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 ドバイ旅行もいよいよ3日目に入る。1泊目が海沿いのホテル「アトランティス・ザ・パーム」、2泊目は砂漠の中のホテル「バブ・アル・シャムズ」だったが、いよいよ都心に入り「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」に宿泊することになる。ここには3泊した。写真はホテルのプールから見た世界で最も高いビル「ブルジュ・ハリファ」。到着時は、きれいに晴れ上がり、青空に飛行機雲も映えていた。<br /> 3日目午前、「バブ・アル・シャムズ」チェックアウトの際、タクシーをお願いして「アドレス・ダウンタウン」を目指した。タクシードライバー氏は「そこなら良く知っているぞ」とばかり、砂漠内の舗装道路を一気に都心方向に向かって飛ばし始めた。スイスイと進む車は、砂漠内の道路から高速道路に入り、やがて「ドバイ・モール」という大型ショッピングモールに入っていったのだ。「近道を知っているな!」と感心したのだが、このドライバー氏への賛辞は、すぐに脆くも崩れ去ってしまうのだ。ドライバー氏が「ドバイ・モール」から出ようとした所、警備員が「ここからは出られない」とばかりに出口を封鎖しているのだ。ドライバー氏は「そうであれば別ルートだ」と言わんばかりに、最初の「モール入り口」とは別の入り口に入り直したのだ。しかし同様に、出口は塞がれていた・・・。そこでドライバー氏は「仕方ない!」ということか、航空機でいえば着陸のやり直し=ゴー・アラウンドのように、いったん「ドバイ・モール」を出るだけではなく高速道路を走り始めたのだ。それも、われらがホテル「ジ・アドレス・ダウンタウン」がどんどん遠ざかるように都心から離れて行っているのだ。「オイオイ、どうなってるんだ?」と思う一方で、ドバイは、とにかく車社会、簡単にUターンなんてできないのかな?と感じ始めたが、それにしてもひどい遠回りだと憤慨し、「アンタが向かっている方向は、全くの逆方向じゃないか!」と、ついに怒鳴ってしまった。タクシーのメーターを見ると、最初に「ドバイ・モール」から出ようとした時は120デルハム≒3000円だったが、結果的にホテルに辿り着いた時は150デルハム≒3800円を表示していたのだ。「150デルハムは払えないよ!」と、ホテルのスタッフ協力も仰いで結局130デルハム≒3200円を支払ったら、ドライバー氏は何一言話すでもなく走り去ってしまった。

再訪のドバイは大変貌 4 エミレーツ ビジネス&ファースト

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2012/03/12 - 2012/03/19

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masabo

masaboさん

 ドバイ旅行もいよいよ3日目に入る。1泊目が海沿いのホテル「アトランティス・ザ・パーム」、2泊目は砂漠の中のホテル「バブ・アル・シャムズ」だったが、いよいよ都心に入り「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」に宿泊することになる。ここには3泊した。写真はホテルのプールから見た世界で最も高いビル「ブルジュ・ハリファ」。到着時は、きれいに晴れ上がり、青空に飛行機雲も映えていた。
 3日目午前、「バブ・アル・シャムズ」チェックアウトの際、タクシーをお願いして「アドレス・ダウンタウン」を目指した。タクシードライバー氏は「そこなら良く知っているぞ」とばかり、砂漠内の舗装道路を一気に都心方向に向かって飛ばし始めた。スイスイと進む車は、砂漠内の道路から高速道路に入り、やがて「ドバイ・モール」という大型ショッピングモールに入っていったのだ。「近道を知っているな!」と感心したのだが、このドライバー氏への賛辞は、すぐに脆くも崩れ去ってしまうのだ。ドライバー氏が「ドバイ・モール」から出ようとした所、警備員が「ここからは出られない」とばかりに出口を封鎖しているのだ。ドライバー氏は「そうであれば別ルートだ」と言わんばかりに、最初の「モール入り口」とは別の入り口に入り直したのだ。しかし同様に、出口は塞がれていた・・・。そこでドライバー氏は「仕方ない!」ということか、航空機でいえば着陸のやり直し=ゴー・アラウンドのように、いったん「ドバイ・モール」を出るだけではなく高速道路を走り始めたのだ。それも、われらがホテル「ジ・アドレス・ダウンタウン」がどんどん遠ざかるように都心から離れて行っているのだ。「オイオイ、どうなってるんだ?」と思う一方で、ドバイは、とにかく車社会、簡単にUターンなんてできないのかな?と感じ始めたが、それにしてもひどい遠回りだと憤慨し、「アンタが向かっている方向は、全くの逆方向じゃないか!」と、ついに怒鳴ってしまった。タクシーのメーターを見ると、最初に「ドバイ・モール」から出ようとした時は120デルハム≒3000円だったが、結果的にホテルに辿り着いた時は150デルハム≒3800円を表示していたのだ。「150デルハムは払えないよ!」と、ホテルのスタッフ協力も仰いで結局130デルハム≒3200円を支払ったら、ドライバー氏は何一言話すでもなく走り去ってしまった。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道 タクシー
航空会社
エミレーツ航空 大韓航空
旅行の手配内容
個別手配

