2013/08/13 - 2013/08/19
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Minty Pinkさん
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夏休みに行ったパリとモンサンミッシェルの旅行記。
4日目は
AM:夜明けのモンサンミッシェル鑑賞と島内散歩(4日目 その1 に掲載)
PM:ルーブルの夜間開館、二度目(4日目 その2 )
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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レンヌ駅に入ってすぐ。2階(フランス式1階)へ。
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けっこういろんなお店が入っていますよ。サンドイッチなんかを簡単に食べられるお店もあったし、コンビニみたいなお店もありました。
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上の写真の、一番奥にクレープリーがありました。表にかかっているメニューをみると、ランチのセットみたいなのがある。お食事系ガレット+デザート系クレープ+飲み物。
これはLa Delice(深い喜びランチ?)というセットのお食事系ガレット。10種類くらいある中から選べるんだけど、ウェイターさんのおすすめにのってみる。ポテトが入っている。野菜サラダ付きなのがよい。 -
こっちはL'Express(お急ぎランチ)というセットのお食事系ガレット。ハムとチーズと卵の定番ものかな?
ガレットは「フランスに行ったら絶対食べるぞリスト」に入ってたし、おいしかったし、満足。 -
お店の名前。クレープリー・おこじょ。ウェイターさんは、自由自在に英語とフランス語をスイッチする方でした。そういう人はたくさんいたけど、「英語はちょっとねー」という人にも会った。この違いはどこからくるのだろうか。
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続いて、どっちのセットにも共通のデザート系クレープ。焦がしバターのクレープ。おいしい。
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「おいそぎランチ」のCafe。あ、そうか。Cafeってエスプレッソだったっけ。選択肢は他になかったけど。
「深い喜びランチ」の方は、シードルかエビアンから選べます。 -
おいしいクレープが食べられて満足。1時40分。出発まであと30分足らず。やっぱり駅でのんびり過ごすので正解。
連れはコンビニでオランジーナを買う。「フランスに来たらオランジーナでしょう。飲み比べ。」だそうです。結果「フランスの方が強炭酸。でもすぐ炭酸がぬける。」ほんとー?
さて、1時50分。なんかモンパルナス行きのが2つ表示されてるけど、あれでいいんだよね。列車番号8636。あってる。 -
ホームのどこで待てばいいかわからないので、駅員さんに聞く。調べてくれて、「あっち」というので「あっち」で待つが、入ってきた列車はずーっと先の方に行って止まってしまった。なんだそれ!!慌てて走るも、乗るべきCOACH20なんかない。「???」と思っていると、もう1本列車が走ってきて連結されたのでした。こっちか〜。
なるほど、そういうわけで、掲示板には2つ書かれていたのね…。 -
これは座席の間にある、読書灯。
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ちらりと車内の様子。今回は検札は回ってきませんでした。
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モンパルナス駅に戻ってきました。92番のバスでいったん部屋に戻るので、BUSの表示に従って進みます。
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駅を出たところ。右手にちらっと見えるのがモンパルナスタワー。バス停は左斜め前あたり。
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はい、モンパルナスタワーです。つい撮っちゃうね〜。
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バスに乗ります。
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ナヴィゴをかざす機械。たくさんの人が利用してました。
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運転席のすぐ隣にはチケットの刻印機。
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刻印されております。あれ?もしかして入れる面が逆だった?表に刻印されるのが正しいのかも…。結局コントローラーさんには滞在中一度も出会わずでした。
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一度部屋に戻って、ルーブルへ。金曜日なので遅くまで開いています。
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ドノン翼の入り口近くのエレベーターでモナリザ直行です(有地京子『ルーヴルはやまわり』参照)。水曜日に来てあまりの混雑ぶりにあきらめたので、今日は元気なうちにぜひ近くまで行きたい。うーむ、相変わらずの混雑ぶりですが、おとといより少しましかな。
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だいぶ近づきました。スリにねらわれないように、2人で荷物を気にしながら交代で写真撮影させていただきます。
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アップで失礼させていただきます。ベールをかぶっているんですね。それにしても、あなたを見るために毎日毎日これだけ多くの人が世界中からやってくる。ずーっと見てるとなんだか絵じゃないみたいに思えてくるよ。
『ふー。今日も大混雑ね…。みんな来てくれてありがとう。でも、このスマイルをずっと維持するのも大変なのよ。ま、私はプロだから、大丈夫だけど…。今日は金曜日だから時間が長いわね。』なんて思ってるのでは?
