2011/09/15 - 2011/09/22
37位(同エリア73件中)
赤い彗星さん
カトリック教会が公認している聖母マリア出現の奇跡が、
起こったとされるファティマは、キリスト教の聖地と
なっています。
ポルトガル語で「戦い」を意味するバターリャは、
カスティーリャ王国との戦争の勝利を意味しています。
アルコバサは、アルコア川とバサ川が交わる場所で
あったことから名付けられたそうです。
大西洋に面する港町は、西ゴート王ロゴリゴと共に
シティオにやってきた僧侶ロマノの持参したマリア像が、
イスラエルのナザレのものであった事から、ナザレと
なりました。
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ファティマには、夕方到着しましたが、
キャンドルミサが行われると言う事で
夜バジリカ前の広場を訪れました。 -
聖母マリアの祀られている「出現の礼拝堂」で、
ミサが行われています。 -
マリア様への祈りや賛美歌が繰り返され、
その度に信者の方達が、キャンドルを掲げていました。 -
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バジリカの周りにもキャンドルを掲げている方たちが、
大勢座っています。 -
聖母マリアが、1917年に3人の子供たちに3つの予言を
与えた地として有名になりました。
他の聖地の伝説と違い、マリア出現や太陽が回転する
様子を何万もの群衆が目撃するなどの現象を
ローマ教皇庁が公式に奇跡と認定しています。 -
信者の方たちが、祈りを捧げながら膝をついて
進むための通路が、整備されています。 -
バジリカ横の回廊には、大きな宗教壁画が
飾られています。 -
30万人以上収容可能と言われる広場は、
かなり巨大なスペースでした。 -
「静かに!」
-
バジリカ内部です。
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マリアと遭遇した子供3人のうち、フランシスコと
ジャシンタは予言通りにまもなく病死しました。
現在は、教会内に安置されています。 -
バジリカ対面の巨大な教会でも、ミサが行われていました。
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広場には、豊かな行動力で世界平和に貢献し、
人気の高かったヨハネ・パウロ2世の銅像が
建てられていました。
法王の暗殺未遂が起こった日と、ファティマに聖母が
現れた日が同じであったという事で、翌年の同じ日に
聖母のご加護への御礼参りにファティマを訪れたそうです。 -
バターリャにある聖母マリア修道院です。
バターリャ近郊で行われたポルトガルと
カスティーリャ王国との戦いでの、
勝利への感謝を表すために建設されました。 -
広場に面した部分は教会の壁面となっており、
教会入口は、横に廻ったところにあります。 -
教会内部は派手な装飾はなく、シンプルな造りです。
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教会に入ってすぐの床に、教会の建築に携わった
マテウス・フェルナンデスの墓があります。
メキシコで見かけるようなドクロの装飾です。 -
教会の入り口を入ってすぐ右側に礼拝堂があります。
礼拝堂中央にはジョアン一世と王妃フィリパ・デ・
ランカスターの棺が置かれています。 -
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修道院の王の回廊の柱には、マヌエル様式の
装飾が施されています。
丸いレリーフは、豆がモチーフだそうです。 -
参事会室の無名戦士の墓は、衛兵が守っています。
この部屋は柱が一本もないため、建設当時天井が
落ちるのではないかと騒がれたそうです。 -
ちょうど衛兵の交代式が行われていました。
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参事会室のキリストの受難を表した美しい
ステンドグラスです。 -
かわいらしいマスコットキャラクターです。
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未完の礼拝堂です。
約100年掛けて壁面まで完成しましたが、
屋根は未完のままとなりました。 -
一見、門のようですが未完の礼拝堂内部です。
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ジョアン1世の息子ドゥアルテ1世により、
王族の霊廟として建設が始まりましたが、
結局ドゥアルテ1世と王妃レオノール・デ・レオンの
2人のみが埋葬されています。 -
柱には、マヌエル様式の彫刻が施されています。
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昼食は、ポルトガル名物のイワシの塩焼きでした。
日本のものと比べて、かなり大ぶりな気がします。 -
アルコバサの街です。
小さな街で到着した時は、人影もあまりみかけませんでした。 -
サンタ・マリア・デ・アルコバサ修道院です。
初代ポルトガル国王アフォンソ1世が、
イスラム軍との戦争の勝利を神に感謝するために、
1178年に建設しました。
イネスとペドロ王子の悲恋の物語でも有名な場所となります。 -
彫刻や美術による教示を禁止したシトー派の
修道院であるため、内装はいたってシンプルです。 -
ペドロ1世の棺です。
アフォンソ4世の息子ペドロ王子は、王妃の侍女であった
イネスと恋に落ちます。
王妃が亡くなった後、イネスとの間に3人の子供も
もうけますが、先の王妃の母国であるカスティーリャ国
との関係悪化を恐れた父王の刺客により、イネスは
暗殺されます。
父王の死後、王位についたペドロ1世は、イネスの遺骸と
共に戴冠式を行い、暗殺に加担した家臣を自ら残酷な
方法で殺害したそうです。 -
イネスの棺です。
ペドロ1世の遺言で二つの棺は、足を向け合うように
対面に安置されています。
最後の審判を経て復活した後、すぐにお互いの顔を
みられるようにとの配慮だそうです。 -
イネスの棺の足の部分です。
足になっているのは暗殺者たちで、頭は人、
体は獣にされています。
ペドロ1世の殺しても殺し足りないという
凄まじい怒りが表されています。 -
王の間です。
修道院の歴史を描いた美しいアズレージョで、
壁面が飾られています。 -
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最盛期には1000人もの修道士が生活をしていたと
いうことで、2Fの共同寝室も相当な広さです。 -
2Fの共同寝室の一番端から、向かい合っている
ペドロ1世とイネスの棺を見る事が出来ます。 -
厨房の巨大な煙突です。
煙突の下では、家畜1頭丸ごと焼く事が
出来たそうです。 -
食堂です。
側面には、説教台が設置されています。 -
修道院近くに個性的な植木鉢?のお店がありました。
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修道院の壁沿いに露店が、たくさん並んでいます。
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ナザレは、大西洋に面した風光明媚な港町です。
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プライア地区のレプブリカ通りです。
砂浜に面した通りには、土産物屋や飲食店が並び、
大勢の観光客でにぎわっていました。 -
高台にあるシティオ地区へは、ケーブルカーが
通っています。 -
市街地部分は、迷路のように細い路地が入り組んでいます。
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シティオ地区の教会前広場です。
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メモリアル礼拝堂です。
狩りをしていた城主が、鹿を追って崖から
落ちそうになった際に聖母マリアが現れ、
奇跡的に馬が後戻りし九死に一生を得たと言います。
神に感謝を表すために礼拝堂を立てたそうです。 -
ノッセ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会です。
街の名前の基になった僧が、イスラエルのナザレから
持ってきたマリア像を崖の洞窟に隠しました。
そのマリア像の発見やマリアの奇跡が起った事から、
巡礼者が訪れるようになったため、教会が建てられました。 -
展望台からの眺望です。
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