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  •  ドバイで3泊目の宿泊ホテルとなる「ジ・アドレス・ダウンタウン」の建物は63階建てで高さが306メートルだと何かの資料で読んだが、つまり横浜ランドマークタワーより約10メートル高い計算だ。とはいえ、この高い建物の全てがホテルという訳ではない。われわれの部屋に案内してくれたホテル・スタッフ氏の説明によると、ホテルは12階までで、その上は居住用のレジデンス(アパートメント)になっているとのことだ。そんな構造の建物だが、われわれは何と41階の部屋に宿泊することになったのだ。何故か?話せば長くなる・・・という訳ではないが、そうした経緯については、この後に続くホテルのロビー写真等々で、説明して行きたい。<br /> その前に、このホテルのロケーションだが、あのラスベガスの噴水ショーと同様、素晴らしい噴水ショーを見せてくれる「ドバイ・ファウンテン」を挟んで、かの「ブルジュ・ハリファ」と向かい合って建っており、宿泊客も圧倒的に「ドバイ・ファウンテン」や「ブルジュ・ハリファ」ビューの部屋を希望するのは、間違いない所だ。何故なら、その反対方向は、まだ「砂漠」が拡がっているという状況だからだ。将来ドバイの街並みが砂漠の中にまで拡がることになれば、きっと360度、美しい街並みを眺められるであろうが・・・。そんなこともあって、われわれも予約の際、当然のこととして「プレミア・ファウンテンビュー」の部屋をリクエストしていたのだ。<br />

     ドバイで3泊目の宿泊ホテルとなる「ジ・アドレス・ダウンタウン」の建物は63階建てで高さが306メートルだと何かの資料で読んだが、つまり横浜ランドマークタワーより約10メートル高い計算だ。とはいえ、この高い建物の全てがホテルという訳ではない。われわれの部屋に案内してくれたホテル・スタッフ氏の説明によると、ホテルは12階までで、その上は居住用のレジデンス(アパートメント)になっているとのことだ。そんな構造の建物だが、われわれは何と41階の部屋に宿泊することになったのだ。何故か?話せば長くなる・・・という訳ではないが、そうした経緯については、この後に続くホテルのロビー写真等々で、説明して行きたい。
     その前に、このホテルのロケーションだが、あのラスベガスの噴水ショーと同様、素晴らしい噴水ショーを見せてくれる「ドバイ・ファウンテン」を挟んで、かの「ブルジュ・ハリファ」と向かい合って建っており、宿泊客も圧倒的に「ドバイ・ファウンテン」や「ブルジュ・ハリファ」ビューの部屋を希望するのは、間違いない所だ。何故なら、その反対方向は、まだ「砂漠」が拡がっているという状況だからだ。将来ドバイの街並みが砂漠の中にまで拡がることになれば、きっと360度、美しい街並みを眺められるであろうが・・・。そんなこともあって、われわれも予約の際、当然のこととして「プレミア・ファウンテンビュー」の部屋をリクエストしていたのだ。

