ミャンマー、ロンジーをひきずりながら…　その2 ヤンゴン市内

2013/02/22 - 2013/03/03

ヤンゴンのホテルにチェックイン後、真っ先に「ロンジー、サンダル」を購入して着替。
ロンジーには最も似合わない体型であるにもかかわらず、臆面もなくその格好で最後まで過ごしました。
羽田空港から寒いのに、やせ我慢してその格好で帰ってきたら、駅に車で迎えに来た妻から大顰蹙…
結び方にコツがあるようで、時に応じて教えてもらいましたが、西洋人が着物をだらけて着るのと同じ感じです。
でも、風がスースー入って思った以上に涼しいし、「ロンジーが似合う体型になるようダイエットしようか」と真剣に思いました、その時は。
サンダルの方は地元人推薦のいい物で、頑丈で鼻緒が外れたり、切れることなく、酷使に耐えてゴミだらけの道や荊の道から足を守ってくれました。
＜着いた日ヤンゴンで行なった事＞
・ヤンゴン市内散策
・最終日分の宿決め
・夜のシュエダゴォン・パゴダ参拝

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

今日のホテル、メイ・シャンホテルの客室を紹介します
ほどほどの広さできれいです。

ついでにバスルーム
浴槽もあります。

ロケーションは抜群です

目の前にスーレー・パゴダ

歩いている人を観察して…

おっ！
こっちはバックまできまってます。
いわゆる、シャン・バック
「後姿が美人」というわけじゃあないですよ。
「シャン族の肩掛けバッグ」というわけ
ところがヤンゴンではﾛﾝｼﾞｰに普通の肩掛けバックがほとんどです。

ちょうど、宿から２，３軒のところに洋品屋さんあり。
ロケーション抜群です

で、真っ先に行なった事
わかるよね…
似合ってるかどうかは別として。
4000チャットでした。

ロンジーは手に入れたし
でも足元がまだまだ
着物に靴と同じでいかにも不自然です。
サンダルを探します。
先ほどの洋品屋さんにはビーチサンダルはあったけど、いかにも弱そう

ｱﾉｰﾔﾀｰ通り方面には靴屋さんが沢山ありました。
ちょいと高いけど
「丈夫だよ」という言葉を信じてサンダルを4500チャットで購入。
あとはバックですが、いわゆるシャンバックはどこを探しても売ってませんでした…

ここの交差点の近くであの数年前、長井さんの悲劇があったとは思えないような街の様子です

一旦ホテルに戻って、サンダルに履き替え市内散策にGO！
でも、市内中心地方面でなく南側のスーレー・パゴダの先を目差します。
スーレー・パゴダの周りはこのとおり、小さい店舗になっています。

これは一体何を売っているのでしょうか

繁華街から外れてしまいました。
こんな立派な建物の前、歩道では数件の手相占いが店を出し始める横を通って…

これが噂のサイカーね。
後ろ向きに座るの？

あらら、人だかりがしていると思ったら…
COSTOMって税関ね。

黒ずんでますが洋館です
古そうです。
このあとこのように黒ずんでいる建物を結構見ました。
最初は物珍しかったけど、慣れちゃうと景色に溶け込んじゃいます。

おじさん、きまってるネ！
そうかサイカーは前後二人乗りなのね…

ここは住宅街じゃなくてどちらかというと官庁等がある場所で
店を出すにはいい場所とは思えませんが…

で、広いｽﾄﾗﾝﾄﾞ通りを渡ると…

目指す場所に近づきます。
客待ちのサイカーの奥、あの建物の先が目指す場所…

バンコクに引き続き
先ずは川を眺めます。
ヤンゴン川
なぜか、このあとのマンダレー、バガンでもまず川にこだわってみました。

しばらく、ボーっとしてました。

で、ここは船着場なんで結構賑やかです。

こちらの女性はカメラを向けても嫌がりません

待合室も覗いてみました

税関があるはずです。
水運でいろいろ運ばれる港湾地区なのね。
今じゃあどうか不明だけど

対岸へ帰るんでしょうか
テレビとアンテナを買ってうれしそうなボンさんとか

賭け事に夢中で周りが見えない連中とか船着き場は様々な人たちがいました。

そしてこの辺りはいわくありげな建物が並んでいます。
こんなのとか
イギリス統治時代の名残でしょうね。

こんなのが…

建物の谷間では商店街があるわけでもなく、個人営業の店舗が
少しの娯楽と楽しみを提供し、つつましやかにも生活しています。

ビンゴに興じたり…

おっ、女性がショバ代を徴収にやってきました。

これはショバ代はいらないよね。
瓶の栓なんで駒代もいらないよね。

う〜ん…
こちらもショバ代いらないか？
歩道じゃなく道路で営業してるから
苺の篭が洒落てます。

こっちはショバ代どころか木の実を取っちゃってます。

「一体、どうすんねん？」と聞いたら「食べるそうです」
「じゃあ」と一つかじろうとすると何故か「やめとき」と言われました。
生じゃあダメなのかな？

そして、背後にはこの建物です。
地図を見ると「最高裁判所」となっていますが、閉鎖中のようです。
ちなみに、この通りは昼間なんで、まだおとなしいけど日が暮れるにつれ、もっと賑やかに、もっと過激に、もっと刺激的になってました。
どこも似たり寄ったりですが…

