2013/08/13 - 2013/08/19
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Minty Pinkさん
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夏休みに行った、パリとモンサンミッシェルの旅行記。
2日目はエッフェル塔→ベルサイユ→ルーブルの夜間開館。
ハード。
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝ご飯はスーパーで買った物。クロワッサン、ハム、野菜の上にマカロニサラダ。半月型のはPomme de Painで買ったフランを半分こ。それと、ヨーグルトとミックスベリージュース。おなかいっぱいになります。
今日は、きちんとお昼ご飯が食べられるかもわからないから、朝ご飯をしっかり食べておく。 -
メトロ駅でチケットを買ってバスに乗ります。メトロ・バス・RERは共通チケットでOK。午後はベルサイユに行くのでゾーン4のモビリスを購入しました。
地上に出てバスを待ちます。そうそう、モビリスだから、名前と日付を書かなくっちゃね。
ここは屋根のあるバス停。「あと何分で到着します」という表示があって便利。ルートマップなんかも貼ってあります。92番はモンパルナス駅行き。途中のEcole Militaireで降ります。 -
途中、アルマ橋を通ります。こんなモニュメントが橋の近くに。
Paris NAVIさんによると、「1989年にニューヨークの自由の女神の修復作業に対する感謝の記念に、アメリカよりフランスに贈られたもの」だそうです。
「1997年にこのモニュメントの真下のトンネルでダイアナ妃の交通事故があってしばらくの間は、彼女の慰霊碑として、献花やメッセージが絶えなかった」とのことです。 -
まちがえずにバスを降りられました。
しばらく行くと、左手に旧陸軍士官学校(Ecole Militaire)が見えます。かつてナポレオンも学んだという場所。今は見学はできません。 -
旧陸軍士官学校の正面にエッフェル塔がそびえます。
手前にあるのはミレニアムイベントで造られた「平和の壁」というモニュメントです。
ガラスの壁の表面には「平和」を表す文字が49カ国語で書かれているそうです。漢字で「平和」も。 -
ガラスの間にエッフェル塔が収まって見えるのは、もちろん計画的な設計。エッフェル塔には午前9時のtimed ticketをとってありますが、このときの時間はまだ8時前。観光客はほとんど見かけず、ジョギングをする人たちがぱらぱらと。こういうのんびりお散歩が好きなんです。
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エッフェル塔は、のシャイヨー宮から眺めるのが良い、ともいいますが、今日はあえて反対側のシャンドマルス公園側からアプローチ。
計画を立てる段階で、「午前中シャイヨー宮側からだと逆光になってしまっていい写真が撮りづらい」という情報を得たので。
本当にいろんな方が旅の情報をアップしてくれていて助かります。 -
だんだん近づいて来て…、てっぺんをアップで。あの辺まで行くのね〜。
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この足場?が見えると最近撮られたエッフェル塔の写真だということがわかります。
それほど景観に支障はない…と思いますけどね。フランス式1階の改修工事中なのです。
左端の足場?を簡易エレベーターが上がって行きます。資材運びかな。 -
連れが「なんか書いてある」というので見てみると…、金文字で名前でしょうかね。1階のちょっと下あたりです。裏側にもぐるりとたくさん書いてありました。
エッフェル塔の建設に携わった方々でしょうか?…と思ったら、調べてみると「ギュスターヴ・エッフェルが選んだフランスの科学に功績のあった人物のリスト」ということでした(Wikipediaさん)。
そうそう、「ラボアジエ」と読める名前もありましたよ。てっきり同じ名前の人が建設に携わってのかと…。思いこみはいけませんね。 -
繊細な模様がおしゃれな感じです。
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工事中なので、完全に真下へは入れませんが。