  •  ホテルに一歩入ると、そこにはチェックイン・カウンターが、まるでオフィスビルのような雰囲気で待ち受けていた。「ハ〜イ」なんて言いながら、さりげなく椅子に座り、足を組んで余裕のチェックイン!と洒落込んでみたいものだと思ったが、流暢に英語が話せる訳でもなく、ややぎこちないチェックイン風景となってしまった。そんな時、いつも思うことだが、国内にしろ、海外にしろ、ホテルのフロントで名前などを記入する際の、あのボールペン、本当に書き易いのだ。いつもオフィスや個人購入で使用するボールペンとは違い、太字でボールの転がりが良いのだ。記念の意味も含めて、どうしても欲しい時には貰ったりもするが、基本的にはホテル内の売店で販売していることが多い。「お客さま、8階のお部屋へご案内しましょう」ホテルの制服ではなく、スーツ姿のカッコいい男性が、荷物より先に部屋へ案内してくれた。

     ホテルに一歩入ると、そこにはチェックイン・カウンターが、まるでオフィスビルのような雰囲気で待ち受けていた。「ハ〜イ」なんて言いながら、さりげなく椅子に座り、足を組んで余裕のチェックイン!と洒落込んでみたいものだと思ったが、流暢に英語が話せる訳でもなく、ややぎこちないチェックイン風景となってしまった。そんな時、いつも思うことだが、国内にしろ、海外にしろ、ホテルのフロントで名前などを記入する際の、あのボールペン、本当に書き易いのだ。いつもオフィスや個人購入で使用するボールペンとは違い、太字でボールの転がりが良いのだ。記念の意味も含めて、どうしても欲しい時には貰ったりもするが、基本的にはホテル内の売店で販売していることが多い。「お客さま、8階のお部屋へご案内しましょう」ホテルの制服ではなく、スーツ姿のカッコいい男性が、荷物より先に部屋へ案内してくれた。

  •  この日のドバイは本当に良く晴れ、大きく青空が拡がって飛行機雲も実に美しい。つい先ほどまで、砂漠からこちらに向かうタクシーの中で「どうなっているんだ!」と声を荒げたことなど、すっかり忘れて、ただただ、見事に天空に向かって伸びる「ブルジュ・ハリファ」やホテルの青々としたプール(本項の表紙写真参照)、見事なロビー、そして大きく広がる青空を眺めながら、ドバイの見事な造形美に感嘆してしまった。<br /> さて、件のホテル・スーツ姿スタッフ氏は、丁重に、エレベーターでわれわれを8階の客室に案内してくれた。「お〜美しい、素晴らしい」と、部屋の豪華さに感激したのだった(次の写真参照)。勿論「プレミア・ファウンテンビュー」という以上は、あの噴水ショーの「ドバイ・ファウンテン」も眼下に拡がっている筈だ・・・と、ベランダに出てみると、ない!泉=池が目の前にない!ぐぐっと首を右にひねってみると、ドバイファウンテンは、そこにあった!だが、泉=池の全体が見える訳ではなく、この部屋から、噴水ショーを十分に堪能することは不可能だと思った。「こりゃーダメだ!」われわれは、この部屋は「希望した部屋ではない」と抗議したのだった。

     この日のドバイは本当に良く晴れ、大きく青空が拡がって飛行機雲も実に美しい。つい先ほどまで、砂漠からこちらに向かうタクシーの中で「どうなっているんだ!」と声を荒げたことなど、すっかり忘れて、ただただ、見事に天空に向かって伸びる「ブルジュ・ハリファ」やホテルの青々としたプール(本項の表紙写真参照)、見事なロビー、そして大きく広がる青空を眺めながら、ドバイの見事な造形美に感嘆してしまった。
     さて、件のホテル・スーツ姿スタッフ氏は、丁重に、エレベーターでわれわれを8階の客室に案内してくれた。「お〜美しい、素晴らしい」と、部屋の豪華さに感激したのだった(次の写真参照)。勿論「プレミア・ファウンテンビュー」という以上は、あの噴水ショーの「ドバイ・ファウンテン」も眼下に拡がっている筈だ・・・と、ベランダに出てみると、ない!泉=池が目の前にない!ぐぐっと首を右にひねってみると、ドバイファウンテンは、そこにあった!だが、泉=池の全体が見える訳ではなく、この部屋から、噴水ショーを十分に堪能することは不可能だと思った。「こりゃーダメだ!」われわれは、この部屋は「希望した部屋ではない」と抗議したのだった。

