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 ドバイ旅行記もいよいよ最終回となり、帰国便(ドバイ〜仁川間)で実現した「ファーストクラス」への搭乗記を中心にまとめてみようと思う。このドバイ旅行記の冒頭にも書いたが、今回のドバイ行きは、成田〜仁川(韓国)〜ドバイ〜仁川〜羽田というルートを選んだが、仁川からの往路は「ビジネスクラス」、ドバイからの復路が「ファーストクラス」の利用となった。なぜ、こんなリッチな旅が可能になったのか?これから説明して行きたい。<br /> われわれは2006のドバイ訪問後「エミレーツ航空」のメール会員に登録をしていたが、2011年の暮、エミレーツ航空からメール会員向けに「グローバルセール」の案内が届いたのだ。期間限定ながら、航空運賃がかなり安くなり、しかもマイル会員は更に10%オフという特典付きとあった!親切にルートごとの料金も書かれており、そこには成田〜ドバイ(中東)間は、ビジネスクラスの利用で395480円からとあった(ちなみに往復エコノミー利用は129520円、往復ファースト利用では745480円だった)。<br /> ビジネスクラスの往復で一人約40万円、ウーム、もう少し安くならないかと思案中、妻があることを思いついた。それは「韓国発着であればもっと安いかも?」・・・確かに安かったのだ!ここでは帰国1か月後の料金を書いてみるが、単純に「エミレーツ航空」のホームページでドバイ便を調べた所、例えば往復ビジネスで日本発着であれば1人75万円、韓国発着は日本円換算で1人26万円だった。やはり韓国発着の方が大幅に安いことが分かる。<br /> ちなみに今回の投稿文を書いている2014年4月下旬のドバイとの「ビジネスクラス往復」の料金は、エミレーツ航空のホームページによると日本発着が5月の出発・帰国で1人755610円、韓国発着は同条件で1人301560円と、やはり日本発着の方が倍額以上の金額となっている。それに加えて、この時期(2011年暮〜2012年初頭)は「円高ウォン安」という状況もあり、安くなっているのだが。以下の詳細は、本文の中で説明して行こう。<br /><br />

再訪のドバイは大変貌 5 エミレーツ ビジネス&ファースト

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2012/03/12 - 2012/03/19

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masabo

masaboさん

 ドバイ旅行記もいよいよ最終回となり、帰国便(ドバイ〜仁川間)で実現した「ファーストクラス」への搭乗記を中心にまとめてみようと思う。このドバイ旅行記の冒頭にも書いたが、今回のドバイ行きは、成田〜仁川(韓国)〜ドバイ〜仁川〜羽田というルートを選んだが、仁川からの往路は「ビジネスクラス」、ドバイからの復路が「ファーストクラス」の利用となった。なぜ、こんなリッチな旅が可能になったのか?これから説明して行きたい。
 われわれは2006のドバイ訪問後「エミレーツ航空」のメール会員に登録をしていたが、2011年の暮、エミレーツ航空からメール会員向けに「グローバルセール」の案内が届いたのだ。期間限定ながら、航空運賃がかなり安くなり、しかもマイル会員は更に10%オフという特典付きとあった!親切にルートごとの料金も書かれており、そこには成田〜ドバイ(中東)間は、ビジネスクラスの利用で395480円からとあった(ちなみに往復エコノミー利用は129520円、往復ファースト利用では745480円だった)。
 ビジネスクラスの往復で一人約40万円、ウーム、もう少し安くならないかと思案中、妻があることを思いついた。それは「韓国発着であればもっと安いかも?」・・・確かに安かったのだ!ここでは帰国1か月後の料金を書いてみるが、単純に「エミレーツ航空」のホームページでドバイ便を調べた所、例えば往復ビジネスで日本発着であれば1人75万円、韓国発着は日本円換算で1人26万円だった。やはり韓国発着の方が大幅に安いことが分かる。
 ちなみに今回の投稿文を書いている2014年4月下旬のドバイとの「ビジネスクラス往復」の料金は、エミレーツ航空のホームページによると日本発着が5月の出発・帰国で1人755610円、韓国発着は同条件で1人301560円と、やはり日本発着の方が倍額以上の金額となっている。それに加えて、この時期(2011年暮〜2012年初頭)は「円高ウォン安」という状況もあり、安くなっているのだが。以下の詳細は、本文の中で説明して行こう。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 タクシー
航空会社
エミレーツ航空 大韓航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  写真はわれわれのドバイ都心部の宿泊ホテル「ジ・アドレス・ダウンタウン」に隣接するホテル「ザ・パレス・オールドタウン」の前庭から見た「ブルジュ・ハリファ」。ホテル内も散策したが、クラシックな雰囲気で非常に落ち着けるホテルだと感じた。宿泊経験がないので室内の様子などは把握出来ていない。しかし、この庭からの眺望は、まさに、今、異国の地に立っているんだという実感が沸々と湧き出してくるほど、本当に素晴らしいものであった。<br /> さて、エミレーツ航空の仁川〜ドバイ間の航空運賃だが、前述の通りメール会員宛てに届いた「グローバルセール」では、成田〜ドバイ間が、ビジネスクラス利用で1人往復約40万円という”安値”であった。なおかつメール会員は10%引き。この「グローバルセール」は全フライトが対象だとあったので、当然、韓国発着便も対象になると考え試算してみたが、そこには驚くべき料金が表示されたのであった。<br /> 料金が安いなら、もしかして「エミレーツ航空のファーストクラス」に搭乗可能?なんて半ば冗談気分で調べてみたが、帰国1か月後の料金を同航空のHPからみてみると、往復ファーストの料金は、成田発着で1人100万円、仁川発着だと(本当に当時の円高ウォン安の影響が大きいのだが・・・)何と1人34万円であった(いずれも最安日の料金・燃油付加運賃等込)。”小心者?”のわれわれは、さすがに往復ともファーストクラス利用はビビったものの、可能であればビジネスクラスとファーストクラスの両方を体験してみようということにして、改めて、料金を調べたのであった。

     写真はわれわれのドバイ都心部の宿泊ホテル「ジ・アドレス・ダウンタウン」に隣接するホテル「ザ・パレス・オールドタウン」の前庭から見た「ブルジュ・ハリファ」。ホテル内も散策したが、クラシックな雰囲気で非常に落ち着けるホテルだと感じた。宿泊経験がないので室内の様子などは把握出来ていない。しかし、この庭からの眺望は、まさに、今、異国の地に立っているんだという実感が沸々と湧き出してくるほど、本当に素晴らしいものであった。
     さて、エミレーツ航空の仁川〜ドバイ間の航空運賃だが、前述の通りメール会員宛てに届いた「グローバルセール」では、成田〜ドバイ間が、ビジネスクラス利用で1人往復約40万円という”安値”であった。なおかつメール会員は10%引き。この「グローバルセール」は全フライトが対象だとあったので、当然、韓国発着便も対象になると考え試算してみたが、そこには驚くべき料金が表示されたのであった。
     料金が安いなら、もしかして「エミレーツ航空のファーストクラス」に搭乗可能?なんて半ば冗談気分で調べてみたが、帰国1か月後の料金を同航空のHPからみてみると、往復ファーストの料金は、成田発着で1人100万円、仁川発着だと(本当に当時の円高ウォン安の影響が大きいのだが・・・)何と1人34万円であった(いずれも最安日の料金・燃油付加運賃等込)。”小心者?”のわれわれは、さすがに往復ともファーストクラス利用はビビったものの、可能であればビジネスクラスとファーストクラスの両方を体験してみようということにして、改めて、料金を調べたのであった。