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8時半でこの行列です。これは、当日のチケットを求める方々。私たちは9時の予約があるので、そっちに行ってみると、まだ誰も来ていませんでした。
行列ができれば物売りの方々も多数現れます、手にエッフェル塔の形のキーホルダーかなんかをじゃらじゃらさせて、「わんゆーろ、わんゆーろ」と言って売り歩く。ちらほら買っていた人もいた様子。
「アンケートにこたえてね」とボードをもって歩く女性たちもいましたがDo you speak English?という声かけすらもわからないふりでスルーします。
あの人たちはみんなスリ目的なの?それとも、中には正しい目的の人もいるの? -
ぼけっとしてたら、予約チケットをもっている人たちの列もできていました。慌てて並びます。この紫のノボリ旗にVisiteurs avec reservationとかなんとか書いてあったかな。
それにしても係員らしい人がまったくいない。だから、案内もまったくなく、書いてあることを理解して行動するのみ。私たちの前に5,6人の家族がいまして、その中の2人がなんか言いながら列を離れて行っちゃった。残った一人がこっちを振り向き、「これ、チケットもってる人たちの列よね?そうそう、それと同じよ。ここでいいのよねぇ。まーったくあの人たちは信じないんだからー。様子見に行っちゃったけど…。あー、戻ってきた、戻ってきた。(英語)」みたいな感じでした。
確かに不安になるよね。もたもた出てきた係員もなんかよくわかってない人がいたし。9時のチケットなのに、こっちの予約ありの列が動き出したのは9時7分だし。 -
まずは、あの建物の中で「持ち物検査」。はぁ、なかなか列が進まない原因はここか。2つしかレーンがないし、チェックはゆっくりだし。安全のためにはしかたないけど、係員は私をみて「こんにちは、ありがと、さよなら」なんて言っちゃってて、真剣みが足りない気が。
それにしてもパリではよくこの「こんにちは、ありがと」系の人にたくさん会ったなぁ。昔の日本の小学生は外国人を見ると「はろーはろー」と意味なく叫んだもんだが、こんな感じか?親しみの挨拶なんだか、おちょくってんのか、言われた方は微妙な気持ち。
手前に見える3人の物々しい方々は、警備の人たち?ノートルダムの近くでも見かけました。 -
Pilier Nordは「北塔」ということ。セーヌ川を背にして左側の足です。
右手に見える透明な仕切りの向こうがセキュリティ。そこを抜けてやっと建物内に入ります。エレベーターは足にそって斜めに上がります。
1階では通常誰も降りない。2階ではてっぺんまで行く人も全員エレベーター乗り換えのために降ります。2階からの眺めもいいんだけど、ここは先を急いで、まずはてっぺんからの眺めを楽しみましょう。ここから先のエレベーターは予約も何も関係ありませんからね。 -
3階の展望室は狭いです。そしてガラス張りなので、汚れているところからはきれいな写真が撮れません。階段を上ってオープンエアになってる方へ行きましょう。
これは、グルネル橋とビルアケム橋の間にある島(白鳥の小径)。向こうの端っこに… -
「自由の女神」がいらっしゃいます。女神さまは何体かいらっしゃるけど(オルセー美術館の彫刻群のところにも最近になって登場)、National Treasure 2に出てきたのはあれかしら?アメリカからフランスへの贈り物。
中学生男子と母親らしい人の会話が聞こえてしまった。「ほら、あれ自由の女神よ。」「へ?何言ってんの?自由の女神ってニューヨークにあるんでしょ?(日本語)」
うーむ。これをきっかけにちょっと勉強したまえ。 -
シャンドマルス公園側。芝生の端っこに「平和の壁」が見えます。
向こうの建物は旧士官学校。あの芝生の中の道をずーっと歩いて来たわけ。 -
あのドームはアンヴァリッド。ナポレオンの墓所があります。
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セーヌの向こうにシャイヨー宮。塔の影が。
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これでエレベーターを動かしている?