その先には見ればわかるよね。
ミャンマーだからと言って仏教ばかりとは限りません。
布教活動の成果かどうかは分りませんが…

こちらはまだ新しい見たいね
ﾏﾊｰﾊﾞﾝﾄﾞﾗｰ通りに面した建物です

なんか、ミャンマーの人たちは占いが好きなんでしょうか

お次は最終日の宿探し。
今日のﾒｲ･ｼｬﾝﾎﾃﾙでもいいけど、6500円は高くて…
最近のヤンゴンはﾎﾃﾙ不足で売り手市場と聞きますが、探せば安宿はあるはず。

という事で確かこの辺りに評判のいいゲストハウスが…
場所はｱﾉﾔｰﾀｰ通りから北側に入ったあたり

地元の子供たちのビー玉遊びの横を通って…

ありました！ﾁｬﾝ･ﾐｰｹﾞｽﾄﾊｳｽ
この時点で6時20分
既に日が暮れようとしてます

3階が受付です
3月2日一泊空いてますか？
と聞くといとも簡単にｼﾝｸﾞﾙﾙｰﾑが取れました。
１５ＵＳドル。予約だけでなくその場で支払い。
これが後で功を奏することになるとは…

最終日のヤンゴンでの宿も確保できたし。
心置きなく観光できます、もうだいぶ遅いけど…
ということで、タクシーでシュエダゴォン・パゴダに行きました。
タクシーだと長い参道の途中まで行けるようです。

シュエダゴォン・パゴダは丘の上からヤンゴンを見下ろすように立ちます。
したがって参道はこのように坂道というか階段
上から見下ろします。

下から見上げると…
そして参道の階段左右はおびただしい数のお土産屋さんやん
これだけのお土産屋さんがあるという事はいかに参拝客が多いということです。
早速サンダルを脱ぎ裸足になります。

階段を上がりきったところ。
外国人はここで5ドルの入場料を払います

夜だというのにたくさんの人がお参りしてます
座ってひたすら祈る人、仲間でおしゃべりする人、カップルでデートする人…

そしてシュエダゴォン・パゴダが黄金の姿を闇夜に浮かべます
なんでも金を３トンも使っているというけど本当でしょうか
あの金閣寺の金箔でさえ２０ｋｇというから…

寿司屋のおじさんがすし飯を炊いたのかと思いました…

黄金だけならまだしも、
きれいな電飾がｴﾚｸﾄﾘｶﾙﾊﾟﾚｰﾄﾞのようです。

大きな鐘がありました。
タダでつき放題です…
鐘の音はやはり日本のお寺の鐘の音に軍配が上がります。

皆さん熱心に花を寄進して飾ります
何を祈るのでしょう

こちらはロウソクで火を灯すんでしょうか
でもまだ早いようです

こちらの祭壇は人気がありました。
大勢のお祈りの人です

なぜかテレビもありました…
遠くからでも見れるようにでしょうか。

あまりピカピカするとありがたみが薄れます
過度の装飾は考えものですね

塔の天辺には７６カラットのダイヤが…

功徳という形で来世の為にひたすら寄進する人々の成果がこれです…

この旅行記へのコメント （3）

• わんぱく大将さん 2013/04/25 08:46:19

  すし屋のおっさん

  アルデバランさん
  
  ここまで来て、すしやのおっさんがめし、はないでえ〜　大将

• beijing-fanさん 2013/04/03 09:46:52

  ばっちし！！

  アルデバランさん
  
  ばっちし似合っていますよ。
  
  ご自分でも気に入っていらっしゃるのだと思います。
  
  でなければ、そのまま日本に帰国なんて出来ません！！
  
  僕は物凄く似合っていると思います。
  
  で、通勤もそれで？
  
  
  beijing-fan
  

  アルデバランさん からの返信 2013/04/04 08:12:56

  RE: ばっちし！！

  beijing-fanさん こんにちは
  
  おほめいただいて恐縮です
  ロンジー、いっぺんで気に入りました。
  なんせ1年中、パンツも不要で涼しいし、安上がりこの上なし。
  200〜400円ですよ！
  どの国も民族衣装を着る人が少なくなりましたが、
  うれしいことにミャンマーではまだまだロンジー着ている人多いです。
  ちなみにロンジーの場合、男もおしっこは座りションベンです…
  結び方、忘れないうちにまた行きたくなりました。
  この後、まだまだ続きますのでよろしくお願いします。
  アルデバラン