2012/07/31 - 2012/08/01
93位(同エリア162件中)
たるとさん
シャモニーを離れ、モンブラントンネルを抜けてイタリアのクールマイヨールにやってきました。ここでももちろんお目当てはハイキング。でもあまりクールマイヨールは事前に情報が集められず、英語のハイキングガイド頼りの若干心もとない状況。でも、晴天は続き、楽しい山歩きになりました!
7/28(土) 羽田→フランクフルト乗継→ジュネーブ→シャモニー
7/29(日) シャモニー→アヌシー→シャモニー
7/30(月) エギーユ・ドゥ・ミディ展望台→ハイキング
7/31(火) ラックブランハイキング→クールマイヨール移動
8/1(水) Mont Chetif(モン・チェティフ)ハイキング★
8/2(木) ベルトーネ小屋ハイキング
8/3(金) クールマイヨール→トリノ観光
8/4(土) トリノ観光→フランクフルト
8/5(日) フランクフルト→羽田(翌日着)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シャモニーの駅前に戻ってすぐ、バスの案内所で17時のクールマイヨール行きにバスを予約。もしも満杯だったらと心配していましたが、無事にチケットを入手!
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出発までの時間を使ってあれこれとシャモニー土産を買い込み、いよいよバスに乗車。クッキー、ジャム、前述のビール6本・・・大量に買い込んだお土産をキチンとスーツケースに積み込むヒマなどなく、バックパックにぎゅうぎゅうに詰め込んで無理矢理持ち歩きました。。
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バスはシャモニーを離れ、モンブラントンネルに向かいます。
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おお、これがモンブラントンネル!
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暗いトンネルを走ることしばし、イタリア側に出ました。アルプスの山をくりぬいてトンネルを作るっていうんだから、本当にすごいなぁと思います。。
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いくつかの停留所に寄り、終点がバスターミナル。無事に到着!
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なにぶん情報があまりない場所なので、ホテルはとにかくバスターミナルに近いところを選びました。Hotel Crouxは、バス停の真裏。スーツケースを持って登ることにはなりましたが、3分もかからないような場所は本当にありがたい。山の中のリゾートだと、近いようでもものすごくアップダウンがあることがありますからね。
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チェックインを終えて、部屋に入りました。まぁまぁいい感じの部屋なのですが、残念ながらバルコニーは無し。「あれ?バルコニーがあるって書いてあったような・・・」とよくよく条件を見てみると、どうやら山側にはバルコニーがなく、街側にはバルコニーが付いているらしい。普通は山側にバルコニーをつけて高めの料金を取ると思うんだけど、そこは公平に出来てるのね(笑)
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とりあえず、まだ日も高いので散策をしてみることにしました。
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まずはバスターミナルに戻って、バスの間隔をチェック。
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向かって一番左側がバス案内所。ありがたいことに、全ての便のバス停と、発車時刻が張り出されていました。全ての時刻表を写真でパチリ。これであとでゆっくり時間チェックができます。
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とりあえずバスターミナルの観光案内所で地図をもらい、街の中心と教えてもらった方向に歩き出します。
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それにしても、シャモニーと比べると全然人がいない・・・静かなリゾートだなぁと思ってたら・・・
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メインストリートの一本裏を歩いていたことに、街外れまで来てから気がつきました(恥)
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メインストリートはこんな感じ。雰囲気のよいリゾートですね。
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オープンカフェのまわりには、高級ブランド品の路面店が並んでました。さすがリゾート!
