2013/06/13 - 2013/06/15
379位(同エリア957件中)
タックさん
結婚30年の記念に秋田旅行へ、乳頭温泉郷~田沢湖~角館のコース。
妻の希望で角館に二日間滞在、初日の13日は私のブナ林散策をぜひ体験したいということで乳頭温泉郷へ。
夕方までに角館入りという予定で、田沢湖を経由したルートを計画した。
乳頭温泉郷でブナ林散策を愉しんだ後、田沢湖から角館入りまで。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- びゅうトラベルサービス
-
乳頭温泉郷から田沢湖へ向かう道もまたもやスイスイ〜と走れました。
田沢湖湖畔を快適にドライブ、緑が目に優しいです。 -
道があまりにもすいているので「時間があれば」という候補地が全て回れましたね。
ここもそのスポット「御座石神社」、湖水に浮かぶ赤い鳥居とはなっていませんでしたが、すぐ足元まで水が溜まっていました。 -
湖側から鳥居を通して本堂を望む、きれいに一直線。
この直線は湖を渡ってどこを指しているのでしょうか…。 -
こちらの“御座石”という名前は慶安3年(1650年)に秋田藩主佐竹義隆公が田沢湖を遊覧した際、腰をかけて休んだことに由来するらしい(仙北・観光情報)。この張り出した湖岸がきれいに平らになっている。
-
そのすぐ左側にものすごく大きな“七色木”というものがある。この奥に“雨乞石”というものがあり、それを守るために1本の木から7種類の木(松・杉・桜・槐(えんじゅ)・梨・えごの木・はんの木)が生えたと云われているらしい。近くまで行って見てみたが、1本の木から〜というのはどうも分からなかった(笑)。
しかしこの大きさは迫力があります。 -
日本一の深さを誇る田沢湖、その青さはとても印象的でした。
遠くの山にまだ雪が残っているのが見えます。
観光客も私達だけですのでとても静か、湖水が岸に寄せる音だけが聞こえ、湖を渡ってくる風がとても気持ちよかったですねえ。 -
湖畔を楽しんだ後は本堂へ、階段のすぐ脇に天然記念物の“御座の石の杉”が大きな枝を2本手前に張り出して鎮座している様はまさに威風堂々、樹齢300年以上だそうだ。
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本堂前には藁で作られた大きな輪が置いてありました、厄除だそうですが、いつも置いてあるものじゃないみたいですが、ラッキーでした。
さっそく二人して作法に則り“輪を交互に(∞ のように)左に2回、右に1回くぐり”厄を払っていただきました。 -
本堂の向かって右にある下半身が龍になった「たつ子姫像」。いまひとつこの若さや美への執拗な執着を描いた“たつ子伝説”にはしっくりこないところがあるが…、ここはひとつ一番きれいなアングルから一枚撮らせていただいた。時間がなければ寄らなかった所で、たつ子が飲んで龍になった“潟頭の霊泉”や“鏡石”などまだ見ていないものも多かったのだがここは結構見応えのあるパワー・スポットである。
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時間もちょうど3時、一息入れに立ち寄ったのが「たつ子茶屋」。ちょっと早めの「山の宿」にていただいた山の芋鍋も消化がいいのかすでに小腹がすいた状態、こちらの名物“元祖みそたんぽ”をいただいてきました。
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駐車場脇から湖畔へ降りられます、ここもとてもいい眺めです。
田沢湖の青い湖面に青い空、とても暑いのですが気分最高です、妻とツーショットを秋田に来て初めて撮る(笑)。私はもう少し写真を撮りたかったので妻に先に茶屋へ行ってもらい味噌たんぽをたのでもらいました。 -
ジェットスキー用でしょうか舗装路がまっすぐ湖へ入っていきます。ですからゆらゆら揺れる水草にもすぐ手が届きそうです。この日は湖の何処へ行っても風が気持ちよかった。
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しばらくして茶屋へ戻ると頼んだ味噌たんぽを女将さんが囲炉裏の炭でしっかり焼いている最中でした。炭で焼きを入れるとまた味が格別なんだとか…。
米粒の形がまだ残っている“半殺し”という状態ですね、モチっとした食感と特製の味噌がとてもいい味でした。柔らか目のいぶりがっこも秋田に来て食べた中では一番好みに合ってました。 -
車で少し戻って「たつこ像」までやって来ました。駐車場の前がちょうどたつこ像、そこにはグループらしき6人の大人がみな同じような姿でたつこ像に魅入られていました(笑)。
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湖を覗くとたくさんのウグイが泳いでいます、こちらは浮木神社で「魚のエサあります」と書いた看板があったので行ってみたのだが・・・、