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遠くにモンマルトルの丘。
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帰りのエレベーターを待っている間にぱちり。このピクトグラム(というの?)は、あちこちの観光地で見かけました。
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エレベーターのところにあった表示。
「外にいるおみやげ売りは違法です。彼らの商品は安全基準を満たしていません。買わないことをおすすめします」のようなこと。
「わんゆーろ」で売ってたのと似たようなのが、オフィシャルショップでは6ユーロとかでした。安全基準を満たしているからね。 -
昔はこんなエレベーターだったの?なかなかおしゃれな。
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工事中の1階部分も、できあがっているところは見せてくれます。
3つあるパビリオンのうちの一つ。
3メートルくらいの高さのミニチュアエッフェル塔もありました。 -
帰りは1階から地上まで階段を使うことにします。5分くらいあれば降りられます。これは楽しい。
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ここをエレベーターが斜めに上がって行きます。
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見上げてぱちり。この近くに無料のお手洗いがありますが、やっぱり混んでました。
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エッフェル塔に別れを告げ、次の目的地ベルサイユ宮殿に向かいます。
すぐ近くに駅があるので、RERのC線で行くことにしました。5分くらい歩いたら見えてきた。
手前にあるのが無料の公衆トイレ。使用後に内部全体が洗浄されるという…。けっこうあちこちで皆さんが並んでるのを見かけました。 -
上から2番目に11:09 Versailles ChateauRGとあるのがそれですね。はっきり書いてあるので迷わないのでしょう。
そうそう、改札を乗り越えて行っちゃった若者がいまして(メトロでもよく見かけた)、3人組で巡回していた警備員のお兄さんに追われていました。 -
プラットフォームの様子。特に危険な感じはありませんでした。
この列車はベルサイユ行きの前の列車。
じゃあ、あの辺に立っていればいいかな、と思っていたら、次に来たベルサイユ行きは車両が少なかったらしく、停車位置まで走るはめに…。 -
途中、右手にさっきの「自由の女神」などを見ながら30分ほどの列車の旅。
2階席に座りました。例の『豪華(?)ベルサイユ宮殿特急』ではなかったです。
列車の中は、ベルサイユへの遠足に向かうであろう観光客の方々ばかりで和やかな雰囲気。小さい子たちもいました。
RERは駅を出るときも改札にチケットを通すのですが、この日は故障していたらしく、開いているゲートからみんなぞろぞろ出て行っていました。
駅を出たら、道路を渡って右折します。案内の人が「こっちです」と示してくれてました。 -
遠くに見えている小さい白い機関車は、宮殿へのシャトル。5分歩くのがいやな方は2ユーロでどうぞ。
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さらに左折すると、宮殿が見えてきますが…。え…? 何なの、あの人だかりは…。いくら混むったって…。
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いやいや、きっとこれはチケットを買いたい人の列で、我々はMuseum Passを持っているんだからセキュリティの短い列にとっとと並べるはず…という考えは甘く、この何重にも蛇行した人々の列の最後尾につくことになりました。
暑い…。「野球場みたいに物売りが来ればいいのに」という連れ。水が底をつかないように大切に飲んで1時間半。やっとセキュリティの建物にたどりつきました。
それにしても、小さい子やお年寄りもいるのに、熱中症騒ぎにならないのが不思議。前と後ろはスペイン語を話すグループで、ずーっと元気に弾丸トーク。後ろのグループなんか、さりげなく割り込もうとした夫婦を撃退してました。"NO! NO! NOOOOOOO!!"の大合唱。 Good Job.
それにしてもこれはまさにあの台詞のためにあるような場面。
「今日は…ベルサイユは…大変な人ですこと!!!」 -
へとへとになりながらセキュリティを通過して、中庭に入ると、こんな感じ。さっきの行列はどこへやら。やっぱりセキュリティの数が少ないのが問題なんだ。またきっと「バカンスで職員の数が〜」とか言うんだろう。
中央に見えるあたり、日本式の2階に王の寝室があって、ベルばらじゃ、あのバルコニーからマリー・アントワネットがおしよせた民衆にお辞儀をした様子が描かれていたよ。屋根が修復中でちょっと残念な感じではあるけれど。 -
見学順路が始まってすぐに「王室礼拝堂」。
ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式の時には6千人がここに…ってどっかで読んだな。
え、6千人は無理じゃないの…?そんなに広くないよね。たとえ入っても、なんにも見えない人もいたのでは。 -
すてきなパイプオルガンも見えますね。
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礼拝堂の見学が終わると、居室群にたどり着く前に、宮殿のミニチュア展示や歴史の説明や、昔の宮殿を描いた絵や噴水の一部なんかがぞろぞろと展示されている部屋を通り抜けていく。
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そしてやっとフランス式1階(日本式2階へ)。まずは、先ほどの礼拝堂を二階から。
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ヘラクレスの間は、宮殿内で最大の部屋。
ヴェネツィア共和国からルイ14世に贈られた『パリサイ人シモン家の宴』という大きな絵があります。 -
『ヴィーナスの間』の天井画です。
隣の『豊穣の間』は王族や貴族が飲み物や軽食を楽しんだ部屋…ですと?ワインやフルーツジュース、シャーベットでおもてなし??
