2012/04/26 - 2012/05/06
7615位(同エリア16384件中)
緑子さん
5年前、知人と2人で南仏からパリまでドライブ旅行をしました。
http://4travel.jp/traveler/tripper/album/10144363/
あのとき心残りに思ったことをやりきるために、
ほぼ同じ季節、同じルートで回りました。
(ニース→カルカソンヌ→ボルドー→パリ)
いわばリベンジ(無念返上)の旅です。
今回、悩んだのが持っていく服。
5年前は終始ポカポカの天候でしたが
今年のフランスは4月の後半になってもまだ寒そうでした。
しかし、途中で気温が上がる可能性は大。
経験から言うと、暑くなった時に対応できないとけっこう辛いです。
ということで、春服の重ね着作戦でいくことにしました。
列車、ホテル、レンタカーは、あらかじめ日本から予約。
気ままな旅にあこがれますが、そこは勤め人の悲しさ、
短い休暇を効率よく使うための選択です。
早くに予約関係をすませて安心していたら、
気がつけば1週間前になっていて、
準備のほとんどを週末と前日の3日間でやるはめになりました。
実はこの旅の計画は1年前に立てていました。
ところが大震災の余波ですべてキャンセル。
半年以上たって再度計画を立て直しました。
そのせいかどこか集中力を欠いてしまったようです。
一方で、少し前からフランス語を習いはじめました。
おかげで本旅のフランス語使用率は90%に。
(初心者なので内容は推して知るべし)
余興で会話のメモも残してしておきますか。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ボルドーで泊まったこのホテル
とても気にいったのですが
冷蔵庫がないのが難点 -
そしてこの微妙な季節
肌寒くても暖房は使えない
そしてクーラーがない
昔のヨーロッパは
クーラーがいらなかったらしいけど
今はどうかな
夏の滞在は迷うところ -
とりあえず
天然の冷蔵庫で冷やした
ヨーグルトで朝食
うーん、おいしいー -
そしてパッキング
荷物を減らすために
一部の防寒具を破棄
スーツケースが小さいので
お土産が増えるとこうなる -
列車の時間まで間があるので
昨日、車窓に見えた
アンティーク市まで足を伸ばす
移動のトラムの中で初体験 -
「ヨーロッパでは自動改札がないかわりに
車掌の検札があり、無賃乗車がばれると
高い罰金が課せられます」
というのは、知識としては知っていたのですが
その車窓の検札というのにお目にかかったことが
なかった
今回、初めて遭遇しました
数人の車掌が車両を移動しながら
全員の切符をチェックしていきます
私は、、、、セーフ
けっこうドキドキでした -
川沿いに開かれている
アンティーク市を覗いてみると、、、 -
何でもありの
ガラクタ市 -
ここに住んでいるなら
もう少し時間をかけて
何か探せるかも知れませんが -
ざっと見たところ
やはり
ガラクタばかりしか
目に入りませんでした -
最後に
その時点でまだ日本に出店していない
パテシエの店でマカロンをためし買い
うーん、おいしいのか?
もともとマカロンの味はよくわからない
しかし、お土産に頼まれているので
これとは別に空港でも購入 -
いよいよ最後の列車移動のために
サンジャン駅に向かいました
最初に書いたとおり
この旅のチケットはすべて
SNCFのサイトで予約購入してありました
これが最後のチケットです -
窓口でバウチャーを見せると
お宅に送られたチケットがないと乗れないと言う
再発行も払い戻しもできないと言う
実はいくつかのオプションを試して買い
その中に住所を記入する場面があり
日本の住所を入れるとエラーになるので
適当に入れておいたチケットがあった
この時はじめて
予約サイトの住所記入の意味を知る
でもあとの祭り -
でも、お金は払ってあるし
バウチャーは持ってるし
何も不正なことはしてないし
そこを何とかと頼むも、、
あえなく、、、 -
かなり食い下がりましたがダメ
結局、予約時の倍以上の金額で
買い直しました
痛タタタ、、、
これが昨日のシックスセンスか
あの気分のいい一日の終わりを
こんなことで凹ませなくてよかった
予約時:約40ユーロ
買い直し:約90ユーロ
つまり:チケット=約130ユーロ TOT -
今回のTGVは古いタイプか
ボトル受けがないので転がる転がる
そして、遅い、遅すぎる -
総武線より遅いよ
こんなんで予定時間につけるのか? -
やきもきしましたが
次の駅以降
通常の速さにもどりました
さようならブドウ畑 -
前回も最後に滞在したモンパルナス
ここは記憶に新しいから
楽勝〜
と思っていたら
またまた迷ってしまいました
ガーミンの指示で迷って
野生の感で軌道修正 -
最後の宿は
モンパルナス駅から徒歩圏内にある
パリらしい三ツ星ホテル
つまり
古くて狭くてノスタルジック
ということです
フロントが英語を使うので
ここでフランス語がストップしました -
とりあえず
必要な設備は揃っていて
(TV、冷蔵庫、クーラー)
1階からエレベータが使えるのもいい -
窓からの眺めも
裏町風で気に入った
ただし、WIFIは部屋では拾えず
ロビーでやっとという感じでした -
さて、翌朝
このホテルでも
天然の冷蔵庫を利用
(結局、冷蔵庫はスイッチが入らなかったTwT) -
今回のパリの暫定目的は
モンマルトルの丘の近くにある
布地の店でカーテン生地を物色することと
モンマルトルの階段の写真を撮ること
全て後付けです -
だいたいこの辺かな
という駅で降りると -
階段のある風景が目の前に!
