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<行った所><br />西安→嘉峪関間の硬座での列車移動。<br />嘉峪関:嘉峪関、懸壁長城、万里長城第一墩。<br /><br />★<br /><br />東京から、飛行機を使わず陸路・海路で、シルクロード経由でユーラシア大陸を横断する旅行です。<br /><br />9日目は、一日かけて西安から嘉峪関に向かいます。1,446km、標高差約1,200mを電車で移動します。10日目は嘉峪関観光です。<br /><br />嘉峪関には万里の長城(明代)の西端があり長城関連の見所をめぐります。<br /><br />7-8日目 中国 西安<br />http://4travel.jp/travelogue/10795862<br />の続きです。<br /><br />-----------------------------9日目(2013/07/16)---<br />西安 &lt;海抜約400m&gt;<br /> ↓(電車)<br />嘉峪関 &lt;海抜約1,600m&gt;  ≪嘉峪関泊≫<br />----------------------------10日目(2013/07/17)---<br />嘉峪関<br /> ・嘉峪関 ←ここからシャッターボタンに異変(汗)<br /> ・懸壁長城<br /> ・万里長城第一墩    ≪嘉峪関泊≫<br /><br /><写真は嘉峪関と嘉峪関門><br /><br />全体のルートはGoogle mapで↓<br />https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z1Gu1WLgvovM.k5bW8XTFkRBI

ユーラシア大陸横断【陸路】9-10日目 中国 万里の長城西端 嘉峪関

10いいね!

2013/07/16 - 2013/07/17

22位(同エリア56件中)

worldhusiast

worldhusiastさん

<行った所>
西安→嘉峪関間の硬座での列車移動。
嘉峪関:嘉峪関、懸壁長城、万里長城第一墩。



東京から、飛行機を使わず陸路・海路で、シルクロード経由でユーラシア大陸を横断する旅行です。

9日目は、一日かけて西安から嘉峪関に向かいます。1,446km、標高差約1,200mを電車で移動します。10日目は嘉峪関観光です。

嘉峪関には万里の長城(明代)の西端があり長城関連の見所をめぐります。

7-8日目 中国 西安
http://4travel.jp/travelogue/10795862
の続きです。

-----------------------------9日目(2013/07/16)---
西安 <海抜約400m>
 ↓(電車)
嘉峪関 <海抜約1,600m>  ≪嘉峪関泊≫
----------------------------10日目(2013/07/17)---
嘉峪関
 ・嘉峪関 ←ここからシャッターボタンに異変(汗)
 ・懸壁長城
 ・万里長城第一墩    ≪嘉峪関泊≫

<写真は嘉峪関と嘉峪関門>

全体のルートはGoogle mapで↓
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z1Gu1WLgvovM.k5bW8XTFkRBI

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
3.5
交通
2.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 9日目(2013/7/16)<br />3:45<br /><br />朝4時前の西安駅です。。<br /><br />5:08西安駅発の電車に乗って20:31嘉峪関駅を目指しますが、朝が早すぎ。。

    9日目(2013/7/16)
    3:45

    朝4時前の西安駅です。。

    5:08西安駅発の電車に乗って20:31嘉峪関駅を目指しますが、朝が早すぎ。。

  • 例によって駅周辺には寝転がる人民達。<br /><br />さっさと駅の中に入ってしまいましょう。

    例によって駅周辺には寝転がる人民達。

    さっさと駅の中に入ってしまいましょう。

  • 3:50<br /><br />入口でパスポートと切符のチェック、荷物等のセキュリティチェックを早々と終え、もう待合室に到着です。<br /><br />ガイドブック等には電車出発時間の1時間前には駅に到着していなさいと書いてありますが、”何もなければ”30分前くらいでも問題なさそうな印象です。<br /><br />何かあると嫌なので私は極力1時間前到着を守りました。

    3:50

    入口でパスポートと切符のチェック、荷物等のセキュリティチェックを早々と終え、もう待合室に到着です。

    ガイドブック等には電車出発時間の1時間前には駅に到着していなさいと書いてありますが、”何もなければ”30分前くらいでも問題なさそうな印象です。

    何かあると嫌なので私は極力1時間前到着を守りました。

  • 上の待合室でしばらく待っていたのですが、よく電光掲示板を見ると乗る電車(T193)が載ってない!<br /><br />勘違いしてT197の所で待っていたのでした。T193は反対側の第二待合室が割り振られていました。<br /><br />気付いてよかった。見間違いこえー。。

    上の待合室でしばらく待っていたのですが、よく電光掲示板を見ると乗る電車(T193)が載ってない!

    勘違いしてT197の所で待っていたのでした。T193は反対側の第二待合室が割り振られていました。

    気付いてよかった。見間違いこえー。。

  • 4:45<br /><br />なかなか改札が開かないなーと思っていたらいつの間にか「晩点」の表示が。。<br /><br />5:08から5:30に遅れるそうです。

    4:45

    なかなか改札が開かないなーと思っていたらいつの間にか「晩点」の表示が。。

    5:08から5:30に遅れるそうです。

  • 5:23<br /><br />もうすぐ5:30だよなーと思っていたら、さらに10分おして5:40になったそうです。<br /><br />もうこの際今日中に着けばなんでもいいです(笑)

    5:23

    もうすぐ5:30だよなーと思っていたら、さらに10分おして5:40になったそうです。

    もうこの際今日中に着けばなんでもいいです(笑)

  • 5:39<br /><br />ぎりぎりに改札があき、ホームに行ったらもう電車が!<br /><br />慌てて車両を探します。中国の電車はかなり長くて車両を探すのも一苦労。。<br /><br />今回は「硬座」という最低ランクの座席しか買えなかったんですよね。。車内でアップグレードしてもらわなくちゃ。。<br /><br /><br />電車 T193<br />5:41(5:08予定) 西安駅→21:31(20:31予定) 嘉峪関駅<br />硬座 173.5元

    5:39

    ぎりぎりに改札があき、ホームに行ったらもう電車が!

    慌てて車両を探します。中国の電車はかなり長くて車両を探すのも一苦労。。

    今回は「硬座」という最低ランクの座席しか買えなかったんですよね。。車内でアップグレードしてもらわなくちゃ。。


    電車 T193
    5:41(5:08予定) 西安駅→21:31(20:31予定) 嘉峪関駅
    硬座 173.5元

  • 乗ってすぐの入り口にすでに席なし客が!<br /><br />これは相当に混んでいそうです。

    乗ってすぐの入り口にすでに席なし客が!

