2013/03/07 - 2013/03/15
65位(同エリア109件中)
菊花さん
3週間のドイツ旅行、この日はハノーファーからちょっと離れてハルツ地方へ1泊旅行
5日目:ランメルスベルク鉱山博物館(Rammelsberger Bergbaumuseum)、ゴスラー(Goslar)観光、ゴスラー泊
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
★5日目
このホテル(Novotel Hannover)も今日でチェックアウト。
でも今日の1泊旅行の後またハノーファーに戻ってくるので(でも別なホテルに泊まる)大きな荷物はノボテルで1晩預かってもらい、街歩き用のリュックだけでハルツ山方面へ1泊旅行。
(写真はホテルのレストラン。朝食ブッフェはここで) -
天気予報によるとこの日のハノーファーは0度/-3度、明日は0度/-6度らしい。
ハノーファー市内は小雪がちらついているものの、本格的に降りそうな感じはしない。 -
ハノーファー中央駅に行ったら、普通の電車とはちょっと雰囲気の違う黄色い電車がいた。
メンテナンス車両のような気がする。 -
9時50分頃、Bad Harzburg行きのREに乗り込みゴスラー(Goslar)へ。
乗ったREは古いタイプの車両で、車内に行き先表示の電光掲示板が無かった。やばい、しっかり車内放送を聞いて、ゴスラー着の時間と照らし合わせて行動しないと。 -
ハノーファー中央駅を出発してから15分頃、進行方向右手の岡?の上に、お城らしき物が見えた。どこのお城だろう?
-
今から向かっているハルツ山地方は勿論山なのだが、ドイツは基本的には地形が平らだ。
そして雪はしっかり積もっていた。 -
1時間ちょっとREに乗って、ゴスラー駅到着。
寒い。カイロを持っていて本当に良かった。 -
駅前の歩道を雪かきしている作業員、あり。
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駅正面のバスターミナルは軽くスルーして、左手の道を進むと
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すぐに、太っちょさんの彫刻があって、はい旧市街地ですよ。
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ヤコブ教会(Jkobkirche)の脇?には公衆便所があった。(私は利用していないが)
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この建物が見えたらもぅマルクト広場(Marktplatz)。
写真右奥に見えるのがマルクト教会(Marktkirche)で、左右の塔の先端の形が異なっていてちょっと面白い。 -
マルクト広場の中でも煉瓦色で人目をひくのが、カイザーヴォルト(kaiserworth)。1階右側がレストランとバーになっていて、2階からがホテル(ホテルの入り口は1階左側)。
築500年になる建物らしい。私がゴスラーで1泊するのはこの宿なのだ。うほほ。 -
柱部分の装飾が良い感じですな。
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ゴスラー旧市街地の木組みの建物。
建物に書かれている数字は、建築年を表す。
つまり、この建物は1557年に建てられたのだ。
ちなみに、今川義元の大軍団を、織田信長が奇襲で襲って勝利した桶狭間の戦いが1560年。なので、この建物も日本で言えばそんな時代に建てられた、ということだ。 -
ゴスラー旧市街地の木組みの建物。
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ゴスラー旧市街地の木組みの建物。
この建物は1573年に建てられた。 -
ゴスラー旧市街地でみつけた、靴修理店(Schuinstandsetzung)の看板。
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木組みの建物に施された装飾は幾何学模様がわりと多いが、この建物のように人の顔や動物が描かれているものもある。
意味のある絵柄なのだろうが、私には知識不足で何を表しているのか分からないのだが。 -
木組みの立派な建物が並ぶ。
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マルクト教会の近くにバス停があり、このバス停(Brusttuch)には鉱山博物館(Bergbaumuseum)へ行く803番バスが停まる。
バス停には券売機が無いので、前から乗って運転手に行き先を告げると金額を教えてくれる。2.10ユーロ。