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こんな広場もあり・・
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その前には、教会。
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街歩きの一番の目的は、ハイキング地図の入手。もちろん日本でも手に入れることは可能ではあるのですが、あまりにも高いので現地で探したかったんです。
意外と本屋はなく、スポーツ用品店でも見つからなくて焦ってたのですが、タバッキの軒先にやっと見つけました。さすが街の何でも屋さん! -
愛想の欠片も無い店員から購入した地図。ハイキングルート情報も入っており、ルートの番号もきちんとはいっているので、かなり使えそう。
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そして、もう一つの目的がスーパー探し。地図によるとこのあたり・・・
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見つかりました、結構小さいけど、カルフール系のスーパーです。シャモニーでは見かけなかったのに、イタリアに来てからカルフール(笑)
ここで入手したかったのはインスタントスープ。コーヒーには手を出さずにスープばかり飲んでたので、日本から持ち込んだものがなくなっちゃったんです。でも、売っているのは3人前が一袋になったものがミニマム。仕方なく、それを購入。 -
お昼が軽かったこともあり、お腹が空いてきました。当初歩いていた「一本間違えた裏通り」に気になるピッツァリアがあったので、行ってみることにしました。
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若干早めだったこともあり、まだお客はほとんどいない状態。でも、外の席は一杯で二階に通してもらいました。
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オーダーは、水牛のチーズのマルゲリータ!高いことは高いけど、日本の価格に比べたら安い!お馴染みモレッティと一緒に、何故か店のスクリーンに大写しになっているオリンピックの水球を見ながらいただきます。
この旅行、オリンピック期間に丸被りだったのですが、フランスではほとんど中継を見れませんでした。スポーツ専門チャネルでしかやってないんですかね? -
そして、締めはお決まりのエスプレッソ。1ユーロ程度で飲めるので、イタリアの食後は必ずこれ。砂糖をガスっと入れて飲むのがさっぱりしてウマイ。
お会計のときに、ウェイターさんが「ありがとうございました」と日本語で言ってくれたのにびっくり。どうやって覚えたのか聞いたら、「観光案内所で」とのこと。こんな日本人にはマイナーな観光地なのに、嬉しい! -
翌日の朝、ホテルの部屋の窓から。今日も雲ひとつ無い晴天のようです。
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ホテルのダイニングルームで、朝食といきましょう。
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もちろんシャモニーの宿と比べるとかなり質素だったのですが、十分な品揃え。イタリアの朝食の相場ってかんじです。
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イタリアの朝食には甘いクロワッサンが欠かせない!イタリアンコーヒーも濃くて美味しく、満足。オレンジジュースだけは、水っぽくていただけなかったなぁ〜。
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まさしく快晴の空、バスターミナルに来ました。ハイキングに向かう人が沢山集まってます。
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でも、私は今日はバスには乗りません。バス停からもよく見える、クールマイヨールの街を見下ろす、MONT CHETIFに登る予定です。どっしりした山、かっこいいなぁ〜。
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山頂に行くには、麓から出ているゴンドラに乗っていくのが近道。
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バスターミナルからは少し歩きます。
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スプーンを忘れたことに気が付いて(正確には、うっかりゴミ箱に入れたことに気が付いて)慌ててホテルに一度帰るというハプニングはあったものの、無事にゴンゴラ乗り場に到着。
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片道分のゴンドラのチケットを10ユーロで購入。その先にリフトもあることは知ってましたが、ゴンドラからは歩く予定です。
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さて、早速向かいましょうか。
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山頂駅に到着。
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そこには、広い草原が広がってました。景色一変。
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山頂に向けた道は最初ハッキリしなかったのですが、お仲間と思われる人にくっついていきます。
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うーん、いい景色!
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途中はマーガレットのお花畑。沢山の蝶が飛んでました。
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でも、歩いているのは整備された道。時折車も通るので、あんまり「自然満喫」とはなりません。CICERONEに「山頂の部分がポイントで、その前後はあまり問題にならない」と書いてあったのですが、納得。リフトで高度を稼いでもよかったかな。
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途中の小屋が見えてきました。
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看板でルートを確認。うん、あってるみたい。
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小屋を見下ろして。冬に向けて工事の真っ最中でした。どちらかというと、スキーリゾートのほうがメインですからね。
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ここからやっと山道っぽいトレイルに入ります。
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見渡す景色がなんとも素晴らしい。
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5Aが今回のルートです。
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結構細く、石もゴロゴロしてきました。
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このあたりから山頂に向けて一気に高度を稼ぎます。
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結構ハードな道!岩場に慣れてない人には、あまりオススメできません。
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ひとしきり登ると、一旦わりと平らな道に出ました。
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あれが、目指す頂上。
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ついに着きました。頂上です。ゴンドラから、ちょうど2時間。ずっと登りだったので、結構きつかった!
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でも、頂上だけがお目当てじゃない。その先にいらっしゃる・・・
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マドンナの像。この写真を見て、このルートに決めたようなものです。
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まさしく、クールマイヨールの街を見下ろすように立っています。
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その先には、こんな絶景。マドンナも、さぞかしお気に入りなんでしょう。
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若干雲は出てきたものの、雄大な景色です。
残念ながら、モンテビアンコは雲の中です。 -
その景色を楽しみつつ、お昼ごはん。今日は昨日スーパーで入手した、ポルチーニ茸のインスタントスープ。でも、カップスープとは違って鍋で作るタイプのものだったからか、なかなか解けなくて困った。美味しかったですけどね。
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名残惜しいですが、そろそろ戻りましょう。
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そのままゴンドラに戻るのではなく、先に進んでPRE-DE-PASCALに向かいます。
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途中から、またしっかりした道になってきました。でも、途中幅を広げるために板を張り巡らしたようなところも。スキーのためだと思うけど、雪の重さで落ちたりしないのかな??