    これは相当に混んでいそうです。

  • 硬座車内はこんな感じ。<br />写真右(進行方向左)は3人がけ<br />写真左(進行方向右)は2人がけ<br />になっています。<br />(※)電車は撮影方向の逆に進行します。<br /><br />列車長を見つけてアップグレード(補票)を申しでるものの、「没有(メイヨウ)」と一蹴され終了。<br /><br />ちなみに補票する場合は中国語しか通じないので、「請帮我 更換 到○○的 臥鋪。」(チンバンウォー ゴンファン ダオ○○ダ ウォープー)(=○○までの寝台に変えていただけますか)と言うと通じます。おまじないのようにして覚えちゃいましょう。

    硬座車内はこんな感じ。
    写真右(進行方向左)は3人がけ
    写真左(進行方向右)は2人がけ
    になっています。
    (※)電車は撮影方向の逆に進行します。

    列車長を見つけてアップグレード(補票)を申しでるものの、「没有(メイヨウ)」と一蹴され終了。

    ちなみに補票する場合は中国語しか通じないので、「請帮我 更換 到○○的 臥鋪。」(チンバンウォー ゴンファン ダオ○○ダ ウォープー)(=○○までの寝台に変えていただけますか)と言うと通じます。おまじないのようにして覚えちゃいましょう。

  • 仕方がないので切符で指定された席に座ります。<br /><br />すでに誰かが座っていましたが、追い出して席を確保しました。どいてくれとジェスチャーするだけでどいてくれるのでまだましな人で助かりました。<br /><br />荷物は座席の上か、小さければ下におけるのですが十分なスペースはありません。<br /><br />私はリュック1つだったので人の荷物の上に乗せて終了でしたが、スーツケースとかだと大変だと思います。<br /><br />座席は、それ自体が小さく、私は小柄なのですがそれでもやや窮屈なくらい。足を伸ばすスペースなど当然なく、大柄な人は短時間でもきついと思います。

    仕方がないので切符で指定された席に座ります。

    すでに誰かが座っていましたが、追い出して席を確保しました。どいてくれとジェスチャーするだけでどいてくれるのでまだましな人で助かりました。

    荷物は座席の上か、小さければ下におけるのですが十分なスペースはありません。

    私はリュック1つだったので人の荷物の上に乗せて終了でしたが、スーツケースとかだと大変だと思います。

    座席は、それ自体が小さく、私は小柄なのですがそれでもやや窮屈なくらい。足を伸ばすスペースなど当然なく、大柄な人は短時間でもきついと思います。

  • しかし凄まじい混雑。上の写真では一見そんな混んでなさそうに見えますが、通路には人民たちが座り込んでいます。<br /><br />人民たちの間ではカップ麺が流行しているのか、食事時になるとあちこちでカップ麺をすすっていました。この写真でも少年がカップ麺を食べています。<br /><br />お湯は電車にあるようなのですが、食べ終わった後スープが残り、ごみ収集が来るまで放置されるためしばらく臭います。。

    しかし凄まじい混雑。上の写真では一見そんな混んでなさそうに見えますが、通路には人民たちが座り込んでいます。

    人民たちの間ではカップ麺が流行しているのか、食事時になるとあちこちでカップ麺をすすっていました。この写真でも少年がカップ麺を食べています。

    お湯は電車にあるようなのですが、食べ終わった後スープが残り、ごみ収集が来るまで放置されるためしばらく臭います。。

  • 駅に停まる20分くらい前に「ごみを捨てろ!」という係員の怒号と共にごみ収集が必ずやってきます。<br /><br />場合によっては座席の下を怒鳴りながら箒掃除してくれますので、足をよけるなど協力してあげましょう。

    駅に停まる20分くらい前に「ごみを捨てろ!」という係員の怒号と共にごみ収集が必ずやってきます。

    場合によっては座席の下を怒鳴りながら箒掃除してくれますので、足をよけるなど協力してあげましょう。

  • 混雑の中車内販売が通ります。<br /><br />通路は席なし(無座)の客で埋まっているので通過するのも大変そうです。

    混雑の中車内販売が通ります。

    通路は席なし(無座)の客で埋まっているので通過するのも大変そうです。

  • トイレはこんな感じ。<br /><br />当然汚いですがもうどうでもいいです。<br /><br />むしろトイレに行くまでの通路の人を抜ける方が大変でした。

    トイレはこんな感じ。

    当然汚いですがもうどうでもいいです。

    むしろトイレに行くまでの通路の人を抜ける方が大変でした。

  • 途中駅では停車時間が長い場合、駅にいる物売りからカップ麺やお菓子、飲み物などを買うことができます。<br /><br />硬座の場合、席を空けることになるので誰かに座られるのは覚悟してください。また追い出せばいいのですが面倒です。

    途中駅では停車時間が長い場合、駅にいる物売りからカップ麺やお菓子、飲み物などを買うことができます。

    硬座の場合、席を空けることになるので誰かに座られるのは覚悟してください。また追い出せばいいのですが面倒です。

  • そんな車内で15時間をすごさなければなりません。。<br /><br />幸い窓際の席だったので景色を楽しめたのは助かりました。<br /><br />というわけで車窓の移り変わりを簡単にまとめてみます。<br /><br />この写真は7:00ごろ<br />西安(5:41発/33分遅れ)-宝鶏(7:33着/45分遅れ)間です。<br /><br />このあたりは平坦な農地が続きます。

    そんな車内で15時間をすごさなければなりません。。

    幸い窓際の席だったので景色を楽しめたのは助かりました。

    というわけで車窓の移り変わりを簡単にまとめてみます。

    この写真は7:00ごろ
    西安(5:41発/33分遅れ)-宝鶏(7:33着/45分遅れ)間です。

    このあたりは平坦な農地が続きます。

  • 8:00ごろ<br />宝鶏(7:38発/42分遅れ)-天水(9:01着/34分遅れ)間です。<br /><br />陝西省から甘粛省に入ると途端に山がちになり、河に沿って電車が走っていきます。

    8:00ごろ
    宝鶏(7:38発/42分遅れ)-天水(9:01着/34分遅れ)間です。

    陝西省から甘粛省に入ると途端に山がちになり、河に沿って電車が走っていきます。

  • 10:00ごろ<br />天水(9:07発/34分遅れ)-蘭州(13:14着/64分遅れ)間です。<br /><br />しばらく山がちな風景が続きます。時折集落があるのですが、土っぽいもので作った低層の家で、ちょっと二つ上の写真にある家とはかなり違って見えます。

    10:00ごろ
    天水(9:07発/34分遅れ)-蘭州(13:14着/64分遅れ)間です。

    しばらく山がちな風景が続きます。時折集落があるのですが、土っぽいもので作った低層の家で、ちょっと二つ上の写真にある家とはかなり違って見えます。

  • 15:50ごろ<br />蘭州(13:24発/64分遅れ)-武威(16:32着/64分遅れ)間は案外開けている印象です。<br /><br />後ろの山に木が生えていない!?遠くには珍しく普通の建物が見えます。

