2012/04/29 - 2012/05/06
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ジール250さん
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パリ市内でのランチとリドのストリップショーの様子です。
ストリップショーは演者が美人過ぎてエロくないという嬉しいんだか悲しいんだかな結果に。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて、今日も一日良く動きました。
オルセーも見ました。ノートルダムも見ました。
そしてオルセーとノートルの間に実はご飯を食べていました。
それがこちら、ル コントワール(Le Comptoir)です。
こちらも母が行きたがっていた店シリーズ。
なんでも有名星付きレストランで働いていたシェフが独立して始めたビストロなんですって。
どこの誰から独立したかは忘れちゃいましたけど。 -
でもガイドブックに乗っていただけあって、お昼のかなり遅い時間なのに大行列。
各国入り乱れた列の長さだったので、多分他の国の「るるぶ」的な物にも沢山掲載されていたようです。 -
30分近く待ってようやく着席。
元星付きシェフとはいえここはビストロなので、店もかなりフランクに入れるのが魅力な店。
とはいえ基本はホテル付のレストランなので宿泊客以外が食べられるのは予約を受け付けていないこのランチのみです。
だから混んでいるんですね。
そしてこの店で面白かったのは、担当してくれたウェイターさんが見事に粋な出で立ちの初老フランス紳士で、そして何より軽く絶滅危惧種なぐらいに英語嫌いな方だったこと。
こちらが拙いフランス語を頑張って
(´・ω・`)「アングレースのメヌーしるぶぷれ」
と言っても、流れるようなフレンチ語で
(゚Д゚)「ここに英語のメニューなんてあるわけないだろ。ここはフランスな上にフランス料理屋なんだぞ?」
と返してくる。
すごい、テンプレ通りの返答だ。面白い。 -
お国柄紹介の決まり文句で『フランス人はフランス語以外認めない(そして特に英語が大嫌い)』
とはよく言われていますが、とはいえ観光収入世界一のフランス、そしてここ大都市パリではかなりの確立で英語が通じ、また喋ってくれます。
なのでこうもあからさまに「ミーはおフランスざますので英語のメヌーはございませんザマス」
と突っぱねる店には入ったことが無かったんですが、フランス5日目、ようやくココで入れた。
そして出会えた。
なんだろう、結構うれしい。
まるでスペインで闘牛士に、アラブで石油王に会えた気分だ。
ま、でも結局この紳士もメニューの代わりにワザワザ英語の出来る(話してくれる)若い店員さんを我々の席につけてくれ、その後も色々と世話を焼いてくれたツンデレさんだったわけなんですが。
そんなわけで頼んだ私の料理はこちらのタルタルステーキ。
肉も魚も生が一番と思っている私にとってこれは大成功の味です。 -
その国の言葉が読めなくても、食べたい料理の検討さえついていれば、その料理っぽく読める文字を見つけて頼む(もしくはメニューも見ずにその名前を色んなイントネーションで連呼)すれば、大体どうにかなります。
現に母は「カナール(鴨)の何かしるぶぷれ」でこの料理をゲット。これもすごい美味しかった。 -
こちらは母のババ(baba)。悪口ではない。やたら硬いプレーンマフィンみたいなのに食後酒を浸して食べるモノ。イタリアのデザートかと思いきやフランス、どころか紀元は東欧らしい。
私は苦手なやつ。
うーむ流石は混んでる大人気店なだけはある。非常に美味しかったです。 -
そしてその後はフラフラ散歩がてら近所の総菜屋さんに行きました。
その訳は、今日のお夕飯をここで買っちゃおうとしているからです。
何故ならこういう惣菜物とか買って食べてみたかったから。
あとお夕飯の時間辺りにちょっと他のイベントも入っていたのでゆっくり食事をするタイミングはなさそうだったからです。 -
フランスはお惣菜屋さんとケーキ屋さんを掛け持ちしている店が結構多く、ここもそんな感じでテリーヌの横にクッキーとか普通に並んでいた。
-
良い匂いの誘惑に負けずにずっと店の入口でご主人を待っていた名犬。
フランスではこのタイプのボサボサのテリアを凄い良く見かけた。人気なのかしら。
そしてだれも犬に櫛を通さないのかしら。
そしてその後に前回の日記で書いたノートルダム大聖堂を見学し、一度帰宅。
ホテルの中でそろそろ膨れ上がってえらい事になってきた荷物の詰め込みを始めながら先ほど買ったお惣菜をひょいひょい摘んでいるうちに、 -
夜です。
じゃあちょっと、おめかしをしばしまして、夜のお出かけをしましょう。
目指す場所はこちら。 -
LIDO(リド)です。
モンマルトルにあるムーランルージュと双璧をなすシャンゼリゼ通りのキャバレーです。
現在の地に移ったのは1977年、リドとしてオープンしたのは1946、大衆社交場の歴史としては1928年からあるというとんでもない風格漂う老舗です。
老舗ですが、キャバレーです。
格式ありますが、ナイトクラブです。
ということはつまり、今から両親同伴でマッパを見に行くというわけなんです。
……いいのかしら?
