2012/10/01 - 2012/10/01
260位(同エリア448件中)
Johnny Asia Travellerさん
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第二次世界大戦中、泰緬鉄道敷設を進める日本軍と動員された英国人捕虜の対立をテーマに“英国人監督が大幅に脚色した”映画「戦場にかける橋」の舞台となったカンチャナブリー。
映画の影響もあってか、博物館なども日本軍=鬼畜のような表現になっているのが何とも言えず不快な感じだったが、泰緬鉄道のかつての路線を走る列車に乗ったり、旧線路跡などを見たり、わずか70年ほど前の歴史に思いを馳せながら感慨にふける旅だった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日早めに寝たので、今日はスッキリ。
宿の窓から川が見える。 -
今回泊まった101号室。すぐ横から川に出ることができて便利。
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イチオシ
目の前に川を望むことができて、なかなかの景色。早朝やし、気持ちいい〜♪
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反対側
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今回泊まったT&T Guesthouse。愛想もへったくれも無かったが、部屋はきれいで良かった。ただ、Wi-Fiの電波が弱すぎたのが残念。
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宿近くの適当なカフェで朝食を摂り、クウェー川鉄橋駅までブラブラ歩いてみた。意外に遠く、30分くらい歩いたような気がする^^;
朝食70バーツ(約190円) -
反対側に「戦場にかける橋」の舞台となった鉄橋がある(本当は違うらしいが・・・)。
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イチオシ
このアーチ部分だけが当時のままのものらしい。
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鉄橋からクウェー川を望む。
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以前は下の川が見えるくらいスカスカだったらしいが、転落防止のためか全て鉄板で覆われていた。確かに、これが無いとかなり危ない。
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橋の向こうには、巨大な観音像が建っていた。戦没者供養のためのものだろうか。
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しばし鉄橋から景色をボーっと眺め、70年前にタイムスリップしてみる。
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鉄道のチケットを買おうとしたが、まだ販売開始しないとのこと。まだ、1時間半ほど時間があったので、鉄橋の近くにあるアートギャラリー&戦争博物館に入ってみた。
入り口手前に、当時使用されていた列車がそのまま飾られている。 -
中に入ってみた。錆びてボロボロになった車内がめっちゃリアルに当時の様子を伝えてくれる。
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さて、博物館の中に入ろう。
入場料40バーツ(約110円) -
イチオシ
入ってすぐ右手に建物があり、中に置いてあるものは太平洋戦争と何ら関係の無いつまらんものばかりが展示してあったが、ここの屋上からは鉄橋全体を見渡せるのでオススメ。
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鉄橋建設のための資材運搬用の橋梁として使われたオリジナル木造橋の残骸が一部残っている。
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その後ろには捕虜をこきつかう日本兵を模した人形が展示してある。なんだかなぁ・・・
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日本軍が牢獄に使っていたらしい車両。はいはい。
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日本軍が実際に使っていたらしい馬車。こういうのが、歴史好きにはたまらんね。
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日本軍のバイク。カッコいい〜
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同じ敷地内なのに、なぜかこちらの表記は第二次世界大戦&JEATH戦争博物館となっている(本当?のJEATH博物館は別のところにある)。
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戦争博物館から橋と反対方向に少し歩いたところに戦没者慰霊塔があった。
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泰緬鉄道建設に従事し亡くなった連合軍や東南アジアの人々の霊を慰めるために、昭和19年2月に日本軍によって建てられたとのこと。
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英語で書かれた慰霊のプレート。他にもマレー語、タミル語、中国語、ベトナム語で書かれている。慰霊塔に手を合わせ、気持ち程度の寄付をした。
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再び、鉄橋に戻ってきた。
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記念に1枚パチリ。
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10:35発のはずが遅れに遅れ、結局列車が来たのが11:15頃。
生活用の列車と言うより、完全に観光用になっていて、タイ人・外国人の観光客でいっぱいだった。運賃はどこで下りようが一律100バーツ(約270円)。
動画
http://youtu.be/GWL6NfVRWY8 -
列車はのんびりと走っていく。
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車内の様子。エアコンが無いので、かなり暑い。
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のどかな風景。
さて、そろそろ「アルヒル桟道橋」だ。観光客が一気に列車の左に寄って、窓から一斉にカメラを出して写真を撮っている。傾いて列車が下に転落しないか、少し冷や冷やする^^;
動画
http://youtu.be/94INFKLuHfQ -
アルヒル桟道橋を越え、列車はタムクラセ駅に到着。終点のナムトックまで行ってしまうと帰りが遅くなってしまうので、ここで下車して折り返しの列車を待つことにした。
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列車が過ぎた後は、自由に線路を渡れる。向こうに見えるのがアルヒル桟道橋。
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ここでもパチリ。しかし、日陰が無いのでめっちゃ暑い・・・
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途中、左手に洞窟のようなところがあり、涼しかったので入ってみる(笑)。金色の仏像が置いてあった。
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イチオシ
アルヒル桟道橋を間近で見るとすごい迫力。よくこんな断崖絶壁に、当時の技術で鉄道を通せたなとつくづく思う。
腹が減ったのでお昼を食べようと思ったが、見るからに観光客専用の高くてまずそうなブッフェレストランしか無かったので、ポテチとビールだけを買って空腹をしのぐ(笑)。
タムクラセからは車が無ければどこに行くこともできないので、折り返しの列車が来るまで、ベンチに座ったり寝転がったりしてボーっと過ごす。 -
当然帰りの列車も遅れ、カンチャナブリー駅には16時頃到着。疲れた・・・
最後に泰緬鉄道博物館に寄ってからバンコクに戻ろう。
この博物館は写真撮影禁止だったので何も撮れなかったが、戦争博物館とは違い、かなりお金がかかっていて、展示も非常に充実していた。ただ、相変わらず日本軍=鬼畜というのを強調した展示内容になっており、日本人として見ていてあまり気持ちのいいものではなかった。
入場料120バーツ(約325円) -
泰緬鉄道博物館の向かいにある連合軍共同墓地。
さて、いい時間になってきたのでバンコクへ戻ろう。
メーナムクウェー通りにはたくさんの旅行代理店があり、どこもバンコクまでのロットトゥーを手配してくれるようだ。ざっと見たが、どこも値段はほとんど同じ。適当な店に入り、アヌサワリー(戦勝記念塔)までのロットトゥーを手配してもらう。180バーツ(約485円)だった。
しかし、他の客も乗せて行くので待ってもなかなか来なかったし、その後も意味不明な停車時間などがあって、結局2時間半くらいかかってアヌサワリーに到着。疲れた〜!
サンクラブリーとカンチャナブリー、どちらも背景は違えど悲劇の歴史を持つ街であり、なかなか感慨深い旅となった。街自体もそれぞれいい雰囲気だったので、またいつか来てみたいと思う。
(終わり)
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タイ西部・悲劇の歴史を辿る旅
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