2013/08/19 - 2013/08/26
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公共交通トラベラーkenさん
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夫婦二人で2度目のインド旅行の2日目です。デリーについて午前中は自由時間。お昼に現地ガイドさんと合流して昼食~国内線でウダイプールへ移動です。
現地ガイドさんがめまぐるしく変わるので、名前や顔をなかなか覚えられません。昨日空港からホテルに送ってくれたのはシャリフさん(?)とかいう人でした。今日迎えに来るのはマンゲランさんとかいう人。ウダイプールで会うのはクマルさんというらしい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
午前中のデリー観光に出発です。
ホテル前の商店街に公衆トイレがありました。お金をとる人はいないようでしたが、入ることはしませんでした。
メトロのブルーラインのラジェンドラプレイス駅付近から大通りを東に進みます。カロルバッグ駅〜ジャンドゥーワラン駅と頭上にメトロの路線を見ながら、と同時に地面の牛のフンに気を付けながらずんずん歩きました。メトロといっても地下にもぐるのは街の中心部分だけでそのほかは高架線です。
このあたりはメトロあり、路線バスあり、リクシャーも多数走っている場所なので歩かなくても大丈夫なのですが、利用法もよくわからないし、来たばかりで小銭が用意できていないので結局歩きました。それはそれで楽しい観光になるのです。
ジャンドゥーワラン駅のちょっと先を右に曲がると巨大な赤い猿の像が見えてきます。ここがデリーにあるハヌマンテンプルです。
徒歩30分くらいでした。 -
巨大なハヌマン像の足元に踏みつけられる形で魔王の顔があります。大きな口を開けていてそこが入口になっていました。入口付近にはお供えものを売る露店が数件並んでいて、朝から活気があります。入口でクツを脱いで中に入ります、入場料は無料です。
中にはご本尊のお猿さんの像などヒンドゥー教の神々が祀ってあります。
旅行に行く前に色々調べていてこの巨大な猿像やユーモラスな神像が面白そうだと思っていました。気分的には面白珍スポット見学です。観光客に勝手に説明を始めて金をせびる輩もいるような記事も読んでいたので。ますます胡散臭そうだと思っていました。
しかし行った時間が朝の9:00頃と早かったためか、観光客は我々以外はほとんどいませんでした。寺の坊さんにお供えを渡して熱心にお祈りする地元の信者ばかりで、コミカルな顔つきの神像に囲まれた狭い寺の中で真剣な顔をしたインド人がごった返しています。
写真撮影は禁止されていませんので撮らせてもらいましたが、レジャー感覚で騒ぐ気にはなりませんでした。気を付けないといけませんね。
寺は上は4階くらい(4階から上はお寺の人が普通に生活しているみたいで入りずらくてやめました。どうやらもっと上まで行けたみたいです。)地下も1階あり、シヴァ神などおどろおどろしい像が並んでいました。
ここは地元民の熱心な信仰を集めるハヌマン神のお寺でした。
今回の旅行の服装は悩んだ挙句、半袖・半ズボン、素足にサンダルにしました。一応靴と靴下もスーツケースに入れて行きましたが、天気が良かったので使用しませんでした。お寺の見学が沢山予定されていたのですが、ほとんどが靴を脱がなければならないのでサンダルが便利でした。
ケガをしたらバイキンが入りそうで少しこわいですね。犬にかまれるかも知れないし・・そう考えると靴の方がやはり安心ですかね?
行く前に旅行会社に問い合わせたところ、ズボンと靴が良いでしょうとの回答ももらっていたのですが、暑いし、面倒なので結局サンダルで通してしまいました。
サンダル履きの最大の危険はやはり道に点在する牛のフンですね。素足サンダルで踏んでしまったら、そのダメージたるや計り知れないものがあります。楽しい旅行が台無しになってしまいます。 -
ハヌマンテンプルの観光を終えて元来た道を戻ります。メトロのカロルバッグ駅付近のアジマルカーン通りとかいうところに立ち寄りました。
ここは衣料品店がぎっしり並ぶマーケットです。地元の人が良く買いにくる場所のようで、観光客よりもインド人の方が多かったです。
時間もまだ早く店があまり開いていなかったので通りの端から端まで、裏路地も合わせてグルグル3往復くらい歩きました。
大勢のインド人が道端で座り込んでおしゃべりしていたり、チャイを飲んでいたり、子どもをあやしていたり、寝ていたり。思い思いに朝の時間を過ごしているようでしたが、とにかく人が多いです。
10:30過ぎた頃から徐々に店も開きだしてきたので色々服を物色しました。露天の格安商品から店舗にレイアウトされた高級品までピンキリです。
今回のツアーでジャイナ教の寺院を見学することになっているのですが、どうやらそこは半ズボンはダメらしいのです。持ってこなかったのでここでインドの服を買う予定でした。
店が開いてからさらに2往復くらい探し回って妻は露天の格安パンジャビースーツとボトムス各200ルピー、私は大通りから細い路地に入ったところに出店していた地味なお店でクルターパジャマ上下350ルピーをお買い上げ。合計750ルピー、貧乏旅行本格始動であります。
疲れたので駅前の売店でジュース2本(40ルピー)買って休憩。濃くて美味しいジュースでした。日本のよりうまいかも?