  •  かつて投稿した「ハワイ旅行記=ビジネスクラスで行く結婚30周年ハワイ旅行その②=2008年」の表紙写真の項で書いた(この時はモアナ・サーフライダー)が、「パーシャル・オーシャンビュー以上」の部屋というのは「パーシャル・オーシャンビュー」を含むんだということを、何故か、ここドバイの「ジ・アドレス・ダウンタウン」で思い出してしまった。われわれがお願いした「プレミア・ファウンテンビュー」の「プレミア」とは「パーシャル」という意味があるのか・・・?と。プレミアを辞書でみると「第一の」「首位の」とあった。では、パーシャルは「一部分の」「部分的な」という意味だとあった。さて、今回は「プレミア~」だが・・・?<br /> そこで、われわれは「もっと噴水ショーが見える部屋を希望する」と強く希望を述べたのだが、このスタッフ氏の判断は非常に早かった。「確かに、ご指摘の通り、この部屋は噴水ショーを楽しむには少し横過ぎる。部屋そのものの形は異なるが、他にも部屋があるので、そちらの部屋をご覧になりますか?」と来た。即決で見せて貰うことにした。部屋のテレビ画面には早々に「ウエルカムMr.○○」と書かれていたのだが、これが無駄になるのかと思いながら、8階のこの部屋を後にしたのであった。

     かつて投稿した「ハワイ旅行記=ビジネスクラスで行く結婚30周年ハワイ旅行その②=2008年」の表紙写真の項で書いた(この時はモアナ・サーフライダー)が、「パーシャル・オーシャンビュー以上」の部屋というのは「パーシャル・オーシャンビュー」を含むんだということを、何故か、ここドバイの「ジ・アドレス・ダウンタウン」で思い出してしまった。われわれがお願いした「プレミア・ファウンテンビュー」の「プレミア」とは「パーシャル」という意味があるのか・・・?と。プレミアを辞書でみると「第一の」「首位の」とあった。では、パーシャルは「一部分の」「部分的な」という意味だとあった。さて、今回は「プレミア~」だが・・・?
     そこで、われわれは「もっと噴水ショーが見える部屋を希望する」と強く希望を述べたのだが、このスタッフ氏の判断は非常に早かった。「確かに、ご指摘の通り、この部屋は噴水ショーを楽しむには少し横過ぎる。部屋そのものの形は異なるが、他にも部屋があるので、そちらの部屋をご覧になりますか?」と来た。即決で見せて貰うことにした。部屋のテレビ画面には早々に「ウエルカムMr.○○」と書かれていたのだが、これが無駄になるのかと思いながら、8階のこの部屋を後にしたのであった。

  •  先述の通り、ホテルの部屋は基本的に12階までだと、このスタッフ氏が教えてくれたのだが、スタッフ氏は、われわれを別のエレベーターに乗せて、なんと41階に案内したのだ。「ここはレジデンス?分譲フロアでは?」と尋ねたが、スタッフ氏は、いわば緊急用に、こうしたレジデンスルームも数部屋確保しているというニュアンスの説明をしてくれた。さすがに8階と41階では、眺めは全く違った。8階の部屋からは隣のホテルは、並んで建っているという印象だったが、41階からの眺めは、完全に隣のホテルを通り越して、ファウンテンも見下ろし、まさに「ブルジュ・ハリファ」と向かい合うというのが第一印象だ。<br /> スタッフ氏は、この部屋について、まずベッドルーム狭いこと、レジデンスではアルコールは禁止、そして41階という高さからかベランダがない、この3点を了承して貰えるなら「プレミア・ファウンテンビュー」ルームとして、差額なしに宿泊OKと説明してくれた。一方で、レジデンスなのでキッチン設備があり、これは使用可能だとのことだったので、さすがに3泊ということから考えると、厨房付きの何かの役に立つかもと、一般ルームとは異なる点に期待を抱いたのだった。

