2012/08/30 - 2012/09/09
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bawkazanさん
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旅行して半年後に、思い出しながらぼちぼち書いていきます。
長男とふたりでの旅行です。飛行機は各航空会社のHPから、ホテルはHotels.comなどで手配しました。
◎8/30(木) 12:05成田発→17:10モスクワ着
(アエロフロート SU265)
23:20モスクワ発→01:05イスタンブール着
(アエロフロート SU2134)
◎8/31(金) ファロスホテルイスタンブール泊
真夜中にチェックインして朝まで眠り、
イスタンブールをぶらぶら
・アヤソフィア ・博物館 ・地下宮殿
17:40イスタンブール発→18:55カッパドキア
着(トルコ航空)
洞窟ホテル(MDC)泊
◎9/1 (土) 早朝、気球ツアー
カッパドキア半日ツアー
・3本のキノコ岩 ・ハイキング ・カイマクル地下
都市 ・鳩の谷 など
洞窟ホテル(MDC)泊
◎9/2 (日) カッパドキア半日ツアー
・ギョレメ野外博物館 ・ラクダ岩 ・パシャバー(妖
精の煙突) ・ウチヒサール ・アヴァノス など
19:40カッパドキア発→21:00イスタンブール
着(トルコ航空)
フェルマンホテル泊
◎9/3 (月) イスタンブールをぶらぶら
・ブルーモスク ・トプカプ宮殿 ・バザール ・ガラ
タ橋 ・ガラタ塔 など
フェルマンホテル泊
◎9/4 (火) 午前中イスタンブールをぶらぶら
13:05イスタンブール発→15:15ロンドン着
(トルコ航空 TK1985)
ロイヤルナショナルホテル泊
◎9/5 (水) HISの一日ツアー
・ストーンヘンジ ・バース ・レイコック
ロイヤルナショナルホテル泊
◎9/6 (木) ロンドンをぶらぶら
・ウェストミンスター寺院 ・ビッグベン ・ロンドン
塔 ・セントポール大聖堂 など
ロイヤルナショナルホテル泊
◎9/7 (金) 14:15ロンドン発→00:15ドバイ着
(エミレーツ航空 EK002)
に乗るはずがディレイ…
18:00ロンドン発→04:00ドバイ着に変更
結果、ドバイでの成田行きに乗り継ぎできず
エミレーツが手配してくれたホテル泊(名前は失念)
◎9/8 (土) 予定に無かったドバイ。3時間ツアーに参加
・モスク ・高層ビル群 ・☆がたくさんついてるゴー
ジャスなホテルを外から見るだけ など
◎9/9 (日) 02:50ドバイ発→17:35成田着
(エミレーツ航空 EK318)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
機内食が出たけど、さすがに食べれず。
イスタンブールのアタテュルク空港に着きました。
深夜なのにかかわらず、空港内は賑やか。
空港で1万円をトルコリラに両替し、予め予約しておいた送迎タクシーでファロスホテルへ。
30分ほどでホテルに到着。
しーんとした夜の街は、街路灯が石畳に落とす柔らかい光に包まれています。
旧市街の中心部に建つホテルなので、朝になれば別世界のはず。 -
部屋は白でまとめられている。
便器には紙の蝶の封印、お風呂は優雅な扇形!
夜中の3時なのにもかかわらずテンション上がります。 -
しかし、お部屋のエアコンが、21℃に設定されたままびくとも動かない…
いいんだ、切れば済むことよ。 -
熟睡。
翌朝7時、トラムの音で目覚める。
窓のすぐ下を走っているのね。
眼下の大通りを左に5分ほど行けば、正面にアヤソフィア、右手にブルーモスクが見えるのだ。 -
朝食の前にお散歩しよう。
ホテルのらせん階段をすべるように降ります。 -
通りはまだ静か。
今日は夕方の飛行機でカッパドキアに向かう予定なので、
時間いっぱいまでモリモリ散歩します。 -
振り返ってホテル外観。1階がカフェ。
-
ナッツを瓶にきれいに並べるたいへんな仕事について、しばし考える。
-
太巻きみたいなトルコ・スイーツ。
-
食べてみたいが、持て余す光景しか思い浮かばない…
-
あ、ブルーモスク!