    15:50ごろ
    蘭州(13:24発/64分遅れ)-武威(16:32着/64分遅れ)間は案外開けている印象です。

    後ろの山に木が生えていない!?遠くには珍しく普通の建物が見えます。

  • 15:52<br /><br />しかしその2分後にはすぐに田園風景に。<br /><br />なんとものどかです。

    15:52

    しかしその2分後にはすぐに田園風景に。

    なんとものどかです。

  • 17:06<br />武威(16:39発/57分遅れ)-金昌(17:18着/55分遅れ)間です。<br /><br />武威を出ると急に景色が変わりだんだん砂地が目立ちます。

    17:06
    武威(16:39発/57分遅れ)-金昌(17:18着/55分遅れ)間です。

    武威を出ると急に景色が変わりだんだん砂地が目立ちます。

  • 17:35<br />金昌(17:22発/57分遅れ)-張掖(19:10着/67分遅れ)間です。<br /><br />ここもずっと砂地な感じでした。家はほぼ見えません。

    17:35
    金昌(17:22発/57分遅れ)-張掖(19:10着/67分遅れ)間です。

    ここもずっと砂地な感じでした。家はほぼ見えません。

  • 19:35ごろ<br />張掖(19:18発/69分遅れ)-清水(20:30着/61分遅れ)間です。<br /><br />あれ、なんか緑が!張掖駅を出て30分くらいは続きます。

    19:35ごろ
    張掖(19:18発/69分遅れ)-清水(20:30着/61分遅れ)間です。

    あれ、なんか緑が!張掖駅を出て30分くらいは続きます。

  • 20:05<br /><br />と思ったらまたも砂地に。<br /><br />町があるところだけ緑があるようで、さっきのは砂漠のオアシス的な町だったんですかね。

    20:05

    と思ったらまたも砂地に。

    町があるところだけ緑があるようで、さっきのは砂漠のオアシス的な町だったんですかね。

  • 20:48<br /><br />清水(19:18発/69分遅れ)-嘉峪関(21:31着/60分遅れ)間です。<br /><br />だんだん暗くなってきました。

    20:48

    清水(19:18発/69分遅れ)-嘉峪関(21:31着/60分遅れ)間です。

    だんだん暗くなってきました。

  • 21:31<br /><br />ようやく嘉峪関駅に到着です。<br /><br />すげー遠いわ・・・

    21:31

    ようやく嘉峪関駅に到着です。

    すげー遠いわ・・・

  • タクシーでホテルまで向かいます。メーターを使って最短距離で行ってくれたとても良心的なタクシーでした。<br /><br /><br />タクシー<br />21:32 嘉峪関駅 → 21:37 嘉峪関広場假日酒店<br />約5分、6元

    タクシーでホテルまで向かいます。メーターを使って最短距離で行ってくれたとても良心的なタクシーでした。


    タクシー
    21:32 嘉峪関駅 → 21:37 嘉峪関広場假日酒店
    約5分、6元

  • 21:38<br /><br />本日のホテルです。今日はいろいろ疲れたのでゆっくり寝たいと思います。。<br /><br /><br />ホリデイ・プラザホテル嘉峪関 (嘉峪関広場假日酒店) <br />シングルルーム<br />2泊 1,080元

    21:38

    本日のホテルです。今日はいろいろ疲れたのでゆっくり寝たいと思います。。


    ホリデイ・プラザホテル嘉峪関 (嘉峪関広場假日酒店)
    シングルルーム
    2泊 1,080元

  • このホテルも英語は通じません。<br /><br />お部屋は広めでとても快適でした。ちなみにベッドはかなり硬めです。私は予備用布団を下に敷いて寝ました。

    このホテルも英語は通じません。

    お部屋は広めでとても快適でした。ちなみにベッドはかなり硬めです。私は予備用布団を下に敷いて寝ました。

  • 湯船がある!やったー湯船につかりたい!<br /><br />というわけでおやすみなさい!<br /><br />★☆★嘉峪関泊★☆★

    湯船がある!やったー湯船につかりたい!

    というわけでおやすみなさい!

    ★☆★嘉峪関泊★☆★

  • 10日目(2013/7/17)<br />8:20<br /><br />おはようございます。<br /><br />ホテルからの景色。結構地方都市な印象です。

    10日目(2013/7/17)
    8:20

    おはようございます。

    ホテルからの景色。結構地方都市な印象です。

  • 朝食付のようなのでホテルで軽く朝ごはん。<br /><br />ビュッフェスタイルでした。

    朝食付のようなのでホテルで軽く朝ごはん。

    ビュッフェスタイルでした。

  • ジャジャーン<br /><br />どれもこれも油がすごい!(笑)<br />朝からはきついので少なめにしました。

    ジャジャーン

    どれもこれも油がすごい!(笑)
    朝からはきついので少なめにしました。

  • 9:41<br /><br />嘉峪関は、その名のとおり「嘉峪関」という見所があり、そこまでバスで出かけます。<br /><br />ホテルの人にバス停の位置をきいたところ、某歩き方(&#39;13-&#39;14)の地図が間違っていることが発覚。さすが地球の迷い方と揶揄されるだけあります。そもそもホテルの位置が間違っていました。<br /><br />和誠西路にある楓林園バス停まで歩いてきました。

    9:41

    嘉峪関は、その名のとおり「嘉峪関」という見所があり、そこまでバスで出かけます。

    ホテルの人にバス停の位置をきいたところ、某歩き方('13-'14)の地図が間違っていることが発覚。さすが地球の迷い方と揶揄されるだけあります。そもそもホテルの位置が間違っていました。

    和誠西路にある楓林園バス停まで歩いてきました。

  • ちょっとわかりにくいかもしれませんが簡単に地図を用意してみました。<br /><br />赤の点線が4路バスのルートです。<br /><br />ちょっと遠回りしますが、楓林園バス停から嘉峪関まで一本で行けます。

    ちょっとわかりにくいかもしれませんが簡単に地図を用意してみました。

    赤の点線が4路バスのルートです。

    ちょっと遠回りしますが、楓林園バス停から嘉峪関まで一本で行けます。

  • 9:45<br /><br />バスが来ました。<br /><br /><br />バス 4路<br />楓林園駅→関城景区<br />約30分、1元

    9:45

    バスが来ました。


    バス 4路
    楓林園駅→関城景区
    約30分、1元

  • 10:19<br /><br />嘉峪関に到着!<br /><br />ここは明代万里の長城の楼閣の西端。

    10:19

    嘉峪関に到着!