     先述の通り、ホテルの部屋は基本的に12階までだと、このスタッフ氏が教えてくれたのだが、スタッフ氏は、われわれを別のエレベーターに乗せて、なんと41階に案内したのだ。「ここはレジデンス?分譲フロアでは?」と尋ねたが、スタッフ氏は、いわば緊急用に、こうしたレジデンスルームも数部屋確保しているというニュアンスの説明をしてくれた。さすがに8階と41階では、眺めは全く違った。8階の部屋からは隣のホテルは、並んで建っているという印象だったが、41階からの眺めは、完全に隣のホテルを通り越して、ファウンテンも見下ろし、まさに「ブルジュ・ハリファ」と向かい合うというのが第一印象だ。
     スタッフ氏は、この部屋について、まずベッドルーム狭いこと、レジデンスではアルコールは禁止、そして41階という高さからかベランダがない、この3点を了承して貰えるなら「プレミア・ファウンテンビュー」ルームとして、差額なしに宿泊OKと説明してくれた。一方で、レジデンスなのでキッチン設備があり、これは使用可能だとのことだったので、さすがに3泊ということから考えると、厨房付きの何かの役に立つかもと、一般ルームとは異なる点に期待を抱いたのだった。

  •  部屋の変更で合意したことで、われわれは新しい部屋で荷物の到着を待ったが、このホテル、スタッフ氏の部屋変更の判断は早かったものの、荷物の部屋への配達は極めて遅かった。1時間以上待っても来ないため、問い合わせ番号へ確認した所、もうすぐ届く筈だという。よくギャグに出て来る「ソバ屋の配達じゃないが、もう着く筈だとか、今、出るとこというのはどうも眉唾物」(お蕎麦屋さん、すみません!)のように思ってしまう。案の定というか・・・、電話した後も30分以上は来なかった。<br /> 結局、部屋の中で2時間近く待った計算になるが、この時は、むしろ41階からの眺望を楽しんだり、ホテルの部屋とは異なるレジデンスの部屋の造りに魅かれて、怒り心頭に・・・という段階に至ることはなかった。むしろ目の前に聳える828メートルという世界一の高さの「ブルジュ・ハリファ」に倣って気持ちも大らかに、遅れてしまった昼食を摂り、かつ予約済みの、あの「ブルジュ・ハリファ」の展望台「アット・ザ・トップ=452メートル」に上るべく、ホテルに隣接する大型ショッピングセンター「ドバイ・モール」へと向かったのであった。ここは世界最大のショッピング・モールだそうで、中に水族館やアイススケート場も出来ていた。6年前に訪れた際は、スキー場のある「モール・オブ・ジ・エミレーツ」や、中国などさまざまな国の雰囲気を演出する「イブン・バトゥータ・モール」に行き、買い物をした記憶があるが、この世界最大のモールには、ドバイ名物「ゴールド・スーク」も用意されているらしい。

     部屋の変更で合意したことで、われわれは新しい部屋で荷物の到着を待ったが、このホテル、スタッフ氏の部屋変更の判断は早かったものの、荷物の部屋への配達は極めて遅かった。1時間以上待っても来ないため、問い合わせ番号へ確認した所、もうすぐ届く筈だという。よくギャグに出て来る「ソバ屋の配達じゃないが、もう着く筈だとか、今、出るとこというのはどうも眉唾物」(お蕎麦屋さん、すみません!)のように思ってしまう。案の定というか・・・、電話した後も30分以上は来なかった。
     結局、部屋の中で2時間近く待った計算になるが、この時は、むしろ41階からの眺望を楽しんだり、ホテルの部屋とは異なるレジデンスの部屋の造りに魅かれて、怒り心頭に・・・という段階に至ることはなかった。むしろ目の前に聳える828メートルという世界一の高さの「ブルジュ・ハリファ」に倣って気持ちも大らかに、遅れてしまった昼食を摂り、かつ予約済みの、あの「ブルジュ・ハリファ」の展望台「アット・ザ・トップ=452メートル」に上るべく、ホテルに隣接する大型ショッピングセンター「ドバイ・モール」へと向かったのであった。ここは世界最大のショッピング・モールだそうで、中に水族館やアイススケート場も出来ていた。6年前に訪れた際は、スキー場のある「モール・オブ・ジ・エミレーツ」や、中国などさまざまな国の雰囲気を演出する「イブン・バトゥータ・モール」に行き、買い物をした記憶があるが、この世界最大のモールには、ドバイ名物「ゴールド・スーク」も用意されているらしい。

