2013/08/07 - 2013/08/08
414位(同エリア1674件中)
はちゅさん
立山黒部アルペンルートを1泊で縦走する旅の後編です。
朝の美女平・弥陀ヶ原のハイキングを終えた我々は、高原バスで室堂に到着。
室堂では、日本最高所のリゾートホテル・ホテル立山に1泊したおかげで、満天の星空に出会い、さらにご来光も拝むことができ、最高の思い出になりました。
さらに今年完成50周年を迎えた黒部ダムでは、そのダム建設の苦労の歴史を展示した特別展に感動しました。
前編はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/h-achu/album/10805610/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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弥陀ヶ原方面から高原バスに乗り、今日の目的地・室堂に着きました。
バスターミナルの100mほど向こうに見える雪のかたまりは、毎年春に多くの人が訪れる「雪の大谷」の名残です。 -
室堂ターミナルから外へ出ると、石碑とともに湧水が流れ出ている場所があります。
「立山玉殿の湧水」です。
真夏ですが冷たくておいしいです。
多くの人が容器に汲んでハイキングのお供に役立っているようです。 -
みくりが池の近くを歩くコースをハイキングしてみることにしました。
遊歩道は石畳できれいに整備されています。
目的地は一応、雷鳥荘までとしよう。 -
歩き始めるとすぐにチングルマがたくさん咲いているのが目に入ってきました。
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いっぱい咲き乱れてますねえ。
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みくりが池が見えました。
雪がまだまだ残ってますね。
下界では35度以上の猛暑に襲われていたそのころ、ここ室堂はなんと16度!
清々しい〜。 -
立山の連なった山々がきれいに見えています。
池とマッチしてます。 -
みくりが池が大きすぎて写真に納まりきらないので、パノラマで撮影してみました。
雄大な様子、伝わるかなあ。 -
みくりが池の近くある、みくりが池温泉の建物も見えます。
本来ならその奥にある地獄谷を歩くコースもあるのですが、火山ガスが多いため今年も立ち入り禁止となっています。 -
雄大な山々を眺めながら歩くのは気持ちいいねえ。
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途中、階段があったりアップダウンがあったり。
なんでもなさそうな遊歩道なんだけど、日差しが結構強いため体力を奪われていく気が。 -
りんどう池という池ですが、まだ雪があって水は少ししかありません。
写真中央あたりの煙がもくもくしているのが、地獄谷のガスです。
この辺りから火山ガスの独特の硫黄臭が強く漂っています。 -
りんどう池の反対側にある血の池。
水が茶色っぽいため血の池と言われるそうです。
酸化鉄が含まれているのでこんな色になっているようです。 -
目的地の雷鳥荘が見えてきました。
ぐるりと回り込んで行かないといけないため、まだ結構な距離がありそうです。 -
アップダウンや階段がまだ続きそうなので、やっぱり雷鳥荘まで行くのはやーめた。
あきらめて引き返すことに。 -
遊歩道のまわりにはたくさんの高山植物が咲いていました。
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室堂の方に戻っていくと、小型のヘリのようなものを飛ばしている人たちがいました。
山の撮影隊かな? -
さて、今日はホテル立山で1泊します。
ホテル立山は室堂ターミナルに直結しているので便利です。 -
お部屋の窓からは立山連峰が一望できました。
窓の前の崖のあたりに雷鳥がチョコチョコ歩いているのを見かけました。
夏なので茶色い毛並でした。
写真におさめられなくて残念。 -
ホテル立山での宿泊を決定づけた理由、それがこの満天の星空!
夜10時すぎに外へ出てみると、静寂の中にきらめく無数の星。 -
さすがホテル立山は「星に一番近いリゾート」と謳っているだけのことはあります。
周りはほぼ明かりがなく、真っ暗闇の中。
天の川もはっきり見えました。 -
ただ、三脚を持ってきていたなかったので、暗闇の中でカメラをベンチに置いて適当に撮ってます。
写真では伝わらないかもしれませんが、肉眼では本当に美しい星空を満喫できました。 -
さらにさらに。
ホテル立山に泊まった人だけが体験できる特典がこれ、「ご来光バス」。
ツアー代金一人2000円です。 -
当日は朝4:30にホテルのロビーに集合し、大観峰までトロリーバスで連れて行ってもらって、朝日が昇るのを待ちます。
眼下には黒部湖が見えます。 -
山の稜線が赤く染まってきました。
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朝日が顔を出した!
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ありがたやありがたや。
なんだか神秘的で大自然の驚異さえ感じます。 -
太陽が完全に姿を見せました。
いやあ、ホテル立山に泊まらないと拝むことのできない、貴重な体験ができました。
このあと、ホテルまで連れて帰ってくれました。 -
ホテルで朝食をとり、ゆっくりしてから室堂を後にしました。
ご来光ツアーで早朝に乗ったトロリーバスにまた乗り、また大観峰まで来ました。
今回は他の観光客もたくさんです。
大観峰からはロープウェイで黒部平まで一気に下ります。 -
ロープウェイの中から。
右の方に黒部湖。
このロープウェイは1.7kmもの長さがありながら、なんと支柱が1本もないのです。
雪崩が多いため、支柱が立てられないのだそうです。 -
黒部平から黒部湖まではケーブルカーです。
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黒部湖に到着しました。
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ダムの上を歩いています。
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ダムから下を覗き込むと、すごい勢いで放水しています。
6〜10月の間、観光放水が行われているのです。 -
虹だ!
太陽光線の当たり具合によって、虹が濃くなったり薄くなったり。
きれい〜。 -
展望台に登ってみることにしました。
階段はなんと280段。
休憩しながらなんとか登りました。 -
展望台からはダムと放水が一望できました。
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黒部湖の奥の方まで見えます。
ダムの上を歩いている人がゴマ粒のようです。 -
今度は階段を降りて、新展望広場へ。
こちらからはもっとも間近に放水を見ることができます。
毎秒10トンの放水だとか。
すごい迫力! -
今年は黒部ダム完成50周年。
それを記念して企画展「黒部の物語」が行われていました。 -
展示とともにスクリーンで映像が流されていたのですが、不覚にも感動してしまいました。
黒部ダムの過酷な工事に挑む人々の熱い情熱、そして多くの犠牲の上に完成した事実も心に留めておかねばならないと思いました。 -
レストハウスに戻ってみると、へんな着ぐるみに遭遇。
クマがリンゴをかぶってます。
長野県のゆるキャラ「アルクマ」だそうです。
かわいいですね。 -
最後はトロリーバスで扇沢に到着。
立山黒部アルペンルートをついに通り抜けました。
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