2012/10/06 - 2012/10/16
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ペコリーノさん
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今年の旅行はベルリン1か所滞在。航空券とホテルを決めたらあとは行ってから決めよう。という感じのざっくりな感じの「旅行」というよりは「休暇」という感じの滞在にしました。
とはいえ、ベルリンに10日間も滞在するわけなので、ここだけは。という「ベルリン・フィルハーモニー」のコンサートチケットは予約しておくことにしました。
それも2回!いや~、贅沢。
中学生時代に吹奏楽部だったぐらいで、そんなに音楽には詳しく無いのですが、あまりに感動してしまって、上から目線でいろいろ感想を言わせていただきました。旅の興奮がさせたことということで赦してやってください。すいません。
さて、10月6日の演目は
指揮: ベルナルド・ハイティング
ソロ: 藤村実穂子(メゾソプラノ)
1. リヒャルト・ワーグナー
<ジークフリート牧歌> 13楽器による
2. リハルト・ワーグナー
<ヴェーゼンドンク歌曲集>フェリックス・モットルとリヒャルト・ワーグナーのオーケストレーションによる
3. ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーベン
<交響曲第3番変ホ長調>「英雄」
http://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/3391/ベルナルド・ハイティンク-藤村実穂子-リヒャルト・ワーグナー-ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
2回目、10月11日は
指揮: アンドレア・マルコン
アントニオ・ヴィヴァルディ
の作品を5曲で、いずれも小人数での編成での演奏の様です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
上が10月7日のチケット、下が11日のチケットです。
ほとんど席のグレードは同じだと思いますが、料金が違うのはオーケストラの編成等が違うからでしょうか。 -
10月6日、本日の演目は
指揮: ベルナルド・ハイティング
ソロ: 藤村実穂子(メゾソプラノ)
1. リヒャルト・ワーグナー
<ジークフリート牧歌> 13楽器による
2. リハルト・ワーグナー
<ヴェーゼンドンク歌曲集>フェリックス・モットルとリヒャルト・ワーグナーのオーケストレーションによる
3. ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーベン
<交響曲第3番変ホ長調>「英雄」
http://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/3391/ベルナルド・ハイティンク-藤村実穂子-リヒャルト・ワーグナー-ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン -
メゾソプラノの藤村さんはこれがベルリンフィルでは初共演だそうです。
こちらのチケットは1枚90ユーロ。3番のフルオーケストラがあるからでしょうね。
日本人がソロを歌うせいなのか、時期が合ったからなのか分かりませんが、観客席に日本人の多いこと!私は2階席の右側の一番前の席だったのですが、左隣や後の何列かは日本人ですし、1階席にも日本人がたくさんいます。 -
演奏内容はどれも素晴らしかったですし、藤村さんも説得力のある歌声で、堂々たるものでした。しかし、かなり静かな演奏なので、会場内に咳をする人が多くて、ちょっとうるさいぐらいでした。そのうち、私の後ろの日本人のグループでも咳の止まらなくなってしまった人がいて、その人はさらに、バッグから飴を取りだして、音をカサカサさせながら飴の袋をやぶっていました。仕方のないことではあるのですが、そちらの方が気になってしまった事も確かです。
私も喉が渇いたので、途中の20分休みの時に、下のロビーに降りて行って、「ゼクト(ドイツのスパークリングワイン)」を注文し、一気に飲み干したのでした。 -
最後のベートーベンの「英雄」は、本当に感動しました。
私が初めて「ベルリンフィル」というものが他のオーケストラと違うのを感じたのは、NHKホールで場内ガイドのアルバイトをしていた時で、ベルリンフィルをロビーに流れるスピーカーから聞いたときです。いつもNHK交響楽団の定期演奏会を聞いていたので、クラシックの音には慣れていたつもりだったのですが、その低音部の音の深さ、豊かさに、スピーカーを通しているのに、こんなにも違うものなのか!と驚いたのです。