気まずくならないかしら。
咳払いと共にチャンネルかえられないかしら? -
「ムーランルージュに本当は行きたかったんだけど場所が悪かったのよね〜。」
と母の言う通り、確かに名前だけならムーランルージュの方が有名です。
ただしあちらはパリの中でもかなり治安がよろしくないとされるモンマルトル地域に建っているため、行きも帰りもタクシーが推奨されるような少し面倒な場所にあります。
対してこちらリドがあるのはシャンゼリゼ通りのど真ん中。 -
ディズニーストアとかのすぐ近くです。
我々の泊まったホテルからも歩いて5分程度です。
そんなわけで交通の便は抜群にこちらの方が上。
そしてこちらの方が装飾が現代的でポップなため、それこそ家族連れで入場してもまるで違和感がありませんでした。 -
我々のお席は2階。
少し遠いですが全体が見渡せます。
前の方のお客さんはどうやらディナーコースの方々の様子(我々はシャンパンのみのコース)。
ディナーコースの方々は先に入場し、メインが出揃った頃に我々ドリンクのみの客も着席。そして一緒に観賞という流れのようです。 -
上演中はノーフォトプリーズなので、こちらのLIDOラベルのオリジナルシャンパンをご覧下さい。
ステージの時間は2時間程度。
スタイル抜群の美男美女が踊る姿は非常に豪華で、かつスタイリッシュで厳かでさえあります。
ただし上半身裸だけど。
また、
裸の男女以外にも合間にジャグリングパフォーマーのお時間があったりボイスパーカッションを使った擬音で客をいじりまくるピエロがいたりと、意外にちゃんと場末感を出してくれたりしてちょっと嬉しい。
舞台が一瞬でプールになってしまう最新鋭の舞台装置等をふんだんに使っていながらも、ちゃんとレトロなサーカス衣装に着飾られた馬と人との曲乗りショーなんかもはずさずに入れてくる辺りに、
自らが『パリの歴史の伝道者である』という確固たる意思を表しているようで大変伝統の重さを感じました(ただし上半身裸だけど)。 -
感想としては、おっぱいは出ているが、家族で見に行っても全く問題ないレベル。
『パリコレのモデルがまっぱでもエロくない』というあの法則が発動しているため、普通に考えれば見ごたえはあるのですが、エロい意味では残念な程に見ごたえが無い。
舞台装置や演出もかなり力が入っていますが、シルクドソレイユには及ばないながらもそれ並みの値段というのがちょっとお財布に厳しいかも。
『フランスのキャバレーに行った』というある種の達成感を味わいたい方でしたらオススメしますが、エロ目的だったら大変いまいちかもしれません。
でもまあそんな人は後日上野のオークラ劇場とか久喜の栗橋シアターとかでも行けば良いじゃないですか。
※明日はいよいよ最終日、ベルサイユとか行きます。
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