    ここは明代万里の長城の楼閣の西端。

  • チケット購入。<br /><br />ここ嘉峪関のほか、懸壁長城、万里長城第一墩も共通になっています。<br /><br />なのに、だいぶ離れている懸壁長城、万里長城第一墩へはシャトルバス等はありません。よって強制的にタクシー移動となります。なんじゃそのシステム・・・。<br /><br />嘉峪関<br />入場料 120元

    チケット購入。

    ここ嘉峪関のほか、懸壁長城、万里長城第一墩も共通になっています。

    なのに、だいぶ離れている懸壁長城、万里長城第一墩へはシャトルバス等はありません。よって強制的にタクシー移動となります。なんじゃそのシステム・・・。

    嘉峪関
    入場料 120元

  • チケットには4箇所穴を開けるようになっています。<br /><br />まず、チケット売り場からすぐのこの入口(関城南門)で1個開けてもらって中に入ります。

    チケットには4箇所穴を開けるようになっています。

    まず、チケット売り場からすぐのこの入口(関城南門)で1個開けてもらって中に入ります。

  • すぐに長城っぽいのが出現!<br /><br /><br />ここに来て気付いたのですがなんかカメラの調子がおかしい・・・シャッターボタンが超重くかなり強く押さないと写真が撮れない・・・なぜだ・・・呪われたか・・・<br /><br />そんなわけで調子が戻るまで撮れればOKなスタンスで撮ったため、ちょっと歪んでたりピントの甘いものもあります。すみません。。

    すぐに長城っぽいのが出現!


    ここに来て気付いたのですがなんかカメラの調子がおかしい・・・シャッターボタンが超重くかなり強く押さないと写真が撮れない・・・なぜだ・・・呪われたか・・・

    そんなわけで調子が戻るまで撮れればOKなスタンスで撮ったため、ちょっと歪んでたりピントの甘いものもあります。すみません。。

  • 上の写真の場所で道が左右に分かれていて、左に行くと池、右に行くとこの門に辿り着きます。<br /><br />この門(関城東閘門)でまたチケットに穴を開けてもらいます。<br /><br />池に行きたい方は上の写真の分かれ道で左に曲がり、見学を終えてからここに来ましょう。この門をくぐってしまうと後戻りできません。

    上の写真の場所で道が左右に分かれていて、左に行くと池、右に行くとこの門に辿り着きます。

    この門(関城東閘門)でまたチケットに穴を開けてもらいます。

    池に行きたい方は上の写真の分かれ道で左に曲がり、見学を終えてからここに来ましょう。この門をくぐってしまうと後戻りできません。

  • 一見砂で出来ている感じがしますが、石とレンガで作られているんだそう。<br /><br />写真は東閘門横にある烽火台。東閘門は工事中でした・・・<br /><br />※アマナイメージズにありますので興味のある方は探してみてください(笑)

    一見砂で出来ている感じがしますが、石とレンガで作られているんだそう。

    写真は東閘門横にある烽火台。東閘門は工事中でした・・・

    ※アマナイメージズにありますので興味のある方は探してみてください(笑)

  • しばらく歩くとこの石碑が見えてきます。<br /><br />ここは格好の記念撮影スポットになっており、たまたまあいた一瞬で撮影。ずいぶん待たされました(汗)<br /><br />「天下雄閣」の石碑は1980年ごろにはあったようで、下で紹介するパネルに一応英文があったので掲載しておきます。<br /><br />(※)<br />万里の長城の東端とされていた山海関は「天下第一閣」とよぶのに対し、嘉峪関は「天下雄閣」とよぶそうです。<br /><br />ちなみにこれはレプリカ。本物は楼閣の中に移されたそうです。

    しばらく歩くとこの石碑が見えてきます。

    ここは格好の記念撮影スポットになっており、たまたまあいた一瞬で撮影。ずいぶん待たされました(汗)

    「天下雄閣」の石碑は1980年ごろにはあったようで、下で紹介するパネルに一応英文があったので掲載しておきます。

    (※)
    万里の長城の東端とされていた山海関は「天下第一閣」とよぶのに対し、嘉峪関は「天下雄閣」とよぶそうです。

    ちなみにこれはレプリカ。本物は楼閣の中に移されたそうです。

  • パネルのコーナーというのがこれ。「天下雄閣」の石碑の隣にあります。中国各地の万里の長城の昔と今を写真で比較し、中国語と英語で解説が書かれています。

    パネルのコーナーというのがこれ。「天下雄閣」の石碑の隣にあります。中国各地の万里の長城の昔と今を写真で比較し、中国語と英語で解説が書かれています。

  • パネルにはこう書かれていました。<br /><br />William Geil walked through the archway beneath the Jiayuguan Gate Tower to take his photograph of the three-storied structure.<br /> Revisiting shows the reconstruction that took place in 1984 after an official visit to Jiayuguan by then-paramount Chinese leader Deng Xiaoping (1904-1997) who had just called for patriots to &#39;Love China, Rebuild the Great Wall.&#39;<br /> Once outside the gate Geil was attracted by a brick-encased tablet about 100 metres away, standing on the gobi beside the post road. &#39;We at once fell to copying and deciphering these inscriptions while a dust storm obscures the surrounding desolation,&#39; he wrote.<br /> The stele was inscribed with the characters Tianxia Xiongguan (The Martial Barrier of All Under Heaven), as well as other scratchings made by wayfarers, merchants, pilgrims and vagrants. Revisiting found that that the stele had been moved to a position inside the fortress for safety from modern graffiti. A replica now stands outside the gate on the gobi.

    パネルにはこう書かれていました。

    William Geil walked through the archway beneath the Jiayuguan Gate Tower to take his photograph of the three-storied structure.
    Revisiting shows the reconstruction that took place in 1984 after an official visit to Jiayuguan by then-paramount Chinese leader Deng Xiaoping (1904-1997) who had just called for patriots to 'Love China, Rebuild the Great Wall.'
    Once outside the gate Geil was attracted by a brick-encased tablet about 100 metres away, standing on the gobi beside the post road. 'We at once fell to copying and deciphering these inscriptions while a dust storm obscures the surrounding desolation,' he wrote.
    The stele was inscribed with the characters Tianxia Xiongguan (The Martial Barrier of All Under Heaven), as well as other scratchings made by wayfarers, merchants, pilgrims and vagrants. Revisiting found that that the stele had been moved to a position inside the fortress for safety from modern graffiti. A replica now stands outside the gate on the gobi.

  • こちらは老龍頭のパネル。<br /><br />写真を見ると、上のは1930年のだそうですが、長城はほぼ崩壊しきっていますね。。

    こちらは老龍頭のパネル。

    写真を見ると、上のは1930年のだそうですが、長城はほぼ崩壊しきっていますね。。

  • 天下第一関のもありました。

    天下第一関のもありました。

  • この後見に行く長城第一墩もありました。<br /><br />1908年のと比べるとほぼ変わっていないようですね。

    この後見に行く長城第一墩もありました。

    1908年のと比べるとほぼ変わっていないようですね。

  • 10:56<br /><br />なんか中途半端な時間ですが、パレードみたいなのが始まってました。衛兵的なやつですかね?<br /><br />ずんずん進んでいってしまって追いつかなかったので、まあいいやと諦め(笑)

    10:56

    なんか中途半端な時間ですが、パレードみたいなのが始まってました。衛兵的なやつですかね?

