ポルトガル旅行④（オビドス・シントラ・ロカ岬）

2011/09/15 - 2011/09/22

城壁に囲まれた小さな美しい街オビドス。

リスボン近郊のシントラ王宮を経て、
ユーラシア大陸最西端のロカ岬を廻りました。

エリア シントラ(ポルトガル)

オビドスは、小高い丘の上に建っている
城壁に囲まれた小さな街です。

谷間の真珠と呼ばれており、ディニス王が
イザベル王妃に街を贈って以来、
代々の王妃直轄地として治められていました。

街の城門であるポルタ・ダ・ヴィラの内側は、
アズレージョで彩られていました。

城壁の中は、美しい白壁の家が立ち並んでいます。

城門を入って、すぐの城壁からの風景です。

街のメインストリートであるディレイタ通りは、
大勢の観光客でごった返していました。

ポルトガル名産のコルク土産物屋の看板です。

日本語を含む、色々な言語でコルクと
書かれています。
看板もコルク製ですね。

街の要塞部分です。

サンタ・マリア教会です。

10歳のアフォンソ5世と8歳のイザベラが、
結婚式を挙げた教会です。

シントラの王宮です。

ジョアン1世によって建築された夏の離宮です。
のちにマヌエル1世によって増築されています。

宮殿入り口からの街の風景です。

美しい街並みと山上のムーア人によって築かれた
城塞跡が見えます。

天上に27羽の白鳥が描かれている白鳥の間です。

天井は、このような感じになっています。

動物のお面なのか、置物なのかは判りませんが、
あまり見ない感じの装飾品です。

中庭は復古されたイスラム建築風の装飾が
されていて、ムデハル様式の歩廊と呼ばれています。
後ろに巨大な煙突が2基建っています。

天井一面にかささぎの絵が飾られている
かささぎの間です。

巨大なシーザーのタペストリーが飾られている
シーザーの間です。

こちらの天井画は、航海風景が描かれています。

紋章の間です。

壁面は、狩りの風景を描いたアズレージョで
囲まれています。

また壁面上部から、天上に掛けて王室の紋章と
ポルトガルの代表的な72の貴族の紋章が、
飾られています。

当時の貴族による狩猟の風景が、アズレージョに
なっています。

紋章の間の天井部分です。

貴族の紋章が並んで飾られています。

床のモザイクと壁面が美しい装飾で飾られている
礼拝堂です。

宮殿の台所です。かなり広々としていました。

宮殿広場前には、観光客用の機関車風バス？が
止まっていました。

土産物屋が並んでいる路地は、観光客でにぎわっていました。

レストランの個性的な看板です。

ユーラシア大陸最西端のロカ岬です。

岬は高台になっていて、時折思わずよろめくほどの
突風が吹きつけてきました。

石碑には、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイス
の叙事詩の「ここに地終わり海始まる」という一節が
刻まれています。

ロカ岬周辺は、海に面した部分はかなりの
絶壁になっています。

灯台は、下部は通常の建物になっていて、上部のみ
日本と同じような灯台部分になっていました。