亀山・関宿　旧東海道宿場町へタイムスリップのぶらぶら歩き旅

2012/12/08 - 2012/12/08

師走の忙しさの前、新年を迎えるに辺り少しでもご利益を頂きたい！、そう思ってお伊勢参りに出掛けました。

ならば温泉と松坂牛も食したい！、それでは余りにも卑しいと思い…、少しだけ途中で旧東海道五十三次の四十七番目の宿場町「関宿」へ行く事にした。

古から続く伊勢の國、江戸時代には領主・関盛信が領内の街道整備に着手したことから始まり、家康が行った宿駅制度により四十七番目の宿場と成ってから本格的に整備されたようです。

西名阪自動車道関ＩＣを降り、国道１号線沿い「道の駅関宿」から入っていくと関地蔵院に出る。
その先に観光案内と無料駐車場が２箇所有って便利です。

旧街道筋を歩けば、当時へタイムスリップしたかのような美しい町並みが保存されています。

では、真冬の晴れた良い天気の中?、ぶらぶら歩き旅スタートです。

エリア 関(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 自家用車

１２/８（土）　旧東海道の西はずれ、「西の追分」から歩くことにしましょう～、

なだらかな下り坂に沿って昔がらの家々が建ち並んでいます。

関宿 名所・史跡

旧街道沿いには電柱が撤去されて、美しく整備された雰囲気が出てますね～、

とっても静かな町並みに師走の風が流れて行きます～。

以前来た頃は普通に電信柱が有って、無いとこれだけ景色が違って見えるのですね。

新所辺りの町並みはまさに江戸時代にタイムスリップ？…、

草鞋を履いた弥二さん・喜多さんが現れそうな雰囲気です。

江戸時代に建てれた家々が今もなお続いて、そこに人の暮らしが代々続いてることに、今更ながら驚きを感じます…。

宿場町の情緒が色濃く残っていますね～。

道端には、季節の花がさり気なく飾られてます～、

古の頃より～、道中旅人へのおもてなしなのでしょうか?…、心遣いを感じます。

街道筋の中ほどまで来ました～、

古い薬屋さんですが、創業何百年も続く老舗なんでしょうね！…、
当時はお伊勢参りや大和道への旅人で、さぞかし賑わったことでしょう！～。

しかし、好く見ると今は”カフェ”だそうです？…、

「ナガオ薬局」とありましたが、「カフェナガオ」なんですね！

ナガヲ薬局/カフェ綾羽尾花座 グルメ・レストラン

ここは見るからに老舗の食事処のようです？～、

今どきガラスのサンプルケースとは珍しい？…、何でも有ります！って感じでが誇らしげで好いけど?…。

ここは何屋か判断付きません？…、

でも、店頭オブジェで考えれば何か趣味の店でしょうか？…、
それとも土産物屋かな？…、良い雰囲気を出してますねけど。

ローアングルで見るとなだらかに下がって来てますね～、

木曽路の宿場町とは違って、随分とひっそり佇む静かさが実に良い！…。

きっと暮れなずむ一時は、心に沁みる想いを告げるのでしょうか？。

旧街道の中程に有る「関まちなみ資料館」、無料ですので是非入ってみましょう～、

ここのお薦めは２階からの景観が素晴らしいこと！、
旧街道に沿って家並みの瓦屋根の眺めが本当に素晴らしいですよ！～、奥見えるは関地蔵院は宿場の中心です。

関まちなみ資料館 美術館・博物館

同じく２階から反対側を眺めてところです～、

やっぱり日本の屋根は、景観と旨く溶け込んだ瓦が美しいです！…。

旧街道沿いの中町辺りの町並み～、

当時は旅籠や商いをする店が多く集まり、一番の賑わいを見せたそうです。

旧街道から西を見れば～、この狭い道幅が迫ってるように見えます。

遥か鈴鹿の山々が連なり、近江の国へそして京の都へと思いを馳せたのでしょう?…。

旧街道の東の外れ「東の追分」で宿場は終わりです～、

このまま下れば亀山の宿です、ご城下に入るわけです。
これだけの整備された宿場町が残されているとは驚きました。