古都バクタプルの旧市街　■ネパールの旅 2/11■

2011/01/15 - 2011/01/15

旧王宮があるダルバール広場を出て、旧市街を歩きダッタトラヤ寺院を目指しました。

旧市街は活気があり、露店で売っているものやら人々の装いやら何もかもが珍しく立ち止まってばかり。途中でお祭りも見ました。
ネパールでのいい初日です。


BHAKTAPUR.com
http://www.bhaktapur.com/

エリア バクタプル(ネパール)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: ネパール航空 タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

_/_/_/　1日目　_/_/_/


10:30AM　バンコク出発
12:30PM　カトマンドゥ着（時差ｰ1.25時間)
12km東の古都バクタプルへ。
さらに20km強東のナガルコットへ。


.。o○.。o○.。ネパール5泊6日の旅　.。o○.。o○.。
★1日目　バンコク＝カトマンドゥーバクタプルーナガルコット
2日目　ナガルコットーカトマンドゥ＝ポカラ
3日目　ポカラ
4日目　ポカラ＝カトマンドゥ
5日目　カトマンドゥ、遊覧飛行
6日目　カトマンドゥ＝バンコク
(＝:航路、ー:陸路)

バクタプル Bhaktapur

15〜18世紀には首都だったこともあるバクタプル。赤煉瓦と見事な木彫の窓枠を組み合わせた建物が並び、寺院をつなぐ通りには賑やかな市が立つ世界遺産の街です。

旧王宮から陶工広場を抜けてトウマディー広場へ。賑やかな通りを歩きながら、ダッタトラヤ広場で名物のヨーグルトをいただきました。

陶工広場 Pottery Square にやってきました
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農閑期の壺作りはバクタプルの名物だそうです。

完成品も乾燥中のものも一緒に並べられていました


素朴な素焼きですが、丸みがなんともきれい。

制作中の人もいます。成形は手轆轤です。

ネパールの山羊は長い耳

ネパールの鶏は鳩っぽい？

よく締まっておいしそう…。

モモを焼いてる〜♪


ネパールにいる間に絶対食べよう…。

共同水汲み場


すばらしい細工が施してありますが、肝心の水の方は不足していて時間を区切って使用しているそうです。
電力の方も供給が足らずに、1日12−15時間は停電しています。

奥にもバクダプル陶器が積み重ねてあります。

成人した女性は民俗衣装が多いようですが、時々洋装の方も歩いています。

様々な芋類


掘り出したばかりの山芋のようです。

これも芋。長芋かな？

::::: トウマディー広場 Taumadhi Square :::::


大きな五重塔を中心にいくつもの寺院が囲む広場に着きました。

ニャタポラ寺院 Nyatapola Temple
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ダルバール広場で見た三重塔が基部の階段までにすっぽり収まってしまいそうな大きなお寺です。

階段脇の守り神も5対


先頭の”伝説の戦士”＝普通の人間の10倍の力を持つ
　　↓
次の象＝伝説の戦士の10倍の力を持つ
　　↓↓
…と、獅子・グリフィン・女神まで10倍ずつパワーアップしていきます。

急な階段を登って、お寺の入り口がある層まで

本当ならお寺の地上階のはずの階段最上部、周りの高層寺院の上部が同じ目の高さにあり、住宅の屋根は遥か下です。

この寺院の方杖にもヒンドゥーの神々の木彫がぎっしりと施されていました。

団体さんの集合写真撮影のようです


観光客はよそゆきなのでしょうか。道行く地元の方より色鮮やかな衣装を着けていました。若いから学校の社会科見学かな？

道の片隅の至るところに、小さな祠がありました


日本ならばお地蔵さんと同じなのでしょうか。どこでも地元の方が祈りを捧げて、赤い染料を像に手で塗っていました。

オレンジやバナナ売りも


ヒマラヤ山脈のイメージから寒い国だとばっかり思っていましたが、南部にはジャングルも拡がる高温多湿の地域があり、バクタプルでもトロピカルフルーツも多く出回っていました。