-
「にゃーん」
-
猫がたくさんいる、とは聞いていたけど、ホントだ。
通りには、人懐こい猫が20メートル置きに配置されている状況。
ええ子やねえ。
「にゃーん」 -
キャットフードが、早起きの住民によってさり気なく置かれています。
-
ふと止めた足下に床屋の案内板が。
当方、10m先の1986年創業のステキ床屋。たっぷりのあわあわクリームで極上の髭剃りサービスはいかが。 -
ホテルに戻りました。1階のカフェで朝食です。
-
たっぷりフルーツ、ハム、干しイチジクなど。
-
チーズの種類が有りすぎて迷う〜。
どれも食べてみたい。
もぐもぐ…うーむ、舌のスキルが低いせいか味の違いがわからない。 -
まずはアヤソフィアへ。
入場券25リラ、音声ガイドレンタル10リラ。 -
中央のドームに至るまでの回廊も見ごたえあります。
下記サイトからバーチャルツアを見ることができますよ。
http://www.3dmekanlar.com/sites.html
「Museum」の「Hagia Sophia」から。
躊躇無く、柱やモザイク画にずずいと細部まで近寄れます。 -
今のアヤソフィアは537年に建てられた3代目。
初代、2代目はそれぞれ同じ場所に建てられ、焼失しています。
この3代目もドームが半壊したりして何回も修復されています。
図があっても、当時の様子を想像するのはなかなか難しいなあ。 -
大理石の床って、均一に減っていくわけじゃないんだね。
磨き込まれた木造の床みたいに線状の模様が走っていて、微妙な高低差があるようだ。 -
ドームエリアへの入り口にそっと足を踏み入れる。
なめらかで、かたい。 -
木の扉の高さがハンパないです。
うわー、天井も高いなあ。 -
イチオシ
まさか、ここに宝物が?!
モグマ族のほりほりグローブが欲しい!ゼルダの伝説「スカイウォードソード」ですね。
息子は「動物の森」と思ったそうです。
似た物親子。 -
ビザンチン時代といえばモザイク。
床のモザイクは色石を使いますが、踏むことのない壁や天井にはガラスモザイクを使うそうです。
金色のモザイクは金箔をガラスにはさんでいるので光を反射し合い、幾層もの輝きが重なりあってゆらめきます。
半ドームにある聖母子像は9世紀のもの。 -
巨大ドームの天井にはロードス産の軽い大理石が使われている。
オスマントルコのイスラムの模様の下にはビザンチン時代の天井が隠れているのかな。
十字架が描かれていたが今は失われている、と、どこかで読んではいますが、何か残っていて欲しい。 -
ビザンチン帝国の寺院、オスマントルコの寺院。
ふたつの国&ふたつの宗教の要という大仕事を1400年間に渡ってこなし、今は博物館として存在するアヤソフィア。
アヤソフィアを占拠した後、建物を壊したりせず、宗教的に相いれないモザイク画には漆喰を塗り、丸い額(イスラムのえらい人たちの名前が書いてある)をかけたりミフラーブやミナレットを加える程度の改修で済ませ、そのまま使ってくれたオスマントルコに感謝。 -
親指を押し付けてくるっと一回転できたら、いいことがあるとか。
行列だったので見るだけにし、2階に上ります。 -
2階へのスロープは、かなり急でしかもすべるので気をつけて。
でも、時代をさかのぼるような特別の雰囲気がある。 -
56mもあるドームの高さがよくわかります。
ふはははは(って、高いところに上がったら急に偉い人になったような気が)。
凡人は高みに昇らせたらイカンですね。 -
丸い額の裏。
「裏」感がダイレクトに伝わってきます。 -
落書き!
ネットで調べると「聖堂を警備していた9世紀のバイキングの落書き」という情報が出てきます。
バイキングの人たちってあまり考えずに気軽にやっちゃいそうだよね。
って、よく知らないままに言ってごめんね、バイキング。 -
ドームの下、四方向に控えるセラフィム。
700年ほど前に描かれたそう。
顔が金の星の子が3名、金の星をはずして顔を出している子が1名。
他のモザイク画と同じく顔を覆うために、オスマントルコの人たちによって金の星がかぶせられたのだろうと思います。
セラフィムは6枚羽の上位天使なんだけど、優雅とか美しさよりは異質なものを感じます。体はないのだろうか。
羽をわっさーっと広げたところを見てみたい。 -
顔出しの子。
160年ぶりに金の星をはずされ修復されての登場。 -
よく見ると、ほんとにモザイクでできてるんだね…細かいなあ。
下から見上げただけではフレスコ画だとばかり思ってました。
しかし、この微妙な表情。
「ずっと眠っていたかったのに…なんでオレだけ」
むすり。 -
透かし彫りが美しい柱頭。
「うわ、また折っちゃった!」
「またお前か。何回いえばわかるのかっ!このバカたれがっ」
パパッパーン!
