鎌倉五山めぐり

2013/03/30 - 2013/03/30

鎌倉五山と長谷寺を一日かけて周ってきました。生憎な天気でしたが桜がキレイでした。三月はお寺巡りばかりしています。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

横須賀線、江ノ電を乗り継いで長谷駅に着きました。長谷寺は鎌倉五山ではありませんが、写経ができるとの情報を得て参詣することにしました。少し早く着いたので由比ガ浜を少し歩いてみました。

長谷寺はアジサイが有名で、本尊は十一面観音菩薩像（長谷観音）です。

入山して直ぐの下境内には２つの池があり回遊式庭園で、色々な花が咲いています。

上境内の見晴台から海を眺めます。

ツツジの花です。この寺はアジサイが有名ですが、四季折々の花が出迎えてくれます。

木瓜の花です。高野山 金剛三昧院の早朝勤行で住職がお花は仏の座であるなど色々な話をされ事を思い出しました。

黄梅です。

地蔵堂前の香炉です。朝も早いのできれいに均されています。

地蔵堂前の卍池です。

下境内の写経場の前にほっこり地蔵が居られます。

写経は朝九時から受け付けており、般若心経か延命十句観音経を選べます。写経用紙は千円で、長谷寺謹製の筆は二千円で販売されています。時間がなかったので延命十句観音経を選びましたが、３０分はかかりました。

長谷寺を後にして、鎌倉駅に戻りバスで浄明寺に向かいます。鎌倉五山第五位の寺格の臨済宗建長寺派の寺院です。お寺は通り過ぎ石窯ガーデンテラスに向かう人々が多いです。

私は石窯ガーデンテラスに向かわず、枯山水庭園の喜泉庵（平成三年復興）で一服します。

庭園は杉苔を主としています。

お抹茶とお菓子（生菓子セットは千円）を頂きます。お菓子は３つから選べました。

源頼朝のお墓に向かう雪ノ下付近も桜でキレイです。

源頼朝のお墓は江戸時代に島津氏が整備しました。

鎌倉まで来て鶴岡八幡宮に参拝しないのも勿体なので立ち寄ります。観光客が多かったです（学生と外国人）。

公暁杏は確か台風で倒れてしまったと思います。源実朝を源頼家の息子である公暁が暗殺するために隠れていた有名な銀杏です。

鎌倉五山第三位の寺格の臨済宗建長寺派の寿福寺です。本堂近くには入れませんでした。

源義朝（頼朝の父）の居館跡です。本尊は宝冠釈迦如来です。

亀ケ谷坂（かめがやつさか）に向かう途中、ブラリとお寺に入ってみました。拝観料三百円を支払い参詣します。拝観のしおりでは「英勝寺：徳川家康の夫人であるお勝の方ゆかりのお寺、水戸藩ともゆかりの深い尼僧のお寺」とあります。

竹林前の門も簡素で良いです。

風で竹が擦れる音を聞いたのは三十年ぶりでしょうか。

枯山水ではない庭の方が心がノンビリします。

亀ケ谷坂（かめがやつさか）を超えると、北鎌倉の建長寺の近くに出ます。

鎌倉五山第一位の寺格の臨済宗建長寺派本山です。このお寺には伽藍や庭園ではなく行（座禅）を目当てに参詣します。

建長寺内です。

鎌倉五山第三位の寺格の臨済宗円覚寺派の浄智寺です。北条時頼の三男宗政の没後、夫人が寺を起こしました。

浄智寺の三門は特徴的です。

浄智寺内です。

土曜座禅会の参加のために円覚寺にやって来ました。

土曜座禅会に初参加の場合は午後一時二十分より開始なので、少し早めに居士林に到着すると、既に多くの人が居ます。居士林内から虚無僧姿の僧が出てきました。時代劇等で画面の中で見かけることはありますが、本物を目の前で見られるとは･･･

居士林の門が開かれ続々と人々が向かいます。初心者向けであったので観光ついでの人が多いように思います。間口は広くがお寺の方針か？

座禅の後は、開基廟でお抹茶を頂きます。

お寺巡りをするとお賽銭やお茶台等馬鹿になりません。

開基廟のお庭です。

円覚寺の後は、東慶寺に足を伸ばします。

東慶寺のお庭です。

北鎌倉の駅から帰路に着きます。