2012/09/30 - 2012/09/30
22位(同エリア39件中)
Johnny Asia Travellerさん
- Johnny Asia TravellerさんTOP
- 旅行記82冊
- クチコミ34件
- Q&A回答109件
- 203,393アクセス
- フォロワー19人
当初、スコータイへ行く予定だったが洪水ということで急遽予定を変更し、前から興味のあったサンクラブリーへ行くことに。タイ西部にあるカーオ・レーム・ダム建設の際にダムの底に沈んでいく村の住民のために造られた街がサンクラブリー。ミャンマーの内戦を逃れた少数民族のモーン族、カレン族が住んでいる街があったり、ダムの湖底に沈んだ寺があったり、泰緬鉄道の跡が残っていたり、いろいろと考えさせられる旅だったが、とても静かで穏やかで癒される街だった。
3日目は、地図に乗っていたカレン族の村に行ってみたくなり、ソンテウでフアイマライという誰も知らない村へ行ってみた。その後、カンチャナブリへ向かう途中でバスを下車し、泰緬鉄道敷設時に「地獄の切り通し」と呼ばれたヘルファイア・パスへ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日も、相変わらず天気が良くない。ただ、雨に降られておらずラッキーやなと。
-
カゲロウの脱皮後の殻があちこちにへばりついていて、ちょっと気持ち悪い。
-
これが成虫。夜になると、すさまじい数のカゲロウが飛びまくる。
-
宿にあった素敵なレリーフ。
-
対岸のモーン族の集落。
-
イチオシ
宿のスタッフ。
タナカを塗っていることから、彼もミャンマーの少数民族なのかも。 -
今日は宿で朝食を食べることに。外の景色を眺めながらの贅沢な朝食。
ハムがまずいが、他は普通に美味しかった。 -
ソンテウのもう一つの行き先フアイマライという街が気になり、地図を見てみたら、そこにカレン村があるようだ。何の情報も無いが、とにかく行ってみよう。
しかし、フアイマライ行きの客が誰もいなかったため、チャーター扱いにしかならず、往復500バーツの言い値をなんとか値切って450バーツ(約1,215円)。正規の7倍強の値段だが、帰りにソンテウがある保証も無いし他に方法が無かったため、ソンテウで行くことにした。
山道をひたすら走り、30分でフアイマライのソンテウ乗り場に到着。 -
イチオシ
な〜んにも無い田舎だ。
早速、カレン族の村に行ってもらおうと思ったが、恐らく観光名所でも何でも無いので意向が通じず四苦八苦。ソンテウ乗り場にいた片言の英語がわかる人に間に入ってもらい、何とかカレン族がいる集落へ行ってもらうことになった。 -
本当に何も無い(笑)
動画
http://youtu.be/UKxNYOjcGIY -
ようやく、それらしきところに到着。フィリピン人の女性が出てきて、話を聞いてみると、彼女はボランティアでここで働いており、ここはどうやら身寄りの無いカレン族の子どもたちの施設らしかった。
-
イチオシ
カレン族の子どもたちは皆とても明るく、かわいかった。
-
いつか両親と会えるのだろうか・・・
-
その後、フィリピン人の女性が気を利かせてくれて、ドライバーに話をつけ、近くにある寺に連れて行ってもらうことになった。何故か、彼女もついてくる(笑)。
民族衣装を着た女の子がいたので写真を撮らせてもらう。彼女はケータイを持っており、ミャンマーからの難民という雰囲気は全くしなかった。そうじゃないビルマ人もいるということか。 -
寺の中は僧侶の食事中だった。マンダレーで見たのと同じ感じ。
-
オレンジ色の袈裟が綺麗。
-
特になんてことは無い寺院だった。
-
こちらの女の子もケータイで楽しそうに話をしていた。OKをもらって、こちらもパチリ。民族衣装って、ほんまにかわいいよなぁ。
-
熱心に拝む子どもたち。皆、信心深いなぁ。
-
寺院でお手伝いをしている?女性たち。こちらも完全にミャンマーの民族衣装だ。
-
お坊さんが出てきた。皆、若いなぁ〜
-
カラフルなロンジーがかわいい
-
もうやることもないので、寺を後にする。それなりに少数民族と触れ合うことができ、面白かった。
