2013冬ドイツ(2)ビュッケブルク他、木組みの建物

2013/03/07 - 2013/03/15

３週間のドイツ旅行、ハノーファーから日帰でマイナーな町に行ってみる。
２日目：夕方ツェレからハノーファーへ移動、アイスホッケー観戦、ハノーファー泊
３日目：ビュッケブルク（Bueckeburg）観光、シュタットハーゲン（Stadthagen）観光、ハノーファー泊

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

★２日目夕方
16時過ぎツェレ発の電車に乗り、ハノーファー中央駅（Hannover Hauptbahnhof）に着いたのは17時前。
当たり前だが、ツェレと比べると駅が断然都会。

ハノーファー中心部（ゾーン１）１日乗車券（TagesEinzelTicket）4.70ユーロを購入。

中央駅からU3またはU9で２駅目のLister platz駅下車。
Podbielskistrasse側の出口（ドイツの駅では、出口は◎◎通り方面という表示になる）を出て徒歩１分でこれから３泊するホテル（Novotel Hannover）。
前日とは打って変わって素敵シティーホテルですよ。

ホテルに荷物を置いて、再び中央駅へ。
サンドイッチを齧りながら通行人を眺めていると・・・いました！いました！私がこれから見に行くアイスホッケー、ハノーファー・スコーピオンズ（Hannover Scorpions）のレプリカユニフォームを来たサポーターさんが。
ふふふ、彼らに着いて行けば、試合会場に着くにちがいない。

えー、こちらは、中央駅から地下通路？を通ってKröpcke駅に向かう際に見かけたキティーグッズを大量に扱っている店。
キティー、ドイツでも大人気のようです。

さて、前述のサポーターさんについて行ったら（勿論私自身、事前にルート検索はしているが）中央駅から地下通路？を通ってクロップケ駅（Kröpcke）のホームにたどり着く。
他にも続々サポーターが集まってきて、U6に乗り（これは中央駅付近では地下鉄（U-Bahn）なのだが、途中から地上に出る）、終点のMesse/ost駅下車。
さらに人の流れに乗って歩いて行くと、無事アイスホッケー会場のTUI Arena着。

アイスホッケーのチケットは、ハノーファー・スコーピオンズの公式サイトからドイツ語を解読して購入。２階ゴール寄りの席で17.50ユーロ。
ticketdirect（print@home）というやつで、ようするにチケットを自宅のプリンターで印刷して持って行けばＯＫ。
チケットに付いているバーコード（写真右端にちらりと写ってる）を会場入り口の機械に読ませると、入り口のバーが開いて通れる、という仕組み。

試合開始30分前から両チームの練習。
写真左側の黒いユニフォームがハノーファー・スコーピオンズ。右奥にちらっと見える緑のユニフォームが対戦相手のストラウビング・ティガース（Straubing Tigers）。

ハノーファー・スコーピオンズのマスコットも登場。
まぁ、スコーピオン（さそり）だし、ドイツ人のセンスだし、あんまり可愛くないですマスコット。

外見はあんまり可愛くないマスコットだが、マスコットなので愛想は良い。
私がぽかーんと眺めていたら手を振ってくれた（苦笑）

相手チームの選手紹介は淡々と名前を朗読するだけ。
だが、ホームチームの選手紹介は盛り上げに盛り上げる。しかも選手名を告げるＭＣは野太い声の女性だった。
女性ＭＣ「俺たちの背番号１番！オットー！！」
サポーター「ビスマルク！！」
って感じ。（選手名はテキトーです、すまん。）

観客の入りは５割くらいかな。１階席はかなり埋まっている印象だったが、２階席はガラガラ。
それでも試合はもの凄く面白かった。
始まったばかりの時は、玉が小さいのと展開が早いのとで目が追いきれなかったが、慣れてくると選手の攻防もしっかり分かる。
たまたま滞在している都市の全然知らない選手達を応援しているわけだが、ワクワクするんだよね。

試合は2対2で引き分けか？！という展開でハノーファーサポは大盛り上がりだったが、ラスト2分だか3分のところでハノーファーが失点。
そこからの会場の盛り下がりというかお葬式っぷりは凄かった。いやいや、あと数分あるんだし。応援しようよ。
結局、2対3でスコーピオンズは負けてしまいましたとさ。
盛り下がりぎみな、だが突然歌い出すサポーターと共にMesse/Ost駅に行き、電車を乗り継いでホテルに戻る。

