2012 クロアチア・スロベニアの旅 ６　ドブロヴニク旧市街散策(2)

2012/10/19 - 2012/10/28

遅い夏休み。いつか行ってみたいと思っていたクロアチアへ行くことに。
クロアチア・スロベニアを中心に4カ国＋乗継でイスタンブールも少しだけの10日間の旅行記です。

5日目。ドブロヴニク旧市街の城壁１周後、旧市街散策＆ロープウェイでスルジ山山頂へ。夕方には小さなボートでサンセットクルーズ。

[日程]
　10/19 成田→イスタンブール→ザグレブ
　10/20 ザグレブ→プリトヴィツェ湖群国立公園→リュブリャナ
　10/21 リュブリャナ（シュコツィアン洞窟群→ポストイナ鍾乳洞）
　10/22 リュブリャナ→ザグレブ→ドブロヴニク
★10/23 ドブロヴニク
　10/24 ドブロヴニク（コトル日帰り）
　10/25 ドブロヴニク（モスタル日帰り）
　10/26 ドブロヴニク→ザグレブ→イスタンブール
　10/27 イスタンブール→成田

＊この旅行記は ぱと(夫)が書きました。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

城壁１周に続いては、ドブロヴニクカードで入館できる場所を中心に旧市街散策。

まずは、総督邸へ。

総督邸 史跡・遺跡

総督邸は、ラグーサ共和国の総督の住居兼行政府だった建物です。
開館時間は9:00～18:00。

ドブロヴニクカードで入館しました。

建物の中心はオープンな空間になっています。
この周りに様々な展示室があります。

手すりが人の手の形になっていました。

展示室内には当時で使用していた家具・道具・絵画などが展示されています。他に、内戦当時の写真などが展示されている部屋などがありました。

中庭は撮影可ですが、展示室内は撮影不可でした。

次に訪れたのは、海洋博物館。
こちらもドブロヴニクカードで入場可。

海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ドブロヴニクの港・海運の発展が街の発展につながったというような展示内容で、当時の書簡や航海の道具、船の模型などが展示されています。

次は教会。
まず聖母被昇天大聖堂へ。

聖母被昇天大聖堂 寺院・教会

白を基調としたシンプルな内部。
祭壇の上にはヴェネツィア派の画家、ティツィアーノ・ヴェチェッリオが15世紀に描いた聖母被昇天の絵画があります。

ここには宝物館があるのですが、入口がどこか分からず入ることができませんでした。

２つ目は聖イグナチオ教会。

聖イグナチオ教会 寺院・教会

正面にあるドームの部分一面にフレスコ画が描かれており、見ごたえがありました。

そろそろお腹が空いてきたので昼食。
青空市場に面している「カメニツェ(KAMENICE)」というお店に行きました。

大半がテラス席になっています。

カメニツェ シーフード

飲み物はクロアチアのビール(Karlovacko)とマンゴーフレーバーの紅茶(Nestea)。

まずは名物の生ガキ！
お店の名前、カメニツェはクロアチア語で「カキ」というだけあるので、これを食べない訳にはいきません。

レモンを絞っていただきます。
日本の牡蠣より小ぶりですが、ぷるんとしていておいしい！いくらでも食べられそうです。

イカのフリット。
ビールによく合います。

そして、ムール貝のトマトソーススパゲッティ。

麺が給食に出てくるソフト麺のような柔らかい食感。ちょっと残念な感じ。

お腹が満たされたので、引き続き旧市街散策。
生活感のある路地を通って次の目的地へ向かいます。

ドブロヴニクカードで入場出来る民俗学博物館に来ましたが、閉館日でした…。

民俗学博物館（ドブロヴニク） 博物館・美術館・ギャラリー

気を取り直して次に向かったのは、マリン・ドルジッチの家。
ドルジッチさんはドブロヴニク出身の16世紀の喜劇作家だそうです。

こちらもドブロヴニクカードで入場可能。

マリン ドルジッチの家 博物館・美術館・ギャラリー

こちらがマリン・ドルジッチの像。

上の階にはドルジッチの住んでいた部屋があります。
最上階では特別展が開かれていました。

次は、フランシスコ会修道院へ。
修道院横にある路地の奥にある入口から入ります。

入口すぐのところにあるマラ・ブラーチャ薬局。
ヨーロッパで3番目に古い薬局で、現在でも営業しています。
普通の薬の他に、いろいろな配合のクリームがあり、お土産に良さそうです。