閉館後に警備のスタッフと打ち上げなんかしてたりして。 -
手のアップ。「左手(こっちから見て右)の立体描写が薄く、この作品が未完成なことがわかる」と前述の有地京子氏。そうなのかー。
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背景にも注目。ああ、橋が見えますね。荒れ果てたような風景です。
「水が枯れて最後には世界が焦土になるという…世界の終末が描かれているのかも」と、これまた有地京子氏。
だとすると、そんな焦土の前で謎のほほえみをうかべるモナリザさん。けっこう怖い絵? -
左手のお二人はモナリザを守る方々。あっちがわにも3人いらっしゃったので、1枚の絵にびっちり5人が張り付きです。お疲れ様です。後でモナリザさんと打ち上げして下さい。
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モナリザの裏手の部屋にあるエレベーターです。今日の主目的はリシュリュー翼なので、これでナポレオンホールまで降りてしまいます。
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ナポレオンホールに戻りました。
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リシュリュー翼に移動して、今度はエスカレーターで3階(フランス式2階)へ移動します。中庭のピラミッドや噴水を眺めながら。大ピラミッドの周りに小ピラミッドがあるんですね。
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6時半を回っていますが、入り口には入場待ちの列ができています。他に入り口があることを、知っているのか知らないのか…。
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小さいピラミッド。
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エスカレーターを上りきると正面に『ジャン二世善良王』の横顔の肖像画がかかっております。そっちに行かずにUターン。
Room 19, 39を通り抜け、次のRoom 38に、私のお目当てのフェルメール2点がございます。
こちら『天文学者』フェルメールにはめずらしい男性1人の絵。 -
天球儀。でも、望遠鏡がないから『天文学者』といいつつ『占星術師』なのかも。
私、この「手」の描き方がいつも気になるのです。なんだかまっすぐのびすぎていて不自然な形といいますか…。 -
お顔のアップ。
ぜひいつか、もう1枚の男性1人モデル『地理学者』にもお会いしたいですね。
絵の価値としては『天文学者』が上と聞きますが、どうも上の手の形が気になってしまう。 -
フェルメールといえば、画面左側の窓から差し込む光。ガウンや、テーブルの上の布の上にできらめいています。
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『天文学者』と並んで『レースを編む女』。
「あー、あった!」と喜ぶ日本人観光客の方々がいらっしゃいました。やっぱりフェルメールは人気ですね。
どちらかというと『レースを編む女』目当ての人が多いのかな。広い部屋に何枚も絵がかかっている中で、フェルメールの前だけ何人か人が集まっていました。
手元の2本のレース糸にだけ焦点を当てて、レース編みに集中していることを表現しているんですって。そばに寄ってみると、本当に細い糸が描かれています。 -
2点はこのように並んでいます。『レースを編む女』はフェルメールの作品中最もサイズが小さいです。
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裁縫箱から流れる赤と白の糸。
フェルメールを見たのはこれで15か16点目。やはり、本来ある美術館で見られるといいですね。日本に来てくれるのもうれしいんだけど、必ず大混雑になるから。 -
時間がたっぷりあるわけではないので、フェルメールだけ見たら、先へは行かずUターン。
Room 19を左折すると、それはそれは壮大な『マリー・ド・メディシスの生涯』全24作品。しかも1枚1枚が大きい。
有地京子さんによれば『愚かな王妃の華麗な一代記』とのことで、現実とは違って輝かしい栄光に満ちた生涯であるように描かれているとのことです。ルーベンスさん、お疲れ様です。もちろん絵そのものは名画でしょうけれど。
こちら、これから生まれるマリーの運命について相談するユピテルとユノー。人の人生がかかってるわりにはやたらリラックスムード。 -
これ、24枚目中6枚目です。連作中最も有名な『マリー・ド・メディシスのマルセイユ上陸』。恭しく迎えている青地に金百合マントの人物は「フランス」を表わしています。うーむ、確かにとても立派な人物に見えちゃいます。
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アップでどうぞ。
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有地さんによると、この作品の一番の見どころは、海の精ネレイスたちの豊満な肉体だとか。太ももの水滴がまるで本物のよう…、とのことでアップで撮ってみた。
ほほう。ドラクロワやセザンヌが熱心に模写したとのことですよ。
そんな一流の画家ですらそうなんですから、他から学ぶ謙虚な気持ちって大切ですよね。 -
このように、ずらりと。連れは絵に描いてある神話の生き物?だかについてなんだかんだとうんちくを語っていましたが、なんだったか覚えてません…。
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午後7時を回りました。この大ギャラリーを来たのと反対側に抜けると、金曜夜間は閉鎖になるコーナー。なので、エスカレーターの方に戻って、反対側から『ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像』。これ、作者不詳なんですか?
20代くらいの女の子たちが、「うふふふ」みたいな感じでこの絵の前に並んで楽しそうに写真撮ってました。有名な話ですが、これはガブリエルの妊娠を表すポーズ。 -
奥の侍女は産着を縫っている?