ああ、今ここで私のことももてなしてほしい…。やっと宮殿内に入ったけど、のどが渇いたよう…。 -
『ヴィーナスの間』にいらっしゃる太陽王ルイ14世。
ところで…。ベルサイユ行きについていろいろ調べ物をしている時に気づいたんですが、Google Map のストリートビューってベルサイユ宮殿の中まであるんですね。
びっくりでした。 -
『○○の間』というのは、天井画に描かれた神様の名前からとられているものも多い。これは軍神マルスで、ここは『マルスの間』。
モーツァルトがここで演奏会をしたこともあるとか。 -
さあ、これは何でしょう? カーテンじゃないですよ。
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ルイ15世の王妃、マリー・レクザンスカのドレスの裾! ゴージャスです。この絵と次の絵は『マルスの間』にあります。
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はい。夫のルイ15世。ベルばらの、あのイメージはありませんね。
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『アポロンの間』にいらっしゃるルイ14世陛下。かつら大好きだったそうです。
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8センチヒール? いやもっとありそうな。これで背をすらりと高く見せていたのか。
足も細いね〜。 -
角部屋にあたる『戦争の間』を過ぎると、いよいよ『鏡の回廊』ですが、回廊の左側に入るのを忘れてはいけません。ここで、『王の寝室』を見学しましょう。
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『王の寝室』の真正面ではありませんが、バルコニーから中庭を見下ろします。ここらへんにマリー・アントワネットが立って民衆にお辞儀をしたのね。
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『鏡の回廊』に戻ります。天井画は「太陽王の栄光と歴史」がテーマなので、ルイ14世の時代には、絵を鑑賞できるようにシャンデリアが下げられていなかったとか?
そういえば、今回ベルサイユに来たのは、「鏡の回廊って、これ、ベルサイユ条約を結んだところじゃん。ウィルソンもいたってことだよね?教科書に載ってた。ああ、行く行く。」などと連れが言い出したからだった。そうだった!!私は2回目だから別にいいかな〜と思ってたんだ。
さあ、連れよ、疲れ切ってないで『鏡の回廊』を楽しみたまえ! -
『王妃の寝室』。ああ、やっぱり綺麗ですねぇ。最近修復作業をして、ますます美しくなっているのでは。
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居室群見学の最後は『戴冠の間』。『ナポレオン一世の戴冠』というダヴィッドの絵がかけられているから、この名前。これはダヴィッド自身によるレプリカ。オリジナルはルーヴルにあります。
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レプリカなので、オリジナルとは変えてある部分も。左側にいる女性たちの一人がピンクのドレスを着ているというのは有名。
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左下のサインもルーヴル版にはありませんでした。
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綺麗ですねぇ。ダヴィッドはもちろん、ナポレオンに気に入られるように描いているのだけど。
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実際には出席しなかった賢明なナポレオンの母。ベールの感じがルーヴル版とは違います。
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宮殿内の見学を終えて庭園へ。はるか昔に来たときは2月で寒々としていたけど、さすがにお花が咲き乱れてますねー。
…しかし、1時間半の行列がダメージとなり、すでにへろへろ…。 -