  •  このドバイ旅行記の4に書いた通り、われわれは都心部では「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」に宿泊したが、景観をめぐってホテル側と折衝した結果、通常のホテル供用の客室ではなく、ホテルが高層階に所有している「レジデンス」に宿泊することになった。そこは41階という高層階であり、目の前に「ブルジュ・ハリファ」を眺め、眼下には人工の大きな池(湖?)を見ることが出来るのであった(この項の写真は部屋の窓から写したもの。池超えに見えるビルが『ブルジュ・ハリファ』)。この池では、あのラスベガスも顔負けの壮大なる「噴水ショー」を楽しむことが出来るのだ。<br /> ところで今回のドバイ行きを、韓国・仁川経由で、ビジネスクラスとファーストクラスを利用しての旅にしようと決めたのだが、さて往復のどちらをファーストクラスにするのか・・・?わが家の妻は、実に納得の結論を出した。「帰路をファーストクラスにしましょう!」。これは当然の選択であった。詳細は後述するが、とにかく、われわれは成田〜(エコノミー)〜仁川〜(ビジネス)〜ドバイ〜(ファースト)〜仁川〜(エコノミー)〜羽田という形で、チケットを手配したのであった。

     このドバイ旅行記の4に書いた通り、われわれは都心部では「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」に宿泊したが、景観をめぐってホテル側と折衝した結果、通常のホテル供用の客室ではなく、ホテルが高層階に所有している「レジデンス」に宿泊することになった。そこは41階という高層階であり、目の前に「ブルジュ・ハリファ」を眺め、眼下には人工の大きな池(湖?)を見ることが出来るのであった(この項の写真は部屋の窓から写したもの。池超えに見えるビルが『ブルジュ・ハリファ』)。この池では、あのラスベガスも顔負けの壮大なる「噴水ショー」を楽しむことが出来るのだ。
     ところで今回のドバイ行きを、韓国・仁川経由で、ビジネスクラスとファーストクラスを利用しての旅にしようと決めたのだが、さて往復のどちらをファーストクラスにするのか・・・?わが家の妻は、実に納得の結論を出した。「帰路をファーストクラスにしましょう!」。これは当然の選択であった。詳細は後述するが、とにかく、われわれは成田〜(エコノミー)〜仁川〜(ビジネス)〜ドバイ〜(ファースト)〜仁川〜(エコノミー)〜羽田という形で、チケットを手配したのであった。

  •  世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」と、われわれの宿泊ホテル「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」との間に造られている池(地図を見ると「ブルジュ・ハリファ・レイク」と書かれている)では、昼間にも噴水が上がっているが、これはどうやら、ライトアップされる夜間の「噴水ショー」の予行演習のように思えた。薄暮になると徐々に本番的なショーが始まって来る。観光客も池の周りに集まって、噴水が高く上がると歓声や拍手が湧き起こってくる。何せ、世界中から観光客が集まっているのだからこの界隈は毎晩が「週末の騒ぎ」のようなもので、噴水ショーだけではなく「ドバイ・モール」の中も、常に大勢の観光客が、ショッピングや食事、アイススケート、水族館を見るなど、多彩な楽しみ方をしているのだった。

     世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」と、われわれの宿泊ホテル「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」との間に造られている池(地図を見ると「ブルジュ・ハリファ・レイク」と書かれている)では、昼間にも噴水が上がっているが、これはどうやら、ライトアップされる夜間の「噴水ショー」の予行演習のように思えた。薄暮になると徐々に本番的なショーが始まって来る。観光客も池の周りに集まって、噴水が高く上がると歓声や拍手が湧き起こってくる。何せ、世界中から観光客が集まっているのだからこの界隈は毎晩が「週末の騒ぎ」のようなもので、噴水ショーだけではなく「ドバイ・モール」の中も、常に大勢の観光客が、ショッピングや食事、アイススケート、水族館を見るなど、多彩な楽しみ方をしているのだった。

  •  夜になると池の周囲は、人また人で大混雑になってくる。われわれも池に面したレストランで食事を摂りながら噴水ショーを楽しんだが、選んだ店は比較的、人が少ない「スーク・アルバハール」というミニ・ショッピングモールの建物にある、日本でもおなじみの店「デーン&デルカ」だった。ここで噴水ショーを楽しめるテラス席は 夜は1人70ディルハム=約1600円以上の飲食をすることが条件となっていた。こういうパブリックのレストランは、外国人向けホテル内のレストランとは異なり、酒類を置いていないため「ゆっくり酒を飲みながら食事をする」という感覚ではなく、食べるためにレストランに行き、食べ終わったら店を出る!という慣習からか、比較的、客の回転が早く、待ち時間も10分程度であった。ステーキを注文したが、味は今イチってとこだった。それにしても、レストランで待つ間も食事をする間も、食事が終わって池の周りを歩いていても、目の前で繰り広げられる「噴水ショー」を思う存分、楽しむことが出来るのが実に嬉しかった。ものの資料によると「噴水ショー」は30分毎に実施とされていたが、この日は、間断なく噴水が上がったので、何度も何度も見事な噴水と音楽のコラボレーションを楽しむことが出来た。妻はあの、ラスベガスの「ベラジオ」前で繰り広げられる噴水ショーを思い出しながら、あれよりも凄いとか、確か同じ人が仕掛けを担当している筈だ・・・等々と説明してくれたが、真偽のほどは不明なり。<br />

     夜になると池の周囲は、人また人で大混雑になってくる。われわれも池に面したレストランで食事を摂りながら噴水ショーを楽しんだが、選んだ店は比較的、人が少ない「スーク・アルバハール」というミニ・ショッピングモールの建物にある、日本でもおなじみの店「デーン&デルカ」だった。ここで噴水ショーを楽しめるテラス席は 夜は1人70ディルハム=約1600円以上の飲食をすることが条件となっていた。こういうパブリックのレストランは、外国人向けホテル内のレストランとは異なり、酒類を置いていないため「ゆっくり酒を飲みながら食事をする」という感覚ではなく、食べるためにレストランに行き、食べ終わったら店を出る!という慣習からか、比較的、客の回転が早く、待ち時間も10分程度であった。ステーキを注文したが、味は今イチってとこだった。それにしても、レストランで待つ間も食事をする間も、食事が終わって池の周りを歩いていても、目の前で繰り広げられる「噴水ショー」を思う存分、楽しむことが出来るのが実に嬉しかった。ものの資料によると「噴水ショー」は30分毎に実施とされていたが、この日は、間断なく噴水が上がったので、何度も何度も見事な噴水と音楽のコラボレーションを楽しむことが出来た。妻はあの、ラスベガスの「ベラジオ」前で繰り広げられる噴水ショーを思い出しながら、あれよりも凄いとか、確か同じ人が仕掛けを担当している筈だ・・・等々と説明してくれたが、真偽のほどは不明なり。

