ギュギュっと凝縮！京旅行　　二日目・移動に苦労する

2013/06/09 - 2013/06/10

二日目の行程は・・・


錦市場 → 六角堂 → 京都御所 →

昼食 → 詩仙堂 → 蓮華寺


ってな感じでした〜。


詩仙堂のさつきがキレイでしたよ♪


本格的な京都旅行は今回が初めてで
各スポットの距離感が上手く掴めず
移動にかかる時間が良く分からないのと
移動方法を調べるのに苦労してしまいました。
今回の旅行は路線バスと徒歩での移動が基本でしたが
「御所 → 詩仙堂」はそれでは時間が掛かり過ぎるため
タクシーを利用してしまった・・・。

次に向かった蓮華寺までは叡山鉄道で行きましたが
比叡山方面は20分に一本しか電車が無く
ここでもちょっとしくじってしまった・・・。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ 私鉄 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

ホテルを９時ごろ出て
すぐ裏の錦市場を冷やかします。

出来立てほやほやの卵焼き〜♪
買って食べたかったけど我慢。

鱧とか穴子とか
ウチの近所とは違う品揃え。

八百屋さんとかも
賀茂茄子とか山椒とかあって
楽しかったです。

錦市場から六角堂へ行く途中の自転車屋さん。

その他にも和菓子さんとか
織物の会社とか、法衣のお店とか
京都らしいお店が多くて
歩いているだけで楽しいです♪

そして六角堂。

ビルの谷間にあるのですねぇ。



思っていたよりも
池坊色はありませんでした。

ここでは自分用のおみやげを購入。


まずは鳩おみくじ。

運勢は「吉」(^^;

金箔入りの金平糖。


金平糖はあまり興味ないけど
六角形の箱がかわいかったので。

六角堂から京都御所まで歩いちゃいます。


大通りはビルだらけですけど
一本裏に入ると良い感じの街並みがありますね。

こんな文化財級のお宅もありました。

これ何だろう？と思って撮りましたが
帰宅してから読んだガイドブックに
たまたまこれの説明書きを発見！
「ばったり床机（しょうぎ）」って言って
商品の陳列台や腰掛に使うとの事。

今回はほとんどをスルーしてしまいましたが
洋風な建物も多く、京都の奥の深さを認識しました。
大丸ヴィラとかホントに素敵過ぎ〜。

写真は上の町屋と同じ通りで見掛けた個人宅。

生け花を発見。

清々しくて素敵です。



本当はゆっくり見たいけど
実はかなり焦ってます(^^;;;
京都御所の参観時間が迫っているのです。



急げ〜〜〜っ！

11時からの参観なのですが
少々早目に行って受付しなくては・・・。

ゆっくりと御苑を見たかったけど
あまりにも広すぎてそれどころではありません。
早歩きで集合場所に向かいます。

なんとか10分前に入れてセーフ！

30分コースのグループが先発で
60分コースは後発でした。
定員は何人なのか分かりませんが
この日は50名程でしたね。

ガイドさんの後をぞろぞろと付いて歩きますが
最後尾にはお警察の方が控えていらっしゃり
絶えず鋭い眼でチェックしております。
写真に写っている方がその方でございます。