頼みの綱のプチトランにも行列が…。10分おきに来るということで、まあ、2,3回目くらいには乗れるかなとは思いましたが、この行列もまた炎天下…。(みんなすごいなー。でも、あれ?なんだか救急車みたいなのがあるよ…。やっぱり誰か倒れたのかも。)
トリアノンに行きたかったけど、時間も押してるし、2人とも疲れてるし、ここは引き時か。 -
帰りは宮殿前から出る171のバス(途中からすごく混んだ!)→メトロ9番線を乗り継ぎます。これは、メトロの駅。終点なので降りそびれる心配もない。
メトロ1号線に乗り換えて、Palais Royal Musee du Louvreの駅で下車。地下を通ってそのままナポレオンホール(ピラミッド下)へ入ります。午後5時半。行列なし。 -
水曜日はルーブルは夜間開館で、午後10時近くまで開いています。
お昼はアイスクリームと飲み物だけだったので、カルーゼルのフードコートで何か食べてから鑑賞スタート。 -
オススメのお店(フードコートだけどさ)ってのを調べておいたんだけど、資料を忘れてきてしまった。
適当に歩いて、ここはマックカフェ。ショーケースにおいしそうなものが並んでいたので… -
マカロンを買ってみる。1個1ユーロだが、6個買うと4.9ユーロ。どれもおいしかったけど、真ん中のピスタチオが一番好き。
並んでいるときに「あの緑のナニ味かなー。」とか言っていたら、隣にいた日本人の親子連れのお母さんが「ピスタチオですよ〜。6個買うと安くなりますよ。」と教えてくれました。こっちに住んでいる人かな。海外旅行に行って日本人の方とお話しするのってけっこう好きです。 -
小さいカヌレ(1個1ユーロ)もあったので買ってみました。連れはマカロンは好きだがこっちはいまいちだったよう。もちもちしてておいしいと思うけど。
いずれにしても安上がり。あんまり食欲もなかったし。お菓子ばっかりで、まともな食事をしてないなー。連れはこれでは当然足りず、ハンバーガーを買いに走ります。 -
では、ルーブルへ。フードコートから来て逆さピラミッドがあったら、その左手で恒例の荷物検査。ここは機械に通す形。係の方はあんまりやる気なさそう。
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セキュリティを抜けるとナポレオンホール。ここからドノン、シュリー、リシュリューの3翼に別れてエスカレーターを上がっていく。チケットを見せるのはその先。
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まず、モナリザの部屋へ直行。夜間開館だからって、ここがガラガラってことはないのね…。モナリザと静かに語り合いたければ、朝イチで来るしかないというのはわかっているのよ。それにしても遠いなー。今日はいいか。またあさって来るし…。早々に退散。
向かい側にはヴェロネーゼの「カナの婚礼」というルーブルで最大の絵。 -
時間が有り余ってるわけでなく、疲労もあるので、ここからは事前に計画した動線に従って鑑賞。
モナリザ正面の『カナの婚礼』の向こうの長い廊下、グランドギャラリーへ。
ラファエロの『美しき女庭師』登場!この聖母マリア様は誰かに似ている…。 -
同じくグランドギャラリーを歩くと、アルチンボルドの連作『四季』の中の『冬』。
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『四季』というからには他の季節は?
近くに、「『春』と『夏』は、Lensの別館に展示しています」というお知らせあり。実は今回の旅は、この『春』と『夏』を見るのがメイン・イベントなのです。だからもちろん調査済み。Lensへは旅行5日目に出かけます。 -
「ああ、あった、あった。あれ?他のは?(日本語)」と言っている人がいたので、ついついLouvreの別館情報をぺらぺらと語ってしまった。失礼しました。
昨年の12月にできたばかりなので、情報がまだまだ少ないですからね。 -
こちらはダ・ヴィンチの『岩窟の聖母』。ロンドンのナショナル・ギャラリーで別バージョンを見ました。こっちがオリジナル。ロンドンのは弟子が描いたという話も。
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こちらもダ・ヴィンチの『聖母子と聖アンナ』。聖アンナって、マリア様のお母さんなのね。ということは親子3代そろってる絵なんだ。マリア様とアンナ様、親子に見えませんけど…。聖なる存在なので年をとらないのかなぁ?
