2012秋 ２年ぶりの阪神甲子園球場　甲子園歴史館と金本選手引退試合参戦

2012/10/05 - 2012/10/09

2012年10月、２年ぶりに関西遠征しました。
主目的は、タイガース金本選手の引退試合参戦です。タイガース生え抜きの選手ではありませんが、2003年から１０年間のチームへの貢献は計り知れないものがあります。テレビでも引退セレモニーを観ることはできたのですが、やはり感謝の意味も含め球場で直接、最後の雄姿を目に焼きつけ、お礼を言いたかったのです。
９月１２日に金本選手の引退会見が行われた直後に、９月２９日の広島戦と１０月５日のヤクルト戦のチケットを購入しました。甲子園の最終戦であるヤクルト戦、もしくは阪神移籍前に所属した広島との試合が引退試合になるであろう　との読みからです。
ところが、９月１８日のDeNA戦が雨天中止になったことにより、事情は複雑に展開。この振り替えの試合が何日に割り当てられるのか？既にCS進出の望みの無い両チームなので、リーグの優先順位は低いはず。となると、このDeNA戦が甲子園の最終戦になるのでは？
案の定、このDeNA戦が１０月９日と決まり、チケット確保にハイテンションとなる私の嫁はん、、、、。
その結果、DeNA戦が引退試合となりました。２９日の広島戦のチケットは関西在住の友人に譲り、５日のヤクルト戦と９日のDeNA戦に参戦。あれ？でもこの対戦って関東でも普通に観られるよね？わざわざ甲子園まで行かなくても、、、、などということはさておき、久しぶりの甲子園を楽しんできました。

エリア 西宮・芦屋(兵庫)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

２年ぶりの関西です。
大阪駅がめっちゃリニューアルされていてビックリしました。

阪神甲子園球場

この日(10/5)は、ヤクルト戦。

タイガース選手の写真が並びます

やはり、最も人気なのは、引退まであと２試合となった金本選手。
入れ替わり立ち替わり写真を撮るファンで混雑していました。

タイガースショップ。
嫁はんが球団旗を購入「ずっと旗で応援したかってん」と。
最近は応援バットでの応援が主流ですが、我々が子供の頃は旗を振っての応援が結構、多かったよなぁ　などと思い出します。
因みに、この日と９日の２試合で(応援団の大きな旗を除き)旗を振って応援していたのは、(見える範囲では)私の嫁はんだけでした。

栄光の数字「永久欠番」のコーナー
タイガースでは、「１０番　藤村富実男」「１１番　村山実」「２３番　吉田義男」の３人の背番号が永久欠番となっています。
初代ミスタータイガースの藤村富実男は、球団草創期のメンバーなので、タイガースで10番を背負ったのは、彼だけです。

東日本大震災義援基金
(右から)川藤さん、岡さん、上田さんの(おそらく)ボランティアです。

野球塔

３塁アルプス席から

ジェット風船

タイガースは、全く良いところなく０ー２の完封負け。
金本選手はヒット１本でした。

１０月９日。最終戦、そして金本選手の現役最後の試合。

弁当の種類も増えましたねぇ

金本選手のグッズ売り場には長蛇の列

試合開始の２時間前に到着したのは、甲子園歴史館に行きたかったから。
甲子園リニューアル前にあった資料館は入場無料だったけど、この「歴史館」は￥500です。有料なので、質の向上にも期待大。

まずは高校野球のコーナ。
全甲子園出場校の名前が入ったボール。

数々の名勝負

初代　深紅の優勝旗。ボロボロですね。

次は、アメフト「甲子園ボウル」のコーナ

甲子園メモリアルコーナ。
これはラッキーゾーンの説明です。

リニューアル前のダッグアウトが再現されています

そしてタイガースのコーナへ

セリーグ優勝ペナント

懐かしいユニフォーム

イエローシートに座って、懐かしい映像を大画面で鑑賞できます。数あるアーカイブから、まず選んだのは「バックスクリーン３連発」

名選手のコーナ

歴代背番号の変遷

懐かしい手書きスコアボード時代の選手名の入ったボードです。
上が８５年の開幕オーダ、下は６２年の開幕オーダ。ともに優勝した年です。

甲子園に関連するマンガのコーナ
などなど、ファン垂涎のコーナの数々。

そして極めつけは「バックスクリーンビュー」

試合開始３０分前までですが、バックスクリーンに入ることができます。

おぉ、壮観！

ちょうど、先発投手が発表されました。
DeNAは、番長 三浦投手。金本選手との最後の対決が楽しみ。
タイガースは能見投手。奪三振のタイトルがかかります。

昔の来賓席に飾られていたシャンデリア。
甲子園歴史館、堪能しました。

さて、スタンドへ。この日も３塁アルプス席です。
現役最後の試合となる金本選手は、「４番レフト」で先発出場。

金本選手

イニングの合間には、ファンから金本選手へのメッセージが表示されます

第二打席は、センター前ヒット。その直後に２塁盗塁。
その後の打席でもヒット/走塁を期待したのですが、結果としてこれが、現役最後のヒット、盗塁となりました。

７回攻撃前のジェット風船

７回ウラ得点機で金本選手(結局これが)最後の打席。
打点を挙げて、長嶋茂雄さんの記録に並ぶ、もしくは超えて欲しかったが、キャッチャーフライに倒れました。

９回最後の守備につく金本選手。キャッチボールで使っていたボールをスタンドへ投げ入れました。

二死からの打球は何とレフトフライ。
ウィニングボールをキャッチする金本選手　のはずが、ダメダメな写真となってしまいました。

最終戦なので、選手・スタッフが一列に並びファンへ挨拶

そしていよいよ金本選手の引退セレモニー
まずは、映像で金本選手の活躍を振り返ります。

私も幾つかの節目に立ち会うことができました。
これは、２００３年日本シリーズ第四戦、金本選手のサヨナラホームランで勝った試合です。

2006年４月、903試合連続フルイニング出場の世界タイ記録

その翌日の904試合世界新記録

2008年４月　2000本安打

さて、セレモニーに戻ります。
１０分以上にわたる感動的なスピーチ

花束贈呈。
サプライズで愛娘からの花束贈呈もありました。普段、家族のプライバシーを大切にしている金本選手は後の記者会見で「叱っておきます(苦笑)」と言っていたようです。そのシーン、テレビの映像は引いた映像となっていたり、翌日の新聞などでも娘さんの顔が写っていない写真を使うなど、マスコミも彼の意思を尊重した扱いをしていて安心しました。

胴上げ。背番号と同じ６回、宙に舞いました。

場内一周

最後は、花束を左バッターボックスに置いてグラウンドを去りました。
ありがとう金本選手、お疲れ様でした。

今回の「戦利品」
５日と９日の試合は、入場時に金本選手のポスターが配布されました。

絵柄は、異なっています。が、どっちが５日でどっちが９日のかは、忘れました。