-
絵になる〜
-
途中の落書きも
-
見下ろした景色も
-
丘の上では
似顔絵書きの集団が
集まっていました -
こういうとき
連れがいれば
描いてもらった顔を
笑い飛ばせるのでしょうが
ひとりだとリアクションに困る
という理由ではなく
単に高いのでやめる -
モンマルトルの名は、『Mont des Martyrs(殉教者の丘)』が由来。紀元272年ごろ、この丘の付近でパリ最初の司教聖デニス(サン・ドニ)と二人の司祭ラスティークとエルテールの3人が首をはねられて殉教したと伝えられている。
Wikipediaより -
1876年から1912年にかけてモンマルトルの丘の上にサクレ・クール寺院が、1871年の普仏戦争敗戦後にその償いとして一般の寄付で建設された。
Wikipediaより -
都市化が進むのは19世紀半ば。ナポレオン3世の指示でパリ大改造が行われ、多くの市民が中心部の家を失い、パリ近郊へ移転を余儀なくされた。その移転先の一つがモンマルトルであった。
Wikipediaより -
前回の旅で
どこへ言っても撮影OKだったので
サクレ・クール寺院で
普通に撮っていたら
ダメとのこと
だんだんダメなところが
多くなっている気がする -
ヨーロッパでよく見る光景
教会の入り口の物乞いの女性
そういえば
あまり男性は見ない -
モンマルトルは長い間パリ郊外の農地であり、ブドウ畑と風車がシンボルであった。また丘の上には大きな女子修道院が建っていた時代もあった。
Wikipediaより -
川あり丘ありタワーあり
こうして見ると
起伏にとんだ街なんですね -
そして
これ!
この階段を撮るために
ここに来ました -
フニクレールと呼ばれる
ケーブルカーが -
階段の脇を昇降しています
-
下から見るとこんな感じ
-
階段の下に公衆トイレがあります
使用後に自動で床を洗い流すため
次の人が使えるようになるまで
時間がかかります
それを知らずに
なんで入らないのかと前列の人に言ってしまい
ひんしゅくをかったので
謝りました -
今回もまた大統領選の季節
このポスターを見て
サルコジ氏は
負けるなと思いました -
この界隈は
布地の店が集まっている
ということでやってきましたが
期待したほど
選択肢はありませんでした -
まあでも
せっかく来たので
カーテン生地を買いました
(いまだに製作には着手していませんが) -
その後
休憩場所を探して
うろうろしている時に -
凱旋門行きのバスをみかけたので
-
その番号のバスをみつけて
-
行ってみることにしました
いまだ
凱旋門にもエッフェル塔にも
行っていないので -
異国のローカルバスは
ガイドのいない観光バス -
有名なランドマークが
突然姿を現したり
(7月革命記念塔) -
古い建物を眺めたり
-
セーヌ川を渡ったり
-
地下鉄より好きです
-
寿司屋がたくさんあります
あとラーメン屋も
(ボルドーでも) -
おりゃ〜
凱旋門〜 -
来たからには
-
並ばねばならぬ〜
-
並んだからには
-
登らねばならぬ〜
-
屋上からは
全方向が見えます -
ここから放射線状に
道路が伸びているのが
よくわかります -
あれは
わが宿のある街の
モンパルナスタワー -
そして
あれは
もしや -
エッフェル塔〜
-
歩いていけそうだから
ちょっと
行ってみることにしました -
方向さえわかれば
-
ただ
てくてくと
歩くだけ -
現代美術館の前を通り
-
夜は絶対歩きたくないような
人気(ひとけ)のない地下道を渡り -
近づいてきました!