このグランドギャラリーには、うっかりノーマークだったすごい絵もあるんだけど、あんまり深入りせずにこの辺で、モナリザの部屋へ戻る。 -
モナリザの裏手に回って、右の部屋に進むと、ダヴィッドの『ナポレオン一世の戴冠』オリジナル。
さすがに人だかり。
ナポレオン自身も、この絵を見たときには帽子をとって最敬礼したという逸話あり(『一生に一度は見たい西洋絵画BEST100』より)。 -
ベルサイユ版とはベールの感じが違うでしょ。
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さすがにナポレオンが自分自身に戴冠するシーンは選ばなかったのだね。
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みんな白いドレス。
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ちょっと足下を失礼。たびみたいな靴だなあ。靴にも豪華な金糸の刺繍。
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『ナポレオンの戴冠』を左手に見たずーっと先には『サモトラケのニケ』のお姿が。
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神々しいなあ…。ぐるぐる回っていろんな角度から見てしまう。連れも「印象的だった」と語る。
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ニケの階段を下りて、3つか4つ部屋を過ぎたあたりにいらっしゃいます『ミロのヴィーナス』。やっぱり人だかり。
モナリザ・ニケ・ヴィーナスという三大スターの周りはスリの格好の仕事場だそうですから、いらっしゃる方はくれぐれも気をつけて。
それにしても、わざわざ入館してスリを…?と思ったら、18歳未満は無料なのだった。むむむ。 -
ヴィーナスの前にはこのお方。こっちの方が活発な感じがして好きかも。狩り姿なので、アルテミスさんか?(適当。)
午後7時半。(日没は9時)。ドノン翼、ほぼ1時間で巡ってまいりました。さて、まだ鑑賞ルートは残っているのですが、疲れもたまっているので残りは金曜日の夜間開館で。
最後の力をふりしぼって、リシュリュー0階(日本式1階)の、『ハンムラビ法典』を見て帰ろう。 -
ドノンの反対側のリシュリューへ移動。さすがに「見たい」と言ってただけあって、連れがめざとく発見。有名どころなので、それなりに人に囲まれている。
「ハンムラビ王と神様だって。」「どっちがハンムラビ王?」「座ってる方でしょ、王様だし。」という日本語会話が聞こえてきて、ひそかにつぶやく連れ。「ばっかだなー、座ってるのは神様だよ!世界史のテストにも出たんだから!」
ほお、最近はそんな問題が出るんかい。たまには勉強するんだね…(意外)。でもまあ、落ち着いて考えれば、いくら王様だって神様よりはえらくないよね。 -
楔形文字…。夫の知人にこれの専門家がいるらしい。これを読めるわけですね…。私なんか英語だってヨレヨレなのに…。
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痛む足をひきずって地上へ。ピラミッドから出たかったから。午後8時です。ピラミッドのあのマークはなんなの?やんちゃるモンチャ?…な、わけないでしょう。でも、何?
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ピラミッド前の噴水のところに座り込む。あれはチュイルリー公園の観覧車?あれって冬限定じゃなかったんだ。
ああ、ハードなスケジュールだった。えーっと、どうやって帰るんだっけ? リヴォリ通りに出てメトロ1号線ですね。
day 3 に続きます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- picotabiさん 2013/08/31 18:03:34
- ハードですね!!
- こんにちは! コメントありがとうございました。
旅行記、他の人の読むの面白いですねー。自分のは絵画の写真がブレブレすぎてがっかりだったので、Minty Pinkさんの写真、楽しませていただきました。マリーレグザンスカのドレスすごいなー。
しかしこの1日でこの行程、すごすぎます!!
相当お疲れだったと思います。。。
あとヴェルサイユの行列に驚愕でした・・・これは午後でしょうか? ほんとこんなに観光客がくるんだから、なんとかしてほしいですよね!!!
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