マラ ブラーチャ薬局 専門店

薬局の奥が修道院の博物館があります。
入場料は30クーナ。チケット売りのお兄さんが1人分の料金で入らせてくれました。フヴァーラ(ありがとう)！

内部は昔、修道院で行っていた薬の配合用の道具などが展示されており、当時の医学・薬学がどのように行われていたのかがわかります。

ちょっとした中庭もありました。

博物館から一度外に出て、高い塔が印象的なフランシスコ会修道院の礼拝堂のほうへ。

フランシスコ会修道院 寺院・教会

壁・天井の薄い水色がきれい。

今度はスルジ山へ行きます。
ブジャ門を通って城壁外へ。

ロープウェイに乗ってスルジ山山頂へ。
30分間隔くらいの運行で、山頂までは5分弱で到着します。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

山の裏側の景色。
山に木がほとんどなく荒涼とした風景。
海側のカラフルな景色と比べるとものすごい差。

ロープウェイ乗り場の横には内戦時に破壊された砦のあとがそのままの状態で残っています。

破壊された砦内は独立戦争博物館になっています。

独立戦争展示館 博物館・美術館・ギャラリー

砦の裏に行ってみると、旧市街が一望できました。

スルジ山 山・渓谷

旧市街をカメラのジオラマモードで撮影。

ロープウェイ乗り場へ戻り、展望台にある十字架へ。
元々あったものはナポレオンが送ったというものらしいですが内戦で破壊されてしまい、現在立っているものは戦争後に立てられたもの。

展望台から旧市街をしばらく眺めてからロープーウェイで麓へ戻りました。

旧市街へ戻ってきました。
まだ中を見ていなかった聖ヴラホ教会へ。

聖ヴラホ教会 寺院・教会

教会内の祭壇。
旧市街の中で一番豪華な感じがしました。

プラツァ通りに面している「Uje」というお店でお土産用にオリーブオイルとオレンジピールを購入。
オリーブオイルは瓶が素敵で値段もお手頃でお土産にちょうど良い感じ。
オレンジピールは砂糖がまぶしてあります。ちょっとクセがありました。

Uje (Dubrovnik 3) 専門店

旧市街をひと通り見終えたけれど、まだ夕食には早い時間。
旧港から出ているミニクルーズに乗ることにしました。
クルーズといっても写真のような小さなボートでです。

旧港 旧市街・古い町並み

17時に旧港を出発！
ロクルム島の外側、城壁そばを通って旧港に戻ってくるコースです。

ちょうどサンセットの時間帯。
旧市街の横に沈んでいく夕陽と旧市街の影が素敵。

ロクルム島の周囲を一周。

ロクルム島 ビーチ

ロクルム島を回り終わるくらいのところで、太陽が地平線に沈んでいきました。

城壁外の断崖にはカフェのオープンテラスがありました。
こんな場所があるなんて知らなかった。

45分くらいで旧港に戻ってきました。

船を降りた頃には辺りは暗くなり始めていました。

朝からたくさん歩いて疲れていたので夕食は簡単に済ますことにしました。

プラツァ通りを歩きながらテイクアウト出来そうなお店を物色。

プラッツァ通り 旧市街・古い町並み

プラツァ通りから小路に入ったところにあるパン屋さんでサンドイッチ、ファストフード店のようなお店で小魚のフライを購入。
フライは目の前で揚げてくれたので出来たてであつあつ。だけど、ホテルに帰ってから食べたので、その頃には大分冷えてしまっていました。

寝る前に明日の予定を確認していると大変なことに気づきました。ツアーのバウチャーの日付が2つとも明後日(木曜日)！
朝にツアーオフィスで予約した日帰りツアーを本当は翌日の日付で取らなければならなかったのに、日本から予約していた別の日帰りツアーと同じ日で予約してしまうという大失態･･･。
朝の予約時、曜日の発音が悪くて発券し直して貰ったにもかかわらず、その日付自体を間違ってしまっていました･･･。
明日、上手くキャンセル出来るといいなと願いつつ就寝。