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この湖に張り出した浮木神社はこじんまりとしたもので、エサを探して周りをぐるりと回ってしまいましたが、お向かいのおみやげ屋さんにあったのですね(笑)。
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大きな袋に入ったエサが100円、あまりの大きさにに思わず「これ、いっぱいありすぎませんか?」と尋ねると、「あまりお客様も多くないので…」とおっしゃっておりました、なるほど。
妻と二人でウグイたちにあげるとさあ大変、湖面にウグイの山ができてしまいます、エサが無くなるまで結構時間がかかりましたねえ…。 -
お決まりのスポットからの一枚、背景はもちろん秋田駒ケ岳。もう少し水位が高いと素晴らしい絵になりそうですね、まだ台座が見えておりました。
しばしこの素敵なパノラマを楽しんでからいよいよ角館に向け出発です。 -
イチオシ
車に乗って時計を見るとまだ少し余裕があったので、こちらも寄れたら行こうと思っていたすぐ近くの「かたまえ山森林公園」に行ってみました。
展望台からは秋田駒ケ岳を正面に田沢湖が素敵に見渡せます、とてもいい眺めでしたよ。たつこ像まで来たらぜひ寄りたいスポットですね。 -
これは記念写真のあとに撮ったものですが、こんな感じで田沢湖を一望できます(ただし近いのですが、足元のたつこ像は樹々のために見えません)。
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かたまえ山森林公園にての素敵な空、周りの山の形の良さもあって画になります。こちらで田沢湖観光は全て終了し、いよいよ角館に向かいます。
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秋田内陸線と平行に走りながら角館駅前に。
レンタカーを返して今回角館でいろいろお世話になる「角館駅前蔵」へ仙北TICの担当者さんにご挨拶したのち、歩いて15分ほどで町の中心にある宿(角館プラザホテル)に到着です。チェックイン後時間があったので夕食予定の場所に行く前に近くの桧木内川へ“寄り道散策”です。 -
桧木内川桜堤、春は桜のトンネルとなります。
みごとでしょうねえ、容易に想像できますね。ぜひ桜の季節に訪れてみたいです、人の数も半端じゃないでしょうが…。 -
堤から下へ降りてみました、妻が川の真ん中に何かいるというので見てみると肉眼ではサギの種類かなとしかわからなかったですが「アオサギ」でした。片足上げて、休憩しているのかはたまた夕餉の“殿様あゆ”を狙っているのか、結構大きかったですね。
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こちらでも素敵な空になってました、明日もいい天気になりそうです。よく見ると川の真ん中に先ほどのアオサギが写っております。そろそろいい時間なのでこのまま夕食をいただきに出かけました。
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歩いて7〜8分でしょうか、こちらの「むら咲」さんへおじゃましました。今回の主役妻の希望“美味しいきりたんぽ”が食べたいというので地元の評判を聞いて伺いました。
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こちらはきりたんぽはもちろんですが美味しい山菜や鯉の甘露煮などの“武家飯”や“比内地鶏のオムライス”なども有名です。
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予約をすると2階のお座敷が使えるらしいのですが、空いていたので小上がりにしていただきました。
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こちらのキャッチフレーズです、“みちのくの城下町角館で二番目に美味しい店”、一番はどこか?それぞれのご家庭だそうです。いわゆる「おふくろの味」ですか…なるほどうまいこと言いますね。
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結婚30年記念の旅行ですがこの日は妻の誕生でもあります、好きなものをと言ったのですが、きりたんぽがあればいいというのでお店のおすすめをいくつかいただきました。こちらは秋田名物「じゅんさい」、コリッ、ヌルッの歯ざわり、食感がなんともいえないですね、いくらでもいっちゃいそうです。
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続いて出てきたのは「比内地鶏塩焼」です、これが最高に美味しかったですね。天日干しの天然塩のみのシンプルな味付けで比内地鶏の旨みを味わえます、特に皮がぱりっとして大変美味しかったですね、これは食べないと損します(笑)。
