2013/08/13 - 2013/08/13
1位(同エリア90件中)
+mo2さん
レバノン4日目は、ベイルートからスタートです。午前中、ベイルート市内を観光(国立博物館、旧市街など)し、バスで南部(イスラエル方面)へ向かいます。途中シドンで観光をしティールの街に泊まりました。※旅行記のコメントは、一部「地球の歩き方」などから参照していますが、大部分は添乗員さんからの解説を記憶を頼りに書いているので勘違いがあるかもしれせませんが、ご容赦下さい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
ベイルートの宿泊は、海岸通りの近くのThe Diplomat Suite Hotelでした。ここからは、「鳩の岩」まで徒歩2〜3分でしたので、早朝近くを散歩してみました。
ザ ディプロマット スイート ホテル ホテル
-
イチオシ
地中海に突き出た「鳩の岩」と呼ばれる二つの巨大な岩。レバノンでは知らない人はいないという有名観光スポットらしい。
鳩の岩 観光名所
-
・・・他にスゴイものがたくさんあるのに、レバノン人がこれを一番好きな理由は?また「鳩の岩」の謂れもここから伝書鳩を放したとか、周りに鳩がたくさんいたとかあるらしが、いまひとつピンとこない。まぁ平和のシンボルとして「鳩の岩」でいいか(笑)
鳩の岩 観光名所
-
ベイルートの国立博物館、ここにはレバノン中から発掘された貴重な遺物が展示されています。展示品1,300点以上という、中東でも屈指の博物館です。
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
昨日行ってきたビブロス出土の石棺です。ローマ時代のもの。
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
上記石棺のレリーフ部分のアップ。
-
今年の7月に東京都美術館で開催されている(2013.7.20〜9.23)「ルーヴル美術館展—地中海 四千年のものがたり」へ行ってきたのですが、そこで展示されていたものを凌駕するお宝(遺物)が、惜しげもなく展示されています。おまけに写真撮り放題!!(一応、フラッシュは厳禁)テンション・マックスです。
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
バールベック出土のモザイク画。
-
ビブロス出土のモザイク:有名なエウロペ(Europeの語源)のギリシャ神話の1シーン・・・そういえば、エウロペはフェニキア王の娘でした。
-
エシュムーン遺跡出土品。展示品を1つづつ、現地ガイドのアリさんと添乗員さんが丁寧に解説していってくれます。おかけでこれからの遺跡巡りがますます充実していきました。私は、博物館や美術館巡り大好きなのですが、海外の場合、博物館を廻っても展示品の解説がなかったり薄っぺらいものだと興味が半減してしまいますが・・・今回は、テンション、アップしていきます。
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
今回のツアーの美人添乗員さんは、大学院でレバノンの宗派関係史を専攻しベイルート・アメリカン大学へも留学されていた才媛ですが、ツアー中、博物館や各遺跡だけでなく移動のバスの中等でレバノンの地理・気候、歴史、政治、経済と幅広く熱心(レバノンを本当に愛しているのが伝わってきました)に解説して頂きました。今回旅行前にレバノンの歴史や現在の政治情勢など調べてみたのですが、あまりの複雑さと私自身が世界史専攻したことがなかった為?????でした。そんな私ですが、ツアー中、体系的に解説して頂いたお蔭でスッキリ頭に入ってきました。暫くは、地中海史・イスラム史に嵌まりそうです・・・
-
ビブロス出土の石棺、フェニキア文字が残っています。
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
エジプトからの貢物?オベリスクの一部?・・・忘れてしまいました。
-
1975年に起こったレバノン内戦は、キリスト教マロン派とイスラム教信者・パレスチナ難民との間の対立から始まり激化、ベイルートは東西に分裂。この国立博物館は「グリーン・ライン」とよばれる東西の分離帯の真上に位置し甚大な被害を被りました。
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ビブロス出土の兵士像、こちらは少し大きなタイプのようです。
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ムーミン親子です(嘘)。
-
内戦から収蔵品を守った経緯についての10分間程度のDVDを見ました。こうして再び素晴らしい数々の収蔵品見ていることが奇跡のようです。それにしてもマラウィ国立博物館(エジプト)は・・・・ショック。
-
-
黄金のマスク
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
イスラム時代、シリアのウマイヤ朝時代のものか?