ついでに歯磨き粉を持ってくるのを忘れたのでこの街で買いました。薬局みたいなところで、歯磨き粉と1リットルの水購入、合計40ルピー。
このマーケットは地元民がメインなのでしょうか、観光客に対してゴリ押しで物を売り付けてくるような業者はいませんでしたね。いい感じでした。
天気がよくてだんだん暑くなってきました。 -
12時にホテルでガイドさんと待ち合わせて車で昼食に出かけました。緑に囲まれたきれいな街の中にあるモティーマハルというお店。タンドリーチキン発祥の店らしいです。
前回のインド旅行でもガイドさんに連れて来てもらいました。二度目です。最初にタンドリーチキンとマトンが出て、そのあと数種類のカレーとナンが出てきます。
日本のツアーではここが定番みたいですね、2階の席は日本人しかいませんでした。前回もそうだったと思います。
ビール(キングフィッシャー大瓶)350ルピー、ラッシー200ルピー、合計550ルピー。
ちょっと高いなと思っていたら隣で食べていたガイドが「インドにはチップの習慣があるからウェイターに50ルピーやってくれ」と言い出した。まぁいいけど、催促されたのは初めてだった。
前回この店で食べた時はガイドさんは何も言わなかったから、なにもあげなかったけど別に何の問題もなく食べれたんですが。
食べ終わったあとガイドさんが「まだ時間があります、お茶を飲みましょう、いいですか?」「はいはい、別にいいですよ。」
チャイが3つ運ばれてきたのを3人でズーズー飲みました。
アジアでガイド・ドライバー付き旅行をしたのは、インドネシアと中国のアモイと前回のインド旅行、そして今回の4回なのですが、食事をガイドさんが一緒に食べるのはインドだけですね。面白いです。
気軽に世間話で盛り上がれる人はいいですが、私たちは二人とも旅先で社交的になるタイプではないので、3人で沈黙のお茶会になります。
またその雰囲気を気にして無理に盛り上げたりするような努力も全くしないので、ずーっと静かな食事が続きます。
車で移動中も必要なこと以外あまりしゃべらないので、ガイドさんとドライバーさんがヒンディー語で雑談している後ろで二人でぼんやり景色を眺めているという状態が旅行中続きます。他の旅行者の方たちはどうしているのでしょうね?
お茶はとても美味しかったです。 -
食事が終わってからガイドさんが「まだまだ時間があります。どこか行きますか?」「じゃぁお土産屋さんに連れてって下さい。」ということになりました。外に出るとすごい土砂降りでした。やっぱりまだ雨季なんだぁと実感します。
お土産屋も前回ツアーで連れて行かれた店でした。商品は少し変わっていたようですが、日本人向けの土産店なので貧乏旅行の私たちにはちょっと高すぎるのです。紅茶とガラムマサラを買ってお茶を濁しました。さっさと店を出るとガイドさんがトイレに行ってました。外で雨を見ながらガイドさんのトイレ待ちです。
さぁいよいよ空港に向かいます。
雨はますますひどくなっています。
道路は川のようになっています。
そこで子どもたちが泳いでいます。
車に轢かれないかヒヤヒヤものです。
道路が混んできました、大渋滞です。
ガイドさんがソワソワしだして「マズイデス、混ンデマス。」「コンナニ降ッタノ、私ハジメテデス。」
さっきまでの余裕ぶっこいた態度はどうしたのだね?
ドライバーさんは川のような道路を注意深く、強引に割り込みしながら前に進みます。渋滞の原因だった橋を渡りきってなんとか間に合いそうです。
ガイドさん曰く、「なんとか大丈夫そうです。このドライバーはとても腕がいいです。サクセスチップをあげてください!」
「あーはいはい、チップねOKですよ」
あんたの判断ミスでギリギリになったんだろう?こっちはそのせいで無理で危険な運転に付きあわされてんだぞ?むしろあんたがドライバーにチップあげるのがスジじゃないのかい?とは言いませんでした。
とりあえず無事に空港に到着。チップ50ルピー。
ガイドさん曰く「50ルピーは少ないです。100ルピーはあげてください。」
「あーそうですか、はいはい」
チェックイン手続きをやってもらって搭乗口に向かいます。
「それでは私はここまでです。」
「そうですか、ありがとうございます。」
「私の案内はこれでおわり、さようならです。」
「はいはい、ありがとうございました。行ってきます。」
ということで急いで入りました。なんとか飛行機には間に合いました。これでウダイプールに行くことができます。
ガイドさんにはチップをあげるべきだったのでしょうか?
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