ミャンマー、ロンジーをひきずりながら…　その22 　ﾊﾞｺﾞｰのﾏｰｹｯﾄ巡り、列車でﾔﾝｺﾞﾝへ

2013/02/22 - 2013/03/03

ヤンゴンまで列車で帰ると決めましたが、チケットを売ってくれるまで少し時間があります。
駅から数百メートルのところにマーケットがあるので、そこまでブラブラして時間を過ごしました。そして、ミャンマーでの初列車
はたから見て、ちんたら走っている訳が乗ってみて初めてわかりました。
右に左に上に下に凄い揺れです。これじゃあスピードを上げようものなら即、脱線ですね。
列車は約６０キロほどを２時間ほどかけてノンビリ走りました。

エリア その他の都市(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

バゴー駅からマーケット方面にブラブラ歩きます

暑い中、道に商売道具を出して営業ですか…

道は最近コンクリ舗装されたみたいですね
左側の建物はどうやら小学校のようです

というのも生徒らしき子供たちがでてきました。
下校時間でしょうか
右側はきちゃないドブです…

そのドブと道に沿って露天の野菜売りですが
あまりの暑さに開店休業
毛布にくるまって寝ています

美味そうな店も数軒ありましたがここに入ってしまうとマーケットまで行けない可能性があるのでパス

左側に凄まじい建物が現れました
ﾒﾝﾃﾅﾝｽほとんどしてないみたいね…

舗装はあっという間に終わってしまいました
道だけは広いのね

おおーっと
氷屋さんです
おが屑の中に入れて融けるのを防止してるのね

どうやら川に出たようです

橋を渡ります

上流には動いているのか止まっているのか筏です

橋を渡った先は即、猥雑な世界
マーケットです。

右に曲がって屋根あり部分に入ってみます

この辺りは野菜専門地域のようです

２時半すぎで日射しも強く、
ひとの出は今一つのようです。
午前中はもっと人が居ました。

小ぶりですがニンニクの山

街の中心を貫く大通りに近づくにつれ
人は多くなってきました。

で、これがバスでもバイクタクでも何度も行き来した大通り

３０分の間に筏は橋の下流に進んでました。
時速せいぜい８００ｍってとこでしょうか…

１時間ほどのマーケット巡りを終えて、バゴーの駅に戻ってきました

先程より明らかに人が多くなってます。
きっと鉄道を利用する人たちですね

切符売り場にも人が並びます

３時に来いとのことでしたので事務室に入ってﾊﾟｽﾎﾟｰﾄを見せて、ヤンゴン行きのアッパークラスの切符を買います。
驚いたことに手書きでチケットを作ってます

そのチケット…
４USﾄﾞﾙでした

チケットは手に入れましたが列車の時間までまだ50分もあります。
街並みは見飽きたのでホームで待ちます
ヤンゴン行きのホームがどこかわからないけどみんな改札を出た辺りに屯してます

そのうち列車が来ましたが時間が早いし、聞くとどうも違うようです。
正直、この時点でヤンゴンの方向がどっちなのかわかりませんでした。
どうやら、ヤンゴン方面のホームは反対側のようで、待っていた人たちと一緒に跨線橋をわたって反対側のホームに。
対面に見えるのが駅舎とヤンゴンからの列車です

しばらく待っていると列車がやってきました。
どこに乗ろうか迷っていると…

親切にもチケットを作ってくれた駅員さんがやってきて乗るべき車両の座席まで案内してくれました。
ウロウロしていて、よほど危なっかしい感じだったんでしょうね…

そのアッパークラスの車両です
ほぼ満員状態でした

ということでヤンゴンに向けてバゴーの駅を出発します
時に4時15分。少し遅れているのは愛嬌です

バゴーからヤンゴンまでは６、７０キロほどです
市内を出るとこのような田園地帯を列車はのんびりと走ります

なんかエビとか養殖してるのでしょうか、このような池が点在してました

線路わきの農家ですね

こうした点在する集落を何回も通過して…

名前はあるけど名もなき駅です

この列車は各駅停車の普通列車でしょうか
よく駅に停まります

ｵｰﾃﾞｨﾅﾘｰｸﾗｽの車両を覗きに行きました。

ｵｰﾃﾞｨﾅﾘｰｸﾗｽのデッキから外を眺めてみました

ゆっくり走っているので、簡単に飛び乗れます…

線路が波打っているんでしょうね、上下左右に凄い揺れです。
これじゃあスピードは出せません。

大胆にも線路の敷石に洗濯物を広げて乾してます。
列車のトイレは昔のように垂れ流しじゃあないのね…

ちょうど2時間でヤンゴンの駅に着きました
表側だけの道路を走る風景よりはるかに変化に富んでおり面白かった2時間でした。

構内の跨線橋を渡ってヤンゴン駅の出口に向かいます

ヤンゴン駅のエントランスホールです。
列車は重要な交通手段ではないのでしょうか、それとも時間が悪かったのでしょうか思ったより閑散としてます

そのヤンゴン駅
宿で脱いで初めて知りましたが、シャツはかぎ裂きや汗と土で相当汚れてました。

ヤンゴン駅の高架道路
ここでも方向感覚がおかしくなっており反対に向かって歩いてしまいました。
あるべきﾎﾞｰﾁﾞｮｰｱｳﾝｻﾝﾏｰｹｯﾄがないので初めて間違いに気づきました