私が乗ったバスの運転手は、ちょっとサッカー選手のルーニーに似ていた。
(確かバスは1時間に1本。803番バスはゴスラー駅前から出ており、ハノーファーからのREに乗ってくると、バス停を迷わなければ接続できると思う。) -
約10分程度で終点のランメルスブルク到着。
バス停のすぐ左手に門があり(旗も立っているのでよく分かる)、門をくぐって右手奥の建物にがランメルスブルク鉱山博物館(Rammelsberger Bergbaumuseum)入り口となる。建物入って階段を上がり、正面に受付あり。
私「(たどたどしいドイツ語で)こんにちわ。チケットが1枚欲しいです」
受付「体験コースもあるけど、どれがいい?」(と、ドイツ語のパンフレットを広げる)
私「英語はありませんか?」
受付「貴方、日本語を話す?」
私「はい」
受付「(日本語のパンフレットを開いて)どれがいい?」
私「(トロッコの写真を指差し)これにします」
受付「(英語で)ツアーは13時45分からのスタートで、ドイツ語で案内します。受付奥の左手から入って、ヘルメットを被ってね。博物館は手前のカフェを抜けたところ」
と、いうわけで、「20世紀の鉱山、採掘場ツアー」のチケット確保。13ユーロ。 -
自分のたどたどしいドイツ語が相手に伝わるのは嬉しい。だが、伝わってしまうと相手は容赦なくネイティブスピードでドイツ語を話してくるので、そうなるとこっちはさっぱり聞き取れなくて、毎回少なからず凹むのだよ。とほほ。
って、それはさておき。
博物館としての建物は大きく分けて2棟。
カフェを出た正面の建物には、当時使われていた機械類が並んでいて、なんちゃって機械好きの私の心をおもいっきりくすぐってくれる。 -
その機械類の奥に、さまざまな鉱物が並んでいる。
私は石のことはよく分からないのだが、石好きにはたまらない空間だろう。 -
説明文が無かったので何に使った機械なのかは分からなかったが、こういう大きな機械(写真では分かりにくいが、余裕で高さ3m位はある)がずらーっと並んでいるのは壮観だ。
-
受付のある建物と同じ並びには、鉱山の歴史を展示した博物館がある。
こちらは当時の機械 -
式典等で使われた装飾。
旗印(っていうのか?)は昔の鉱山道具。 -
防音イヤーマフをつけよう!なイラストとか
食事の前には手を洗おう!と書かれた注意書きとか -
トロッコも置いてあって、ほほぅ
-
ツアー集合場所の手前はヘルメット室。
ヘルメットの正しい被り方が図説してあった。 -
ヘルメット室を抜けると広い待合室。
天井には坑夫達が着用するグッズがぶら下がっていて、(写真右下の)紐を引くと、該当する一式が降りてくる仕組み。
ツアー毎に集合場所が決められているので、チケットに書かれたドイツ語のツアー名と壁に貼られたツアー名を見比べて、ツアー開始を待つ。 -
私が参加したのは雪降る3月の平日昼間という時間帯だったが、参加者は高校生カップル?を含めて10数人いたと思う。
それにしても凄かったのが坑内を進むトロッコ。坑内の線路が狭いのでしょうがないのだが、客車?が非常に狭い上に高さも低い。(写真に映っている黄色い箱が客車)
小さな長椅子に座ると、身長164cmの私ですら頭が客車の天井にぶつかりそう。その客車が激しくゴトゴト揺れながら進むわけで、ヘルメットを被っていなければ頭を客車に何度となく強打したと思う。
一緒に乗っていたドイツ人達も終始キャアキャア騒いでいた。 -
坑内の幾つかの穴には、当時利用されていた物が展示され、実演される。
例えば、激しい音を立てて穴をあけるドリル(ツアー参加者が実演させてもらえる)、ダイナマイトの起爆スイッチ(これもスイッチを入れる真似ができる。「スイッチを入れる前には「◎◎(ファイヤー!のような言葉)」と言うんだ!とガイド氏)、掘った岩を積み込みシャベル類、そしてそれらの機械化など。
実に、興味深い! -
ガイド氏は当然のようにドイツ語で説明するわけで、私には彼の言葉は99%理解できなかった。
それでも現物を見ることで「ああ、こんなふうだったのか」と少しばかり理解が進んだ。
約1時間でツアー終了。 -
バスが来るまで30分程じかんがあったので、再度博物館を見学。
機械類にうっとりする。
博物館前のバス停(Bergbaumuseumu)からは毎時15分発でゴスラー駅行きのバスが来る。ゴスラー駅までは2.10ユーロ。 -
バスがもうすぐ駅に着くよ、ということろで、郵便局(Post)発見。
ゴスラー駅でバスを降りてから少し戻り(駅を背にして右手に行く)、郵便局で切手を買う。
私の場合は、文面及び住所を書いた(JAPANとLUFT POST(航空便)だけアルファベットで書けばあとは日本語でOK)あとは切手を貼って投函するだけの絵葉書を郵便局員に渡し、Briefmarken, nach Japan, Bitte(切手、日本まで、おねがい)と言って切手を買っている。
