2012/12/08 - 2012/12/09
1545位(同エリア4467件中)
たびたびさん
- たびたびさんTOP
- 旅行記736冊
- クチコミ35255件
- Q&A回答420件
- 5,361,444アクセス
- フォロワー666人
滋賀の二日間がけっこうハードだったので、後半の京都はいつもの気楽な街歩き。これまで何度も歩いていたような場所でも、あれ、こんなところにこんなお店があったんだっけと、必ずいろんな発見がある。それが京都の街歩きの魅力です。
神戸は、つけたしかなあ~
PR
-
イチオシ
総本家 船橋豆長商店 堀川今出川の交差点の脇にある五色豆のお店。これまで、何度も通っている場所なのに気が付きませんでした。今回気が付いて寄ってみたのですが、その五色豆のあまりのおいしさに愕然としました。表面がからからに乾いているのが五色豆とばかり思っていたのですが、ここの五色豆はしっとり。水につけていたかのような潤い感。砂糖で煮詰めた野菜菓子もありましたが、サツマイモなど、天下一品。こんなおいしい砂糖菓子がさりげなく置いてある、京都の奥深さをまざまざと見せつけられた思いです。
-
下賀茂神社の参道、糺の森の脇にある河合神社へ。最近だと「鏡絵馬」といって、裏には願い事を書き、表には自分の使っている道具で、お化粧をするという面白い絵馬で人気が出てきました。美人祈願というのも、かなりストレートです。
ちなみに、「方丈記」の著者である鴨長明は、この神社の神官の家に生まれたと言われています。 -
正式には、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)ですが、通称は下鴨神社。
-
上賀茂神社とともに、八咫烏に化身して神武天皇を導いたとされる賀茂氏の氏神を祀ります。京都の三大祭りの一つ、葵祭はこの神社のお祭りです。
-
なお、本殿などの建物は、普通に見ると、見る部分が少なすぎて、世界遺産だと期待しているとがっかりするかも。
-
私も、まだ出来ていないのですが、たぶん、たまにある特別拝観じゃないとよく分からないような気がします。
-
ここから、西宮へ。
西宮北口駅は、梅田駅から神戸本線で行きましたが、ここで今津線に乗り換えると、宝塚の方面にもつながります。そういう意味だと、乗換駅のような性格もあるのですが、やはり、利便性は阪急西宮ガーデンズの最寄駅であること。駅の構内から、おしゃれな雰囲気が漂っていまして、さすが阪急の戦略を感じます。 -
阪急西宮北口駅を降りてすぐの阪急西宮ガーデンズです。
阪急西宮スタジアム跡地にあるショッピングセンターで、西日本最大級、国内でも3番目の広さのショッピングセンターとしてオープンしました。しかし、今ではあちこち大型の施設がありますので、どちらかといえば、老舗の感も。ただ、四階建てにモールが重なる施設内の浮き浮きした雰囲気は、今でも全然色あせていません。西宮のちょっとハイセンスな地域柄があるのかもしれませんね。阪急百貨店とイズミヤが核店舗。シネマもあります。 -
昼は、洋食とワインのお店 土筆苑で。調べて行ったのですが、開けた路地に面した一角にあって、すぐに見つかりました。神戸ならということで、セットランチのビーフシチューをいただきました。
-
イチオシ
メイン料理には、前菜から、コーンスープにコーヒーまでついて1600円。どれも見た目がきれいだし、味もしっかりしていてうまいです。
明るい店員さんに見守られるような感じで、ゆっくりといただきました。そんなに混んではいないのですが、お客さんの出入りがあって、人気のお店であることがうかがわれました。アットホームで、うまい料理のいい店だと思います。 -
ちょっと歩いて門戸厄神東光寺へ。ここは、あらゆる災厄を打ち払うという厄神明王(門戸厄神)が有名。厄年の人が厄払いをするほか、数えで13歳の子どもが十三詣(じゅうさんまいり)で詣でます。
-
いわれは、嵯峨天皇が41歳の厄年に、弘法大師によって厄除祈願が行われたこと。その際刻まれた厄神明王像は、高野山の天野社、山城の石清水八幡宮とここに運ばれたのですが、今ではここしか残っていないのだそうです。西宮ですが、かなりの高台で、境内からは市内が広く見渡せました。
-
そうこうしているうちに、夕方になっちゃいました。