-
今日は
晴れたり
曇ったり
小雨が降ったり
空がクルクル変わります -
もう少し
天気がよければ
船に乗ってもいいな
多分、次の機会に -
エッフェル塔の周囲は
広大な公園になっています -
そこで出会った
カモたち -
驚いたことに
まったく逃げません
このカメラ
ズームなしなのに
この近さ -
入り口近くは
観光バスがいっぱい -
混雑が凱旋門の比ではなく
登るのはあきらめました -
遠めで見るシルエットは
女性的なタワーですが
そこは鉄塔
ぐゎっしりしています -
足元には
緑のじゅうたん -
全体が入るよう
離れます -
例のアレ
やってみましたが
すべて失敗していました
(ボケボケは私の手のひら) -
帰りは地下鉄
人が行く方向についていくと
だいたい駅があります -
モンパルナスに帰ってきました
夕食を求めて
街をぷらぷらしてみます -
ここのハーツ
前回のドライブ旅行での
車の返却地でした -
ドライブ旅行は迷い道の連続で
パリに入ってからも
ここにたどり着くまで大変でした
それもいまはいい思い出です -
ノルマンディーの別荘
30万ユーロ
いかがでしょう
日本の物件と比べると破格値では? -
アコーデオンの店
-
子供たちのパフォーマンス
-
なんとなく
記憶とは違う場所にあった
中華デリで夕食を購入 -
品揃えは
記憶と同じだけど
はたして -
ああ
この味だ!
やっぱり
ここの中華はおいしいなー -
2日続けて
このデリに通いました -
いよいよ
出発の日 -
ここでも
増えたお土産の分
荷物を捨てていきます -
駅近くのブランジェリー
パンのほかにチョコレートがおいしかったので
またお土産に買って帰るつもりでしたが
マカロンにとって代わられていました
時代は変わる -
サンドイッチを
朝食用に購入 -
列車の発着駅でもあり
空港へのアクセスもいい
モンパルナス
リムジンバスに乗って出発 -
さようならパリ
さようならモンパルナス
これにてリベンジ完了とします
最後に「旅の総括」ありまする~
https://4travel.jp/travelogue/10746781
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 旅人のくまさんさん 2014/02/23 20:34:24
- 緑子さん はじめまして。
- 緑子さん はじめまして。
旅人のくまさんといいます。
ワイルドで楽しいフランス旅行記、半分ほど拝見しました。
フランス語が話せない私が、自由旅行をした時のことが思い出され、
つい、懐かしく拝見しました。
今月の25日から、スペインのバルセロナから入国し、
フランスは南部のニース、アルル、マルセイユなどを回る予定です。
旅行直前に楽しい旅行記を拝見し、ラッキーでした。
旅行から戻った後、フランス旅行記はじめ、
それ以外の旅行記も拝見させていただきます。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
(旅人のくまさん)
- 緑子さん からの返信 2014/02/24 21:55:29
- RE: 緑子さん はじめまして。
- 旅人のくまさん
訪問ありがとうございます。(投票も!)
こちらこそよろしくお願いします。
稚拙な旅行記が少しでもお役に立ったなら嬉しいです。
はい、ある種のワイルドさにかけては自負があります。^^
旅人のくまさんの旅行記イギリス編を拝見させて頂きました。
実は私も去年の秋にイギリスに行きました。
同じ時期、同じ場所ではないんですが、楽しい思い出です。
なんとか3月中には公開したいと思いながらいま編集中です。
スペイン、フランスの旅、いってらっしゃいませ。
そして旅行記、お待ちしております。
緑子
> 緑子さん はじめまして。
> 旅人のくまさんといいます。
>
> ワイルドで楽しいフランス旅行記、半分ほど拝見しました。
> フランス語が話せない私が、自由旅行をした時のことが思い出され、
> つい、懐かしく拝見しました。
>
> 今月の25日から、スペインのバルセロナから入国し、
> フランスは南部のニース、アルル、マルセイユなどを回る予定です。
>
> 旅行直前に楽しい旅行記を拝見し、ラッキーでした。
> 旅行から戻った後、フランス旅行記はじめ、
> それ以外の旅行記も拝見させていただきます。
>
> ありがとうございました。
> これからもよろしくお願いいたします。
> (旅人のくまさん)
>
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