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テクテク歩いているうちに、道を間違えて行き過ぎてしまったようです。地図によると、このリフトに沿って降りると正規の道に着くみたい・・・降りるか。
穴があったりものすごい数のバッタがいたりと、なかなかスリリングでした・・・ -
よかった。ちゃんとルートに戻れた。
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目指す小屋が見えてきました。この裏がゴンドラ乗り場なはずですが・・・なんと。夏は営業してませんでした。。ちゃんと調べるなり聞くなりすればよかった・・・
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仕方が無いので、そのままバス通りに向けて道を歩くことにしました。
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でもまぁ、こんな景色が見れるなら悪くなかったか。
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ようやく、バス通りに到着。出たところがすぐにバス停だったので、そのまま待つことにしました。
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時間より少し遅れてバスが到着。事前にチケットの購入をする必要があるのではないかと内心焦ってましたが、大丈夫でした。
というわけで、無事にクールマイヨールに到着です。 -
道を間違えたり、使えると思ってたゴンドラが使えなかったりで、ちょっぴり疲れた。そんなときの特効薬が・・・
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教会前の広場にあった、ジェラート屋。美味しそうなフレーバーが沢山!
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片言にも程があるイタリア語で、「うーの、ぴっころ、こーの、ぺるふぁぼーれ」。無事に購入。本当にイタリアのジェラートは、美味しい!
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夕飯をどうしようかと思ってたら、パニーノのテイクアウェイ発見。これはいいかも。
というわけで、英語が堪能な店員さんから生ハムの入ったパニーニGET。ちなみに、店員さんは私の相手をしている間中、お客さんに口説かれていて笑えました(笑) -
スーパーでサラダ用のレタスを入手(ドレッシングは使いきりサイズを日本から持参)、ホテルの部屋でパニーニをいただくと・・・めちゃくちゃ美味しい!テイクアウェイだと思って期待が無かっただけに、嬉しい誤算。我ながらいい選択だった〜。
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ちなみに、こちらが参考にしたガイドブック。CICERONEはいろいろなトレッキングルートを扱っていますが、「○○ Walks」と書いているあたりが日帰りにはちょうどいいようです。購入したガイドブックが、泊り込みのルートばかりだったり、車前提のルートだったことも(汗)
これは、モンブラン近辺のルートが沢山載っていて、シャモニーやクールマイユールを起点にする場合にオススメです。
続きは
http://4travel.jp/traveler/tartlet/album/10725899/
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この旅行記へのコメント (3)
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- Gruss Gott さん 2016/05/19 12:23:42
- 参考になりました。
- はじめまして。
8月にいきたいなと、スケジュールをたてているところでした。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
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- bergkristerさん 2012/11/03 10:17:08
- 見事なヨーロッパ最高峰モンブラン山麓の風景
- たるとさま
小生、一昨年の2010年の秋、北イタリアへのツアーでBreuil-Cerviniaからマッターホルンを、Courmayeur からモンブランを見上げる体験をいたしました。忙しい旅でとてもハイキングなどは出来ないありふれた観光旅行でした。せめてPalud(標高1,370m)まで登ってモンブランを見たかったのですがそれが出来なかったのは残念でした。
拝見した写真はとても貴重です。モン・チェチフ---M.Chetif(標高2,343m)ですね。見事です。有難うございました。
ただ一つ、お願いです。それぞれの写真の撮影場所と対象または撮影方向など特定できれば有難いと思うのですが -----。
Swisstopo社の10万分の1地図、”Val de Baghes”を見ながらのお願いです。
年齢を重ね高山には登れなくなった今、山を見上げるのを楽しむジジより
- たるとさん からの返信 2012/11/04 21:57:05
- RE: 見事なヨーロッパ最高峰モンブラン山麓の風景
- bergkrister様
メッセージありがとうございます。私のつたない写真にこのようなコメントをいただき、嬉しい限りです。取り急ぎ写真だけをアップいたしましたが、私の他の旅行記同様、これから写真にコメントをつけていきますので、よろしければまた覗いてみていただければと思います。
bergkrister様も北イタリアの山々にいらしたことがあるのですね。アルプスはあちこちに行きましたが、今のところは北イタリア側のアルプスが一番好きです。ドロミティなどの旅行記もございますので、よろしければまたご覧いただければ幸いです。
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