    ずんずん進んでいってしまって追いつかなかったので、まあいいやと諦め(笑)

  • 続いては柔遠門。<br /><br />嘉峪関ではあちこち工事中だというのを事前に調べなかったのでちょっと残念。。

    続いては柔遠門。

    嘉峪関ではあちこち工事中だというのを事前に調べなかったのでちょっと残念。。

  • 門をくぐると・・・<br /><br />おーあれが嘉峪関!工事してなくてよかった・・・<br /><br />そしてさっきの衛兵らしき人物が!

    門をくぐると・・・

    おーあれが嘉峪関!工事してなくてよかった・・・

    そしてさっきの衛兵らしき人物が!

  • 衛兵さんアップ。もしかして子供さん!?

    衛兵さんアップ。もしかして子供さん!?

  • 門をくぐると、ややぐるりと廻る通路になっていて、かつて要塞だったんだと実感します。<br /><br />嘉峪関はもうちょっと!

    門をくぐると、ややぐるりと廻る通路になっていて、かつて要塞だったんだと実感します。

    嘉峪関はもうちょっと!

  • 嘉峪関門の前にこんな看板が。<br /><br />昔、門をくぐるときには日本で言う関所の通行手形を発行していたそうです。それをここで再現してくれるんだとか。

    嘉峪関門の前にこんな看板が。

    昔、門をくぐるときには日本で言う関所の通行手形を発行していたそうです。それをここで再現してくれるんだとか。

  • おもしろそう!<br /><br />ということで書いてもらいました。<br /><br />手形風な紙(和紙っぽい感じ)に名前と一言コメントを書いてくれて

    おもしろそう!

    ということで書いてもらいました。

    手形風な紙(和紙っぽい感じ)に名前と一言コメントを書いてくれて

  • はんこを押して

    はんこを押して

  • 勇ましい(というのか?)口調で読み上げ、通行手形を渡してくれます。<br /><br />「日本友人」とか「漫走了(気をつけて)」とか言うので周りの中国人にウケられましたw<br /><br />ビバ・リップサービス!

    勇ましい(というのか?)口調で読み上げ、通行手形を渡してくれます。

    「日本友人」とか「漫走了(気をつけて)」とか言うので周りの中国人にウケられましたw

    ビバ・リップサービス!

  • じゃじゃーん!<br /><br />これが書いてもらったやつです。いい記念になりました。<br /><br />(※)名前の部分は修整しています。<br /><br />開照(お土産)<br />20元

    じゃじゃーん!

    これが書いてもらったやつです。いい記念になりました。

    (※)名前の部分は修整しています。

    開照(お土産)
    20元

  • 門をくぐった後振り返ったところです。<br />正面を見ると・・・

    門をくぐった後振り返ったところです。
    正面を見ると・・・

  • あれーなんか超開けてるー

    あれーなんか超開けてるー

  • ラクダもいるー!

    ラクダもいるー!

  • パラグライダーでしょうか。<br /><br />空から一帯を見るのも楽しそう!

    パラグライダーでしょうか。

    空から一帯を見るのも楽しそう!

  • 石碑越しの嘉峪関。<br /><br />これが西端の楼閣なんですね。

    イチオシ

    石碑越しの嘉峪関。

    これが西端の楼閣なんですね。

  • なるべく工事の骨組みが入らないように撮ってみたバージョン。<br /><br />結構かっこいいかも!

    なるべく工事の骨組みが入らないように撮ってみたバージョン。

    結構かっこいいかも!

  • 嘉峪関門の上に登れます。<br /><br />間近で見る嘉峪関。

    嘉峪関門の上に登れます。

    間近で見る嘉峪関。

  • 手前の門(柔遠門)の上にも登れます。<br /><br />そこから見る壁越しの嘉峪関。

    手前の門(柔遠門)の上にも登れます。

    そこから見る壁越しの嘉峪関。

  • 嘉峪関を見てキャッキャした後、帰る途中で遊撃将軍府というエリアを発見。<br /><br />関城内の武官の事務所だったそうです。チラ見してみます。

    嘉峪関を見てキャッキャした後、帰る途中で遊撃将軍府というエリアを発見。

    関城内の武官の事務所だったそうです。チラ見してみます。

  • 門をくぐるとこんな感じ。<br /><br />老龍頭で見たのと作りが似てるかも。<br /><br />

    門をくぐるとこんな感じ。

    老龍頭で見たのと作りが似てるかも。

  • 各建物では当時何に使われていたかが再現されています。<br /><br />あまり面白くないので一個だけご紹介。<br /><br />こちらは中堂(議事堂)。将軍と4人の文官・武官、兵士の6人で「戦争用砂盤」を見ながら考えているところらしいです。

    各建物では当時何に使われていたかが再現されています。

    あまり面白くないので一個だけご紹介。

    こちらは中堂(議事堂)。将軍と4人の文官・武官、兵士の6人で「戦争用砂盤」を見ながら考えているところらしいです。

  • そそくさと後にし出口と書かれた看板に従って進むと、嘉峪関長城博物館という建物があります。<br /><br />入場料50元だそうです。<br /><br />無料だったら入っていましたがたぶんよくわからないだろうと踏んでパス。

    そそくさと後にし出口と書かれた看板に従って進むと、嘉峪関長城博物館という建物があります。

    入場料50元だそうです。

    無料だったら入っていましたがたぶんよくわからないだろうと踏んでパス。

  • 12:06<br /><br />博物館から道なりにいくと出口があって、外に出てしまいます。<br /><br />そして外に出たところにタクシーの客引き!<br /><br />当然彼らも、懸壁長城と万里長城第一墩には移動手段がタクシーしかないことを知ってて客引きしています。<br /><br />ここで残りの2箇所に行きたいと言って値段決めをします。<br /><br />あーだこーだやりとりがあって、最終的にはどうにか2箇所で100元で行ってもらうことになりました。<br /><br /><br />タクシーチャーター<br />嘉峪関→懸壁長城→万里長城第一墩→嘉峪関<br />100元(要交渉)

    12:06

    博物館から道なりにいくと出口があって、外に出てしまいます。

    そして外に出たところにタクシーの客引き!