  • 「ジ・アドレス・ダウンタウン」41階の部屋から見た「ブルジュ・ハリファ」。ベランダがないので、ガラス窓越しの眺望となるが、それにしても本当に目の前に聳え建っているという印象で、最初、ビルそのものは、思ったよりスリムだなぁと感じたが、こうして堂々と建っている姿をみると、やはり「世界一の高さ」を実感してしまう。15階から30階が、かの「アルマーニ・ホテル」だ。イタリア・ミラノとこのドバイにしかないというホテルで、そういえばこの年、正月映画で「ミッション・インポシブル4」を観たが、トム・クルーズは、このホテル、いや、このビルの外壁を走り降りていたが、スタントマンなしでロケをしたと伝えられていたっけ。極めて迫力あるシーンであったのを覚えている。ただ、あの映画にあった凄い砂嵐のシーン、確かに砂で眺めが霞むような場面には出会ったが、あそこまでの砂嵐は見なかった。実際、凄い砂嵐があるのかどうかは不明だが・・・。

    「ジ・アドレス・ダウンタウン」41階の部屋から見た「ブルジュ・ハリファ」。ベランダがないので、ガラス窓越しの眺望となるが、それにしても本当に目の前に聳え建っているという印象で、最初、ビルそのものは、思ったよりスリムだなぁと感じたが、こうして堂々と建っている姿をみると、やはり「世界一の高さ」を実感してしまう。15階から30階が、かの「アルマーニ・ホテル」だ。イタリア・ミラノとこのドバイにしかないというホテルで、そういえばこの年、正月映画で「ミッション・インポシブル4」を観たが、トム・クルーズは、このホテル、いや、このビルの外壁を走り降りていたが、スタントマンなしでロケをしたと伝えられていたっけ。極めて迫力あるシーンであったのを覚えている。ただ、あの映画にあった凄い砂嵐のシーン、確かに砂で眺めが霞むような場面には出会ったが、あそこまでの砂嵐は見なかった。実際、凄い砂嵐があるのかどうかは不明だが・・・。

  •  ホテル41階からの眺め、その2という所だが、写真の真ん中、青い部分が「泉=ファウンテン」で、拡大してみると、噴水ショー用の仕掛けが泉の中に隠れているのが分かる。その泉の上、すぐ脇に建つビルが「ブルジュ・ハリファ」だ。泉の左手前は、8階の部屋からは「並んで建っているように見えるホテル」と前述した「ホテル・ザ・パレス・ジ・オールドタウン」に付随する「スーク」だ。高くても5〜6階建てだったように記憶しているが詳細は不明だ。ただ41階から見ると本当に低く見える。その建物群の左に何も建築物のない島のようなものが見えるが、ここは「ブルジュ・パーク」と呼ばれ、われわれの滞在時には、ここを中心に「ドバイ・ファウンテン」周辺でコンサートが行われており、あの「ジョージ・ベンソン」の演奏も聞こえてきた。偶然、見つけたポスターによると「ワールド・ミュージック・フェスティバル」と銘打ったコンサートで、韓国の電機メーカーが協賛し3月7日から16日まで行われていた。開始早々の6日には、かの「スタンリー・クラーク・トリオ」の演奏も、こちらはフリー(無料)コンサートとして行われたらしい。一方の「ジョージ・ベンソン」は最終日の16日だったが、こちらは有料で、高い所で「プラチナ・シート」が500デルハム≒12500円、安い席は「レギュラー(スタンディング)」で195デルハム≒4900円だった。16日の夜は、ホテルの部屋の中から噴水ショーを楽しんだ後、「ジョージ・ベンソン」の「ブリージン」を聞きながら、眠ってしまった。

