ミャンマー、ロンジーをひきずりながら…　その3 マンダレーへの道

2013/02/22 - 2013/03/03

ミャンマー第一歩、ヤンゴンでは午後の市内街歩きで大まかな状況が把握できました。
日本円との１／１０換算で判りやすい「チャット」の扱いにも少々慣れて、翌日からは本格的にミャンマー歩きが始まります。
まずは、ミャンマー第二の都市にして、かつて都があったマンダレー。
大河イラワジ河沿いのこの商都は交通の要衝にしてビルマ王朝終焉の地。
ここでの目的はもちろんイラワジ河（エーヤワディー川）と巨大なマーケットそして仏教寺院。
なんでもここマンダレーは市民に占める坊さん率がダントツに高いとか。
実際、『都の西北』だけでなく至る所にいました、えんじ色の人達

エリア マンダレー(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

明けて２３日
ヤンゴン空港国内線ロビーです

今回利用するミャンマー国内線3便は全てエアーバガン
ﾁｪｯｸｲﾝの為エアーバガンのカウンターに

国内線のチケットは日本から旅行会社を通じて購入済みですが
結構高かったです。
ちなみにヤンゴンーマンダレー間は154ドル

チェックインするとエアーバガンのシールを渡され見えるところに貼ります。
同じ時間帯に国内線各社の便が集中しており待合室は
数種類のシールを貼った乗客が入り乱れます。

搭乗時間が来るとプラカードを掲げた係員が大きい声で航空会社名と行き先を告げます。

エアーバガンの出発時間（7時30分）までもう少しあります。

基本的にツアー客が多いのですが、こんな人まで…

マンダレー行きエアーバガンの搭乗が始まりました。

このように沖どめされた各社の航空機までバスで…
なんせヤンゴン空港は広いから

席は自由席です
早い者勝ち！

窓側の席を確保できました。

ヤンゴンの郊外はこのように湖が結構ありました

1時半ほどの国内線ですが、軽食が出ました。
朝、5時起きで何も食べていないのでありがたい。

マンダレー空港につきました。

空港から市内まではバスはないのでタクシーです。
料金の安いシェアタクシーにします。
他のお客が来るまでしばし待機…
同じ便の人たちはツアー客が多く、他のバスで出発したり迎えの車に乗って次々に出発
ちょっと不安に…

待つこと１０分
おっ！シェアタクシーのお客かな？
2，3回裏切られた後、
先ほど我輩を案内した兄ちゃんが2人連れを連れてきます。

さらに5分後
もう一人が加わって、4人で出発

何もないところに空港はあるようで畑の中にひかれた直線道路をひた走ります。

ところ所でこうして、石を敷き詰め簡易舗装のアスファルト工事を行なっています。
まさか、これがあのミャンマーで悪名高い強制労働？
いくらなんでも、違うよね。

のんびりするような風景が延々と…

そして、
彼方のバゴタがいかにもという感じです。

道路は基本的に簡易舗装
近隣の人たちの「道普請」
我輩の集落でも、昔あったんだけど…
こちらは女性も結構戦力になっているようです。

２０分ほどで初めて集落を通過

線路も渡りました

道はこのように周りより1段高く、堤防の上を走る感じでです。
これなら洪水でも道は水没しないですね…

人を満載したミャンマー名物のピックアップトラック
後で聞くと「バス」と言ってました。

なるほど停留所らしきところで停まってます

さらに進みます。

砂利も売ってるカゴやさんとか

重そうに風船を担いだお兄ちゃんとか

下の方はどうなっているんだろうスイカの山とか
街道に沿って点々とある集落は楽しそうな風景が続きます。

空港から50分でバスセンターらしきところに着きました。

どうやらマンダレー市内に入ったようです。
尼さんもいました。托鉢しているのかな…

シェアタクシーはホテルの名前とか市内の行きたいところを申告すれば連れて行ってくれます。
最後に乗った一人が最初に降りました。
ﾎﾃﾙに入ってゆきます。
このホテル、外観は良かったのでチェックしておきます。
「サンライズ・ホテル」ね…
なんせ、まだホテル決まっていないから。

