2012/04/26 - 2012/05/06
54位(同エリア57件中)
緑子さん
5年前、知人と2人で南仏からパリまでドライブ旅行をしました。
http://4travel.jp/traveler/tripper/album/10144363/
あのとき心残りに思ったことをやりきるために、
ほぼ同じ季節、同じルートで回りました。
(ニース→カルカソンヌ→ボルドー→パリ)
いわばリベンジ(無念返上)の旅です。
今回、悩んだのが持っていく服。
5年前は終始ポカポカの天候でしたが
今年のフランスは4月の後半になってもまだ寒そうでした。
しかし、途中で気温が上がる可能性は大。
経験から言うと、暑くなった時に対応できないとけっこう辛いです。
ということで、春服の重ね着作戦でいくことにしました。
列車、ホテル、レンタカーは、あらかじめ日本から予約。
気ままな旅にあこがれますが、そこは勤め人の悲しさ、
短い休暇を効率よく使うための選択です。
早くに予約関係をすませて安心していたら、
気がつけば1週間前になっていて、
準備のほとんどを週末と前日の3日間でやるはめになりました。
実はこの旅の計画は1年前に立てていました。
ところが大震災の余波ですべてキャンセル。
半年以上たって再度計画を立て直しました。
そのせいかどこか集中力を欠いてしまったようです。
一方で、少し前からフランス語を習いはじめました。
おかげで本旅のフランス語使用率は90%に。
(初心者なので内容は推して知るべし)
余興で会話のメモも残してしておきますか。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
私の中で
本旅の一大イベントになっているドライブ
前日は早く寝て体力を養い
当日の朝はストレッチで体をほぐし
アミノ酸、ビタミン剤を飲み
レンタカーでの確認事項をメモし
準備は万全
(大きな忘れ物をしていることに
この時点では気づかず
ぜんぜん万全じゃなかった) -
そうそう
今日から
ホテルの朝食を取ります -
内容は質素
パン、コーヒー、ヨーグルト
そして果物がいくつか -
こちらの朝のニュースが
始まるのが遅く
8時台はアニメばかり
いつもは流してしまう
TVショッピングのCMも
つい見てしまう -
「ほら、こんなとこにも使えます」
おおお!
思わず電話しそうになりました -
レンタカーの事務所は
サンジャン駅の裏にあります
ひとつの事務所に
複数の会社が集まった形式
ハーツのカウンターで
ひとりの若者がかかりの女性に食ってかかっていました
「あんたら信用できないから、
とにかく現物(車)を見せろ」とかなんとか
係員はじぶしぶ応じていました
私はひそかに拍手
交渉ごとは時にそんな風に
臨まねばならない時もあるよね -
私の契約した
ヨーロッパカーのカウンターには
こーんなアイメイクの
恰幅のいいお姉さんがいて
バウチャーを見るなり -
「この車はない」と一蹴
いやいやいや
「昨日ここに来て確認した」と伝えると
少し内輪でゴソゴソやった後
今度は
「ある」と -
そして、契約書にサインの段階で
先ほどのハーツのお兄さんを見習って
「契約前に車を見たい」と交渉するも
またもや -
、、、と言われてしまいました。 -
実は
このお姉さんとのバトルの途中で
国際免許を忘れてホテルに取りに戻る
という失態もやらかしており
かれこれ1時間もロスしていたので
これ以上の問答は無理とあきらめ
鍵をうけとり
すごすごと駐車場へ向かいました
私の今後の目標:
海外の窓口で
”交渉ごとをスマートに行う”こと -
ちなみに私が予約した車はこれ
-
実際、配車されたのはこれ
(ゴルフ・ハッチバック)
予想よりひと回り大きいサイズです -
とりあえず乗り込んで
座席、ミラー、ウィンカー
ワイパー、シフトギア
の調整および操作方法を確認
しかし
いざスタートという段になって
肝心のエンジンがかかりません -
しばらくあれこれやってみてもダメで
併設されている小さな事務所を訪ねました
そこにいた男性が
親切にも操作方法をレクチャーしてくれて
やっと出発することができました
理由はもう覚えていないのですが
ギアの位置かキーの回し方が
違っていたような、、、 -
そこからはナビのおかげで
難なく市街を抜けることができました
GARMINやっと本領発揮です -
本日の目的地はサンテミリオン
ボルドー市街から約1時間ほどなので
腕慣らしに選んだ町です
写真はいきなり目的地に飛びます
(撮影する余裕がなかった) -
サンテミリオンは、、
雨でした -
しかし
そこは世界遺産の地
すでに町を取り巻く道路は
観光バスや自家用車で
大混雑していました -
GARMINが教えてくれた
一番近い駐車場は満杯
2番目もダメ -
やっと
ドミニコ会派教会跡の
裏手にある駐車場がヒット
ここは広くて
しかも無料でした -
駐車場のそばで見かけた
この樹の幹の色具合が
おフランス
と感じるのは私だけ? -
イチオシ
ちょうど今は
春と夏の境目の季節 -
雨が降って
季節が少し逆戻り
肌寒いです -
まず
ツーリストインフォメーションで
町の地図をもらいました
観光客が見てまわれるエリアは狭い
15分直進すれば横切れる感じです -
ちょうどお昼どき
ランチを画策するも
人気店は長蛇の列