  •  さて、まだ説明しきれていない「エミレーツ航空」運賃の話だが、当時のエミレーツ航空のHPによると、往復ともファーストクラスの利用で、成田発着で1人100万円、仁川発着で34万円とあった。一方、往路をビジネス、復路をファーストにした場合では、成田発着が80万円、仁川発着は30万円となっていた。これに、当時の「グローバルセール」を利用し、さらにメール会員の10%OFFを適用すると、驚きの値段が出て来たのだ。<br /> 繰り返しになるが「グローバルセール」では成田〜ドバイ間が、ビジネス利用で約40万円、ファースト利用で約74万5千円、エミレーツ航空のHPでは同条件でビジネス利用で75万円、ファースト利用で100万円となっていた。つまり、ビジネスの利用で「グローバルセール」はファーストより約25%、ビジネスでは40%を上回る割引になっていたのだ。この「グローバルセール」は、仁川〜ドバイ間でも適用されるというから、仁川発着の往路ビジネス、復路ファーストの30万円という料金が、25%〜40%割引となり、これにメール会員10%割引を加えると、その金額は約20万円ということになる。驚きの値段だ。たとえ日本〜韓国間の航空運賃を別途支払うとしても、ドバイへ、ビジネスやファースト利用で往復出来るのだ。当時の円高ウォン安の恩恵も非常に大きかった。早速、構想通り手配し、会社に休暇願いを出したことは言うまでもない。

     さて、まだ説明しきれていない「エミレーツ航空」運賃の話だが、当時のエミレーツ航空のHPによると、往復ともファーストクラスの利用で、成田発着で1人100万円、仁川発着で34万円とあった。一方、往路をビジネス、復路をファーストにした場合では、成田発着が80万円、仁川発着は30万円となっていた。これに、当時の「グローバルセール」を利用し、さらにメール会員の10%OFFを適用すると、驚きの値段が出て来たのだ。
     繰り返しになるが「グローバルセール」では成田〜ドバイ間が、ビジネス利用で約40万円、ファースト利用で約74万5千円、エミレーツ航空のHPでは同条件でビジネス利用で75万円、ファースト利用で100万円となっていた。つまり、ビジネスの利用で「グローバルセール」はファーストより約25%、ビジネスでは40%を上回る割引になっていたのだ。この「グローバルセール」は、仁川〜ドバイ間でも適用されるというから、仁川発着の往路ビジネス、復路ファーストの30万円という料金が、25%〜40%割引となり、これにメール会員10%割引を加えると、その金額は約20万円ということになる。驚きの値段だ。たとえ日本〜韓国間の航空運賃を別途支払うとしても、ドバイへ、ビジネスやファースト利用で往復出来るのだ。当時の円高ウォン安の恩恵も非常に大きかった。早速、構想通り手配し、会社に休暇願いを出したことは言うまでもない。

  •  既述の通り、われわれは2006年3月にもドバイを訪れたが、その時は、かの「ブルジュ・アル・アラブ」と「ジュメイラ・ビーチ・ホテル」に宿泊した。今回は新たに出来た人工島の最先端に建つ「アトランティス。ザ・パーム」、砂漠の中にポツンと建つ「バブ・アル・シャムズ・デザート・リゾート&スパ」そして写真のように夜景も美しい都心部の「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」に宿泊した。2回の旅行でドバイの5つのホテルを”制覇”したことになる。<br /> それにしても表題の「再訪のドバイは大変貌」の通りドバイは大きく街の容貌を変えていた。2006年当時は、世界の建設用クレーンの2割とも3割ともいわれる資材がドバイに集中していると伝えられるなど、もの凄い建設ラッシュだったが、具体的には、宇宙からも見える広大な人工島を造るとか世界1の高さのビルを造るなどと言われていたものだ。<br /> このように2006年当時に、徐々に具体化されると伝えられていた、さまざまな構想が、今、全て現実のものとなり、椰子の木の形をした埋め立て地「パーム・ジュメイラ」もほぼ完成し、その真ん中を突っ切るようにモノレールが5キロあまり走り、終点にはホテル「アトランティス・ザ・パーム」が堂々と聳えたっていたのだった。「アトランティス〜」は、海沿いに位置するリゾートホテルであり、ビーチに置かれたベンチシートに座って、日がな一日を読書等で過ごすも良し、館内の水族館を見学するも良し、流れるプールでゆっくり回遊するも良し・・・という、ゆったり感の溢れるホテルだが、一方の「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」は都心型のホテルであり、素敵なプールも用意されていたものの、寧ろ隣接する「ドバイ・モール」での「ショッピング」や「ドバイ市内観光」の拠点的な立地だ。とはいえ、さすがに砂漠の地に出現した街であり、車が中心の街だけに、街の区画が非常に大きく、ホテルからドバイ市内を走る新しい交通手段「ドバイ・メトロ」の駅にもタクシーで行くことになる。その駅「ブルジュ・ドバイ」駅からは、ショッピングのため「デイラ・シティ・センター」や逆方向の「エミレーツ・モール」へ行ったが、この「ドバイ・メトロ」はドバイ市内を縦断していることから、時間的にも有効な移動手段となった。「日本人か?」とインド人旅行者一家に話しかけられたが、こうした人と人との触れ合いもあるし、女性専用車両も用意され、そこでは女性のスタッフが、完全に男性をシャットアウトしていた。因みに「ドバイ・メトロ」の運賃は2.50ディルハム約66円〜6.50ディルハム約175円程度だった。

