2013/08/15 - 2013/08/15
3位(同エリア58件中)
+mo2さん
いよいよ、レバノン旅行も6日目。午前中はこの旅のハイライトともいうべき「バールベック遺跡」の見学です。中東三大遺跡の一つとういうよりローマ帝政期最大の神殿群で古代世界最大の聖域であったバールベック。その巨大さと荘厳さに圧倒されました。※旅行記のコメントは、一部「地球の歩き方」などから参照していますが、大部分は添乗員さんからの解説を記憶を頼りに書いているので勘違いがあるかもしれせませんが、ご容赦下さい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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バールベックに向かう前に、ニハの村にある神殿跡に向かいます。葡萄畑の細い道を歩いていくと、突然ローマ神殿が現れます。
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バールベックのバッカス神殿に似た神殿。レリーフは神官だそうです。
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神殿入口上部には、『鷲』のレリーフがあります。
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神殿の内部です。
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神殿の中にもイチジクが。レバノンでは、あちこちにイチジクが自生しています。そういえばイチジクはこの地方が原産だったような・・・
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山の上にも当時は第3の神殿があったとのことです。奥ノ院みたいなもものでしょうか?きっと、当時はこの山もレバノン杉で覆われていたのでしょうか?
ところでこの日は、ガイドのアリさんの息子は、「ホテルに残りプールで泳いでいる」とういうことでツアーに同行していなかったのですがバスに戻ってくると別の男の子が・・・ツアーバスの運転手の妹さんがニハの村に嫁いできているとのことでその息子・・・甥っ子か!?ということで、今日はこの甥っ子が一日帯同です。 -
バールベック遺跡から1キロメートル程のところにある「バールベックの巨石」、古代オーパーツの本などでは、ナスカの地上絵などともに必ず出てくる世界最大の切り出された石です。
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イチオシ
石単体の写真だと大きさがわからないので同行者の方々が入った写真です。
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長さ21m、幅4.8m、高さ4.2mで推定重量2000トン。現代の技術でもこれを動かすのは不可能らしい(?)
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ツアー参加者全員で登り、この後記念撮影しました。
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「バールベックの巨石」の隣にある売店で買ったヒズボラTシャツ。これを着てイスラエルに入国したら射殺かな?他国でも空港でこれ着ていたらもれなく連行の恐れあり(?)この他にも帽子等のヒズボラグッズ売ってました。
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いよいよバールベック、入り口にラクダがいました。
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ヴィーナス神殿の跡です。
バールベック 史跡・遺跡
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Wikipedia:バールベックとは「ベカー高原の主神」を意味しますが、後にギリシア・ローマ系の神々と習合し、祭神はジュピター、ビーナス、バッカスと呼ばれるようになった・・・・・・神仏習合で天照大神が大日如来、熊野権現が阿弥陀如来になるみたいなものか(笑)
バールベック 史跡・遺跡
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バールベック 史跡・遺跡
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何だか凄いものがゴロゴロしていますが、たまにいるヨーロッパ(?)の観光客はその上に腰掛けたり登ったりしています。ちなみにここだけでなくレバノン全土に渡り今や世界中どこにでもいる中国人・韓国人の観光客はまったくいません。まぁ日本人も我々だけですが・・
バールベック 史跡・遺跡
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バールベックは、紀元前1世紀半ばユーリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が建築を企画(?)しました。
バールベック 史跡・遺跡
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その後、初代ローマ皇帝アウグストゥスによって建設が始まり歴代皇帝によって建築が受け継がれていきます。
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それぞれの石材が巨大です。レバノンで産出しないエジプト等から運んだ石材などもあり相当の時間と労力が掛かったことが想像されます。実際、全てのものが完成するまで200年以上要しています。
バールベック 史跡・遺跡
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大中庭の建造は西暦150年頃。真中の長方形の遺構は生け贄を清めた池らしい。
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ユピテル神殿跡には列柱廊を構成した62本の円柱のうち6本が残ります。
バールベック 史跡・遺跡
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下にいる人間と比較すつとその巨大さがわかります。円柱は直径約2.2m、高さ約20m。ギリシャのパルテノン神殿の高さが約10mですから概そ2倍の高さです。
バールベック 史跡・遺跡
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身長180cm以上ある現地ガイドのアリさんと比較した列柱の直径。こんな巨大なものどうやって立てたのでしょうか?
バールベック 史跡・遺跡
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列柱の基壇の比較。
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ユピテル神殿は、紀元60年頃ネロ帝の時代に完成しました。
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バッカス神殿は2世紀中頃に完成しています。
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イチオシ
間口約34m奥行69mで高さ約17mの神殿がほぼ残っています。
バールベック 史跡・遺跡
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天井部分が落ちてきたもの。雨樋にライオンの装飾が施されています。
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正面から見ると雨樋になっていることがよくわかります。ところでこのライオンのモデルはやはり「バーバリライオン」なのだろうか?
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17mもある列柱の上にどうやってこんな重い天井を乗せたのだろうか?
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砂の中に埋もれていた為、地震による崩壊からまのがれたとか。
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酒の神バッカスを祀った宮殿にふさわしく装飾は、踊る女性の裸、セックス、麻薬などが施されているそうです・・・sex,drug,rock'n'rollか(笑)
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これは天井にあったクレオパトラのレリーフ。BGMはBud Powellの Cleopatra's Dream。
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バッカス宮殿の中です。
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しつこく写真アップしてますが、これでも300枚以上撮ったバールベックの写真の中から厳選しているつもりです。
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生け贄を捧げた祭壇、ちなみに上に居るのは生け贄ではなく同行者さんです。
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炎天下のなか、2時間ちかくにわたり添乗員さんが走ったり飛び乗ったり(落下して転んでしまいましたが・・)して解説してくれたおかげでバールベックの歴史やその意味などよく理解できました。
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ランチは、バールベックを望むことができるビルにあるレストランです。
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メインは、この地方特産のマス料理。
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食堂の屋上からのバールベック風景。
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イスラムぽっい街を抜けバールベックを後にします。
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