紫宸殿を見れたのは感動でした。
春と秋の一般公開の時は
もっと近くまで入れるみたいですね。

右近の橘の周りで作業をされている方が。

勤労奉仕団の方々なのでしょうか？

雅な世界ですね〜。

ずっと曇りがちでしたが
この頃から少しずつ晴れてきました。



お警察の方はやはり離れた所からチェックしております。
お疲れ様です。

これだけの蔀戸があると
壮観ですな。

このお庭はゆっくりと見たかったのですが
外国人のグループとかぶってしまい
説明さえも十分に聞けませんでした〜。

参観はぴったり一時間。

開始時間は9時、11時、13時、15時で
11時だけが飛びぬけて人気があるみたいです。
行程から考えたら、
15時にしておけば良かったかも・・・。

お昼は事前にリサーチしておいたこのお店。
「丸太町十二段家」さんです。


ちょうどお昼時だったので
かなり混雑してました(^^;
結果的には30分待ち。
でも時間をずらせば
そこまで待たずに済みそうです。

私達の次に並んでいたのは地元の方。
地元の方が並ぶくらいだから
期待出来るかも？？？


お店のテーブルはちゃぶ台がメインみたいです。

有名人も沢山お見えになっているようで
サイン帳が何冊もありました。
皆さん達筆で感心しました。
中谷美紀さんの字が上手だったなぁ。

そしてこのサインには感動しました。
額に入れて飾られていたのですが
瀬戸内寂聴さんのものです。

事前にメニューを注文していたので
席に着くと結構早く料理が出てきます。

まずはだし巻き玉子。

ふわふわで出汁がきいていて
とっても美味しいです。

そして漬物。
自家製だと思うのですが
これもとっても美味しいです。
柴漬けって本当はこんな味なのですね･･･。


全部食べずに最後のお茶漬けの為に
とっておかなくてはね。

今回は「水菜」のコースで
季節の一品が付きます。
今日は賀茂茄子と穴子の揚げ出し。
賀茂茄子がトロトロでこれまた美味♪
ご飯はお櫃に入ってくるのですが
お代わりが出来ます（制限はあるみたいですが）。
お米もとても美味しいし
かつお出汁の効いた赤だしも本当に美味しかったです。

最後はお茶漬けにして食べましたが
お米がとても美味しかったので
お茶漬けにするのは勿体無くて
半膳だけお茶漬けにしました。


このお店にはまた是非再訪したいです。

さてさて。
午後は本日のメインイベントである
詩仙堂へと向かいます。

が！

丸太町から詩仙堂は
どうもアクセスが悪く
「これ！」というルートが
思いつきません。
「時は金なり」と割り切って
タクシーで向かう事にしました〜。
1700円くらいしたかな？


とても素敵なアプローチですね。

石段を登ると門があります。
この写真はそこからの景色なのですが
不謹慎だけど
どうしても福笑いに見えてしまうのですよね…。

門をくぐると
楼閣がお出迎えです。
立派な建物に
ちょっと意外性を感じます。

玄関前のお庭。

朽ちた木の根元まで
風景の一部となっています。
さすがです。

建物に入り進み行くと
有名なお庭が見えてきました。
皆さん静かに眺めています。

友人は思わず横になりましたが
ここは今はお寺なのでたしなめました。
良く見たら横にならないようにと
注意書きもありました。
ま、気持ちはわかりますけどね〜（笑）


※　室内は撮影禁止なのでお庭の写真ばかりです。

時折　鹿威し（ししおどし）の音が・・・。

サツキの樹形が山々のように見えますね。

花の時期は丁度見頃か
ちょっと過ぎた感じ？

お庭の全てに意味がありそうに思えます。

サンダルに履き替えて
お庭に出て見ましょう。


平坦な場所だと思っていたら
サツキの向こうは谷のようになっていました。

沢山咲いているように見えましたが
咲き終わっているお花の方が多かったです。

石段を下りると鹿威しが。


風流ですなぁ。

小さな池があり
花菖蒲がキレイに咲いていました。

変わったお花が咲いていたのでパチリ。


帰宅してネットを見ていたら
偶然にこのお花の記事を見つけました。
京鹿の子って言うのですね。
それも結構メジャーな花だった…。

下のお庭にはお茶室のような建物があったりして
結構変化に富んで楽しかったです。

お庭のお手入れをされている方がいました。

大原女がいるのかと思ってしまった…(^^;

初夏の詩仙堂を愉しみ
次に向かうは蓮華寺。

旅行直前に他の方の旅行記で見掛け
急遽行くことを決めた為に
下調べをほとんどしていなくて
移動方法の詰めが甘かった…。

本当は京都バスを使えば良かったのですが
どうもバスと言えば市バスの頭があり
そちらだとアクセスが良くないので
叡山電車を使ってしまいました。
一乗寺駅に着いた時に丁度電車が出ていってしまい
駅で20分待つハメになってしまった〜。