お堀端のスワン・ホテルでタイから来たという二人連れもチェックインの為、降りました。
結構いいホテルでした。
たかそー

王宮のお堀端は幅も広く、直線にして２、３キロはあるでしょうか？
四角形をしており、スケール大きく、デカいです。

最後に我輩の番です。
宿は確保してあるわけでなく安宿が2，3軒あるという場所で降ろしてもらいます。

で、先ずは交差点にある第一候補のナイロンホテルに…
ちなみにダメな場合はこの交差点の周りに数軒の安宿があります。
同じビルの交差点反対側にはガーデンホテル

今日と明日の２泊、部屋ありますかと聞くと
あっさり「あるよ、一泊１５ドル…」

ちなみにこれが部屋の様子
ちゃんとトイレとシャワーもあります。

早速市内散策に出かけましょう。
前の通りを南に向かってマーケット方面に…

クロックタワーのある交差点の向こうがゼージョーマーケットです。

おっ、また尼さんたちの托鉢です。
托鉢っちゅうもんは早朝が相場だと思ってましたが、尼さんたちは昼に托鉢するのか…

「キャー、こんなに来ちゃって、寄進も大変だわー」

で、ゼージョーマーケットの中でフタが出来るタイプのシャンバックを見つけて購入
これで、ロンジー、サンダル、シャンバックの三役がそろいました。

ミャンマー版繊維シティですね。
ちなみにロンジーはヤンゴン価格の半値でした…
2000ﾁｬｯﾄからあります。

あららー
こんな中まで尼さんたちは押し寄せて来ました
尼さんは昼に活動なのね…

南側の外側は小さな店舗が軒を連ねてました。

なんでもありの雑貨屋さんですか？

これぞ、アジアだよね
この喧騒

行けば行くほどディープになります

ごぞんじ、タナカの木も山積みで…

切り口には品質保証マークですか？

こちらは山から採ってきたものを業者に売っているのかな
品質ごとに選分けてました。
タナカの優劣は、一に香り、二にきめ細やかさ…
とか

こちらの人は頭に器用にのせて、静々と歩きます。

ひたすら木を割っている女性
火をつけるときに使うのでしょうか
指で触ったらベトついて、取れなくなってしみました。
こちらのヤニはひつこい！

タマネギはちっちゃくてビックリ
飯食べるときスライスしたのがよく出ました
葉玉ねぎもそうだけど小っちゃいうちは辛くないんですね。

アジアの熱風と雑踏

まんまです

あっ、これはヤンゴンで木から採ってた実です

雑踏の中で考える…

マーケットはきりがないので、そろそろ行ってみましょうか
イラワジ川（エーヤワディー川）。
サイカーのお兄ちゃんに「イラワジ川行きたいんだけど」と言うと
「まかせなさい！2000ﾁｬｯ」
「調子がいいんでまかせていいのかなぁ…」と思いましたが200円なら安いもんです。
この時点で12時半

どうも最初から方向が違うようで心配です。
走りながら聞いてきました。
「ところで、何処に？」おいおい…
「エーヤワディー川だよ、イラワジ川！」「ﾘﾊﾞｰ！ﾘｳﾞｧｰ！」と言っても全然通じません。
これには困りました。「川」はミャンマーでは？
ここで、虎の巻、紀伊國屋新宿店で1800円（18000ﾁｬｯ！）も払って買った『旅の指さし会話帳』を出して…
川は…
「みっ！」

運ちゃんは２人ほどに聞きながら。
何となく、あの木の向こう側に期待が…

おおー！
アジアの大河エーヤワディー川だ！

堤防は足の踏み場もないほど、おびただしい洗濯物で壮観です

川岸まで降りてみましょう

洗濯棒でビシバシやってお洗濯

その横では身体もお洗濯

父ちゃんも、母ちゃんもお洗濯

何でも呑み込んでしまうアジアの大河は滔々と流れてます

対岸に目をやると数々の掘立小屋が…

乾季なので水量は少ないのでしょうが様々な船が係留されてます

薪にでもするのでしょうか木を拾ってきたようです、お嬢ちゃんたちは

河はありとあらゆる舞台になります

この旅行記へのコメント （1）

• わんぱく大将さん 2013/04/25 08:41:40

  いきなり３から

  アルデバランさん
  
  川が”みっ”　しかし、川というより洗濯もん。凄い数ですなあ。大将