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妻のシュウマイ好きでお願いした「とんぶりシュウマイ」。
プチプチという食感はあまり感じなかったが、独特な風味でこれもなかなかいけました。 -
そしてメインの「きりたんぽ鍋」がきました(2人前)、自家製のきりたんぽはしっかりとして煮崩れなしでとても美味しかった。それにしてもきりたんぽがいっぱい入ってます、お椀に一人3杯くらい食べられます。材料が“あきたこまち”ですから結構お腹はふくれます(笑)。
このあと人気の「比内地鶏のオムレツ」をいただこうと思っていたのですが、二人共とても無理。お腹いっぱいでむら咲さんを後にしました。
しかしハズレ無しのとても美味しい料理屋さんでした、大正解です。 -
ホテルにいったん帰ってから近くの「かくのだて温泉」へ行きました。とても熱い湯です(源泉49℃、湯口44℃)。地元の方も随分と利用されているようで、年配の方など秋田弁が聞こえます。写真はこちらの看板ネコ“ニケ子ちゃん”、おばあちゃん猫だそうですがとても元気で、癒されました。このあとはホテルに帰ってゆっくりし明日からの散策コースを確認して早めに床につきました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- yuririnさん 2013/08/01 00:01:58
- 初めまして
- タックさん
こんばんわ〜
角館温泉の二ケ子ちゃんの写真を見てうれしくなりました。
5月に行った時は、ちょっと元気がなかったみたいだったので
心配していました。
タックさんのおかげで元気な姿が見れて良かったです。
角館は、どの季節に行っても素敵な場所でとっても気に入っています。
タックさんの旅行記を拝見して新緑の季節も素敵だな〜と思いながら
読ませていただきました。
またおじゃまします。
yuririn
- タックさん からの返信 2013/08/01 00:30:14
- RE: 初めまして
- >yuririnさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
5月に角館の桜を楽しんだようで羨ましいです。
今年は1週間くらい桜の盛りが遅く気をもんだようで…。
「かくのだて温泉」のニケ子ちゃん、元気でしたよ。
とても可愛い猫でしたね。
町宿“ねこの鈴”に宿泊したんですね、これは死角でした。
温泉と同じ施設で角館だと一番いい場所かも…。
私はホテルから少し歩きましたので。
6月の新緑(深緑)の角館は素晴らしかったです、
でもあのシダレザクラの大群を見てしまうと
やはり桜のシーズンに行きたくなります。
機会があればまた是非訪れてみたいです。
yuririnさんの旅行記も楽しませて頂きます…。
タック
-
- moonさん 2013/07/24 21:38:19
- こんばんわ
- タックさんへ
初めまして。
私の旅行記にご訪問とご投票を頂きまして、ありがとうございます。
まさに同じ日に秋田旅行されてたのですね。
13日はすごーく暑かったですよねー。
お天気も良くて素敵なお写真がいっぱいで、
奥様との素敵な記念日旅行になりましたね。
文章がとても丁寧で、タックさんのお優しい人柄が旅行記にでておりました。
私も見習いたいです。
まずは、お礼まで……。
moonより
- タックさん からの返信 2013/07/25 00:10:03
- RE: こんばんわ
- >moonさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
そうなんです!まさに同じ時期に暑かった秋田にいたんです。
地元の方もあの暑さには驚いていましたね。
今回主役が妻でしたので、希望の「角館」が主だったのですが、
私としては半日でいいから秋田内陸線を楽しみたかったんです。
moonさんのたっぷり時間を工面しての“秋田内陸線”、じっくり
楽しませていただきました。
密かに「絶対秋に行くぞ〜」と叫んでおりました(笑)。
それと早朝の角館、私も二日間5時前から散策を楽しみました、
この時間が角館を知るには一番いいかもという思いです。
これから思い出しながら旅行記を記して行きたいと思っております。
記念日という意味では角館のいろんな方々にお気遣い・お心遣いを
いただき忘れられない旅行になりました、感謝しております。
鉄道という意味では私も群馬のわたらせ渓谷鐵道、「わ鐵」が好きで
何回かカメラを持って乗りに行きましたが、
こういう頑張っている地方の鉄道って、人を含めとてもいいですね。
これからもmoonさんの鉄道記事などを参考に違う地方のものも
チャレンジしてみたいと思います。
ぜひまたおじゃまさせていただきます。
タック
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