     ホテル41階からの眺め、その2という所だが、写真の真ん中、青い部分が「泉=ファウンテン」で、拡大してみると、噴水ショー用の仕掛けが泉の中に隠れているのが分かる。その泉の上、すぐ脇に建つビルが「ブルジュ・ハリファ」だ。泉の左手前は、8階の部屋からは「並んで建っているように見えるホテル」と前述した「ホテル・ザ・パレス・ジ・オールドタウン」に付随する「スーク」だ。高くても5〜6階建てだったように記憶しているが詳細は不明だ。ただ41階から見ると本当に低く見える。その建物群の左に何も建築物のない島のようなものが見えるが、ここは「ブルジュ・パーク」と呼ばれ、われわれの滞在時には、ここを中心に「ドバイ・ファウンテン」周辺でコンサートが行われており、あの「ジョージ・ベンソン」の演奏も聞こえてきた。偶然、見つけたポスターによると「ワールド・ミュージック・フェスティバル」と銘打ったコンサートで、韓国の電機メーカーが協賛し3月7日から16日まで行われていた。開始早々の6日には、かの「スタンリー・クラーク・トリオ」の演奏も、こちらはフリー(無料)コンサートとして行われたらしい。一方の「ジョージ・ベンソン」は最終日の16日だったが、こちらは有料で、高い所で「プラチナ・シート」が500デルハム≒12500円、安い席は「レギュラー(スタンディング)」で195デルハム≒4900円だった。16日の夜は、ホテルの部屋の中から噴水ショーを楽しんだ後、「ジョージ・ベンソン」の「ブリージン」を聞きながら、眠ってしまった。

  •  さあ、いよいよ「ブルジュ・ハリファ」の展望台「アット・ザ・トップ」に上る時が来た。高さ452メートル(124階)だが、よくよく考えてみると、この年の5月にオープンした「東京スカイツリー」の展望台の最高部分が451.2メートル(展望台の中に『最高到達点』としてこの数字が書かれている)だから「スカイツリー」も凄いものだとは思いつつ、とはいえ、やはり「828メートルのビルの展望台」という、その凄さを感じてみたいと思うのは当然で、われわれも初めての場所に上るという期待感に胸膨らませ「ドバイ・モール」内の入り口に向かったのだ。物の資料によると、混雑を避けるために、予約券は、当日券よりも75%引きだそうで、当日券は400デルハム≒1万円、事前購入の予約eチケットは100デルハム≒2500円だ。eチケットは、出発前に日本から予約したもので、手数料も含まれていたのか2人で210デルハムだったが、日時指定なので、その予約時間前に受付に行き、eチケットを見せて入場券に引き換えるという手順となる。写真は、われわれが到着した時刻以降の予約状況だが、全て「ソルドアウト」となっていた。つまり、この日は、400デルハムを払ってでも入場したいという人が来場しても、入場不可能ということになる(予約者の直前キャンセルで入場が可能になるかどうかは不明)。

     さあ、いよいよ「ブルジュ・ハリファ」の展望台「アット・ザ・トップ」に上る時が来た。高さ452メートル(124階)だが、よくよく考えてみると、この年の5月にオープンした「東京スカイツリー」の展望台の最高部分が451.2メートル(展望台の中に『最高到達点』としてこの数字が書かれている)だから「スカイツリー」も凄いものだとは思いつつ、とはいえ、やはり「828メートルのビルの展望台」という、その凄さを感じてみたいと思うのは当然で、われわれも初めての場所に上るという期待感に胸膨らませ「ドバイ・モール」内の入り口に向かったのだ。物の資料によると、混雑を避けるために、予約券は、当日券よりも75%引きだそうで、当日券は400デルハム≒1万円、事前購入の予約eチケットは100デルハム≒2500円だ。eチケットは、出発前に日本から予約したもので、手数料も含まれていたのか2人で210デルハムだったが、日時指定なので、その予約時間前に受付に行き、eチケットを見せて入場券に引き換えるという手順となる。写真は、われわれが到着した時刻以降の予約状況だが、全て「ソルドアウト」となっていた。つまり、この日は、400デルハムを払ってでも入場したいという人が来場しても、入場不可能ということになる(予約者の直前キャンセルで入場が可能になるかどうかは不明)。

  • さすがに「事前予約」の力!難なく入場券と引き換えることが出来たわれわれは、今度は入場までの時間潰しだ。よくよく考えると、午前中、砂漠のホテルで美味しい朝食を頂いた後は、とにかく次の行動へ次の行動へと、忙しく動き回ったこともあって何も口にしていなかったのだ。何しろ世界一の高さを誇るビルの展望台に上るとあって、気持ちが大いに逸っていたということだ。考えてみれば「ブルジュ・ハリファ」に上ろうと世界中から観光客が、この地を訪れている訳で、われわれもその中の一員に加わることが出来たという喜びが沸々と湧いてきた。従って、入場するまでは、その入り口付近から離れるのも、なんだか”不安”になるもので、それでは入り口付近で、食事をと、見つけた店が「SUBWAY」であった。不思議なもので、私は、国内で、この店を利用したことは、過去に1度だけあるが、海外では、シンガポールでも、そして、このドバイ旅行より1年あまり後に訪れたニューヨークでも、この店を利用する機会があった。安心して食べられるという認識が、私の中にあったんだろう!さあ、いよいよ世界一の高さを誇るビルの展望台だ!