阪急西宮北口駅だと阪急ガーデンズがメジャーなのですが、このアクタ西宮も同駅の北東側にあって、至近です。阪神・淡路大震災で、周囲の商店街が壊滅的な打撃を受けたことで、もともと計画されていた再開発に併せて開業したとのことですが、その経緯もあって、阪急ガーデンズに比べるとかなり庶民的。コープこうべの入った生鮮品売り場では、小さな商店街と同じような感覚で、お得感のある買い物ができると思いました。 -
京都に帰って、嵐山花灯路に向かいます。
阪急嵐山駅に到着です。ここは、たぶん、大阪方面の人が嵐山に来る時に使う駅。京都の中心部からだと、嵐電が普通です。阪急の桂駅で乗り換えになるのですが、そこからの距離は大したことはないので、時間的には四条河原町に出るのとそうはかわりません。
で、阪急嵐山駅は渡月橋あたりを中心とすれば嵐山の少し外れになりますが、駅を降りてだんだんと賑やかなエリアに近づいていく感じは嫌いではありません。この日は、花灯路。大阪方面から詰めかけた観光客で、ごった返していましたが、ライトアップの美しさもあって、華やかな雰囲気でした。夜の駅もいいもんですね。 -
イチオシ
さて、京都花灯路。何とか間に合ったようです。イベントは、3月に行われる東山花灯路と12月に行われる嵐山花灯路の二つがあります。
-
イチオシ
嵐山花灯路は、渡月橋と竹林の道がハイライト。
-
イチオシ
夜の寒い時間でしたが、そぞろ歩く観光客で、一帯は大賑わい。
-
イチオシ
光に照らされた幻想的な景色を楽しみました。
-
阪急の嵐山駅から歩きましたが、
-
その二つを見るのに、急ぎ足なら30分でOK。時間にちょっと遅れたかなあと思っても、慌てることはありません。
-
京福の嵐山駅は、天竜寺の正面にあって、嵐山の玄関といった場所。嵐山の駅は、大阪方面からだと阪急嵐山駅。JR京都駅からだと嵯峨嵐山駅があって、三つの駅があるのですが、中心部にいきなりつながっているのはこの京福の嵐山駅だけです。京都の中心部からは市バスや京都バスもありますが、この辺りは道も狭くて、時間がかかる。やっぱり、京福を使うのが基本です。
なお、駅の構内に足湯もあります。 -
-
嵐電で、嵐山から北野白梅町へ。
北野白梅町は西京極通り沿い。西京極通りは北が金閣寺。南は、梅小路公園につながります。正面まっすぐを東に向かうのは今出川通り。近くの観光地は、北野天満宮とこれに続く上七軒や桜で有名な平野神社でしょうか。
なお、隣りにはスーパーイズミヤの店舗もありますので、ちょっとした買い物にも便利。嵐山から北野白梅町に帰ってくると、私は何かほっとしたような気分になります。 -
北野白梅町駅から、今出川を東に歩いてすぐのところにある餃子の王将です。王将は、全国展開をしていますが、もともとは京都出身の企業。京都の高級なイメージに対して、庶民的な味を提供しています。
いまさら、改めて紹介でもないのですが、やはり、こうした味も京都のしぶとい食文化を背景に持っているのかなあとか勝手に考えながら、時々利用しています。写真は餃子セットの二人前餃子。ボリュームたっぷりです。
この日はこれで終了。 -
翌日は、完全に街歩き。
まずは、今出川堀川の角に立つ鶴屋吉信の本店です。朝一番に訪ねて、お餅のようにもっちりしたどら焼き「つばらつばら」をいただきました -
「つばらつばら」は、万葉集にも登場することば。 ”しみじみと・心ゆくままに・あれこれと ”の意味があるそうですが、いろんな意味を想像してしまう語感の通り、もっちりとした皮が複雑な味わいです。
店内では、丁寧にお茶を入れていただき、旅の疲れを癒しました。ありがとうございました。 -
堀川今出川から、今川通りを西に向かっていて、見つけました。パンドブルー。こんなところにパン屋があったかなあと思いつつ、入ったのですが、最近オープンしたお店のようですね。
-
京都のパン屋は、それぞれ特徴があるのでしょうが、私は、この店にはパンの見た目の美しさを感じました。買ったのはチョコレートのパンでしたが、黄色い生地の表面に、チョコレートの粉を見事に掛けて、そのコントラストがとてもきれい。中のチョコレートの甘さと一緒になって、とても楽しい気分になりました。
-
今出川通りをさらに進んで、京都考古資料館。京都で考古学と言っても、京都であれば、ほとんどいろんな記録が残っているでしょう。ちょっと、違和感がありましたが、前から気になっている施設だったので、今回は入ってみることに。
-
