モンブランを堪能する一人旅Part2(雨が降る日はアヌシーへ)

2012/07/29 - 2012/07/29

シャモニー到着後2日目の朝、残念ながら山は厚い雲の中。こんな日に山歩きをしても仕方が無いので、あらかじめ用意していた雨用メニュー、アヌシーへの1day trip。思ったより遠いので行こうかどうしようか悩んだのですが、結果的には行って大正解！いい天気にも恵まれて、素敵な街歩きになりました。

7/28(土) 羽田→フランクフルト乗継→ジュネーブ→シャモニー
7/29(日) シャモニー→アヌシー→シャモニー★
7/30(月) エギーユ・ドゥ・ミディ展望台→ハイキング
7/31(火) ラックブランハイキング→クールマイヨール移動
8/1(水) Mont Chetif(モン・チェティフ)ハイキング
8/2(木) ベルトーネ小屋ハイキング
8/3(金) クールマイヨール→トリノ観光
8/4(土) トリノ観光→フランクフルト
8/5(日) フランクフルト→羽田(翌日着)

エリア アヌシー(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

シャモニー2日目の朝。ものすごく厚い雲が山を覆っています。
うーん、去年のスイスが思い出される・・・山の天気は気まぐれですから、こちらが心を広くして待つしかないですねぇ。

まずは腹ごしらえ。ホテルの朝食は、いつも楽しみ。

沢山のチーズ、ハム。日本人が多いからか、サラダも豊富。

クレープもある！朝から大満足！

今日はまったく天候がよくなる気配もないし、天気予報も滞在中で一番最悪になるとの予報。本当はハイキング三昧といきたかったのですが、こんな日に山に登っても仕方ない。大急ぎで電車の時刻を調べ、大体位置関係を覚えるためにアヌシーの街の地図をちらりと見て、駅に急ぎます。

駅には自動販売機があったものの、使い方がまったく分からない。早々に諦めて、窓口で購入。英語も話せるようでしたが、あらかじめ行き先をメモに書いておいたので、スムーズに購入できました。

電車はシャモニーの駅を出て、高度を徐々に下げていきます。するとどんどん天気が良くなっていき・・・どうやら、アルプスの高い山に雲が貼り付いているだけで、平地は晴れみたい。

シャモニーからアヌシーまでは直通電車はなく、途中のSAINT GERVAIS LES BAINS LE FAYETで乗り換え。

乗り換えの間に、一瞬だけ外に出ました。何もない、静かな駅。

2時間半ほどかかって、ついにアヌシー到着！

TGVも停車する駅なんだね〜。

何となく人波にそって歩いていると、地下道を通って駅舎の外にまで出てしまったようです。おっと・・・スイスとイタリアのガイドブックしか持ってないから、とりあえず駅で地図をチェックしないと・・・

駅の中に戻ってみたものの・・・インフォメーションどころか、街の地図がどこにもない！これは困った・・・

仕方なく、朝見てきた頭の中の地図を頼りに北に歩いていきます。適当なところで東に行けば、アヌシー湖の近くに行けるはず・・・

目印に、こまめに街の写真を残しながら歩いていきます。戻れるように、目印を覚えておかないと・・・

それにしても、素敵な街。街並みが素敵です。

あ、湖発見！これでもう安心！

安心したので、途中で見かけた可愛らしいパン屋さんに戻って、バケットサンドを購入。すでに時間は13時、小食の私もさすがにお腹が空きました・・・

もう一度湖に戻ると、近くのショッピングセンター？にインフォメーションの看板発見！これで地図が手に入る！と思ったら、日曜日はお休みでした。。。

まぁ、なんとかなるでしょう・・・とりあえずは湖の近くでランチといこう。

子供用に無料で木馬な自転車を貸し出してるみたい。かわいい！

湖畔には日光浴をする人が沢山。山には雲が厚くかかっているのは変わらないのですが、街には日差し十分。というより、暑いくらいです。

湖の向こうには山並みが・・・美しいです。

カモメ！

そして、湖の水のきれいなことといったら・・・アルプスの水が貯まったものだからでしょうか。

いい雰囲気のところにベンチがあったので、さっき購入したサンドイッチを広げます。勘で入った店だったけど、美味しかった！

ボートやヨットも沢山停泊してます。

さて、旧市街も非常に雰囲気がよいと聞いているので、行ってみましょう・・・相変わらず地図が無いので勘ですが。

それにしても、なかなか街の地図が無い街です。湖畔の地図はあったのですが、あくまでも遊泳場所などを示す地図で・・・。ガイドブックが無いのだから、最低限地図くらいはプリントアウトして用意するべきでした。