ﾎﾞｰﾁﾞｮｰｱｳﾝｻﾝﾏｰｹｯﾄがこれじゃあどう見てもおかしいよね。

高層ビルはほとんどありません

あらら、跨線橋を渡らなくても外に出れたの？

こちらは環状線の駅でしょうか

そういえば早朝以来食事してませんでした。
街をふらついて目ぼしい店に入ります
店の名前は「ダヌピューダサイー」
ちっともダサくないですよ

マトンのカレー食べたかったのですが売り切れだそうでやむなくビーフ…

お茶とバガンでも出してもらって土産に買った砂糖菓子はタダのようでこれだけで30分も粘って体力を回復させます…

荷物を預けていたﾁｬﾝ･ﾐｰ･ｹﾞｽﾄﾊｳｽで2日ぶりにチェックインしようとするとひと悶着
ﾁｪｯｸｲﾝが遅かったようで予約していた部屋は埋めてしまったようで部屋がないと言います。
オイオイ…
予約だけでなくちゃんとｼﾝｸﾞﾙﾙｰﾑの部屋代も支払っており「paid」と書かれた予約表を見せます。
いろいろ検討してくれて、10ドルは返すからこのﾄﾞﾐﾄﾘｰのﾍﾞｯﾄで手を打ってくれとのことでした。
でも、着ているものは汚れ放題だし、洗濯するので今夜はスッポンポンで過ごしたいので個室じゃなければダメと断りました。

一旦、フロントに戻って15分ほど粘ると
フロント横の部屋がキャンセルになったとのこと。
ただし15ドルでは泊められないとのこと。
追加は5ドルなんで手を打ちました。

バスルームも綺麗です

この部屋は安いし気に入りました。
次に泊まる時は電話でフロント横の1号室と言って予約すればいいんだ…

この旅行記へのコメント （8）

• わんぱく大将さん 2013/07/13 02:06:51

  手書きの切符

  アルデバランさん
  
  手書きの切符。　まあ、切符なしで乗った時は、こちらでも似たのがありましたが。　手書き、字が汚い人のは読めん時があって困ります。
  
  　大将

• ムロろ～んさん 2013/07/05 19:17:27

  鉄道旅！

  アルデバランさま
  
  ムロろ〜んです。
  この度は沖縄旅行記に投票をして下さりありがとうございます。
  
  ミャンマーの旅行記を拝見しています。
  チケット発券する際に手書きとは。私もブータン行きの航空券が手書きだったことに驚いたことがあり、「これで本当に大丈夫なの？？？」と疑ってしまいました。
  
  オーディナリークラスを見た時、中国の鉄道のような感じだなと懐かしく思いました。短期留学の時に鉄道に乗ったのですが、座席がこのような感じだったなと。
  
  しかし線路が波打っているし、洗濯ものが多いし、でもきちんと運行されているんですね。
  
  宿に来たにもかかわらず、宿泊できないってそれはないじゃんと思いました。普通の人なら焦るでしょうが、アルデバランさんの交渉で無事に宿泊できて良かったですよね。仕方がないでは済まされないですからね、寝床に困ったら大変ですもんね。
  
  
  ムロろ〜ん(-人-)

  アルデバランさん からの返信 2013/07/05 23:41:01

  RE: 鉄道旅！

  ムロろ〜んさん、こんにちわ
  ミャンマー旅行記へのご訪問ありがとうございます。
  
  ホテルは宿泊代金を前払いしてあったので、不安はありませんでした。
  そんなに遅くはなかったのに埋めちゃうのは明らかにミスだと思います。
  でも、この宿安いし、場所もいいので機会があったら又利用したいと思います。
  最近、歳のせいか、いまさらドミトリーもないだろうと思うようになりました。
  荷物を思いっきり広げられるし、リラックスできるし、裸でもＯＫだし…
  
  

• Halonさん 2013/07/05 12:30:41

  旅の場面が満載

  アルデバランさん　こんにちは
  
  ミャンマーの鉄道チケットを初めて見ました。
  ミャンマー文字ではなくアルファベットで名前もパスポートＮｏも書くんですね。
  他にも書くところだらけで、こりゃ駅員さんも大変だ。
  
  市場の地面がむき出しの様子を見て、タチレクを思い出しました。
  駅のある場所は随分と街はずれのように見えます。
  通過するルートも裏の風景なんですね。
  揺れるのを差し引いても乗ってみたくなります。
  アッパークラスまで満員とは、切符の事前手配も大事そうですね。
  