    当然彼らも、懸壁長城と万里長城第一墩には移動手段がタクシーしかないことを知ってて客引きしています。

    ここで残りの2箇所に行きたいと言って値段決めをします。

    あーだこーだやりとりがあって、最終的にはどうにか2箇所で100元で行ってもらうことになりました。


    タクシーチャーター
    嘉峪関→懸壁長城→万里長城第一墩→嘉峪関
    100元(要交渉)

  • 12:17<br /><br />あっという間に懸壁長城に到着。タクシーの運ちゃんには戻ってくるまで待っててもらいます。<br /><br />ここでさっきの入場券に3つ目の穴を開けてもらいます。<br /><br />ちなみに、嘉峪関から来ると最初に現れる長城っぽいのがあるのですが、それはGoogle mapによると「石関峡文物景区」というそうで個人が修復して経営しているものだそう。(後で写真に写り込んでいます)<br /><br />入場券は別途購入とのことなので要注意です。<br /><br /><br />懸壁長城<br />入場料:嘉峪関と共通なのでここでは支払なし

    12:17

    あっという間に懸壁長城に到着。タクシーの運ちゃんには戻ってくるまで待っててもらいます。

    ここでさっきの入場券に3つ目の穴を開けてもらいます。

    ちなみに、嘉峪関から来ると最初に現れる長城っぽいのがあるのですが、それはGoogle mapによると「石関峡文物景区」というそうで個人が修復して経営しているものだそう。(後で写真に写り込んでいます)

    入場券は別途購入とのことなので要注意です。


    懸壁長城
    入場料:嘉峪関と共通なのでここでは支払なし

  • 懸壁長城って何だろうと思いましたが、ここは「登る系」の長城。<br /><br />やべーよ超急勾配じゃん・・・<br /><br />一瞬たじろぎましたが、ここまで来たんだから仕方ない・・・。<br /><br />なお、血圧に病気があったり心臓病や足の不自由な人などは登らないことを強く推奨します。

    懸壁長城って何だろうと思いましたが、ここは「登る系」の長城。

    やべーよ超急勾配じゃん・・・

    一瞬たじろぎましたが、ここまで来たんだから仕方ない・・・。

    なお、血圧に病気があったり心臓病や足の不自由な人などは登らないことを強く推奨します。

  • ご覧の通り、長城は「よく」修復されています。やりすぎなくらいw<br /><br />あまりにも人工的なので歴史的価値はどうかわかりませんが、少なくとも登山・・・じゃなくて登城客には安全だと思われます。

    ご覧の通り、長城は「よく」修復されています。やりすぎなくらいw

    あまりにも人工的なので歴史的価値はどうかわかりませんが、少なくとも登山・・・じゃなくて登城客には安全だと思われます。

  • うわぁーもうやだー

    うわぁーもうやだー

  • 所々休まないと無理・・・そして心臓の打つのが異常に速い!<br /><br />体調が悪い方はガチで登っちゃダメなやつです。法律で禁止したほうがいいレベルだと思います。

    所々休まないと無理・・・そして心臓の打つのが異常に速い!

    体調が悪い方はガチで登っちゃダメなやつです。法律で禁止したほうがいいレベルだと思います。

  • あぁ、、着いたかな、、門をくぐってみると、、

    あぁ、、着いたかな、、門をくぐってみると、、

  • まだあんのかよー!w

    まだあんのかよー!w

  • 今度こそ到着の予感。<br /><br />最後の力を振り絞って、最後の急階段を登りきります。

    今度こそ到着の予感。

    最後の力を振り絞って、最後の急階段を登りきります。

  • とりあえず落書きがお出迎え。<br /><br />あざーす。

    とりあえず落書きがお出迎え。

    あざーす。

  • 12:41<br /><br />屋上に登ってみるとこの景色!<br /><br />いやぁずいぶん登ってきた。<br /><br />今現在このコメント書いているだけなのに思い出して息切れしてきた(´Д`;)<br /><br />懸壁長城のすごさを実感。

    12:41

    屋上に登ってみるとこの景色!

    いやぁずいぶん登ってきた。

    今現在このコメント書いているだけなのに思い出して息切れしてきた(´Д`;)

    懸壁長城のすごさを実感。

  • 写真中央右に山っぽいのがあって、麓から長城っぽいのがつながっているのが見えるでしょうか。<br /><br />これがさっきお話した個人が修復・経営しているという「石関峡文物景区」です。<br /><br />あっちもまあまあキツそうだな。。

    写真中央右に山っぽいのがあって、麓から長城っぽいのがつながっているのが見えるでしょうか。

    これがさっきお話した個人が修復・経営しているという「石関峡文物景区」です。

    あっちもまあまあキツそうだな。。

  • さて下山です。<br /><br />下りはあっけなかった。。

    さて下山です。

    下りはあっけなかった。。

  • 下りからだと「石関峡文物景区」がよく見えます。<br /><br />下り終わったら水分補給して一休み。。<br /><br />冷えたスプライトを買ったのですがイマイチ冷えてない!これも中国あるある・・・。炭酸は冷やしてほしい・・・。

    下りからだと「石関峡文物景区」がよく見えます。

    下り終わったら水分補給して一休み。。

    冷えたスプライトを買ったのですがイマイチ冷えてない!これも中国あるある・・・。炭酸は冷やしてほしい・・・。

  • 13:05に懸壁長城を出発して、13:22にここ万里長城第一墩のチケット売り場に到着。<br /><br />一旦ここでチケットに穴を開けてもらいます。4箇所全部に穴が開きました!<br /><br /><br />万里長城第一墩<br />入場料:嘉峪関と共通なのでここでは支払なし

    13:05に懸壁長城を出発して、13:22にここ万里長城第一墩のチケット売り場に到着。

    一旦ここでチケットに穴を開けてもらいます。4箇所全部に穴が開きました!


    万里長城第一墩
    入場料:嘉峪関と共通なのでここでは支払なし

  • 13:25<br /><br />チケット売り場からさらに車で1-2分。<br /><br />ようやく万里長城第一墩に到着!<br /><br />これはもともと墩(物見台)だったそうですが、ひどく朽ち果てておりもはや何だかわからない状態。。<br /><br />でも、万里の長城の一番西の墩なわけです。<br /><br />西から見ると一番目の墩ということで「第一墩」とよばれています。

    13:25

    チケット売り場からさらに車で1-2分。

    ようやく万里長城第一墩に到着!

    これはもともと墩(物見台)だったそうですが、ひどく朽ち果てておりもはや何だかわからない状態。。

    でも、万里の長城の一番西の墩なわけです。

    西から見ると一番目の墩ということで「第一墩」とよばれています。

  • 横から見るとこんな感じ。<br /><br />長城の壁の上ではなく横にあるんですね。

    横から見るとこんな感じ。

    長城の壁の上ではなく横にあるんですね。

  • 反対側をみると長城の壁が続いているのですが、これも荒廃がすすんでいますね。。<br /><br />崩れるのも時間の問題かもしれません。

    反対側をみると長城の壁が続いているのですが、これも荒廃がすすんでいますね。。

    崩れるのも時間の問題かもしれません。

  • この長城壁を越えたところに長城の西の最後を見られる場所があるそうです。

    この長城壁を越えたところに長城の西の最後を見られる場所があるそうです。

  • そこには、急な階段を降りこの吊り橋を渡って行きます。<br /><br />つり橋、本当に安全なんでしょうか。。

    そこには、急な階段を降りこの吊り橋を渡って行きます。

    つり橋、本当に安全なんでしょうか。。

  • 半信半疑ながら仕方ないので吊り橋を渡っていきます。<br /><br />風が強くて本当によく揺れる!さすがに怖い。。<br /><br />吊り橋効果がどうとかほざいてる輩がいますが、実際に吊り橋を渡るときはそんなこと考えていられません。渡りきった後は安心感となんでこんな所を渡らなきゃいけないんだという怒りがふつふつと湧いてきますw

    半信半疑ながら仕方ないので吊り橋を渡っていきます。

    風が強くて本当によく揺れる!さすがに怖い。。

    吊り橋効果がどうとかほざいてる輩がいますが、実際に吊り橋を渡るときはそんなこと考えていられません。渡りきった後は安心感となんでこんな所を渡らなきゃいけないんだという怒りがふつふつと湧いてきますw

  • 気をとりなおして。<br /><br />これが万里の長城の最西端!<br /><br />・・・ってどれ?って感じですよね。写真中央の崖の上に盛り上がっている部分です。

    気をとりなおして。

    これが万里の長城の最西端!

