アブシンベル神殿　Ⅱ　【ご来光編】　～2009年12月　エジプト旅行記　その１３～

2009/12/11 - 2009/12/20

ベストシーズンのエジプトに行ってきました！　

　12/11　大阪→ルクソール
　12/12　ルクソール
　12/13　ルクソール→エドフ→コムオンボ→アスワン
　12/14　アスワン→アブシンベル
◎12/15　アブシンベル→アスワン→カイロ
　12/16　カイロ→ギザ→ダハシュール→メンフィス→サッカラ
　　　　→カイロ
　12/17　カイロ（体調不良で入院）
　12/18　カイロ（体調不良で入院）
　12/19　カイロ→
　12/20　大阪

エリア アブ・シンベル(エジプト)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: エジプト航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

前夜の興奮も冷めやらぬまま、早朝（4：30だったかな・・）に起床して、アブシンベル神殿のご来光を見に行きます。

すこしずつオレンジ色になっていくナセル湖の水平線。古代エジプト人も同じ風景を見ていたのか・・・という感慨に浸りそうになりますが、一昔前のここは砂漠の真ん中（ナイル川の畔）だったので、全然違う風景だったと思われます。

少しずつ空が明るくなり

オレンジ色の部分が増えてきました。

神殿も夜モードから夜明けモードに姿を変えつつあり、とても神秘的。ちなみにこの時間帯も内部見学ができるので、昨夕に見損ねた神殿内部もしっかり（といっても外の日の出の様子を気にしながらですが）見ることができました。

外が少しずつ明るくなり、白っぽさが出てきました。

上の写真とほぼ同じタイミングのはずなのですが、カメラの違いでこの色の差がでています。。

左手、崩れ落ちた頭部付近の写真。

入口上部の太陽神ラー。

また少し色が変わってきました。

日の出の方向をじっと見つめるラムセス?世像。

いかにも日があたっているという色合いになってきました！

水平線から太陽が頭をのぞかせています。

それが少しずつ大きくなり

姿を現してきました。

まさしく今、日の出を迎えています。

春分の日と秋分の日は朝日の光がまっすぐと神殿最奥部の像を照らす奇跡が見れますが（ちなみに他にもいろいろ合わせてあるらしいですが、移築の際に若干のずれが生じたとのこと。現代科学による計算よりも古代エジプトの計算の方が正確だった！ということがあるそうです）、この日は特に何もなし。

それでも、神殿を見たり朝日を見たりと何かと慌ただしかったです。刻々と色を少しずつ変えていくアブシンベル神殿。

水面に光が伸びてきました。

急激に大きくなっていく、神秘的な日の出です。

神殿もオレンジが濃くなったと思いきや

今度はまた少しずつ白くなってきたようにも見えます。どれだけ見ても見飽きませんが夜・朝と楽しませてくれたアブシンベル神殿ともここでお別れ。

最後にほぼ登りきった太陽の写真を撮ってホテルにもどりました。

ホテルに戻るとスーツケース達はもう空港へ向かうところ。私たちも朝食を取り、後に続きます。

小さなアブシンベルの空港から、飛行機でアスワンに戻ります。

いざ、搭乗〜。

機内からの眺めは砂漠と

ナセル湖。当たり前ですが前日のアスワン→アブシンベルのフライトの時とほぼ同じ眺めです。

アスワン⇔アブシンベルは約50分のフライト。ちなみにバスだと約6時間かかるそうです。

アスワン空港着陸直前の風景。遠くにアスワンハイダム記念塔が見えます。
ちなみにこの空港、ダム防衛の空軍基地も兼ねているとのことで、地上からは撮影禁止です。

その14へ続く。