今回のベートーベンはその驚きを生で実感することになりました。このとき、オーケストラでは金管の低温を担う、チューバなどの楽器はありませんでした。金管楽器はホルン3個、トランペット2本ぐらいです。その代り、コントラバスは7台ありました。最初のワーグナーの演奏の時には5台で、それから2台追加されたのです。その響きこそが、ベルリンフィルの低音部を支えているのでした。あまり他のオーケストラを聞いたことは無いので、こんなことを上から目線で言える立場ではないのですが、コントラバスを7台使えるオーケストラってなかなか他に無いのではないでしょうか。
時差ぼけや昼間の運動、先ほどのワインの酔いなんて、どこかに吹きとんでしまいました。
今回、コンサートマスターをやっている日本人の「樫本大進」さんはお休みのようでしたが、ビオラ主席演奏者の「清水直子」さんはテレビでも良く拝見しましたし、このコンサートでも演奏されていて、堂々とされていてとても頼もしく感じました。(すいません、上から目線で) -
なんだか本当に幸せな気分になって、「こんな音楽を世界中のみんなが聞いたら、もめごとなんか忘れて、戦争が無くなるのに。」と本気で思いました。
帰りも200番のバスに乗って帰ってきました。いや〜、幸せな夜になりました。 -
今度は2回目のコンサート。10月11日です。
本日の演目は、ヴィヴァルディの曲です。
指揮: アンドレア・マルコン
アントニオ・ヴィヴァルディ
の作品を5曲で、いずれも小人数での編成での演奏の様です。
その中には2本のリコーダーの演奏やら、フルートのエマニュエル・パユのソロなどもあります。
最初はオーボエとホルンがソロをします。少人数でシタールの様なちょっと変わった弦楽器を演奏する人が二人、指揮者がチェンバロを演奏し、その中でオーボエとホルンが演奏するのですが、今日は初日の為か、出だしがちょっと合わなかったりと、かみ合わないところもありました。全部合わせても7-8人での演奏です。 -
次の曲は二人のリコーダー奏者が前に立ち、オーボエと演奏します。このような演奏会でリコーダーのソロというものを聞いたのは初めての体験でした。学校で私たちが吹いていたリコーダーよりももっと大きい物でしたが、音質等は同じ様な感じでした。室内楽のバロックという雰囲気があります。
次がフルートのエマヌエル・パユのソロです。やはり、彼はここでも人気の様です。この演奏を楽しみにしてきている人が多いと思います。演奏の後の拍手が違います。(笑)実際のところ、素晴らしい演奏でしたが、私自身、プロのフルートの他の人がどのような物なのかというのがあまり分からないので、比べることが出来ないのですが、オーケストラの添え物という感じではない、堂々とした音が美しかったです。
さて、ここで休憩に入ります。 -
休憩のときに、右側に座ったお爺さんが話しかけてきました。
「楽しんでいますか(最初はドイツ語で)」で、私が「Sorry?」と英語で聞き返すと、英語で話かけてきました。「どちらから来ましたか?」「日本からです。」「旅行?ビジネス?」「旅行です。」「ドイツは他のところを周ってきたのですか?」「いいえ、ベルリンだけです。」
という感じ。そのお爺さんが話したことで、興味深かったのが、
「私の曾お爺さんが日本にいたことがあります。旅行ではなくて、仕事で2年ぐらい住んでいました。」
「その頃は飛行機なんてないから、大変だったでしょうね。」
みたいな話をしたのですが、後になって考えると、彼の曾お爺さんの時代って、江戸末期か明治初期ぐらいですよね。で、その頃日本にいたドイツ人て、私はシーボルト、もしくは陸軍大学校にやってきたメッケル少佐とか?しか知らないんですが。私の明治維新のころの知識は司馬遼太郎の小説の中のものだけです。きっとそうでなくてもかなり特殊な人だったような気がするのですが。
もっと深く話を聞いておけばよかったな〜と思いました。 -
さて、休憩後は今度はヴァイオリンソロです。先週の日曜日にコンサートマスターをしていた彼(樫本大進さんではありませんでした)がソロを弾きます。かなり難しそうでした。そのテクニックはかなりな物です。
最後は合唱で、ソプラノとメゾソプラノのソロとリアス室内合唱団が入ります。ヴィヴァルディの曲にもこのような物があったのですね。素晴らしかったです。
1回目はフルオーケストラで、2回目はバロックを、まったく違った趣向でベルリンフィルハーモニーを聴かせていただき、大満足。
これだけで、今回の旅行は大満足です。