     既述の通り、われわれは2006年3月にもドバイを訪れたが、その時は、かの「ブルジュ・アル・アラブ」と「ジュメイラ・ビーチ・ホテル」に宿泊した。今回は新たに出来た人工島の最先端に建つ「アトランティス。ザ・パーム」、砂漠の中にポツンと建つ「バブ・アル・シャムズ・デザート・リゾート&スパ」そして写真のように夜景も美しい都心部の「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」に宿泊した。2回の旅行でドバイの5つのホテルを”制覇”したことになる。
     それにしても表題の「再訪のドバイは大変貌」の通りドバイは大きく街の容貌を変えていた。2006年当時は、世界の建設用クレーンの2割とも3割ともいわれる資材がドバイに集中していると伝えられるなど、もの凄い建設ラッシュだったが、具体的には、宇宙からも見える広大な人工島を造るとか世界1の高さのビルを造るなどと言われていたものだ。
     このように2006年当時に、徐々に具体化されると伝えられていた、さまざまな構想が、今、全て現実のものとなり、椰子の木の形をした埋め立て地「パーム・ジュメイラ」もほぼ完成し、その真ん中を突っ切るようにモノレールが5キロあまり走り、終点にはホテル「アトランティス・ザ・パーム」が堂々と聳えたっていたのだった。「アトランティス〜」は、海沿いに位置するリゾートホテルであり、ビーチに置かれたベンチシートに座って、日がな一日を読書等で過ごすも良し、館内の水族館を見学するも良し、流れるプールでゆっくり回遊するも良し・・・という、ゆったり感の溢れるホテルだが、一方の「ジ・アドレス・ダウンタウン・ドバイ」は都心型のホテルであり、素敵なプールも用意されていたものの、寧ろ隣接する「ドバイ・モール」での「ショッピング」や「ドバイ市内観光」の拠点的な立地だ。とはいえ、さすがに砂漠の地に出現した街であり、車が中心の街だけに、街の区画が非常に大きく、ホテルからドバイ市内を走る新しい交通手段「ドバイ・メトロ」の駅にもタクシーで行くことになる。その駅「ブルジュ・ドバイ」駅からは、ショッピングのため「デイラ・シティ・センター」や逆方向の「エミレーツ・モール」へ行ったが、この「ドバイ・メトロ」はドバイ市内を縦断していることから、時間的にも有効な移動手段となった。「日本人か?」とインド人旅行者一家に話しかけられたが、こうした人と人との触れ合いもあるし、女性専用車両も用意され、そこでは女性のスタッフが、完全に男性をシャットアウトしていた。因みに「ドバイ・メトロ」の運賃は2.50ディルハム約66円〜6.50ディルハム約175円程度だった。

  •  ドバイ観光も、いよいよ大詰めを迎えて来たが、最終日の前日には「ジ・アドレス・ダウンタウン」を拠点に、お馴染みの観光名所を訪ねてみた。2006年の訪問時にも、簡単な市内観光ツアーを利用して回ったが、今回はもう少しゆっくり楽しもうと、旧市街地のバスタキア地区やスーク街を、時間をかけて回ってみた。カフェ・ギャラリーでお茶を飲み、細い路地を歩いて探索し、広場で行なわれるミニ演奏会の準備風景を眺めたり、モスクを見たりしながら、布などを打っている「テキスタイルスーク」に向かった。途中で、日本人女性に声をかけられたが、その女性は、広場で行なう演奏会でヴァイオリンを弾くと話していた。異国の地で、旅行者以外の日本人と話す機会は多くないだけに、この出会いは嬉しく感じた。そのあとドバイ運河の渡し船「アブラ」(1ディルハム=25円前後)に乗って「スパイススーク」「ゴールドスーク」へと向かった。前回も訪れた所だが、この時は、市内観光の一環として見ただけに、時間的な関係から、わが家の妻が切望していた貴金属購入は叶わなかった。そこで今回は、何とか記念に一品、購入したいという思いが強く、妻は、店舗一軒一軒のショーウインドウを”物色”しながら「ゴールドスーク」街を歩き回った。ようやく購入したいと思う製品を見つけて店に入り、希望の製品を見せて貰い、いよいよ値段交渉が始まった。最初は、現地通貨と円のレートの関係から、交渉も難航気味だったが、やがて店舗側も円に換算した金額を電卓上に示すようになり、双方で「筆談」ならぬ「電卓談」が本格化してきた。当初は30万円台と表示されていたものを、何とか10万円台にまで値切ったのだ。ようやく双方合意!値段交渉決着!という段階で、あれっ?という驚きの事態が発覚したのだった。

     ドバイ観光も、いよいよ大詰めを迎えて来たが、最終日の前日には「ジ・アドレス・ダウンタウン」を拠点に、お馴染みの観光名所を訪ねてみた。2006年の訪問時にも、簡単な市内観光ツアーを利用して回ったが、今回はもう少しゆっくり楽しもうと、旧市街地のバスタキア地区やスーク街を、時間をかけて回ってみた。カフェ・ギャラリーでお茶を飲み、細い路地を歩いて探索し、広場で行なわれるミニ演奏会の準備風景を眺めたり、モスクを見たりしながら、布などを打っている「テキスタイルスーク」に向かった。途中で、日本人女性に声をかけられたが、その女性は、広場で行なう演奏会でヴァイオリンを弾くと話していた。異国の地で、旅行者以外の日本人と話す機会は多くないだけに、この出会いは嬉しく感じた。そのあとドバイ運河の渡し船「アブラ」(1ディルハム=25円前後)に乗って「スパイススーク」「ゴールドスーク」へと向かった。前回も訪れた所だが、この時は、市内観光の一環として見ただけに、時間的な関係から、わが家の妻が切望していた貴金属購入は叶わなかった。そこで今回は、何とか記念に一品、購入したいという思いが強く、妻は、店舗一軒一軒のショーウインドウを”物色”しながら「ゴールドスーク」街を歩き回った。ようやく購入したいと思う製品を見つけて店に入り、希望の製品を見せて貰い、いよいよ値段交渉が始まった。最初は、現地通貨と円のレートの関係から、交渉も難航気味だったが、やがて店舗側も円に換算した金額を電卓上に示すようになり、双方で「筆談」ならぬ「電卓談」が本格化してきた。当初は30万円台と表示されていたものを、何とか10万円台にまで値切ったのだ。ようやく双方合意!値段交渉決着!という段階で、あれっ?という驚きの事態が発覚したのだった。

  •  「ゴールドスーク」で、妻が希望する指輪の購入に向け値切り交渉に”成功”し、表示価格の3分の1以下という値段で落着したのだが、そこに待ち受けていた大失態!実は2人とも”安全”のため「クレジットカード」をホテルに置いて来ていたのだ。慌ててホテルに戻り・・・なんて、そんなに近くではないので、店員さんに事情を話し「明日必ずカードを持参して購入するから、価格は今日の合意分でよろしく!」と頼んだ。翌日、すでに帰国当日だったが、再度「ゴールドスーク」までタクシー(37ディルハム=1000円弱)で向かい、ようやく購入することが出来た。店員は、われわれの顔を覚えていてくれたようで、店に入った途端、前日の、あの指輪を出し、缶ジュースを振舞ってくれたのだ。<br /> そのドバイ滞在も最終日となり、再度「ゴールドスーク」へ行くという予定外のお出かけもあったが、航空機の出発が深夜遅く、日付としては翌日未明ということから、日中は、のんびりと過ごすことが出来た。嬉しいことに「エミレーツ航空」では、ビジネスクラス・ファーストクラス利用者には、空港〜ホテル間の送迎サービスが付いており、到着時には、空港から30キロ近く離れた「アトランティス・ザ・パーム」まで送ってくれたが、帰路も、もちろん空港への送り付きだ。興味深かったのは「ビジネス」と「ファースト」の送迎車の違いだ。ビジネスクラスで到着した際は「ボルボ」が迎えに来てくれが、ファーストクラスで飛び立つ帰路は「ベンツ」による送りだった。<br />