入場料は無料の施設ですが、展示品はかなり充実。私も、テンションが上がってしまって、土師器と須恵器の違いとか、いろいろ聞いてしまいました。ちなみに、須恵器は大型の窯でちゃんと焼いたもの。土師器とは質が違います。平安初期の鴟尾(しび)の美しさも目を引きました。
-
首途八幡宮は、義経が押し込められていた鞍馬山から奥州平泉に旅だったという場所に建つ神社。
-
この辺りには、実在した人物かどうかも定かではありませんが、奥州で産出される金を京で商うことを生業としたとされる人物、金売り吉次の屋敷があったのだそうです。街中にある小さな神社ですが、本殿は、小高い場所に立っていまして、意外な趣がありました。さりげない神社ですが、京都の奥深さを感じる神社です。
-
本隆寺は、これも西陣の一角にある法華宗の総本山。祖師堂の前の夜泣き止の松が知られています。これは、本隆寺の住職が境内で涙を流す婦人から赤ちゃんを預かります。しかし、赤ちゃんは、母を慕って夜泣きがひどく、泣き止みません。困り果てた住職は、赤ちゃんを抱いて題目を唱えながらこの松の木を回ると、不思議なことに泣き止んだというのです。その後も、この松の樹皮や松葉を持ち帰って枕の下に敷いたところ、子供の夜泣きが治ったということです。
-
これも有名な井戸です。
-
雨宝院は、嵯峨天皇の病気平癒を弘法大師空海が祈願し、六臂の歓喜天(聖天)を安置した大聖歓喜寺が始まりとされる寺。
-
ただ、ここが有名になったのはもう一つの桜の件。御衣貴という品種で、花の色が緑。ただ、ここの緑は、いろんな条件があってのことだと思いますが、緑の色が濃いのだそうです。知る人ぞ知るの名桜です。
-
千本釈迦堂の紅葉。きれいです。
-
お亀さんも、お久しぶりですが、今日は先を急ぎますので。
-
西陣のどらやき「月心」というのが、看板商品のようで。ご主人から、これはしょうがの味ですとのコメント。しょうがなら、しょうが湯みたいに季節があるのかなあと尋ねたら、季節はありません。そうですか。
-
で、いただきますと、確かに、しょうがの風味。餡子の甘さにしょうがの風味が違和感なく、一体化して、これはおいしいですねえ。さっき、鶴屋吉信の「つばらつばら」を食べたばかりなんですが、甲乙つけがたい。これだけ、バリエーションがあっても、それぞれが完成度が高くて、京都のお菓子はやっぱりすごいです。
-
五辻の昆布の五辻(いつつじ)は通りの名前だったんですね。今出川通りからは、少し入ったところなので、あんまり観光客は来ないような場所なのですが、なぜかこの日(日曜日)は、お客さんが次々やってきます。人気なんですね。
-
私は、一番スタンダードなタイプを買いまして、 -
その後、お店でサービスの昆布茶をいただきました。試食も茸に鰹節や山椒を混ぜたタイプなど、あれこれありまして、ついいろいろいただいてしまいました。
-
北野天満宮の近くに「焼きもち」の看板。上賀茂神社の焼きもちなら知ってるけどなあと思いながら、寄ってみました。
-
まずは、きれいな焼き色。これだけきれいだと、眺めるだけでも、楽しくなってきますね。一方で、お餅に餡子は、素晴らしくおいしいというわけではないですが、しっかり手堅い仕上がり。飽きないおいしさになっていると思いました。
-
ここまでくれば、北野天満宮の御土居(おどい)の紅葉ですよね。
-
御土居は、豊臣秀吉によって作られた京都を囲む土塁。目的は、京都の防衛とされていますが、応仁の乱後、上京と下京に分裂していた京都を大きくまとめるためとの見方もあるようです。
-
しかし、土塁は、ほとんど崖のような地形になっていまして、想像を超える規模。
-
イチオシ
不思議なものを見たような気がしました。
-
紅葉の方は、最終日でしたが、
-
かなり色づきが良くて、びっくり。
-
お茶が付いて料金600円の価値は十分にありました。
-
上七軒の歌舞練場。一般の人は入れません。
-
北野天満宮と道を挟んで隣りにある小さなお菓子屋さん。お店の名前のお菓子があるのかと思ったら、それはありません。三平餅は、屋号ですとのことでした。で、そんな会話をいつもの常連さんと思しき方が、「そうや、そうや。」とか、脇でにこにこ笑って聞いていまして、地元密着のお店の温かい空気を感じました。
-
で、お勧めを聞くと、「きんつば」だったので、それを購入。帰っていただきましたが、中の餡子がぎっしり、ずっしりといった、ボリューム感がありました。甘さはちょっと控えめ。普段、ちょこっと食べるには重宝するお店でしょう。
