2012/09/14 - 2012/09/14
4226位(同エリア5119件中)
WT信さん
長久寺を最後に犀川河岸周辺の散策を終え、我々のバスは犀川大橋を渡り兼六園に向かった。
兼六公園の入り口でにこやかに迎えてくれた女性従業員の案内で、昼食会場の兼六亭へ。
兼六亭の前に日本最古といわれる噴水があり、源は公園内の霞ヶ池で、自然の水圧で水を3m以上も吹き上げる。
噴水の水は霞ヶ池の水位の変化でその高さも変わるらしい。
兼六園配布の案内書によると、兼六園の始まりは1676年加賀5代藩主前田綱紀が創建した、通称”蓮池庭”がその始まりで、現在の広がりを持つ庭園にしたのは1822年12代藩主斉広による。
斉広が奥州白川藩主白川楽翁に庭名策定を命じ、楽翁は中国宋の詩人李格灯の著「洛陽名園記」にある、”広大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望”の六勝を兼ねた庭、「兼六園」と命名し、その名が今に続く。(資料)
昼食後、美しい苔庭の横の噴水前を起点に兼六園周遊を開始。
先ずは案内の先生の誘導で、全員揃って、兼六園の東側を南下し、芭蕉の句碑に向かう。
程なく兼六園のシンボル的風景の、霞ヶ池を背にした徽軫燈籠が美しい姿を見せる。
そこからの霞ヶ池の反対側には満開の萩林の奥に卯辰山が広がり、左側の金沢市街地に裾を伸ばしている。
霞ヶ池の南西には見事な松林があり、その先の左手に雁が、池の上を群れを成して飛ぶ様子を模して配置された飛び石が並ぶ、雁行橋がある。
日本武尊の大きな銅像が建つ明治記念の標の奥に、鶺鴒島と名付けられた小島を配置した小池があり、その湖畔に芭蕉の碑は建っていた。
あかあかと 日はつれなくも秋の風 芭蕉
案内の先生の誘導は此処迄でこの先は自由行動。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス JALグループ ANAグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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