    「ゴールドスーク」で、妻が希望する指輪の購入に向け値切り交渉に”成功”し、表示価格の3分の1以下という値段で落着したのだが、そこに待ち受けていた大失態!実は2人とも”安全”のため「クレジットカード」をホテルに置いて来ていたのだ。慌ててホテルに戻り・・・なんて、そんなに近くではないので、店員さんに事情を話し「明日必ずカードを持参して購入するから、価格は今日の合意分でよろしく!」と頼んだ。翌日、すでに帰国当日だったが、再度「ゴールドスーク」までタクシー(37ディルハム=1000円弱)で向かい、ようやく購入することが出来た。店員は、われわれの顔を覚えていてくれたようで、店に入った途端、前日の、あの指輪を出し、缶ジュースを振舞ってくれたのだ。
     そのドバイ滞在も最終日となり、再度「ゴールドスーク」へ行くという予定外のお出かけもあったが、航空機の出発が深夜遅く、日付としては翌日未明ということから、日中は、のんびりと過ごすことが出来た。嬉しいことに「エミレーツ航空」では、ビジネスクラス・ファーストクラス利用者には、空港〜ホテル間の送迎サービスが付いており、到着時には、空港から30キロ近く離れた「アトランティス・ザ・パーム」まで送ってくれたが、帰路も、もちろん空港への送り付きだ。興味深かったのは「ビジネス」と「ファースト」の送迎車の違いだ。ビジネスクラスで到着した際は「ボルボ」が迎えに来てくれが、ファーストクラスで飛び立つ帰路は「ベンツ」による送りだった。

  •  ホテルから空港までは、深夜ということもあって僅か15分程度で到着した。車寄せは、ビジネス・ファーストクラス用チェックインカウンターの前だったが、写真のように人影はほとんど無い。ちなみに写真の赤い絨毯はファーストクラスのチェックイン用で、ビジネスクラスのチェックインカウンターの前には青い絨毯が敷かれていた。「ありゃ、レッドカーペットでお出迎えですか!」と驚いたものだ。<br /> 何度も書くことになってしまうが、今回のドバイ行きは、仁川からの往路が「ビジネスクラス」、ドバイから仁川への復路が「ファーストクラス」の利用だった。「往路」と「復路」だが、「エミレーツ航空」の本拠地は、ここ「ドバイ」だ。前記のように空港のチェックインカウンターやラウンジ等々のサービスは、本拠地の方が絶対的に”良い”筈で、それ故に、帰路を「ファーストクラス」にしたのだ。因みに「仁川空港」には、この段階で「エミレーツ航空」の「専用ラウンジ」はなかった。「大韓航空ラウンジ」の使用が出来るという案内だった。昨年、われわれはパリに行く機会があったが、帰路はJALのビジネスクラスを利用した。しかし、パリの「シャルルドゴール空港」には「JALラウンジ」はなく「エールフランス航空」のラウンジの使用が可能と案内された。出発空港では、そこを本拠とする航空会社のラウンジが最も設備が良い筈であり、有効利用することが賢明な策だと、誰かに教えられた記憶があり、今回、復路を「ファーストクラス」にした次第だ。たまたま昨年、JALの特典航空券でニューヨークへ行ったが、この時は往路が「ファーストクラス」、帰路が「ビジネスクラス」の利用だった。<br /> <br />

     ホテルから空港までは、深夜ということもあって僅か15分程度で到着した。車寄せは、ビジネス・ファーストクラス用チェックインカウンターの前だったが、写真のように人影はほとんど無い。ちなみに写真の赤い絨毯はファーストクラスのチェックイン用で、ビジネスクラスのチェックインカウンターの前には青い絨毯が敷かれていた。「ありゃ、レッドカーペットでお出迎えですか!」と驚いたものだ。
     何度も書くことになってしまうが、今回のドバイ行きは、仁川からの往路が「ビジネスクラス」、ドバイから仁川への復路が「ファーストクラス」の利用だった。「往路」と「復路」だが、「エミレーツ航空」の本拠地は、ここ「ドバイ」だ。前記のように空港のチェックインカウンターやラウンジ等々のサービスは、本拠地の方が絶対的に”良い”筈で、それ故に、帰路を「ファーストクラス」にしたのだ。因みに「仁川空港」には、この段階で「エミレーツ航空」の「専用ラウンジ」はなかった。「大韓航空ラウンジ」の使用が出来るという案内だった。昨年、われわれはパリに行く機会があったが、帰路はJALのビジネスクラスを利用した。しかし、パリの「シャルルドゴール空港」には「JALラウンジ」はなく「エールフランス航空」のラウンジの使用が可能と案内された。出発空港では、そこを本拠とする航空会社のラウンジが最も設備が良い筈であり、有効利用することが賢明な策だと、誰かに教えられた記憶があり、今回、復路を「ファーストクラス」にした次第だ。たまたま昨年、JALの特典航空券でニューヨークへ行ったが、この時は往路が「ファーストクラス」、帰路が「ビジネスクラス」の利用だった。
     

  •  写真はドバイ国際空港の「ファーストクラス」専用ラウンジの入り口。今回は帰国便(仁川行き)が「ファーストクラス」の利用だったことから、われわれも、このラウンジに入ることが出来た。往路の韓国・仁川空港では「エミレーツ航空」専用のラウンジがなく「大韓航空」のラウンジを利用した(現在はアシアナ航空のラウンジが充てられているとか?)が、ラウンジ全体の広さ、豪華さ、食事の有無等々、全ての面で、その差は歴然としていた。驚きの「ドバイ国際空港」の「ファーストクラス専用ラウンジ」だった。

     写真はドバイ国際空港の「ファーストクラス」専用ラウンジの入り口。今回は帰国便(仁川行き)が「ファーストクラス」の利用だったことから、われわれも、このラウンジに入ることが出来た。往路の韓国・仁川空港では「エミレーツ航空」専用のラウンジがなく「大韓航空」のラウンジを利用した(現在はアシアナ航空のラウンジが充てられているとか?)が、ラウンジ全体の広さ、豪華さ、食事の有無等々、全ての面で、その差は歴然としていた。驚きの「ドバイ国際空港」の「ファーストクラス専用ラウンジ」だった。