-
上七軒を進んで、
-
老松です。ここは、上七軒にある和菓子の老舗。北野天満宮のお土居の紅葉の会場でも、茶店を出していて、北野天満宮ご用達の位置づけとなっています。
-
名物は、御所車。一見すると、きんつばのようですが、周りはらくがん。白い表面に、御所車のデザインがあって、何とも品のいい姿をしています。餡子は、少し、透明感があるような感じでした。
-
さらに北野天満宮の鳥居の脇の船屋秋月。今出川通りに面したお店なので、前から、ちょっと気になっていました。「京酒まん」という酒饅頭があって、これが気になったのですが、バラ売りはしていないとのこと。
-
仕方がないので、生菓子の栗饅頭をいただきました。求肥につつんだ、丸ごと一個の栗がほっこり香って、とても風味がいいですね。さすがです。やっぱり、せっかく店頭で買うのであれば、こうした生菓子が正解だったかも。なお、本店は福王子にあるようです。
-
今度は、平野神社から、西京極通りを少し北に上がったところ。喜久屋です。ここは、季節限定の「栗の子」がめちゃめちゃ有名。ただ、おばあさんが一人で作っているので、いろいろあって、去年は体の調子が悪くて作ってませんとのことでした。。
-
しかし、これを手に入れるのは容易ではないと知っていたので、今回のお目当ては、もう一つの看板商品「レモンの葛湯」。これには、しょうがのタイプもあって、これもおいしいと薦められ、二種類を買いました。風味が逃げないように冷凍しておけば、長く持ちますとのことでした。
すぐに食べるのは、あまりにも惜しいので、正月まで待って食べました。めちゃめちゃ、大人の味。これぞ、京都の味わいといった傑作でした。 -
"鯖の姿寿司ではあまりにも有名なお店です。しかし、何か縁がなくて、今回やっと初訪問となりました。
-
しかし、ずばり言うとあまり印象は良くありません。昆布を巻いてあるのですが、この昆布は固いので、いったん、これを外していただきます。その後に、昆布だけをいただくのです。昆布は、香り付けのために巻いてあるとのことでしたが、外した寿司は、昆布の香りがしておいしいわけでもなく、昆布はかなり酸っぱいので、口直しにもなりません。硬くて酸っぱいだけの昆布でしょうか。
鯖についても、色は鮮やかできれいなのですが、大きさは意外に小さい。寿司めしとの相性も特にすばらしいというところまでは感じませんでした。これまで、鯖寿司の名店にはいくつか行っているのですが、はっきりここ以上のところは複数言えます。期待が高くなっていた分、厳しくなっているかもしれませんが、残念でした。 -
"店頭に、きれいに並べられた商品「あかい〜の」「みどり〜の」。レモンの黄色いのもあって、これも「きいろい〜の」というんでしょうか。名前も面白いし、鮮やかな色が本当にきれい。ショーケースを眺めているだけで、楽しくなってしまいます。
-
私は、「あかい〜の」を買いました。上層のゼリーがさわやかな酸味。というか、まったく、甘さが感じられないくらい。これは大人の味ではありませんか。子供では、これはおいしいとは感じないと思います。ちょっと、茶目っ気のある名前とのギャップに二度驚いた次第です。
-
祇園の四条通り沿いにある「黒こしょう」のお店。小さな店舗ですが、お客さんはいっぱいです。看板商品の「黒こしょう」は、なんでもないようなこしょうなのですが、なんにでも相性がよくて、あれこれかけているといつの間にか癖になっているという代物。家内もはまってしまっていて、何かと重宝しています。ただ、賞味期間が3か月なのが、ちょっと残念ではあります。
-
朱雀の庭は、梅小路公園の一角ですが、ここは有料のエリアになっていて、チケット200円を買って入ります。そんなには期待していなかったのですが、建都1200年を記念して造られたという池泉回遊式の庭園は、現代感覚をふんだんに取り入れた意欲的なもの。黒御影石が使われた池「水鏡」も、棚田のような静かな雰囲気とともに、おしゃれな感覚があふれていました。
-
遠くに見えているのは、京都水族館。離れていても、中の歓声が聞こえてきます。ここはまだ行けてませんが、今回は場所を確認したことでいいでしょう。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
69