  ゲストハウスは支払い済みなのに部屋が無くなるとは油断できませんね。
  今ミャンマーに行くとすると、宿の確保が一番心配になります。
  
  着ているものを洗濯すると、着替えが無くなる？
  荷物が相当に軽そうですね♪
  
  観光地は無かったけれど、興味深い旅行記でした。

  アルデバランさん からの返信 2013/07/05 20:07:53

  RE: 旅の場面が満載

  まじい〜！
  個人情報がむき出し（大汗
  西安帰りで疲れ切って、画像修正するの忘れてた！
  中国国際航空でひどい目にあったのは2度目です。
  なんせ西安から羽田まで30時間！
  北京空港で19時間も足止めくらいました。
  もはや、嫌がらせとしか思えません…
  ご指摘ありがとうございます！
  
  
  
  

  Halonさん からの返信 2013/07/05 20:56:01

  ええっ！そんなことが！

  北京で１９時間の足止めとはとんでもなかったですね。
  嫌がらせ？日本行きという点が関係しているかも？
  もしそうなら悲しくなるなあ。
  
  １９時間の待ち方でもだいぶ違いますね。
  それだけ長いとホテルに移動して待機だったのでしょうか？
  
  自分史上での最長遅延はフェリーから上海に上陸できなかった１２時間待ちですが、
  船内でＴＶとカラオケと囲碁で時間をつぶせたからそれほど堪えませんでした。
  むしろ蘭州駅で３０分の遅延を３回更新されて２時間待ちだった時の方が
  イライラ度は強かったように記憶に残っています。
  
  

  アルデバランさん からの返信 2013/07/05 23:28:02

  RE: 旅の場面が満載

  長くなりますが御容赦くださいな
  
  西安からの便が遅れて15時半にチェックインしたら、搭乗予定の17時25分の便が遅延で19時に変更…
  18時半までﾌｧｰｽﾄｸﾗｽﾗｳﾝｼﾞで優雅に待って、ガツガツと腹に詰め込む（おかげで腹だけは持ちました）
  ﾎﾞｰﾃﾞｨﾝｸﾞｶｳﾝﾀｰに行ったら全く搭乗させる気配なし…
  その時点で、パリからの乗り継ぎツアー客の人達は12時から6時間以上も待っているとか。
  17時半の大阪行きの中国国際航空は早々と欠航…
  羽田便は延々と夜中の12時まで待ってやっと搭乗。
  機内でさらに2時間…
  突如、欠航のアナウンス！
  一旦出国して、ﾁｹｯﾄｶｳﾝﾀｰで振替便の手配（８時４５分の羽田便は満席で、９時２５分の成田便を確保）
  この時点で夜中の３時過ぎ…
  荷物預け組みは悲惨でﾊﾞｯｹｰｼﾞｸﾚｰﾑで荷物が出るのを１時間半も待つ
  ホテルは航空会社で用意してくれましたが、たぶん遠くで滞在時間がなさそうなので空港で過ごしました。
  （後で利用した人に聞いたら１時間しか滞在しなかったとか）
  ９時２５分のﾁｪｯｸｲﾝｶｳﾝﾀｰに並んでいたら、８時４５分のﾁｪｯｸｲﾝｶｳﾝﾀｰにパリツアー組を発見！
  「オイオイ、８時４５分の羽田便は満席じゃなかったの？」
  ﾁｹｯﾄｶｳﾝﾀｰに再び並んで「羽田便に何とか乗せてちょ」と拝みたおして
  「スタンバイ登録（キャンセル待ち）」にしてもらう。
  結局キャンセル待ちは８人（４番目）
  ﾁｪｯｸｲﾝ締め切り時間（７時４５分）にカウンターでスタンバイ。
  結局全員ＯＫでした…
  再出国後、30分しかないので搭乗口へはカートでGO！
  でも、空港は大混雑で機内で2時間待機。
  10時半にやっと離陸しました。
  
  この間、
  夜中に待っている間、フフホト大学の女子院生と知り合いになりました。
  偶然にも欠航前の機内のシートも隣でしたが、
  年齢がばれて（娘と同い年！）、西洋人に鞍替えされあえなく撃沈…
  再出国の8時過（日本時間9時過ぎ）に電話
  「課長、今日も休ませてください。理由は聞かんでください…」
  パリツアー組の女性添乗員（阪急トラピックス）は待っている間も立ち通しで連絡を取ったり、お客さんの世話を焼いたり、
  傍から見ていて本当に頭が下がりました…（翌日の8時45分の便をいつの間にかしっかり確保しているし）
  
  悔しいことに台北便とか、ソウル便は遅れてましたが飛んでました…
  でも、今回も不思議とイライラや怒りは出ませんでした。
  それより仕事を都合3日間も休んじゃうことへの罪悪感が…
  
  船内での12時間もいろいろあるとはいえ辛いものがありそうですね。
  そうそう、更新されながら遅れる列車をｲﾗｲﾗして待ったおぼえ、私もあります。
  

  Halonさん からの返信 2013/07/06 00:16:36

  RE: RE: 旅の場面が満載

  事態の流れ、拝見致しました。
  
  直前までキャンセル待ち状態であれば、
  イライラよりも乗れるかどうかの不安や、お仕事のことが先に来ますよね。
  
  それにしても欠航アナウンスまでの時間も長かったですね。
  
  貴重な体験談をありがとうございました。