ところでガブリエルさんはアンリ4世の寵姫。アンリ4世がフランス王になるのに貢献したんですって。ところでアンリ4世って、さっきのマリーさんの旦那さんですよ。ガブリエルさんはアンリ4世との結婚の承認式の前日に急死。側近は財政難解消のためにマリーさんとの縁組みを画策していたってことなので、これは怪しい…。 -
Room12から18まで通り抜け、左折するとシュリー翼です。そこにはラ・トゥールの『いかさま師』。「酒・女・賭け事などに誘惑されてはいけないよ」という若者への警告だとか。
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ああ、もう、このいかさま師の目つきときたら、夢に出そうです。
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いかさま師のお洋服。デザインも布の感じもゴージャスです。巻き上げたお金で買ったんでしょうね…。
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『いかさま師』と向き合って展示されているのは、同じ画家の作品『大工聖ヨセフ』。本当に同じ画家?というくらい、静かで心落ち着く作品です。
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幼いキリストはお父さんに何を話しかけているのでしょう。ろうそくにかざした手が透けている。
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連れが「そうか、ほんとうのおとうさんじゃないんだよね。ヨセフもいろいろたいへんだったろうなあ」のようなことを言っています。
そ、そうかな。
まあ、婚約者が急に妊娠しましたってのはなかなかきついことでしょう。立派な方だから父親に選ばれたんでしょうね。 -
シュリー翼からの中庭の眺め。ピラミッドの向こうにカルーゼル凱旋門が見えます。午後7時30分を回っています。
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カルーゼル凱旋門のむこうはグラン・パレ。
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おや!これはノーマークでした。ダヴィッドの『未完成のボナパルト将軍の肖像画』。ルーヴルだったのですね。
時間も少ないこともあってルート図通りに進んでいますが、こんなふうに「おや、こんなところに?!」という出逢いがあるとおもしろい。 -
下描きしてありますが。
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「あとひとつ見たいのがあるんだよね。」というと、連れはつきあってくれるとのことなのであとひとがんばり。すぐそこの部屋のはず。
ありました。コローの『モルトフォンテーヌの思い出』。幻想的な色合いが美しいです。題名もいいね。 -
人物の服の色がアクセントになっている。よーくみると、草花も可憐です。
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すぐそこの「アンリ2世の階段」を下ります。天上の見事な細工。そうだよね、ここは昔は国王が住む宮殿だったんだわ。
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ルーブルで夕食にしちゃいましょう。カルーゼルのフードコートでもいいけど、カフェ・リシュリューってのがあるよ。アンジェリーナでもあるんだね。ピラミッドが見えるってさ。
と、いうことで深く考えずに行ってみた。 -
眺めのいい席。午後8時半。お食事系のものが食べたくて、「これとこれ」って頼んだら、「それはSnack Menuで、もう終わっちゃってるから…」と言われてしまう。ひえー、そんなこと考えなかったよ。じゃ、ケーキとか?と困っていたらウェイトレスさんが戻ってきて「聞いてみたわ。OKだって。」
おお、ありがとうございます。聞きに行ってくれてたのか。 -
私の Cafe Glace です。アイスコーヒーね。6.10ユーロ。んー、あんまり「アイス」じゃないなー。
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連れのクラブサンドイッチ。18.9ユーロ…。お高い…。おいしかったって言うからいいけど。連れはこの他にラズベリージュース7.9ユーロも。
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私のキッシュロレーヌ、15.3ユーロ。
普通に…おいしかったですよ。合計48.2ユーロ。
1ユーロ130円として、これで6千円以上するんですね…。そりゃあ、パリの食費は高いけどさ。私たち、場違いでしたね。セルフサービスのところにすれば良かったよ…。まあ、いい経験ですね。とほほ。 -
食事のあと、ミュージアムショップで少しお買い物。9時過ぎにメトロ方面へ。
そしたら、なんとメトロの入り口は閉鎖されてた。そうだ、こういうこともあるってどこかで読んだっけ…。ピラミッド入り口じゃないところは空いているけど時間によって通れないこともあるとかなんとか…。
んー、この場合はどうするんだ? ちょっと焦る。地上に出る階段を上がってそこからメトロの駅へ移動。 -
今日のラストはこれです!
エッフェル塔のライトアップとシャンパンフラッシュを見る。
メトロ1号線→9号線と乗り継いで、トロカデロ駅を出ると、人がたくさん。お祭りのような雰囲気。みなさん、シャンパンフラッシュ目当てだね。
雰囲気のある音楽がかかり、物売りから買った「青く光るおもちゃ」(←なんだかよくわからないけど、お祭りの露店なんかで売っていそうな…)をぴゅんぴゅん飛ばしている人がたくさん。それはそれで楽しい雰囲気だしキレイ。9時50分到着。 -
アンバリッドもライトアップしています。
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サーチライトもいい感じ。
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10時です! シャンパンフラッシュ開始! いっせいに上がるどよめき。
おおー、来て良かった〜。
もちろんすごい人出ですから、スリには厳重警戒。「スリがいるかも…」という不安以外はこの時間でも危険な感じはしませんでした。まあ、一応連れは男性だしね。 -
メトロで凱旋門まで。アパートはすぐそこです。明日は、凱旋門に上る予定。
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ご近所のお店。暗くなるとこんなふうなんですね。
エッフェル塔のシャンパンフラッシュはどうしても見たかったけど、治安が不安だったので、ホテル送りつきのツアーも考えてました。でも、グダグダしてるうちに申し込みに間に合わず。電話も通じず。
結果として自力で行けたのでよかったです!
では、おやすみなさい。明日のメインはルーブル・ランス!
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