無人駅の三宅八幡駅で降りて
ちょっと歩くとお寺です。
道すがら見える比叡山や
道路脇の川がとてキレイでした。

お寺はとても小さいので
一瞬入口が良く分かりませんでした。


ちょっと厳しそうなお寺さんですね…。

この辺りまで来る方は少ないみたいです。
私達の貸し切り状態でしたよ。

門を入った所に
沢山の石仏があります。
京都市電河原町線の敷設工事に際して
発掘されたものとの事。
河原町って死体を捨てる場所だったみたいで
その供養の為に建てられていたみたです…。

拝観料400円を納めて入ります。

ここは詩仙堂とは逆で
室内での撮影はOKですが
お庭での撮影は禁止です。

写真だととても静かなお庭に思えますが
実はすぐ隣が幹線道路でして
車の音が結構うるさかったりします(^^;

池回りも美しいですが
苔のお庭もとてもきれいです。

東司前の手水。

山と船を表しているのかな？

縁側に葉が散り落ちていました。

お庭の風景に溶け込んでいるような書院です。

お庭に下りてこの通路を行くと
本堂があります。

ホタルブクロが咲いてました〜

小さいお寺なので
時間はあまりかかりませんでした。


帰りは蓮華寺から叡山電車→京阪と乗り継ぎ
三条で降りて、預け荷物を取りにホテルへ。

ホテルの向かいに
みたらし団子の有名なお店があったことを思い出し
ちょっと立ち寄ってみました。
お店は満席だったのでお持ち帰りにしました。

まるで焼き鳥のような見た目の団子。
実はみたらし団子って
あまり好きではないのですが
ここのは団子は炭焼きで香ばしいし
タレもそれほどしつこくないので
全く問題なく食べられました〜♪

帰りは高島屋でお土産購入。

そして・・・
河原町→茨木市→南茨木→伊丹空港のルートで空港へ。


二日間歩きに歩いた旅行でした。
京都で行って見たいと思っていた場所に
た〜くさん行く事が出来て満足でした♪
でもさすがに疲れましたねぇ。
久しぶりに疲れが腰に来てしまった・・・。
今度は紅葉の頃に行って見たいけど
人混みが苦手だからなぁ・・・。



相変わらず拙い旅行記ですが
最後までお読み下さって
誠にありがとうございました。


　　ゆういちろう

この旅行記へのコメント （2）

• レモングラスさん 2013/11/22 22:49:12

  はじめまして

  ゆういちろうさま、はじめまして。レモングラスといいます。
  
  北海道の旅行記へのご訪問ありがとうございました。
  
  京都の旅行記、一気に読ませていただきました。
  「夜の道は夜に歩く・・」のフレーズにノックアウトされました。
  詩人ですね・・。たしかに、本物の風情を味わう醍醐味ですね。
  
  京都は何度行っても、何回同じお寺を見ても、その時の季節や自分の心で感じ方が違ってくるんですよね。
  私は心を鎮めたいときに京都を訪れたくなります。首都圏に住んでいるので、なかなかすぐに行けないのが残念ですが・・。
  
  北海道は美味しいものがいっぱいでしたが、京都もいっぱい。
  美味しいお豆腐が食べたいな・・。
  
  私は、つい海外旅行に目がいってしまいますが、国内旅行もいいな・・と最近は思っています。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レモングラス

  ゆういちろうさん からの返信 2013/11/24 16:23:24

  RE: はじめまして

  レモングラス様
  
  こんにちは。はじめまして！
  コメントや投票をありがとうございました。
  
  
  来月札幌に行くのですが
  レモングラスさんの旅行記が目に留まり
  楽しくて一気に読んでしまいました。
  美味しいものが沢山ありそうで、今から楽しみです♪
  台湾の旅行記も他の方との視点が違っていて
  とても楽しめました。
  「キレイな台湾」も素敵ですね。
  なんかいつもアジアっぽいカオスな風景に
  目が行ってしまいがちなので
  今度訪台する時には
  レモングラスさん的な視線で台湾を見てみたいと思います。
  
  京都は季節ごとに訪れてみたいと思っているのですが
  距離が距離なのでね・・・。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  　　ゆういちろう