(2013年3月現在、ドイツから日本への葉書に必要な切手は0.75ユーロ) -
ゴスラー旧市街地に戻ったのは15時半を過ぎていた。
写真は入り口の魔女が印象的だったカフェ。(でもこの店には入らなかった。) -
お土産屋さんには魔女人形、売ってます。
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皇帝宮城(Kaiserpfalz)の手前にあるドーム入り口の間(Domvorhalle)
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雪の皇帝宮城に着いたのは16時。
11月から3月の見学時間は10時から16時。無念。 -
地元の青年達、だと思う。
左から3番目の女性が被っている動物帽子に、おもわず注目。
日本では動物帽子は(時々ギャルが被っているのも見かけるが)基本的にはお子様の帽子といううイメージ。でもどうやらドイツでは対象年齢を問わないよう。若い女性だけではなく、動物帽子を被ったマダムも見かけたのだ。 -
ゴスラー旧市街地の木組みの建物。
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ゴスラー旧市街地の木組みの建物。
川の中には何やらアートが。 -
16時半過ぎにホテル(Kaiserworth)にチェックイン。軽く一休み。
19時過ぎになってから、夕食の店探しと夜景を目当てに再び町へ。 -
ドイツの商店は営業時間が終了してもシャッターを下ろさない。
ほんのりとした灯りとともに、ウィンドーショッピングが楽しめる。
こちらはシュナップス(火酒)のお店。 -
ガラスと陶器のお店だと思う。
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なんだかんだでフラフラと歩き回り、駅まで歩いてしまう。
駅のロータリーからすぐのところにお手軽なビストロを発見。
スパゲッティと紅茶で約7ユーロ。
スパゲッティの茹で具合は残念ながらアルデンテとはいかなかったが、5ユーロでこの味このボリュームなら何の文句も無い。
満腹になってホテルに戻る。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Berg Heilさん 2013/04/04 07:23:10
- 車窓からの城について
- 5枚目の写真、この城はマリエンブルク城(Schloss Marienburg)です。私は2007年秋に訪れています。最近、日本の独逸観光局のメールで日本人向けに「城での結婚式」の案内が載っていて驚きました。周りには何もなく、静かな森の中に佇んでいます。私のこの城の旅行記を4トラに掲載してありますのでよろしかったら覗いてみて下さい。おそらくここを訪れている4トラのメンバーは私以外ただお一人だと記憶しています。(ただこの方のものはあまり詳しくはありません)
※ 余分なおせっかい御容赦!!
- 菊花さん からの返信 2013/04/04 21:59:28
- RE: 車窓からの城について
- Berg Heilさん
> 5枚目の写真、この城はマリエンブルク城(Schloss Marienburg)です。私は2007年秋に訪れています。
情報有り難うございます。
そして旅行記、拝見しました。それです、そのお城です。
ゴスラー訪問後、ヒルデスハイムからアルフェルトに行ったのですが
確かその時にもこのマリエンブルク城が車窓から見えたんです。
見た瞬間は「時間があったら今日の帰りにでも寄ろう!」って思うんですが、
どの駅が最寄り駅なのか分からないし、
そもそもお城の名前も知らないって状態でまま電車はどんどん進んでしまうわけで。
しかも、当初の予定地を訪問した後は車窓から見えたお城のことはすっかり忘れてしまって
結局お城には行けずじまいでした。
そんなわけで私は、
「4トラにマリエンブルク城の旅行記を載せる数少ないトラベラー」に
なり損ねたわけです。
>最近、日本の独逸観光局のメールで日本人向けに「城での結婚式」の案内が載っていて驚きました。
ドイツ観光局のメルマガ、私もとってます。
しかも「城での結婚式」の記事、めっちゃ最近読んだ記憶あります。
調べ直しました。2012年12月号ですね。
しかもお城の公式サイトも見て、「ハノーファーから近そうだし行こうかな」などと思った記憶が。
とほほ。
でもまぁこれで、ドイツ再訪・リベンジのネタができた!ってことにします。
ありがとうございます!
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