インド　ラジャスタン地方旅行記 6日目　ジャイサルメール観光 　

2013/08/19 - 2013/08/26

8月24日（土）旅行6日目は午前中自由行動でジャイサルメールの観光をしました。昨日見学できなかったジャイナ教寺院とハヴェリーを訪れました。
昼食後車でクーリー村へ。昔ながらの生活を続ける村を見学。
ジャイサルメールに戻って鉄道駅から寝台車でデリーに向かいます。
旅もいよいよ大詰めです。

下痢もだいぶ治ってきました。

エリア ジャイサルメール(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エアインディア
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

朝6:30、ホテル2泊目の朝食。メニューは昨日とほぼ同じでした。今日は土曜日でヨーロッパからの団体旅行客が大勢来ていました。
インドに来て始めて食堂が混んでいました。従業員もやっと人数に見合った仕事ができます。

午前中の自由行動。本当はリクシャーを呼んでジャイサルメールまで行こうと思っていたのですが、昨日ガイドさんが、運転手さんに頼んでくれて送り迎えをしてくれることになりました。リクシャーに乗ってみたい気持ちもあったのですが、まぁ便利だし速いのでお願いすることにしました。

再びジャイサルメールフォートの中をブラブラ散策しました。
まだ朝早いせいか観光客はほとんどいませんでした。
店の店員が朝の支度をしていました。

ジャイナ教寺院の入口。
入場料1人200ルピー、カメラ代は無料。
ラナクプールの総大理石の寺院に比べたら規模も小さいし地味な印象があります。
靴を脱いで中に入ります。

中は狭いのですが、そこに細かい彫刻が施された柱や壁がびっちりあります。
砂岩の彫刻もきれいでいいですね。

ジャイナ教の座禅は目をパッチリ開けるのだそうです。

天井にも彫刻。中に入るとやはりここでもお坊さんが熱心に説明してくれます。そして説明が終わるとお金を要求してきます。ちょうど小銭がなかったのでごめんなさいというと「大丈夫だ、くずしてきてやる。」みたいなことを言ってきました。
100ルピーを渡すと本当に10ルピーにくずしてきてくれました。お寺で両替してもらってのは始めての経験でした。
10ルピー寄付して次のお寺に行きました。

隣のお寺にも入れます。ここも彫刻だらけです。やはり坊さんが説明⇒金くれの流れがあります。10ルピー。

インド人は彫刻が好きなんですね。神様が躍動的です。
ガイドブックには4つのお寺に入れると書いてあったのですが、残りの2つは外国人は11:00から見学可能と書いた看板がかかっていました。
残念でしたが、いいかげん坊さんの説目やカネクレにはうんざりしていたので次のスポットに移動することにしました。

フォートから出て旧市街をちょこっと下るとサリーム・スン・キ・ハヴェリーがありました。入場料30ルピー、カメラ20ルピー。値段は忘れましたが、家の人に頼むと解説もしてくれるようです。私たちは断りました。

羽振りの良かったご先祖様に比べて、のちの子孫たちはあまりお金持ちではなかったようで、建物の修復はいまいちでした。

上部が付き出た独特の形はおもしろいです。

近くで見ると細かい彫りがあってやはりきれいな建物でした。

旧市街のちょっとした広場で野菜を売っていました。新鮮でおいしそうな野菜でした。

前に牛が歩いていて先に進めません。
売店で水２リットルボトル１本購入、３０ルピー
10:00にフォートの下でドライバーさんと待ち合わせしてまたホテルに戻ってきました。
ドライバーさんにお礼のチップ200ルピー。一応遠慮する素振りをしていましたが、昨日ガイドさんが「気持ちでいいから渡してやってくれ。」と言っていたので気持ちを渡しました。
ホテルの部屋でシャワーを浴びて一休み。
昼に再びガイドさんとドライバーさんと合流して、昼食に向かいます。

昼食は昨日と同じ「ミラン」というレストランでした。メニューもだいたい同じでした。

トマトスープ、マトンカレー、イモカレー、野菜カレー、デザート。

ナンの代わりご飯、デザートが甘ーいものの代わりにものすごく甘ーいもの
に変わったくらいでした。どれもおいしかったです。

水は２人で１本８０ルピー

昨日ガイドさんに貸した３０ルピーを返してもらえました。

食後車で１時間ほど移動してクーリー村に着きます。ここにも砂丘があって、キャメルサファリがさかんに行われているそうです。
私たちが行ったのは真昼の炎天下ですのでそんなお客さんはもちろん一人もいませんでした。
外に出ているインド人もほとんどいませんでした。

土壁の古い家が並んだ静かな村でした。ジャイサルメールのゴージャスな建築を見たすぐ後にここに来るとそのギャップがすごいです。
こちらが一昔前までの普通の北インドの人々の暮らしだったみたいですね。

観光以外はあまり産業がないようです。昔は旅の商人から物を奪う盗賊たちの村だったそうですよ。

再びジャイサルメールの中心マーケットに戻ってきました。これから寝台列車に乗り込むのでガイドさんが夕食を調達してくれます。その間我々はすこしマーケットをぶらつきました。

床屋さん。

お店で水３０ルピーを買ったのですがあったまっていて、しかもキャップｎあたりが少し汚れていたので、道端で何か商売をしていた子どもにあげて別の店で冷蔵庫に入っていた水をあらためて買いなおしました。３０ルピー。

ジャイサルメールの駅。
結構人が待っていました。日本人旅行者（だと思う）も数人見かけました。
ここでドライバーさんとお別れです。彼は明日はジャイプールで別の仕事があるのでこれから移動だそうです。チップ500ルピー渡す。今回は遠慮することもなく当然のように受け取っていました。

列車の中。私たちはクーラーの利いた車両でした。思ったより快適でした。
トイレは車両の端にあります。そのままレールに落ちる形のトイレでした。
上のベッドだったのですが、クーラーの吹き出し口が近くて少し寒いくらいでした。

ガイドさんが買ってきてくれた夕食。このほかにバナナがありました。
結局リンゴは食べませんでした。
クッキーやチョコケーキはとても美味しかったです。

これは列車内で配られた朝食。
トーストとオムレツでしたが、オムレツにトウガラシが強烈に効いていて、刺激的な味でした。

ガイドさんが「私の分もよかったら食べてください」というのでいただきました。理由を聞くと、辛い食べ物が一切ダメなのだそうです。
インド人にもいろいろな人がいるのだなぁと変に感心してしまいました。

そういえばこのガイドさん、列車に乗ってからマスクをつけていました。マスク持参の外国人って始めて見た気がします。

「インド人は血液型Ｂ型が多い。」という半ば都市伝説的な話を聞いたことがありますが、このガイドさんはどちらかというと日本人の感覚に近いような気がします。Ａ型なのかもしれません。

まぁ血液型性格判断なんてそれほど信じているわけではないので、確かめたりはしませんでした。

ちなみに私たち夫婦は二人ともＢ型です。
なぜかインドが居心地良くてたまりません。

下の座席の親子。
インドの子どもは皆可愛いですね。目がくりくりしてました。

女性はほりが深くて美人が多いと思います。

男の人たはムッチリ、モッサリな感じの人が多いと思います。私も人のことは言えませんが。