2012/11/23 - 2012/11/25
671位(同エリア1053件中)
naoさん
3日目は、常滑のやきもの散歩道を散策した後、半田運河と有松の町並みを巡ります。
常滑市のやきもの散歩道は、窯元のレンガ造の窯と煙突、陶製品の廃材を利用した民家の擁壁、迷路のように入り組んだ路地など、日本六古窯の一つに数えられる常滑焼千年の歴史と文化を今に伝える、やきものの町ならではの空間が息づいています。
常滑市陶磁器会館を発着点とする散歩道は、A(1.6km)・B(4km)二つのコースが設定されていて、それぞれの目的や体力に応じて選ぶことが出来るようになっています。
やきものの町の風情が色濃く漂うこの町で、擁壁や道路などの資材として、いたる所で陶製品の廃材を利用しているのを見るにつけ、日本人が昔から培ってきた「もったいない」精神の大切さを改めて教えられた気がします。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨夜宿泊した「ホテルAU常滑」です。
このホテルは、セントレアへのアクセスにも便利な名鉄常滑駅前にあり、シングルルームでも23?の面積にワイドベッドが入ったゆとりのある部屋で、格安な料金設定が魅力のホテルです。
ホテルのチェックアウトまで十分時間があるので、やきもの散歩道を散策しに行きます。 -
ホテルから散歩道の発着点である常滑市陶磁器会館への道沿いに、招き猫通りがあります。
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一口に招き猫といっても、いろんなテーマごとに製作されています。
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皆さんには必要ないと思いますが、「美人祈願」の招き猫。
えっ、欲しい人が・・・、居る〜・・・! -
私はこれがないとやっていけません、「ぼけ封じ」の招き猫。
これ、欲しい〜・・・!!! -
常滑市陶磁器会館をスタートして、散歩してきま〜す。
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子供たちの力作が揃った「とこなめ探検隊」の陶板。
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廃材の陶管を利用した民家の擁壁。
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真っ黒な窯元の建物。
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この窯元の建物基礎は、部分的に陶管を利用しています。
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このお宅の擁壁の陶管は3本つなぎになっています。
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このお宅は塀に陶管を使っています。
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民家の庭先に実るザクロ。
ぱっくり割れるまで、まだ時間がかかるのでしょうね。 -
この先に瀧田家住宅の正門があるようです。
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陶管の破片を埋め込んだ散歩道。
無作為なんでしょうが、素晴らしい幾何学模様を描いています。 -
こんなところにも自然が息づいています。
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雑草は凄い生命力ですよね。
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こんなに厳しい環境でもへこたれない、雑草の根性を見習いたいですね。
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左手に瀧田家住宅の正門が見えてきました。
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見事に積み上げられた壺の擁壁。
常滑はリサイクル先進都市だったんですね。 -
瀧田家住宅の正門。
瀧田家は、江戸時代から明治にかけて知多半島を拠点に活躍した尾州廻船の廻船問屋です。 -
築後150年を超える建物を寄贈された常滑市が、尾州廻船に関する歴史を紹介する施設として復元・整備し・・・
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当時の生活道具、廻船の模型、船具、海運書類など、歴史的な資料の展示とともに、主屋、離れ、倉庫等の建物が公開されています。
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鬼瓦には、船に関わりの深い「水」の字が浮き彫りされています。
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民家の土壁に落ちた黒い影があまりにも印象的だったので、ついシャッターを切ってしまいました。
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ここへ来た時は、無意識に見上げていました。
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「土管坂」へさしかかりました。
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ここ「土管坂」にも・・・
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凄い生命力を発揮している木があります。
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こんなところを棲家にしているヤツもいます。
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クローバーの花が咲いています。
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民家の庭先ではコスモスが揺れています。
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磁器製のスイッチ。
こんなスイッチは初めて見ました。 -
この階段はちょっと気になります。
扉の向こうには何があるのでしょうか・・・。 -
しばらく行くと登窯がありました。
この窯は国の重要有形民俗文化財に指定されたもので、昭和48年頃まで、植木鉢、茶器、花器、酒器などの日用雑器を焼くのに実際に使われていたそうです。 -
この煙突は壮観ですよね〜。
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サヤなどの窯道具が残っているので、今でも使えそうです。
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雨に降られないように・・・
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窯全体に屋根が架けられています。
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一番下にある焚き口。
さっき見た煙突の数だけあるんでしょうね。 -
登窯は構造的に熱効率が悪く、窯焚き作業も重労働なので、現在、一部の陶芸家を除いて使う人がいなくなりました。
これは、理論だけでは計り知れない、神のみぞ知る変化の妙を追い求める陶芸家に無くてはならないものだからです。 -
窯内部のレンガは、炎に焼かれて窯変しています。
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窯から出る炎の色を見る色見穴。
炎の色で窯の温度を見極めます。 -
登り窯の近くで見かけた常滑市の汚水桝の蓋。
煙突がモチーフなんでしょうか・・・。 -
雨戸の配置にリズム感があって楽しいです。
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自然と渾然一体となった壺の擁壁。
というより、自然に飲み込まれています。 -
廃材を有効活用して、コンクリート擁壁に水玉模様とストライプの服を着させています。
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振り返れば、青空の中に煙突が頭を出しています。
これぞやきものの町の風景です。 -
やきものの町ならではの廃材利用法です。
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ここも廃材利用しています。
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おとなしい猫ちゃん。
近寄っても逃げようとしません。 -
このシルエットにはやきものの町の風情が漂っています。
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蔦の絡まるレンガ煙突。
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ホテルへ戻る途中、セントレアを飛び立った飛行機と遭遇しました。
あれに乗って、どこかへ行きたいよ〜。
では、ホテルをチェックアウトして次の目的地へ向かいます。
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