ベルリンの休暇～絵画館へ～

2012/10/06 - 2012/10/16

今年の旅行はベルリン１か所滞在。航空券とホテルを決めたらあとは行ってから決めよう。という感じのざっくりな感じの「旅行」というよりは「休暇」という感じの滞在にしました。

10月9日　
今日は絵画館へ行きます。2年前に行った時には新・絵画館へ行って、「あれ？フェルメールは？レンブラントは？」となってしまった間抜けな私。今回はしっかり見てきました。と言ってもフェルメールは1点、日本で展覧会中です。
そしてそのあとは、バウハウスミュージアムに向かいます。独特の形をした建物は先ほどの絵画館同様、あまり人影はありませんでした。まあ、そんなもんさ、と気にせず入り口の方へ歩いて行くと。「火曜日休館日」の文字が。が・が～ん。やってしまった。今日は火曜日。なぜ？火曜日？っていうか、調べようよ、自分。と自分を責めるが、しょうがない。あきらめて帰ることにしました。周りに何があるでもないだだっ広い場所なので、さらにショックは大きく。う～ん、次、何しよう。とりあえず、ポツダマープラッツに戻ることにします。先ほどバスでやってきた道をとぼとぼ歩いて戻る私。
ま、そうやって休館日にあたってしまう自分らしさにちょっとホッとするというか、笑っちゃうというか。仕方ないさ、という気分もありました。

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0

今日もお天気最高！
寒いですけど。

200番のバスに乗って、フィルハーモニーまで行きます。
空気は冷たいんですが、バスの窓からの日差しは暑いです。前の女の子みたいに上着で日よけをしたいです。

そこからすぐ、絵画館・・・のはずが、なんだか遠回りしてしまいました。どういうわけか、入り口を間違えるんですよ。建物の周りをぐるっと4分の3周ぐらいしてしまいました。
まぁ、それでも無事着きました。

でも、これも正面入り口というわけではなく、横からの入り口ですよね。

本当の正面はこっちから。広すぎて、私気付かなかったんですね。

フェルメールです。もうひとつのフェルメールは日本に滞在中。

ボッチチェッリ、美しい〜！

女性の髪型、目鼻立ち、いつまでも眺めていたい美しさです。

絵画館の中のカフェでケーキとお茶で一息入れて、次はどこへ行こう？
じゃぁ、次は？ということで探してみると、近くに「バウハウス博物館」があります。じゃあ、行ってみよう。ということでバス停を探して、そこに行くことにしました。そこは旧西ベルリンの地区なのですが、よく見ると「Hiroshima　Strasse」ヒロシマ通りという名前のついた道があります。いったいどんな所なんだろう、と思ってひとつ手前の停留所で降りてみることにしました。まあなんてことない、普通の通りです。
調べてみたら、いろいろな意味があるようで、軍人の名前がついていたのを、近くに日本大使館があったことから「ヒロシマ」という名前がつけられ、2001年には実際にここに日本大使館が移って来たようです。あ、そういえば、日本大使館があった気がする。ちゃんとその意味も書いてあって、「世界で初めて原爆が落とされた都市の名前。」と記載があるそうです。私は気付かなかったですけれど。写真も撮りませんでした。
8月6日、9日、15日の意味を知らない日本人が増えているそうです。やはりしっかりと若い人たちに伝えなくてはいけないと、私はここ、ベルリンの地で思うのでした。

どうせなら、写真に撮っておけばよかった。この後の私の失敗の事を考えたら。

さて、バウハウスミュージアムに向かいます。独特の形をした建物は先ほどの絵画館同様、あまり人影はありませんでした。まあ、そんなもんさ、と気にせず入り口の方へ歩いて行くと。「火曜日休館日」の文字が。が・が〜ん。やってしまった。今日は火曜日。なぜ？火曜日？っていうか、調べようよ、自分。と自分を責めるが、しょうがない。あきらめて帰ることにしました。周りに何があるでもないだだっ広い場所なので、さらにショックは大きく。う〜ん、次、何しよう。

とりあえず、ポツダマープラッツに戻ることにします。先ほどバスでやってきた道をとぼとぼ歩いて戻る私。ということであまりにショックが大きかったので、ヒロシマ通りの近くになって、日本大使館、日本大使公邸の看板を見ても、「あぁ、そう。」としか思わず、写真さえ撮っていない気がします。
ま、そうやって休館日にあたってしまう自分らしさにちょっとホッとするというか、笑っちゃうというか。仕方ないさ、という気分もありました。

ポツダマープラッツにある、ソニーセンターに向かいます。なんか、元気をつけたいですよね。まだまだ時間は早いですが、ええい！ビール飲んじゃいますか。という気持ちで。で、ソニーセンターのビルの広場に行くと何やらレッドカーペットが出来ているのです。

どうやら映画のプレミアの様で、ワーナーブラザーズの「Mann tut was Mann kann」という映画。？？？わからん。出ている俳優も、まったく分からん。でもまだまだ開始までには時間があるようで、レッドカーペットを一生懸命掃除機をかけているところ。

ま、ビールビール、ということでガイドブックにも載っている、「リンデンブロイ」というお店に行きます。２階に行くと、そのレッドカーペットがよく見える窓際の席が一つ空いているので、そこに座りました。全然興味無いけど、一応座っておきますか。

この席からはレッドカーペットがよく見えます。
でも、まったく始まる気配もなく。まあまだ5時過ぎですから。

ここでもミュンヘンのオクトーバーフェスト、フェアみたいなものをやっていました。そこで私もヴァイスビア（白ビール）を注文。
そして、もう一つはアイスヴァインを注文しました。すると、マスタードやら、スパイスやら、いろいろ運ばれてきました。
くるぞ、くるぞ・・・という感じです。

そして、ついに、アイスヴァイン登場！でか！肉の塊はソフトボールぐらいあります。でもナイフを突き刺すと肉は簡単にほぐれていきます。これにザワークラウト、キャベツの酢漬けがついています。なかなかおいしいです。
隣の家族連れがこれをみて、びっくり！そこのお父さんが「あれは、アイスヴァインだよ。」と説明していました。き・聞こえてますから〜。で、隣の家族は十分食べた後なのですが、そんなに興味を持ったアイスヴァイン、メニューを取りだしてこれから頼むのか？と思ったのですが、結局は注文しなかったみたいです。

ここの店にいて、映画の出演者がやって来ても、あの写真に乗っているおじさんたちでしょ。で、日本に帰って説明しても、誰もわかんないでしょ。つまんな〜い。ということで帰ることにしました。私が会計を済ませて、トイレに立ったら、すぐにこの席はカメラを持った人たちに占領されていました。ずっと私が立つのを待っていたのかも知れません。すいません、ちょっと意地悪してたかも。

バスに乗って帰ります。