    ・・・ってどれ?って感じですよね。写真中央の崖の上に盛り上がっている部分です。

  • アップにしてみました。<br /><br />つまり、万里の長城の東端(とされていた)老龍頭は渤海で終わっており、万里の長城の西端・嘉峪関は北大河という川で終わっていたのでした。<br /><br />しかもとんでもない崖で終わっていたとは・・・北大河の流れも結構急で怖い!<br /><br />この状況を考えると、海から崖地まで万里の長城を建設することで北方からの襲撃を防いだ、というのは合点がいきます。<br /><br />ってことはやっぱり東端は老龍頭なんじゃないかな、虎山長城だと朝鮮につながっちゃうから不自然だと思うんですよね。。<br /><br /><br />(※)<br />老龍頭はこちらで訪問しました。<br />6日目 中国 山海関(秦皇島→北京)<br />http://4travel.jp/traveler/workerant/album/10795426/

    アップにしてみました。

    つまり、万里の長城の東端(とされていた)老龍頭は渤海で終わっており、万里の長城の西端・嘉峪関は北大河という川で終わっていたのでした。

    しかもとんでもない崖で終わっていたとは・・・北大河の流れも結構急で怖い!

    この状況を考えると、海から崖地まで万里の長城を建設することで北方からの襲撃を防いだ、というのは合点がいきます。

    ってことはやっぱり東端は老龍頭なんじゃないかな、虎山長城だと朝鮮につながっちゃうから不自然だと思うんですよね。。


    (※)
    老龍頭はこちらで訪問しました。
    6日目 中国 山海関(秦皇島→北京)
    http://4travel.jp/traveler/workerant/album/10795426/

  • 駐車場に戻ってきました。<br /><br />崖のやばさは伝わっているでしょうか。。

    駐車場に戻ってきました。

    崖のやばさは伝わっているでしょうか。。

  • 続いて「地下谷」というのがあるらしく行ってみました。

    続いて「地下谷」というのがあるらしく行ってみました。

  • 崖から突き出した展望バルコニーから長城の最西端を楽しめるとのこと。<br /><br />楽しいのか!?むしろ怖いぞ。。

    崖から突き出した展望バルコニーから長城の最西端を楽しめるとのこと。

    楽しいのか!?むしろ怖いぞ。。

  • 見えた!てか随分右の方に見える・・・

    見えた!てか随分右の方に見える・・・

  • 上の写真を切抜き。<br /><br />よく見ると第一墩も崖につながっているんですね。長城の城壁も崖ぴったりで終わっているのがわかります。

    上の写真を切抜き。

    よく見ると第一墩も崖につながっているんですね。長城の城壁も崖ぴったりで終わっているのがわかります。

  • というわけで嘉峪関エリアの観光は終了。<br /><br />タクシーで再び嘉峪関のバス停付近に戻ります。<br /><br /><br />14:28 万里長城第一墩 → 14:34 嘉峪関バス停付近

    というわけで嘉峪関エリアの観光は終了。

    タクシーで再び嘉峪関のバス停付近に戻ります。


    14:28 万里長城第一墩 → 14:34 嘉峪関バス停付近

  • 14:34<br /><br />さすがにお腹がすいたというわけで簡単にお昼を食べることに。<br /><br />嘉峪関のバス停のそばにあった食事処にしました。

    14:34

    さすがにお腹がすいたというわけで簡単にお昼を食べることに。

    嘉峪関のバス停のそばにあった食事処にしました。

  • ジャージャー麺!<br /><br />麺はきしめんみたい。上に乗ってる四角いのは豆腐。日本のと違って水気は感じません。<br /><br />味はややしょっぱめの濃い味。日本人には合う味だと思います。<br /><br /><br />昼食<br />ジャージャー麺@雄関老院子<br />16元

    ジャージャー麺!

    麺はきしめんみたい。上に乗ってる四角いのは豆腐。日本のと違って水気は感じません。

    味はややしょっぱめの濃い味。日本人には合う味だと思います。


    昼食
    ジャージャー麺@雄関老院子
    16元

  • 15:09<br /><br />バスに乗って市街地へ戻ります。<br /><br /><br />バス 4路<br />15:09 関城景区 → 15:22 人民商城駅<br />1元

    15:09

    バスに乗って市街地へ戻ります。


    バス 4路
    15:09 関城景区 → 15:22 人民商城駅
    1元

  • そのままバスに乗っていればホテル近くまで帰れるのですが、なんかちょっとぶらぶらしたくなって嘉峪関の繁華街で降りてみました。<br /><br />雄関東路と新華中路の交差点。<br /><br />高い建物がぽつりと建っています。

    そのままバスに乗っていればホテル近くまで帰れるのですが、なんかちょっとぶらぶらしたくなって嘉峪関の繁華街で降りてみました。

    雄関東路と新華中路の交差点。

    高い建物がぽつりと建っています。

  • バスを降りたところにあった「人民商城」。<br /><br />デパートのようです。<br /><br />動画も映し出されておりなかなか近代的です。

    バスを降りたところにあった「人民商城」。

    デパートのようです。

    動画も映し出されておりなかなか近代的です。

  • 新華中路はこのような大きな通り。車も多く往来しそれなりの都市のようです。

    新華中路はこのような大きな通り。車も多く往来しそれなりの都市のようです。

  • 「人民商城」の向かいにあったのは「鏡鉄市場」。<br /><br />ちょっとのぞいてみます。

    「人民商城」の向かいにあったのは「鏡鉄市場」。

    ちょっとのぞいてみます。

  • 中はいわゆるアーケード街でした。<br /><br />手前にお茶っ葉を出して売っていますが、排気ガスとか大丈夫なんでしょうか・・・。

    中はいわゆるアーケード街でした。

    手前にお茶っ葉を出して売っていますが、排気ガスとか大丈夫なんでしょうか・・・。

  • 干し果物とかナッツとかはあちこちで売っていました。<br /><br />見る分には楽しいのですが、これもちょっと食べるのはどうかな。

    干し果物とかナッツとかはあちこちで売っていました。

    見る分には楽しいのですが、これもちょっと食べるのはどうかな。

  • 通りに戻るとレンタサイクルが!<br /><br />サイクルスタンドはそんなに見かけませんでしたが、街中をぶらぶらするのは楽しそうですね。<br /><br />ロンプラにはサイクリングによる嘉峪関めぐりが紹介されていましたが、夏場は暑すぎるので全力でやめたほうがいいです。

    通りに戻るとレンタサイクルが!