ここはと思ったお店の
客のあしらいが
よくなかったこともあって
食事を後回しにしたら
結局、食べないまま終わってしまいました -
インフォメーションの近くにある
コレジアル教会
これといって
特色を感じられない教会でした -
中庭の回廊は
ヨーロッパによくある建築様式 -
特に興味を引かれることなく
教会を後にしました -
実はここに
もうひとつ
モノリス教会という
サンテミリオンの
マストアイテムがあります -
地下の石灰岩を
くりぬいて造ったモノリス教会
この建物内部は必見だったのに
見逃してしまいました -
雨のベールが
私のフットワークを
重くしたようです -
13世紀のロマネスク様式の塔
王の塔 (Tour du Roy)
ジロンド県で唯一、無傷で残っている城塞塔
今日のようなドヨンとした空に映えますね -
非常に美しい青年が
受付をしていましたが
「し 写真を ととと撮ってもいいですか」
と言えませんでした
今後、身につけたい旅のスキル:
撮りたい人を撮るための会話術と度胸 -
塔の展望台から
-
ああ、晴れてたら
もっと良かっただろうに、、、
とつい考えてしまいます -
ここはワイン博物館
-
博物館というより
-
販売に力を入れていました
-
このプチトラン
le Train des Grands Vignobles
村の周囲を一周するそうです -
折りよくもうすぐ出発なので
切符を買いました
6.5ユーロ -
前に座った女性の
後姿が美しい -
スピーカーから流れる
ガイドを聞きながら
いくつかのワイナリーを周ります -
フランス語に続いて
流れる英語のガイドは
実際見ているものより
少し遅れるので
何がなんだか状態 -
最後に
小さなワイナリーで下車して
30分ほど休憩して試飲、購買などし
次のトランに乗って帰る
というコースも選べるのですが -
その気になれずに
そのまま帰ってきました -
今度はお土産を探して
町を散策
たしかここは
テレビで紹介されていた
ワインショップ -
そことは別の
とあるショップをのぞいていると
マダム(オーナー)が
愛想良く迎えてくれました -
1軒のお店で
ティスティングは3杯まで
がデフォルトのようです
初めに予算と好みを聞いて
その周辺のものを出してくれます
ただし
ティスティングで好みに当たる確率は低い
もともとサンテミリオンの味は
私には強すぎるので、、、
とりあえず
オーナーのお勧めを1本購入 -
箱買いのお客様は
日本への発送も可
わずが3杯の試飲で
箱買いするほどの味に出会えるのは
ラッキーなのではないでしょうか -
中には
こんなに安いセットを
売っているショップも! -
ひょうきんなオーナー
-
せっかくだから
もう少し飲み、いえ、試飲したい
試飲でにぎわっていた
ショップに入りました -
ここで注意
サンテミリオンのショップは
フランスのお店にあるまじき
ものすごい親切な応対をしてくれます
試飲をして
買わずに店を出るのは
そうとうガッツがいります -
はい
私
ガッツだけはあります
写真:
買えばよかったと
後悔したもののひとつ
グリーンカーテンに
どうでしょ -
ここは
カラフルなマカロン全盛期のフランスにあって
素朴なマカロンを売っている
サンテミリオンでも唯一のお店
もともとはウルスラ会の修道女たちがつくったもの
昔ながらの秘伝のレシピで焼き上げられています -
お土産用に一箱
「いつまで食べられますか?」
je peux manger jusqu'à quand?
と訊ねると
感じのいい店員さんが
「冷蔵庫で1週間」
と答えてくれました -
自分用に
ばら売りをひとつ買いました
箱入りの2倍くらいの大きさで
ほぼクッキーです
いま流行のメレンゲ系より
私はこちらが好みです
帰りの車の中でかじりました -
ここでまた写真が飛んで
もうボルドーの交差点
信号待ちの車の中
やっと撮影する余裕ができました -
もう夕方ですが
すっかり雨の上がったボルドーです
ホテルに駐車場がないので
市営の駐車場に入れます
実は5年前も使ったことがある場所
その時は、一時駐車のために停めました
日本に比べると安かった記憶があります -
ここにきて気が緩んだのか
地下への狭い坂道を
カーブしながら降りているとき
カツンと音がして
右のミラーをぶつけてしまいました -
しかも
駐車したエリアが暗くて
損傷の状態を確かめられません
疲れていたので
ともかく明日
考えることにしました -
駐車場の入り口
紫色のボックスが
支払い用のマシンです
明日の朝
お世話になります -
帰る途中
なんだか
見覚えのある建物を見つけました -
たしか
ここは -
スーパーマーケットの入った
ショッピングセンターです -
よかった
いろいろ
買いたいものがあったんだ -
おおチーズが安い!
でも重い
いまは
お土産用はお預けです -
この箱かわいい!
前に日本で買った覚えがある
猫ウケはよくなかったけど、、 -
で、結局
本日の部屋ディナー
(このハムはひどかった)
いろいろ不安を残しながら
リベンジ南仏5に続く
http://4travel.jp/traveler/tripper/album/10698404
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