  •  ドバイ国際空港の「ファーストクラス」専用ラウンジは、まずその広さに驚かされる。写真のように、極めてゆったりと座れるソファ席がラウンジ内の各所に配置されているのだ。われわれもまずは、ゆったりソファに腰をおろして飲み物を頂き、15分間の肩揉みサービスを受けに行き、汚れていた靴を磨いて貰って、おもむろに別のスペースに向かった。そこに用意されていたのは食事用のテーブル席。くつろぎのスペースや食事のスペース等々、こうした、ゆっくり時間を過ごせるラウンジ利用の際は、やはり、出発時刻より相当早く空港に到着しておくべきだと実感した。出発時刻が午前3時半発であり、われわれは午後11時に送迎車のホテルピックアップをお願いしていたので、ドバイ空港内では出発までの2〜3時間を、ゆっくりとラウンジで過ごすことが出来た。<br /> ホテルへの宿泊は前夜までであり、出発当日は午後2時頃のチェックアウトで大丈夫だという話だったことから、それまでは、ホテルの部屋を拠点にプールに行ったりショッピングアーケードを見たりして過ごした。午後2時のチェックアウト後は、荷物をホテルに預けて最後の市内散策だ(再度のゴールドスーク行きなど)。ドバイモールでのショッピングやモール内レストランでの軽い夕食を済ませ、午後8時ごろに再度ホテルに戻ってスパを利用した。ここで身づくろいを済ませ、午後11時に送迎サービスの車に乗って空港に向かったのだ。

     ドバイ国際空港の「ファーストクラス」専用ラウンジは、まずその広さに驚かされる。写真のように、極めてゆったりと座れるソファ席がラウンジ内の各所に配置されているのだ。われわれもまずは、ゆったりソファに腰をおろして飲み物を頂き、15分間の肩揉みサービスを受けに行き、汚れていた靴を磨いて貰って、おもむろに別のスペースに向かった。そこに用意されていたのは食事用のテーブル席。くつろぎのスペースや食事のスペース等々、こうした、ゆっくり時間を過ごせるラウンジ利用の際は、やはり、出発時刻より相当早く空港に到着しておくべきだと実感した。出発時刻が午前3時半発であり、われわれは午後11時に送迎車のホテルピックアップをお願いしていたので、ドバイ空港内では出発までの2〜3時間を、ゆっくりとラウンジで過ごすことが出来た。
     ホテルへの宿泊は前夜までであり、出発当日は午後2時頃のチェックアウトで大丈夫だという話だったことから、それまでは、ホテルの部屋を拠点にプールに行ったりショッピングアーケードを見たりして過ごした。午後2時のチェックアウト後は、荷物をホテルに預けて最後の市内散策だ(再度のゴールドスーク行きなど)。ドバイモールでのショッピングやモール内レストランでの軽い夕食を済ませ、午後8時ごろに再度ホテルに戻ってスパを利用した。ここで身づくろいを済ませ、午後11時に送迎サービスの車に乗って空港に向かったのだ。

  •  前項でホテル出発前にドバイモールで軽い夕食を摂ったと書いたが、それは、その後の「空港ラウンジ」や「機内」での美味しい食事に大いなる期待感を抱いていたからであるが、全く期待が裏切られることはなかった。ラウンジでの食事は本当に満足することが出来た。ラウンジ内には、寛ぎのソファ席やバー、お茶を飲めるコーナ―、レストランコーナー、女性や子供用の部屋、祈りの部屋、スパ、靴磨きコーナー等々が置かれ、食べ物や飲み物を自由に頂けるようにビュッフェコーナーもあり、そこには日本食の寿司類も用意されていた。しかし、われわれは、オーダー方式で食べるレストランコーナーで食事を摂ることにした。いわゆる”レストラン”であり、メニューを見て飲み物や食事を注文する。もちろん無料だ・・・。そこでもまた、われわれは”軽い食事”にしようと話し、妻は「小海老カクテルとスープ」私は「プライムフィレステーキ」を注文した。早い話が夫婦2人の注文で1人前って感じの夜食であり、それを2人でシェアしながら頂くのだ。写真の見栄えはそれほどでもないが、ドバイで食べたステーキの中では、このラウンジのものが”ピカイチ”だった。実に美味しかった。なお、ビュッフェコーナーには各国料理が並び、日本の「寿司」では、マグロ等々の魚や鰻の握り、軍艦巻きなどが用意され、握り寿司は、一貫ずつスープを飲む時の”レンゲ”に乗せられていた。その横には、こもかぶりの清酒「日本盛」も置かれていた。あらゆる食事類が用意されてるラウンジであった。

     前項でホテル出発前にドバイモールで軽い夕食を摂ったと書いたが、それは、その後の「空港ラウンジ」や「機内」での美味しい食事に大いなる期待感を抱いていたからであるが、全く期待が裏切られることはなかった。ラウンジでの食事は本当に満足することが出来た。ラウンジ内には、寛ぎのソファ席やバー、お茶を飲めるコーナ―、レストランコーナー、女性や子供用の部屋、祈りの部屋、スパ、靴磨きコーナー等々が置かれ、食べ物や飲み物を自由に頂けるようにビュッフェコーナーもあり、そこには日本食の寿司類も用意されていた。しかし、われわれは、オーダー方式で食べるレストランコーナーで食事を摂ることにした。いわゆる”レストラン”であり、メニューを見て飲み物や食事を注文する。もちろん無料だ・・・。そこでもまた、われわれは”軽い食事”にしようと話し、妻は「小海老カクテルとスープ」私は「プライムフィレステーキ」を注文した。早い話が夫婦2人の注文で1人前って感じの夜食であり、それを2人でシェアしながら頂くのだ。写真の見栄えはそれほどでもないが、ドバイで食べたステーキの中では、このラウンジのものが”ピカイチ”だった。実に美味しかった。なお、ビュッフェコーナーには各国料理が並び、日本の「寿司」では、マグロ等々の魚や鰻の握り、軍艦巻きなどが用意され、握り寿司は、一貫ずつスープを飲む時の”レンゲ”に乗せられていた。その横には、こもかぶりの清酒「日本盛」も置かれていた。あらゆる食事類が用意されてるラウンジであった。

  •  とうとう帰国の時が来た。午前3時半ドバイ発、韓国・仁川行きの「エミレーツ航空EK322便」(ボーイング777‐300ER型機)に搭乗する。座席は1K。妻は2K。<br /> 当初、ドバイ行きを決める際、仁川〜ドバイ間で「ファーストクラス」に乗ってみようと決意した理由のひとつに、使用機種が「エアバスA380型機」だったことも挙げられる。ご承知のように、A380型機のファーストクラスには、シャワースペースやバーカウンターが用意されているといたことから、これも一つの経験だとばかり「ファースト」にした次第だが、私の記憶に間違いがなければ、今回のドバイ旅行の約1か月前にA380型機の主翼にヒビ割れが見つかるというトラブルが相次ぎ、営業飛行で使用中の全機について点検するよう指示が出されたのだ。おそらくそのせいかと思うがドバイ〜仁川間の使用機は、代替機のB777‐300機となっていたのだ。A380型機に乗れなかったのは残念だが「またいつの日にか乗ろうという夢を持ち越したと思えば・・・」と自らを納得させた次第だ。それでも”初体験”の「エミレーツ航空・ファーストクラス」に乗れる、その喜びは実に大きいものがあった。ファーストクラスは、写真の通り、まさに、通路にならぶ”豪華個室”そのものであった。

