2007/11/21 - 2007/11/28
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naoさん
2007年11月21日から28日まで、初の海外旅行でベルギーとフランスへ行ってきました。
この旅の主な目的は、ブルージュのベギン会修道院を訪れることと、パリの美術館めぐりです。
日程
1日目(11/21) ブリュッセル泊
2日目(11/22) ブリュッセル泊
3日目(11/23) ブリュッセル泊
4日目(11/24) パリ泊
5日目(11/25) パリ泊
6日目(11/26) パリ泊
7日目(12/27) パリ泊
8日目(12/28) 帰国
往復のフライトは日本航空を利用しました。
往路 関西国際空港 ⇒ シャルル・ド・ゴール空港
復路 シャルル・ド・ゴール空港 ⇒ 関西国際空港
パリ〜ブリュッセル間の移動はベルギー国鉄を利用しました。
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ベルギーは、ブリュッセルとブルージュを訪れました。
ブリュッセルでは、グラン・プラス、小便小僧、オルタ博物館などのアール・ヌーヴォー建築を中心に街歩きを楽しみました。
オルタ博物館を訪れた際、地図を片手にウロウロしていると、地元のおじいさんが「オルタ?」と問いかけてくれたので、「ウィ」と答えると、自ら道案内してくれるではありませんか。
この親切さには感激しましたが、こちらとしては言葉がわからないので、感謝の気持ちを表すのに「メルシー」の連呼と笑顔を振りまくだけに終始しました。
反対にショックだったのが、トラムに乗った時、青年に座席を譲られたことです。
席を譲られたこと自体には感謝しなければいけないんですが、自分ではまだまだ若いと思っていたのに、他人から見ると、おじさん、いや、おじいさんに見えるのかと思うと、なんだか寂しい気持ちになり、その日一日ずっと凹んでいました。
ブルージュでは、ベギン会修道院をメインに、マルクト広場や風車などを巡る街歩きを楽しみました。
ベギン会修道院では、質素な白い建物群が緑の中庭を取り囲む清楚なたたずまいに触れ、俗世界にまみれた私でさえ、敬虔で清々しい気持ちになりました。
マルクト広場では、既にクリスマスマーケットが開かれていて、あちこちのお店をひやかしながら、一足早いクリスマス気分に浸りました。 -
フランスは、パリに留まり、美術館めぐりを中心とした街歩きを楽しみました。
美術館は、新装なったオランジュリー美術館、オルセー美術館、ルーヴル美術館、マルモッタン美術館を巡りました。
オランジュリー美術館ではモネの「睡蓮」の大作、オルセー美術館では印象派の画家の作品の数々、ルーヴル美術館では「モナ・リザの微笑み」や「ミロのヴィーナス」などの歴史的な美術品に触れ、圧倒されるばかりでした。
それにも増して、最も感動したのはマルモッタン美術館のモネの「印象 日の出」です。
この作品は、モネが住んでいたル・アヴールの港の情景を描いたものですが、当時主流だった写実主義に対抗して、絵の主題である「太陽・海・船」などを、そのディティールにとらわれない大胆かつ自在にデフォルメした表現方法で描かれたもので、モネの斬新な個性が結実したものです。
この作品が最初に出展された展覧会を見た批評家に、「この絵には印象しかない。描きかけの風景画の方がマシだ。」と新聞紙上で酷評されたことをきっかけに、モネを含め、この展覧会に出展したルノワール、ドガ、ピサロ、セザンヌ、シスレーなどの画家たちが印象派と呼ばれるようになりました。
今回、これらの美術館を巡って感じたことは、どの美術館にも言えるのですが、教科書やテレビでしか見たことのない美術品が、あまりにも無造作に展示されているのには驚かされました。
だって、絵画はガラスケースに収められている訳ではなく、そのまま壁に掛かっているし、ミロのヴィーナスにいたっては、お尻に触れそうなくらいなんですから・・・。
こんなの、日本では考えられませんよね。 -
パリ〜ブリュッセル〜ブルージュの、鉄道のルート図です。
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