心が軽くなる、というか、豊かになった心地がして、本当に贅沢な夜でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ハンクさん 2013/01/19 18:13:50
- ベルリンの旅行記拝見しました
- ペコリーノさん、ご無沙汰しております。
ただいまサンクトペテルブルクに出張滞在中です。外の気温は−15〜20℃とのこと、マリインスキーとフィルハーモニーに出かける以外は室内にこもっています。極寒と非常に乾燥した室内のため喉カゼ気味で、少々行動力が鈍っています。
出張中の方が時間が取れるので、やっと10月のポツダム旅行記を書き終えてペコリーノさんの旅行記のことを思い出しいくつかを読ませていただきました。10日間もベルリンに滞在されたとのこと、私は大体1泊2日が限界であり、羨ましく思います。
オーケストラ演奏は奥が深いですね。今年はザルツブルク音楽祭、ウィーン、ドレスデン、ミュンヘンで巨匠の演奏会に出かけたいと思います。今後のペコリーノさんの旅行記や音楽評を楽しみにしております。ハンク
- ペコリーノさん からの返信 2013/01/19 19:54:06
- RE: ベルリンの旅行記拝見しました
- ハンクさん、こんばんは
コメントと投票ありがとうございました。
出張中とのこと、この寒い季節にお仕事大変ですね。
私の事を思い出してくださり、ありがとうございます。
やっと、私もベルリンフィルハーモニーの旅行記までたどり着きました。
音楽の感想を文章にするのは、本当に恥ずかしいのですが、でも、やっぱりこの感動は伝えたく思い、いろいろ書いてしまいました。
> 出張中の方が時間が取れるので、やっと10月のポツダム旅行記を書き終えてペコリーノさんの旅行記のことを思い出しいくつかを読ませていただきました。10日間もベルリンに滞在されたとのこと、私は大体1泊2日が限界であり、羨ましく思います。
海外出張はちょっと憧れますが、やはり旅行はプライベートが一番ですね!
> オーケストラ演奏は奥が深いですね。今年はザルツブルク音楽祭、ウィーン、ドレスデン、ミュンヘンで巨匠の演奏会に出かけたいと思います。今後のペコリーノさんの旅行記や音楽評を楽しみにしております。ハンク
いろいろな音楽会にたくさんいらしていらっしゃるのですね。すごいです。
私は全く足元にも及びません。
お正月にTVでウィーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートを聴いた(見た?)ぐらいです。
ハンクさんの旅行記も楽しみに見させていただきます。
ペコリーノ
-
- frau.himmelさん 2013/01/11 22:54:16
- 興奮のあまりゼクトの一気飲み…!
- ペコリーノさん こんばんは。
ベルリンフィルのコンサート、素晴らしかったようですね。
ペコリーノさんの興奮振りが私にもヒシヒシと伝わってまいりました。
興奮のあまりゼクトの一気飲み、さぞかし美味しかったでしょうね。
お喋りをなさった老齢の男性、ご先祖が日本にいらっしゃったことがある?
やっぱりその昔、来日するってことははそうそうたる方だったんでしょうね。
もう少し、お話をされたらよかったのに。
ペコリーノさんの旅行記を見ていたら、絶対にベルリンフィルのコンサートに行きたいと思いました。
それからドレスコードのことなど、いろいろありがとうございました。
himmel
- ペコリーノさん からの返信 2013/01/13 17:46:40
- RE: 興奮のあまりゼクトの一気飲み…!
- frau.himmelさん、こんにちは
ベルリンフィルハーモニーは本当にすばらしかったです。日本ではチケットは何万円もしますし、なかなかチケット自体がとれない場合がありますので、ベルリンへ行かれる場合は是非行ってみて下さい。
あ、でも、フィルハーモニーで行われるコンサートは他のオーケストラの場合もありますので、そこはしっかり確認して下さいね。
> お喋りをなさった老齢の男性、ご先祖が日本にいらっしゃったことがある?
> やっぱりその昔、来日するってことははそうそうたる方だったんでしょうね。
> もう少し、お話をされたらよかったのに。
そうなんです、語学力って大事ですよね。
お話をしたご本人も昔、技術者として名古屋にいらしたことがあるそうです。
私は名古屋については全く行ったことも無かったので、そこからも話題が繋がらず、ちょっと残念でした。
大好きなベルリンについて、いろいろhimmelさんのような方とネットでお話しできるのも不思議な縁ですし、それが4トラの良いところだなあ、と、感謝しています。
ペコリーノ
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