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
たっぷり2時間」近くは鑑賞できました。大満足です。
ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ベイルート国立博物館のお土産①ガイドブック&・・・
-
ベイルート国立博物館のお土産②兵士の像のレプリカ
-
続いてベイルートの旧市街を散策します。エトワール広場の西側少し離れたところにあるローマ遺跡。工事中に発掘されたものらしい。
-
エトワール広場から延びる通り、モノクロで撮ってみました。
-
エトワール広場② 今度は魚眼レンズで撮ってみました。
-
このエトワール広場を中心とした旧市街ですが、内戦で長い間、ゴーストタウンと化していたそうです。現在の平和な街並みを見ているとここで、つい20年程前まで激しい銃撃戦が繰り広げられていたとは信じられません(日本はバブルで浮かれていた頃か・・・)。
-
聖ジョージ教会裏のローマ遺跡。大きな遺跡よりもこういった街中から突然(工事などの関係で)現れた遺跡に強く心を惹かれてしまいます・・・
-
2005年に前首相のハリーリ氏が暗殺されており、その現場は霊廟となっています。
-
独立を祝う像(?)内戦の銃弾や砲撃の跡が痛々しい・・・
-
ベイルートから南下し、ランチはシドンで。ここは「海の城塞」のすぐ目の前にあるおしゃれなレストランです。
-
メッゼもカリフラワーを揚げたものやスパイシーなジャガイモなど美味しかったです。
-
メインは、チキンとナッツがのったご飯です。
-
イチオシ
ベイルートから南に40kmにあるシドンの海の城塞。十字軍の海の砦です。
-
十字軍の砦のすぐ横に大型タンカーが泊まっている不思議な光景。
-
シドン(サイダ)は、ベイルートから40km南の沿岸にあるレバノン第3の都市です。紀元前12〜10世紀にはフェニキア人の都市国家としてトリポリ、ティルスと並ぶ交易拠点として繁栄していたそうです。
-
イチオシ
城塞の上から見た風景。
-
美しいシドン(サイダ)の港。ベイルート、トリポリに続くレバノン第3の都市とのことですが、レバノンは全人口の46%がベイルート及びその周辺に集中しておりベイルートと比べると全く別の国へ訪れたような印象です。
-
丸い石は、ローマ時代の列柱を後の時代に切断して補強用の建材としたものです。他の遺跡(ビブロスなど)でも良くみられた光景です。
-
上記を裏から見たところ。ローマ遺跡の列柱だったことがよくわかります。
-
「ハン・エル・フランジュ」ファハルディーンによって、17世紀に建てられたハーン(隊商宿)です。
-
保存状態良く、19世紀には、フランス領事館としても使われていたそうですが、現在は地域のコミュニティセンターのような使われ方をしているようです。写真に写らないようにしていますがイベント用の椅子などが敷地内に多数・・・
-
朝、ベイルートを出発の時、バスに昨日までの女の子でなく男の子(13才)が・・・・「長男なんだけど・・」と現地ガイドのアリさん、一緒に廻ることとなりました・・・続く
-
シドンの狭い旧市街の町並みを抜け、石鹸博物館へ。オリーブ石鹸の歴史と製造工程を紹介する博物館です
-
石鹸に模様をつけるスタンプ。
-
石鹸博物館のショップで買ったオリーブ石鹸・・・・同行者の皆様、凄い量で買われてました。
-
エシュムーン遺跡の観光です。シドンの守護神で医学の神エシュムーンを祀った神殿の跡のようです。
-
ビサンチン時代のモザイクが残っています。この後のバス移動中、ビサンチン(東ローマ帝国)について解説してもらいその関係性が良く理解できました。
-
往時は、この神殿(ピラミッド)の上から水が流れていたそうです!!!
-
今晩は、ティールのABOUDIB HOTEL(アブディーブホテル)に宿泊です。通称「バナナホテル」と言ってましたが本当に周りは、一面のバナナ畑です。
-
ディナーは、テラスです。沿岸部分でベイルートよりも更に南側なので暑いのですが川に面しており適度な風が涼しい。このホテル沿いの川、添乗員さんはレバノン最大の川と言ってましたが、どう見てもド〇。家の近所の〇ブ川の方が大きいくらいです。・・・多分支流なのでしょう、それに見た目ほど汚くはありません。
-
メインの魚料理。スズキかな?海老は車海老のような味でおいしかったです。
-
デザートの果物。葡萄はホテルでとれたものだそうです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2013.8 レバノン一週8日間
-
2013.8 レバノン一周8日間(1日目~出発)
2013/08/10~
ドバイ
-
2013.8 レバノン一週8日間(2日目~カディーシャ渓谷と神の杉の森)
2013/08/11~
トリポリ
-
2013.8 レバノン一週8日間(3日目~ビブロス)
2013/08/12~
ビブロス
-
2013.8 レバノン一週8日間(4日目~ベイルート・シドン)
2013/08/13~
ベイルート
-
2013.8 レバノン一週8日間(5日目①~ティール)
2013/08/14~
スール
-
2013.8 レバノン一週8日間(5日目②~ベイト・エッディーン宮殿他)
2013/08/14~
その他の都市
-
2013.8 レバノン一週8日間(6日目①~バールベック)
2013/08/15~
バールベック
-
2013.8 レバノン一週8日間(6日目②~アンジャール)
2013/08/15~
アンジャル
-
2013.8 レバノン一週8日間(7日目~8日目)
2013/08/16~
ベイルート
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ザ ディプロマット スイート ホテル
3.05
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2013.8 レバノン一週8日間
0
53