    サイクルスタンドはそんなに見かけませんでしたが、街中をぶらぶらするのは楽しそうですね。

    ロンプラにはサイクリングによる嘉峪関めぐりが紹介されていましたが、夏場は暑すぎるので全力でやめたほうがいいです。

  • そういうわけで4路バスに乗って再び楓林園駅へ戻ってきました。<br /><br />バス4路<br />16:04 市医院駅→16:25楓林園駅<br />1元<br /><br />まだ明るいですが明日が早いため今日はここで終わります。<br /><br />★☆★嘉峪関泊★☆★<br /><br /><br /><br />電車のまとめ。<br />・硬座はやめとけ。乗っても短時間で。<br />・時間よりも始発電車に乗ることを重視すれば寝台を買える確率が高くなります。<br /><br />嘉峪関のまとめ。<br />嘉峪関<br />・ちょっとしたテーマパーク。<br />・通行手形は興味あればぜひ。パラグライダー・ラクダなど遊べる場所。<br /><br />懸壁長城<br />・それなりに長い距離の城壁を歩ける最西端。<br />・体調と相談し、ぜひチャレンジ。<br />・手前にある長城と混同しないように。<br /><br />万里長城第一墩<br />・崖と急流の川は圧巻。見入ってしまいます。<br />・物見台自体は微妙。周りの景色と長城の終わりを思って感慨にふけるべし。<br /><br /><br />---------------------------<br />11日目 中国 敦煌<br />http://4travel.jp/travelogue/10797592<br />へ続く→→→

    そういうわけで4路バスに乗って再び楓林園駅へ戻ってきました。

    バス4路
    16:04 市医院駅→16:25楓林園駅
    1元

    まだ明るいですが明日が早いため今日はここで終わります。

    ★☆★嘉峪関泊★☆★



    電車のまとめ。
    ・硬座はやめとけ。乗っても短時間で。
    ・時間よりも始発電車に乗ることを重視すれば寝台を買える確率が高くなります。

    嘉峪関のまとめ。
    嘉峪関
    ・ちょっとしたテーマパーク。
    ・通行手形は興味あればぜひ。パラグライダー・ラクダなど遊べる場所。

    懸壁長城
    ・それなりに長い距離の城壁を歩ける最西端。
    ・体調と相談し、ぜひチャレンジ。
    ・手前にある長城と混同しないように。

    万里長城第一墩
    ・崖と急流の川は圧巻。見入ってしまいます。
    ・物見台自体は微妙。周りの景色と長城の終わりを思って感慨にふけるべし。


    ---------------------------
    11日目 中国 敦煌
    http://4travel.jp/travelogue/10797592
    へ続く→→→

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この旅行記へのコメント (3)

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  • 墨水さん 2013/10/01 19:00:03
    何かと思ったら。
    「第一○」何かと思ったら。「土」へんに「敦」の造り。
    「敵を討つ」「丘」を意味する所。
    なかなか見応えのある旅行記でした。(笑)
    墨水。
  • 子青さん 2013/08/13 21:12:52
    「嘉峪関」の「天下雄閣」碑の英文説明パネルについて
    work antさん

    今日は。
    中国の旅行に興味があり、旅行記を楽しく拝見させて頂きました。
    飛行機を使わずに移動される、とのことで、列車やタクシーでの移動時に、おそらく中国語を駆使されているのだと思っています。
    (自分の席に座っている人をどかせたり、タクシー料金の交渉をする為には、中国語が分からないと無理でしょうから。)
    中国語が良く分からない身としては、うらやましい限りです。

    ところで、「嘉峪関」の巻で、「天下雄閣」、という碑について書かれていますが、この石碑の説明パネルの英語について、ちょっと訳してみました。確かに一部 文章が変に思われるところ(「deside the post road」)がありますが、概ね下記のような意味になると思います;

    「ウィリアム・ゲイルは、三階建ての建物の写真を撮影する為に、嘉峪關門塔の下のアーチをくぐった。
    (彼が)再訪すれば分かるのだが、時の指導者である小平(彼は愛国者達に「中国を愛せ、長城を再建せよ」と呼びかけた)が正式訪問した後の1984年に再建が施されていた。
    門の外に出たとたん、ゲイルは100m先のゴビ砂漠の上に建つ煉瓦で縁取られた銘板に魅入った。「我々は、砂塵が周囲の廃墟を覆い隠す中、直ぐにこれらの碑文を書き写し判読することに熱中した。」と書いている。
    柱は、旅行者、商人、巡礼者、浮浪者らによる落書きとともに、「天下雄閣」という文字が刻まれていた。(William Geilが)再訪したとすると、柱は現代の落書きから守る為に、要塞の中に移されている事に気付くだろう。今は複製品(レプリカ)が門の外のゴビ砂漠の上に建てられている。」

    William Geil という人はアメリカのバプティストの宣教師で、1925年に亡くなっているようですね(Wikipediaより);初めて万里の長城を踏破(Wikipediaでは2,500kmと書かれています)した人のようです。
    万里の長城を縦走する人はいないのか、と疑問に思ったのですが、やはり考える事は皆同じですね。

    話は碑文の説明パネルに戻りますが、このパネルの説明によれば、恐らくこの石碑は遠い昔(旅行者、商人、巡礼者、浮浪者が行き来していた頃)から立っていた、ということなのではないでしょうか。

    私も出来れば北京、西安、敦煌などへ行ってみたいと思っています。

    楽しく、為になる旅行記を有難うございます。
    これからも拝見させて頂きます。

    worldhusiast

    worldhusiastさん からの返信 2013/08/20 20:05:32
    RE: 「嘉峪関」の「天下雄閣」碑の英文説明パネルについて
    はじめまして。
    訳文いただけるとは思っていませんでした。。
    ありがとうございます!

    やっぱり、「天下雄閣」の石碑は1984年にはGeil氏が見つけた、ということだけが書いてあって、石碑がいつ置かれ何の役割だったのかは書いていないですよね・・・

    ちなみに「deside the post road」は「beside the post road」の転記ミスでした。失礼しました。。→本文修正しました

    私は特に中国語できるわけではありませんし、
    中国旅行は色々問題があるように思いますが、
    それも含めて観光、と思うと、案外楽しかったりします。
    子青さんもいつか中国エンジョイしてくださいね!

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