★３日目
ホテル（Novotel Hannover）の朝食バイキング。
折角高いお金（19ユーロ）を払うのだからと、せっせと食べる私。
昨晩受付でチェックイン手続きをしてくれたとおぼしきお兄さんが「ハロー、朝食はおいしいですか？」と話しかけてきたが、口の中がパンでいっぱいだった私は頷くので精一杯だった。

9時前にはホテルを出て、9時過ぎ中央駅発のREに乗る。
何とこのRheine行きのREでは車内販売が来たよ。
約30分でビュッケブルク（Bückeburg）着

ビュッケブルク駅前。
先ず先に町があって後から鉄道が敷かれた。という関係から、ドイツの地方都市は軒並み駅前ががらーんとしていて何もない。

ある程度の観光地であれば、ｉ（観光案内所）、Altstadt（旧市街地）、Rahthaus（市庁舎）への矢印があるのでそれに従うと旧市街地に行ける。
それらがなくても大抵は駅前からBahnhofstrasse（駅通り）を進むと、旧市街地に行ける。
歩いていると、旧市街地の中心である教会の塔の先端が見えてくるから、それを目印にすれば間違いない。

が、逆を言うと、旧市街地から駅に戻る場合は目標物が少ないので、Bahnhof（駅）の矢印が無い場合、駅から来た道を覚えていないと迷子になりやすい。

で、目立つ塔を目指して歩いて行った結果・・・あ、あれ？
移動遊園地ですか？

ってゆーか、ゴーカートって子どもの乗り物ではないのか？ドイツでは？
なんでここで筋肉美なアメコミ風ハイレグ美女のイラスト？！

歴史的建造物前の広場だと思うんだが、めっちゃ屋台出てます。午前中ということもあってまだ閉まってるけど。

復活祭前のイベント、って認識で良いでしょうか？
そして、このカオス。

ビュッケブルク城の門をくぐり、ふり返ってみる。

傘をさす程ではないとはいえ小雨が降っていて、気温は全然上がらない感じ。
右手の池沿いに歩いて行くと

素敵なお城が見えて

更に林を抜けて行くと、霊廟があった。
事前にちゃんと調べてなかったのでよく分からないのだが、ガイドツアーだと中が見られるっぽい。

城の門から真っすぐ伸びる道を行くと

ほほぅ、これは素敵な外観。
ちょっと入ってみたら手前に売店があって、奥はレストランになっていた。

前の写真の黄色っぽい建物の両翼は、この灰色っぽい建物。
なかなか豪華そう。

しかし、どうにもこうにも門前の屋台と移動遊園地が気になる私。

木組みの建物が並ぶ商店街のようなのだが、そんなことお構いなしに屋台が並ぶ。

教会前の交差点広場？にはメリーゴーランドが。
11時半頃までねばってウロウロしていたら、ようやく屋台が一部開店しだした。
どうやら本格営業は午後かららしい。

じゃあ、これから隣町を見て、夕方に再度来ようかな？
ってことでビュッケブルク駅に戻り、REで10分程ハノーファー側へ戻ってシュタットハーゲン（Stadthagen）着。

確かこの町の場合は、Zentron（中心地）あっち、の矢印があったような気がする。
教会の塔も見えてきたし、当たりを付けて歩いて行くと

教会の墓地を過ぎたあたりで、急に賑やかな雰囲気とともに、歩行者天国？歩行者優先？の交通標識が。

人込みに引かれて歩いて行くと木組みの建物が並び

マルクト（市場）が。
勿論、焼きソーセージ（Bratwurst）も有り。2ユーロしなかったと思う。

あまりにも苺が大きくて美味しそうだったので、１パック（2.90ユーロ）買って食べ歩き。
甘味は薄いが美味しい。

シュタットハーゲンの木組みの建物

シュタットハーゲンの木組みの建物

木組みの建物に施された彫刻。
ライオンと、、、ドラゴン？？う〜ん、羽根のある白い狐？？

シュタットハーゲンの木組みの建物。
木枠と煉瓦ですよ！！と激しく主張している。

原発反対のイベントをやってたよ。
こういうイベントは年中行われているのかもしれないが、時期的にいって東日本大震災のあった3月11日が近いからだと思う。

お城らしき建物があったが、入り口が見つけられず。
一般公開している建物ではないのかな？よく分からなかった。

裏道を歩いていたら、幼稚園？の脇に木材アートあり。

一見地味な木組みの建物だが、それでも細部に色彩が施されている。

教会とお堂らしいものも有り。
教会中に入れそうだったので入ってみたら、某さん夫妻結婚◎周年おめでとう式をやっていた。物珍しく見物していたが、神父に導かれて主賓退場という展開になり、野次馬の私は慌てて外に出る。
んで、たぶんこの写真左のお堂、正七角形！の霊廟だと思うんだよね。凄く気になったのだが、霊廟の入り口が分からないし、教会は地元の人で盛り上がってるしで、結局中から正七角形を確認することが出来ず。無念。