新聞を読みながら、のんびりお店番

青物も豊富です

通りは押すな押すなの大盛況

小間物屋さんの店先の桟が独特でした

穀類も様々

::::: タチュパル広場 Tachupal Square :::::


旧市街の中でも特に古い街並みが残る地区。ガルーダ像の石柱を中心に正面にダッタトラヤ寺院 Dattatraya Temple、周りを2-3階建ての連棟が囲んでいます。

祀られているダッタトラヤはブッダいとこで、ヒンドゥー教徒にも仏教徒にも大事なお寺とされているためか、それまで通ってきたどの広場よりも活気があるように見えます。連棟もお土産屋さんというよりは地元の方用の商店といった感じ。

ちょっとコミカルな伝説の戦士像


こちらのお寺には大きな伝説の戦士像1対のみが階段脇に控えていました。アニメ的にデフォルメされた優しそうな戦士です。

Peacock Restaurantでひと休み


ダッタトラヤ寺院脇の連棟の2階には観光客向けらしきカフェ。バクタプル名物のヨーグルトが食べたい！とガイドさんにお願いしていたら、ここに連れてきてくれました。

折しも停電中（というか1日の大半がそうですが…）。テーブルはテラス席なので明るかったけど、トイレに行くと言ったら蝋燭を渡されました。ネパール滞在中、大きなホテルでも短時間ながら停電はあり、どこでも蝋燭が常備されています。
（バクタプルでのトイレ休憩にはここが最適。きれいです）

Peacock Restaurant
Dattatraya Square, Bhaktapur
tel: [phone]

王様のヨーグルト Ju Ju Dhau


このヨーグルトがタダモノではありません。名前通りの王様です。
酸味は少なく、ヨーグルトの固さの生クリームのよう。ちょっとざらざらした舌触りが手作りらしさを出しています。
市場では素焼きの壺に入れて売られていました。

味をしめて他の地域でもヨーグルトを試しましたが、ここのヨーグルトと同じものはなかったです。

ネパールの紅茶もおいしい


北インドのアッサムやダージリンと近いネパール。こんな素朴なカフェでも紅茶がおいしかったです。

ヨーグルト　Rs.125（110円）
紅茶　Rs.85（75円）

カフェのテラスから広場がよく見えました

お祭り衣装を着た子供たちがいました

女性は女性同士、男性は男性同士で歩いているのがほとんどでした

中には洋装の若い人たちもいます

かわいい♪

ダッタトラヤ寺院の裏手の路地に案内され…


お土産屋さんへ連れていくのかと思いきや…

ネワール彫刻の最高傑作といわれる「クジャクの窓」がありました


路地裏で、いくつも木彫の窓が並び、どれもそれなりに良く見えますが、その中に一際精密で様々な文様が組み合わさっている窓が混ざっています。

クジャクの窓 その1


すごいなぁ。

ネパール各地でこういう歴史的にも重要な木製美術品の損壊が問題になっているそうですが、伝統的な手法を受け継ぐ技術者は育っているのに、同じ木材の不足や資金の不足でなかなか修復が進まないそうです。

クジャクの窓　その2

お祭りの衣装を纏った人たちが集まっていました

お祭りの日でした


何のお祭りだかわからず終いでしたが、優しげな仮面なのに仕草はなまはげ。子供たちに覆い被さって脅かしているような振りですが、子供たちは大喜びしていました。

タチュパル広場で見かけた女の子たちがいました

神事の火のようです


ガイドさんは「日本のお盆の迎え火のようなもの」と言っていました。

何の肉か、豪快に捌きながら売っています

床屋さんは大盛況でした


さてバクタプルに別れを告げ、本日の宿泊地ナガルコットに移動します。


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ナガルコットの夕陽　■ネパールの旅 3/11■
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10721748
へ続く…