    さすがに「事前予約」の力!難なく入場券と引き換えることが出来たわれわれは、今度は入場までの時間潰しだ。よくよく考えると、午前中、砂漠のホテルで美味しい朝食を頂いた後は、とにかく次の行動へ次の行動へと、忙しく動き回ったこともあって何も口にしていなかったのだ。何しろ世界一の高さを誇るビルの展望台に上るとあって、気持ちが大いに逸っていたということだ。考えてみれば「ブルジュ・ハリファ」に上ろうと世界中から観光客が、この地を訪れている訳で、われわれもその中の一員に加わることが出来たという喜びが沸々と湧いてきた。従って、入場するまでは、その入り口付近から離れるのも、なんだか”不安”になるもので、それでは入り口付近で、食事をと、見つけた店が「SUBWAY」であった。不思議なもので、私は、国内で、この店を利用したことは、過去に1度だけあるが、海外では、シンガポールでも、そして、このドバイ旅行より1年あまり後に訪れたニューヨークでも、この店を利用する機会があった。安心して食べられるという認識が、私の中にあったんだろう!さあ、いよいよ世界一の高さを誇るビルの展望台だ!

  • 世界一の高さのビルの展望台、一体、どうなっているのかと興味津々状態で展望台へ。そこからの景色は、さすがに「砂漠の国」を思い起こさせるものであった。写真の右側の建物は、われわれの宿泊ホテル「ジ・アドレスダウンタウン・ドバイ」であり、その左側の大きな屋根に覆われた低層の建物は、世界一の大きさと言われた「ドバイ・モール」。もちろん左上に伸びる長い建物の影が、目下、われわれが入場中の「ブルジュ・ハリファ」のものだ。実は、このドバイ訪問から1年後に訪れたロンドンでも、もっとも高いビルとして新名所となった「ザ・シャード」の展望台に上ったが、そこで、この「ブルジュ・ハリファ」との共通点を見つけることが出来た。それは、こんなにも高い展望台にもかかわらず、天井のない 吹き抜け部分があったのだ。つまり外気に直接触れながら、景観を楽しむことが出来るのだ。霧のロンドンでも、吹き抜けにすることが出来るなら、ほとんど雨の心配のない、ここドバイでは、吹き抜けにするというのも当然のことか!パチリ、パチリと高い所から本当に多くの写真を撮ったが、ここに掲載できないのが残念!遠くには、あの「バージュアルアラブ」の建物も見えた。

    世界一の高さのビルの展望台、一体、どうなっているのかと興味津々状態で展望台へ。そこからの景色は、さすがに「砂漠の国」を思い起こさせるものであった。写真の右側の建物は、われわれの宿泊ホテル「ジ・アドレスダウンタウン・ドバイ」であり、その左側の大きな屋根に覆われた低層の建物は、世界一の大きさと言われた「ドバイ・モール」。もちろん左上に伸びる長い建物の影が、目下、われわれが入場中の「ブルジュ・ハリファ」のものだ。実は、このドバイ訪問から1年後に訪れたロンドンでも、もっとも高いビルとして新名所となった「ザ・シャード」の展望台に上ったが、そこで、この「ブルジュ・ハリファ」との共通点を見つけることが出来た。それは、こんなにも高い展望台にもかかわらず、天井のない 吹き抜け部分があったのだ。つまり外気に直接触れながら、景観を楽しむことが出来るのだ。霧のロンドンでも、吹き抜けにすることが出来るなら、ほとんど雨の心配のない、ここドバイでは、吹き抜けにするというのも当然のことか!パチリ、パチリと高い所から本当に多くの写真を撮ったが、ここに掲載できないのが残念!遠くには、あの「バージュアルアラブ」の建物も見えた。

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