     とうとう帰国の時が来た。午前3時半ドバイ発、韓国・仁川行きの「エミレーツ航空EK322便」(ボーイング777‐300ER型機)に搭乗する。座席は1K。妻は2K。
     当初、ドバイ行きを決める際、仁川〜ドバイ間で「ファーストクラス」に乗ってみようと決意した理由のひとつに、使用機種が「エアバスA380型機」だったことも挙げられる。ご承知のように、A380型機のファーストクラスには、シャワースペースやバーカウンターが用意されているといたことから、これも一つの経験だとばかり「ファースト」にした次第だが、私の記憶に間違いがなければ、今回のドバイ旅行の約1か月前にA380型機の主翼にヒビ割れが見つかるというトラブルが相次ぎ、営業飛行で使用中の全機について点検するよう指示が出されたのだ。おそらくそのせいかと思うがドバイ〜仁川間の使用機は、代替機のB777‐300機となっていたのだ。A380型機に乗れなかったのは残念だが「またいつの日にか乗ろうという夢を持ち越したと思えば・・・」と自らを納得させた次第だ。それでも”初体験”の「エミレーツ航空・ファーストクラス」に乗れる、その喜びは実に大きいものがあった。ファーストクラスは、写真の通り、まさに、通路にならぶ”豪華個室”そのものであった。

  •  私の座席(1K)。写真右下のシートに座ると、左側のミニカウンターの上のモニター画面と向き合う形になる。ミニカウンターの上や写真の一番左上に照明が用意されているのが分かる。写真右側の木目調の枠に囲まれた2つの窓の手前には、飲み物類が置かれている。ジュースやコーラ、水などだが結果的にこうした飲み物に手をつけることはなかった。機内での飲み物は、冷たいもの温かいものを問わず、注文して持ってきて貰ったし、また、こうした瓶や缶類は「機内預けの荷物」がドバイから羽田まで直行であり、経由地の韓国・仁川では、羽田行きの大韓航空機への飲料ボトルの機内持ち込みが不可能なため持ち帰ることは出来なかった。とはいえ、このように客専用の飲み物類を置いておくというサービスぶりは極めて嬉しかった。他にもクッキーやチョコレートも置かれており、本当にリッチな気分に浸ることが出来たのだ。

     私の座席(1K)。写真右下のシートに座ると、左側のミニカウンターの上のモニター画面と向き合う形になる。ミニカウンターの上や写真の一番左上に照明が用意されているのが分かる。写真右側の木目調の枠に囲まれた2つの窓の手前には、飲み物類が置かれている。ジュースやコーラ、水などだが結果的にこうした飲み物に手をつけることはなかった。機内での飲み物は、冷たいもの温かいものを問わず、注文して持ってきて貰ったし、また、こうした瓶や缶類は「機内預けの荷物」がドバイから羽田まで直行であり、経由地の韓国・仁川では、羽田行きの大韓航空機への飲料ボトルの機内持ち込みが不可能なため持ち帰ることは出来なかった。とはいえ、このように客専用の飲み物類を置いておくというサービスぶりは極めて嬉しかった。他にもクッキーやチョコレートも置かれており、本当にリッチな気分に浸ることが出来たのだ。

  •  ウエルカムドリンクはジュース類またはシャンパン等々、定番ではあるが、さすがにファーストクラスだと感じたのは、写真のような「ドンペリ」が出されたことだ。「ドンペリ」を注文した際、記念のため写真を撮りたいとしてボトルをテーブルに置いて貰ったが、CAさんは「どうぞ」ってしぐさを見せた後ボトルを置いて去って行った。つまり、このボトルの”中身”を自由に飲んで良いということか?残念ながら、私は酒豪というほど強くないので、この中身を飲み干すことは出来なかったが、確か、往路の「ビジネスクラス」の時は「モエ」が出されたように記憶している。空港からホテルへの送迎も「ビジネス」の時は「ボルボ」であり、「ファースト」になれば「ベンツ」だったように、やはりビジネスクラスとファーストクラスの待遇ぶりは、明確に異なっていたようだ。ちなみに昨年のNY行きの際のJAL機「ファーストクラス」では「サロン」を飲むことが出来た。

     ウエルカムドリンクはジュース類またはシャンパン等々、定番ではあるが、さすがにファーストクラスだと感じたのは、写真のような「ドンペリ」が出されたことだ。「ドンペリ」を注文した際、記念のため写真を撮りたいとしてボトルをテーブルに置いて貰ったが、CAさんは「どうぞ」ってしぐさを見せた後ボトルを置いて去って行った。つまり、このボトルの”中身”を自由に飲んで良いということか?残念ながら、私は酒豪というほど強くないので、この中身を飲み干すことは出来なかったが、確か、往路の「ビジネスクラス」の時は「モエ」が出されたように記憶している。空港からホテルへの送迎も「ビジネス」の時は「ボルボ」であり、「ファースト」になれば「ベンツ」だったように、やはりビジネスクラスとファーストクラスの待遇ぶりは、明確に異なっていたようだ。ちなみに昨年のNY行きの際のJAL機「ファーストクラス」では「サロン」を飲むことが出来た。

  •  機内で頂いた朝食時の写真。機内食はとくに時間を決めて一斉に客に配るというシステムではなく、好きな時に好きなものを注文して、それを頂くというシステムだった。エミレーツ航空777-300型機のファーストクラスは全8席であり、この日の乗客はわれわれを含めて全5人だったが、食事等々は、客の希望に合わせて作って出す方が有効的だったかもしれない。とはいえわれわれは、出発前にラウンジで美味しいステーキ等を食べただけに、さすがに、搭乗後直ぐに食事という訳にはいかない。なにせ現地の出発時刻は深夜3時半という、食事には中途半端な時刻だっただけに、そう簡単に”空腹”になるものではない。メニューを見ると、最後の方に「スナック」と書かれた所に「インスタントカップヌードル」があったので、JALさんの「ラーメンデスカイ」を思い出しながら注文してみた。すると白い陶器の皿の上に置かれた、やや深めの白い皿に「ラーメン」が入ったものが出てきた。食べてみると、確かにカップヌードルの味ではあるが、麺の上には彩りのためのミント?の葉が載せられ、韓国行の便ということからか「キムチ」皿が添えられ「タバスコ」も一緒に用意された。若干ヌルめ、つまり”熱さ”が足りないカップ麺ではあった。写真は朝食時のものだが、朝食は「仁川空港」への到着に備えて注文時刻のリミットが設けられていた。朝食では「フルーツ盛り」や写真のように「スパニッシュオムレツ」を頂いた。マッシュルームやソーセージも添えられた美味しい朝食だった。さあ、いよいよ”快適な”ファーストクラスの旅も終わりが近づいてきた。

