真夏の立山黒部アルペンルート(前編)★美女平・弥陀ヶ原を歩く

2013/08/07 - 2013/08/08

立山黒部アルペンルートを１泊で縦走する旅の前編です。

早朝の立山駅を出発して、まずは美女平のお手軽ハイキングコースを散策。
その後高原バスでやってきた弥陀ヶ原の遊歩道をハイキングしました。
時期的に終わりを迎えているかと思っていた高山植物もまだまだあり、清々しい朝の高原を歩くことができました。

後編はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/h-achu/album/10806339/

エリア 立山黒部(富山)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

立山駅です。
ここまで自家用車でやってきて、回送サービスの会社に車を預けました。
立山黒部アルペンルートは、マイカーの乗り入れが禁止なので、車を預けると扇沢駅まで回送してくれるというサービスをやっている会社がいくつかあります。
しかし、このサービスは結構高額となります。
私たちはホテル立山の宿泊とセットになったプランで申し込みました（少し割安）。

立山黒部アルペンルートはバス、ケーブルカー、ロープウェイなど、いろんな乗り物が目白押し。
乗り物体験もこのルートの楽しみでもあります。

まず最初は立山駅からケーブルカーで一気に美女平駅まで行きます。

美女平駅に到着。
まだ朝の７時過ぎです。

ケーブルカーは満員でしたが、私たちを除いたすべての人たちは、ここでそのまま立山高原バスに乗り込んで室堂方面へと去って行きました。
美女平はあまり人気がないのかな。

「美女平探鳥コース」というお手軽コースを歩いてみることにしました。
ブナや杉の原生林の中を歩く、４０分ほどの短いコースです。

最初のところは急な下りの階段ですが、しばらく行くと歩きやすく整備された遊歩道が続きます。

木々の隙間から朝日が差し込んで、ちょっと幻想的でした。

遊歩道には木片が敷かれていて、踏み心地が柔らかく歩きやすいです。
でも、前日が雨だったようで、所々木片が流れてぬかるんでいました。

見晴らしのいい眺望ではありませんが、原生林の中ってなかなか歩く機会がないので、リフレッシュできました。

「不老樹」という立山杉です。
このあたりでは一番太い杉です。

次は美女平から立山高原バスに乗って弥陀ヶ原で下車。
バス停の近くにある弥陀ヶ原ホテルです。
ここを起点にまたまたお手軽ハイキング開始。

歩いたコースは「弥陀ヶ原遊歩道コース」という、たぶん一番一般的なコース。
短いコースと長い遠回りコースがあるんだけど、長い方を歩いてみることにしました。

木道がずっと続いているので、お年寄りやチビッコでも歩きやすいです。
ファミリーには最適のハイキングコースですね。

大日連山がきれいに見えています。
標高は1900ｍほどあるので気温は涼しいけど、日差しが眩しいです。
歩いているとさすがに暑くなってきました。

高山植物発見。
タンポポみたい・・・・・いや、タンポポかな？
植物についてはまったく知識がございません・・・。

これは知ってる！
ニッコウキスゲですね。

黄色いお花がかわいいです。

先ほどの白色バージョンかな。

この一帯は湿原であり、その各所にこのような「餓鬼の田」と呼ばれる沼のようなものがあります。

湿原らしい植物ですね。
ワタスゲ、だったかな？

木道は歩きやすくて良いです。
このコース、楽勝楽勝！と思っていたら・・・。

あれれ、途中から結構急な階段になり、アップダウンもそれなりにありました。
こんなコースでヒイヒイ言っていたら、登山をする人に笑われてしまいそう。

木が覆いかぶさったところも通り抜けます。

コース終盤でニッコウキスゲの群生に出会い、疲れも少し和らぎました。
１時間強でコースをひとめぐりすることができました。

次にめざすのは、この日の目的地、室堂。
弥陀ヶ原から高原バスに乗ると、雄大な山々が目に飛び込んできます。

天狗平のあたりでバスは速度を落として、ソーメン滝と呼ばれる滝の見せ場を作ってくれました。
中央の白い糸のようなものがソーメン滝です。

ソーメン滝をアップで。
バスの中からガラス越しに撮ってます。

天狗平あたりから見える剣岳がとっても美しいです。
剣岳は非常に難易度の高い山なのだそうだ。

さて、バスはもうすぐ室堂に到着します。

続きは「後編」を見てね　→　http://4travel.jp/traveler/h-achu/album/10806339/