ぶらぶら散歩してマルクト広場に戻ってきたら、屋台は店じまいの準備をしていた。

そろそろ私も撤収しようかな、ってことで駅に向かう。

シュタットハーゲン駅の地下道には子どもの絵があった。
世界は各自が必要とするかなりのものを手に入れたけど、誰もの欲望もってわけじゃない。って感じ？

なんか当初はビュッケブルクに戻る予定だったのに、間違ってハノーファー中央駅に戻ってきてしまった。凹むわー。しかも15時前。
折角だから中央駅周辺でも観光しようかなと思い、正面玄関を出て振り返ったら、駅の外観は工事中で、軽く凹む。
そうだ！こうなったら駅地下で食料買い込んで、ホテルでブンデスリーガ見ようかな。今日はルールダービー（シャルケ対ドルトムント）だよね？！と意気込むも、そんな魅力的な対戦を無料放送しているわけもなく。
ホテルのテレビでスポーツチャンネルをつけたらスキーのＷ杯を放送していて、なんとなくダラダラとテレビを見て、ぐだぐだとホテルで過ごす。

この旅行記へのコメント （3）

• まむーとさん 2015/02/14 09:02:29

  その節はありがとうございました

  菊花さん
  おはようございます。
  
  その節はフランクフルトについての回答を頂きましてありがとうございました。
  
  教えて頂いた中の【ゲート　トゥ　ヘブン】を早速アマゾンで購入して見ました。
  空港のシステムが分かり「ターミナル」のよいな感じで楽しく見ることが出来ました。
  
  ちょっとした記録の旅行記として菊花さんに教えて頂いた事を【菊花さんに教えてもらった】と書いてもよろしいですか？
  
  それともう一つ質問なんですが、充電に関しまして、カメラや色々はボルトについて問題がないのですが、延長コードは125ボルトで前日に気付いて慌てました。
  結局は少し調べて大丈夫そうなので、延長コードを使いました。
  蛸足タップはダメで延長コードは大丈夫と結論つけましたが、それで良かったですか？
  
  重ね重ねすいません。また教えて下さい。
  
  まむーと

  菊花さん からの返信 2015/02/14 11:43:55

  RE: その節はありがとうございました

  まむーとさん
  おはようございます。
  私がテキトーにググってみつけた「ゲート　トゥ　ヘブン」が参考になったとのこと、
  よかったです。
  
  > ちょっとした記録の旅行記として菊花さんに教えて頂いた事を【菊花さんに教えてもらった】と書いてもよろしいですか？
  
  全く問題ないですよ。
  公開されている掲示板で回答している段階で、名前はバレてるわけですしね。
  私自身も記録としてQAの内容を旅行記にUPしたことがあります。
  http://4travel.jp/travelogue/10935223
  （この時は複数の方から有力情報を頂いたので特に個人名は挙げませんでしたが。）
  
  > 蛸足タップはダメで延長コードは大丈夫と結論つけましたが、それで良かったですか？
  
  実はコレ、私もよくわかってないです。
  ごく普通の延長コード3個口タイプを、
  延長するだけのために海外で使用したことが何度かあります。
  コンセントがベッドから異様に遠い場所にしかなくて、
  けど充電させてるスマホは枕元に欲しい！みたいな時に。
  で、問題なく使えてるんですよね。発熱も無いし。
  ただ、最近、海外用の電源タップというのを見つけて、
  しかも今持っている延長コードより断然コンパクトなので買おうかなぁと迷ってるところです。
  
  またしても、ちゃんとした回答になっていなくてすみません。
  息子さん、充実したホームステイになりますように！！

  まむーとさん からの返信 2015/02/14 12:05:14

  RE: RE: その節はありがとうございました

  菊花さん
  
  早々に返信ありがとうございました！
  息子はあっという間のホームステイを終了しました(*￣∇￣)
  行程６日の強行です。
  
  温泉は行けませんでしたが、フランクフルトでベルリン対フランクフルトの試合を観戦して、初めてのスポーツ観戦を感激していました。
  
  やはりコンセントは微妙な加減ですね。
  問題なく使えたようですが、大きい声では言えない感じが残りますね。
  
  私も今後のために海外対応を買おうかと思います！
  いろいろありがとうございました！
  
  お土産紹介としてアップしますので、よろしかったら見て下さい。
  アップは夜か明日予定です。
  
  まむーと