非常に趣がある街。旧市街の場所は、人の流れですぐに分かりました。

あ、あれは！

やっと道端に地図を見つけました。この写真だけを頼りに、カメラのプレビューのズーム機能を最大限活用して(笑)、場所を確認していました。概要が分かれば、迷うような街ではなかったので助かりました。。

旧市街は湖からの運河沿いに続いています。

しばらく歩くと、旧牢獄が見えてきました。どの旅行記にも載っている名所です。

この角度のほうが雰囲気が伝わるかも。運河沿いに沢山のカフェ。その真ん中に建っているかんじです。

本当に、素敵な街です。

運河沿いの建物の壁。ふと見ると、穴が開いていて、くつろげるようにカフェテーブルが置いてあります。こんなところで冷たいお茶でも飲んだら、気持ちよさそうだな〜。

ベネチアと比較する声を良く聞きますが、それぞれの良さがありますね。少なくとも、水はこちらのほうが何倍もきれいですが(笑)

華やかに飾られた水門。

街には素敵なお店も沢山。

運河から一本外れた道には、アーケード状になった道。

沢山の観光客で、にぎやか。バケーションシーズンの日曜日だからでしょうね。

さすがにフランスの中でもアクセスが悪い場所だから日本人がいないなぁ、と思ってたら、この通りで団体客に会いました。さすがにびっくり！どんなツアーだろう？？

暑くて暑くて、ジェラートを食べたくなりました。あちこちにお店はあったのですが、通りかかったときに気になっていた、旧牢獄前の店に入りました。ものすごく種類があって、どれもおいしそう！

シングルコーン。2.5ユーロでした。湖畔のベンチで食べましたが、美味しかった！！

ジェラートを食べ終え、まだまだ帰りの電車の時間まで時間があったので、湖畔をもう少し歩くことにしました。ヨーロッパで一番の透明度を誇るだけあり、本当にキレイです。

何かイベントがあるのでしょう、花火の用意が進んでいました。写真を撮ってたら、作業員の方がポーズを決めてくれました(笑)

ワンちゃんも水遊び。湖に投げられたボールを追いかけて飛び込むのが、なんともかわいい。

カヤック置き場も。

どうやら海水浴場に着いたようです。水着を着てのんびりする人たち。私もここでシートを敷いて、しばしのんびり。

子ども達、じゃぶじゃぶと水に入って遊んでます。その姿がなんとも微笑ましい。

アルプスから来ているこの水、ものすごく冷たいんじゃないだろうか？と帰り際に手を突っ込んでみたら、意外に適温。水深が浅そうだから、太陽で温められてるんですね。

水鳥が沢山。こうやって見ると、湖の透明さが良く分かります。

そろそろ戻らないと・・・来た道とはちょっと違う道を歩いて駅に向かいます。

うわぁ、美味しそう・・・

無事に駅に到着。

またシャモニーに戻ります。結構時間がかかる場所なのでどうしようか迷いましたが、来てよかった！雨の中でシャモニーにいることを思うと、自由が利く個人旅行で来てよかったと本当に思います。

シャモニーに近づいてきても、朝より青空が増えています。

シャモニーに到着！

ふと車両を見ると、100年記念らしきペイントが。どうもこのあたりの路線はSNCF(フランス国鉄)ではなく、登山鉄道の別会社がやっているようで。それで運賃が思ったより高かったのかもしれません。往復で44ユーロでした。

駅前のバスターミナルから、モンブラン方面。やっぱり厚い雲。

でも、朝よりは明るい空になってますね。

今日も夕食はバルコニーでサラダとワイン。バルコニーがあるホテルに泊まると、外食する気がなくなってしまうのが難点です(笑)

それは、最高にリラックスして、美しい空を眺めながら食事ができるから。いいバルコニーのあるホテルは、テラス席のカフェに匹敵する。そんなふうに思う私です。

天気予報では、明日からは持ち直すとのこと。さて、どうなりますか・・・


続きは
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