしまなみ海道が出来るまでは離島との間に多数の航路がありましたが今では今治程ではないもののかなり数を減らしています。
三原港 乗り物
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生口島の瀬戸田へ向かう高速船、陸路だと遠回りだからかな?そこそこ乗客はいるようです。
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瀬戸田行きの船を追うように小佐木への船も出航。
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18きっぷで広島方面に来るときに便利な姫路への直通がちょうど来たのでこれに乗ります。3時間以上の乗車なのでかなり長いですが一回寝てしまえば結構あっという間ですからね。
三原駅 駅
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姫路から新快速に乗り継いで神戸へ。まさかの380円チケットを使った松山行きから始まったぐるっと瀬戸内海一周の旅、もうこんな値段で行くことは難しいかとは思いますがまた愛媛県やしまなみ海道などまだまだ行ったことのないところだらけなので時間を見つけて行ってみたいものです。
姫路駅 駅
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