こういう根を詰めるような手作業のものを見ると、トロい職人の立場で親方から怒られる場面が脳内に展開され、苦しくなります。 -
ああ、苦しい…
-
2階には多くのモザイク画が展示されています。
壁画やモザイク画、建物は現地に来ないと見れないのでよく見ておきたい。
キリストの左が皇后ゾエ。
右はゾエさんの3回目の夫であるコンスタンティヌス9世。
ゾエさんは後継者を生むために50歳から3回結婚したそうです。
これも辛い話だなあ。 -
モザイクは5mm角くらいの細かさ。
-
まだまだ見たりないけど、次に行かねば。
敷地内には、以前の聖堂の一部(5世紀の物)が無造作に展示されている。
カフェもあり、オレンジジュースとイチゴスムージーで一息つきました。冷たい物がノドに沁みるー! -
そげな遺跡の上にも猫が!
-
「黒猫をカメラで撮るのは難しい、ということを貴殿に教えてさしあげにゃう」
-
近くの地下宮殿にも寄りました。
実際は宮殿ではなく貯水池として使われていた場所で、こちらも撮影が難しいことは黒猫に負けてない。
昔は天井近くまでたっぷりと水を貯めていたのかな。
今は水深は浅く、魚が泳いでいるけど、この魚たちは1500年前からの代々ここだけで生息しているとか?
まさかね。 -
地下宮殿の出口にある小さなお土産店。
ここを通らないと出られません。 -
トラム。
街なかの建物もいちいち面白く、つい足を止めてしまいます。 -
木造家屋も、日本のものとは違う。
隣の建物のサーモンピンクもいい色だなあ。 -
店の前ですやすやとお昼寝。
-
「セリム・ウスタ」という老舗でランチをいただきます。
ほとんどの観光ガイドに載ってるんじゃないでしょうか。
メニューも選びやすく、お客さんの回転も速い。
そして、店員さんのおじさん度がなぜか異常に高いのだ。 -
注文した以外に、まず、パンがたっぷり出されます。
中はふかふか。 -
キョフテ。
美味しい!
通りに面したグリルで、おじさんたちがガンガン焼いてます。
外見と違って繊細な味。味覚許容範囲が、
針穴を通すほどの狭さの息子もモリモリ食べてました。 -
豆のスープ。レモンを搾って食べます。なんて優しい味!
これに、アスラン(塩入りヨーグルトドリンク)とコーラで19リラ(800円)。 -
さっき寝てた子だ。
「評判のキョフテ、ボクも食べたかったあ…」 -
アヤソフィアの横を通ってトプカプ宮殿方面へ。
でも今日は宮殿には寄りません。
木漏れ日がきれい。 -
トプカプの門をくぐったら、
-
左に折れて考古学博物館へ。
-
入り口の像。
一瞬、ゴヤの「我が子を喰らうサトゥルヌス」がよぎりましたが、調べてみると、古代エジプトの「ベス」という神様らしい。
歌と踊りが好きな魔よけの神様。さらには分娩室の守り神でもあるとか。 -
ミイラを入れた石棺。
写真もたくさん撮ったのだけど、知識が乏しくて何のコメントもつけられない。
人がいなくてスタッフも少なく、混雑しているトプカプの敷地内とは思えないほど。
ゆっくり見たいなーと言いつつほとんど駆け足でまわった。
30分しか時間がなかったのだ -
ホテルに戻り、チェックアウトしてタクシーで空港へ。
ここまで来ればもう安心。国内線に乗ってカッパドキアへ向かいます。
「TOBACCO SHOP」前の、まさかの「NO SMOKING」。
都内のファッションビルの、禁煙フロアにある葉巻ショップを思い出した。
矛盾してるのに、しれっと共存。 -
窓越しの機体にサッカーのラッピング。
サッカーのことは全然わからないのに、ラッピングジェットを見ると、おお、と嬉しくなる。
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