     機内で頂いた朝食時の写真。機内食はとくに時間を決めて一斉に客に配るというシステムではなく、好きな時に好きなものを注文して、それを頂くというシステムだった。エミレーツ航空777-300型機のファーストクラスは全8席であり、この日の乗客はわれわれを含めて全5人だったが、食事等々は、客の希望に合わせて作って出す方が有効的だったかもしれない。とはいえわれわれは、出発前にラウンジで美味しいステーキ等を食べただけに、さすがに、搭乗後直ぐに食事という訳にはいかない。なにせ現地の出発時刻は深夜3時半という、食事には中途半端な時刻だっただけに、そう簡単に”空腹”になるものではない。メニューを見ると、最後の方に「スナック」と書かれた所に「インスタントカップヌードル」があったので、JALさんの「ラーメンデスカイ」を思い出しながら注文してみた。すると白い陶器の皿の上に置かれた、やや深めの白い皿に「ラーメン」が入ったものが出てきた。食べてみると、確かにカップヌードルの味ではあるが、麺の上には彩りのためのミント?の葉が載せられ、韓国行の便ということからか「キムチ」皿が添えられ「タバスコ」も一緒に用意された。若干ヌルめ、つまり”熱さ”が足りないカップ麺ではあった。写真は朝食時のものだが、朝食は「仁川空港」への到着に備えて注文時刻のリミットが設けられていた。朝食では「フルーツ盛り」や写真のように「スパニッシュオムレツ」を頂いた。マッシュルームやソーセージも添えられた美味しい朝食だった。さあ、いよいよ”快適な”ファーストクラスの旅も終わりが近づいてきた。

  •  「ファーストクラス」では、全8席のうち5席に乗客がいたと書いたが、つまりは3席が空席だったということになる。確証がある訳ではないが、エミレーツ航空では、乗客が機内で必ず自国語を話せるようにという配慮から、その便には、搭乗客の国の言葉を話せるCAさんを乗せているとか・・・?そんな話を耳にしたことがあるが、われわれの搭乗便にも日本人の女性CAさんが乗っていた。「エコノミー席の担当ですが、本日はご搭乗、ありがとうございます」と、わざわざ挨拶に来て頂いた。「何か不都合等々ございましたら遠慮なく呼び下さい」と言って一度は去って行ったが、やがて眠ろうかという頃、再度登場して「お二人でオヤスミ下さい」と、空席の3席のうち、真ん中に並んでいた2席(2E、2F)にシーツを敷いてベッドを用意してくれたのだ。驚くとともに大感激だった。噂に聞いていたパジャマも出され、これに着替えてゆっくりと眠りについたのだった・・・、と書きたい所だが、機体が揺れて、なかなか眠りにつけなかった。エミレーツ機は、イラン上空から中央アジア寄りの飛行ルートをとっているようで、ヒマラヤ山脈より、相当、北側を飛んでいるのだが、中国の西方上空を飛んでいる頃、往路も復路も揺れたように記憶している。このあたりの気流が機体を揺れやすくしているのか、たまたま揺れやすい気象条件だったのかは不明ながら、それなりに機体が揺れた。起床後、このパジャマは”お持ち帰りOK”ということで、今でも国内外旅行に行く度に、このパジャマを持参するほど愛用している。<br />

     「ファーストクラス」では、全8席のうち5席に乗客がいたと書いたが、つまりは3席が空席だったということになる。確証がある訳ではないが、エミレーツ航空では、乗客が機内で必ず自国語を話せるようにという配慮から、その便には、搭乗客の国の言葉を話せるCAさんを乗せているとか・・・?そんな話を耳にしたことがあるが、われわれの搭乗便にも日本人の女性CAさんが乗っていた。「エコノミー席の担当ですが、本日はご搭乗、ありがとうございます」と、わざわざ挨拶に来て頂いた。「何か不都合等々ございましたら遠慮なく呼び下さい」と言って一度は去って行ったが、やがて眠ろうかという頃、再度登場して「お二人でオヤスミ下さい」と、空席の3席のうち、真ん中に並んでいた2席(2E、2F)にシーツを敷いてベッドを用意してくれたのだ。驚くとともに大感激だった。噂に聞いていたパジャマも出され、これに着替えてゆっくりと眠りについたのだった・・・、と書きたい所だが、機体が揺れて、なかなか眠りにつけなかった。エミレーツ機は、イラン上空から中央アジア寄りの飛行ルートをとっているようで、ヒマラヤ山脈より、相当、北側を飛んでいるのだが、中国の西方上空を飛んでいる頃、往路も復路も揺れたように記憶している。このあたりの気流が機体を揺れやすくしているのか、たまたま揺れやすい気象条件だったのかは不明ながら、それなりに機体が揺れた。起床後、このパジャマは”お持ち帰りOK”ということで、今でも国内外旅行に行く度に、このパジャマを持参するほど愛用している。

  •  以上のように今回のドバイ旅行は”リッチ感”たっぷりの旅となったが、今後は、このエミレーツ航空・ファーストクラスに搭乗することは厳しいかもしれない。とはいえ、やはり「エミレーツ航空」の”売り”の一つであるシャワースペースやバーカウンター完備の「A380型機」のファーストクラスには、一度は乗ってみたいものだ。いつの日か、その旅行記を、ここに投稿できることを夢見ながら、今回の「ドバイ旅行記」を終了したい。なお、追加として写真を1枚掲載するが、写真は日本航空ニューヨーク便777-300型機のファーストクラスだ。去年(2013年6月)、夫婦で特典航空券を利用して、往路ファーストクラス、復路ビジネスクラスでニューヨーク旅行を敢行した。その旅行記も投稿せねば・・・!ロンドン・パリ編も未完成だし、忙しい・・・!

     以上のように今回のドバイ旅行は”リッチ感”たっぷりの旅となったが、今後は、このエミレーツ航空・ファーストクラスに搭乗することは厳しいかもしれない。とはいえ、やはり「エミレーツ航空」の”売り”の一つであるシャワースペースやバーカウンター完備の「A380型機」のファーストクラスには、一度は乗ってみたいものだ。いつの日か、その旅行記を、ここに投稿できることを夢見ながら、今回の「ドバイ旅行記」を終了したい。なお、追加として写真を1枚掲載するが、写真は日本航空ニューヨーク便777-300型機のファーストクラスだ。去年(2013年6月)、夫婦で特典航空券を利用して、往路ファーストクラス、復路ビジネスクラスでニューヨーク旅行を敢行した。その旅行記も投稿せねば・・・!ロンドン・パリ編も未完成だし、忙しい・・・!

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