-
田舎の道を延々走り、サンクラブリーへ戻る。
-
サンクラブリーの街中にあるゴミ箱。マークがスリー・パゴダ・パスになっているのが面白い。
-
通りの案内板。
-
カンチャナブリに移動するついでに、ちょうど通り道にあるヘルファイア・パスへ行こうと思い、バスターミナルのチケット売り場でヘルファイア・パスで途中下車したい旨を伝えたのだが、なかなか理解してもらえず・・・。ガイドブック見せたりしながら何とか理解してもらい、念のためヘルファイア・パスのタイ語を紙に書いてもらった。
カンチャナブリまで行こうが途中下車しようが値段は同じらしく、ロットトゥーで行きと同じ175バーツ(約470円)。ドライバーに先ほどのメモを見せ、念押ししておく。
2時間ほどかかって、ちゃんとヘルファイア・パスの前で停車してくれた。ホッ^^ -
ヘルファイア・パスは、実際に敷設に携わった元オーストラリア人捕虜によって提案・設立されたものであるため、とにかくいかに日本軍がひどかったかと、自分たちがいかに酷使されたかということをことさら(というか必要以上に過剰に)強調しており、我々日本人にとってあまり気分のいい展示内容ではなかった。
ウソばかりの映画「戦場にかける橋」での洗脳もあって、欧米人らは皆これら全てが真実だと思うんやろうな。 -
労働風景を再現した展示物。
-
日本軍に関する展示。
-
釘で作られた十字架とLest We Forget(忘れるべからず)の文字。そりゃ、この一つを見ただけでも日本軍=悪者になるわな。
-
博物館を抜け、泰緬鉄道の線路跡へ進む。線路跡に沿って散策できるようになっているので、枕木や削った岩盤などが間近に見られ、めっちゃリアル。
-
捕虜のことより、日本軍の兵士がどのような気持ちでここにいたのか、歩きながら思いを馳せていた。
-
イチオシ
枕木だけでなく、一部は線路自体も残してある。
-
ここが、まさに「地獄の切通し」と呼ばれたコンユウ切通し。
-
これ見よがしに、オーストラリア国旗とオーストラリア人捕虜について書かれたプレートが置いてある。
どうやら、ここに置いてある線路と枕木自体は別のところから移設されたようだ。ただ、このコンユウ切通しが一番インパクトがあるので、そのようにしたのだろう。 -
岩を削り取った跡が非常に生々しい。
-
ここにも同じようなプレートが。
-
反射して字が読みづらいが、泰緬鉄道に関する記念碑。
-
コンユウ切通しから、少し先に歩いたクウェーノイバレーの展望台からの眺め。これ以上歩いてもキリが無さそうだし、かなり疲れたので戻ることにした。
-
ちょうどヘルファイア・パスの向かい側あたりに、バス停らしき小屋があったので、そこでカンチャナブリ行きのバスを待つことにした。
-
バス停に入ってから5分後に、突然の大雨。あのまま歩き続けなくて良かった・・・。しかし、相変わらず晴れ男パワー炸裂(笑)。
しばらく待ってようやくバスが来たので、待っていた観光客やタイ人らと一緒に乗り込む。
バス代100バーツ(約270円) -
イチオシ
夕方5時過ぎにカンチャナブリに到着。雨はすっかり止んでいた。
宿を探す前に、バスターミナル近くの屋台街のようなところでカオクルックカピ(エビ味噌混ぜチャーハン)を注文し、近くのコンビニでビールを買って食べた。美味い〜♪
チャーハン30バーツ+ビアチャーン500mL 40バーツくらい?=70バーツ(約190円)
その後、屋台でイカの姿焼きを買って、ビールのアテにする。25バーツ(約68円) -
ゲストハウスが多く立ち並ぶメーナムクウェー通りまでソンテウに乗って行こうとしたが、6時を過ぎていたこともあり、走っているのは客を全く乗せていないソンテウばかりだった。
とりあえずカンチャナブリ駅の方面に向かって歩き、ソンテウがいたら乗ろうとしたが、その後は結局1台しか現れず。試しに値段を聞いてみたら、チャーター扱いのため100バーツなどと言ってくるので、歩いて行くことにした。
30分ほど歩き、ようやくそれらしき通りに着いた。バービアなどが立ち並ぶ通りよりも、少し川沿いに入った方がうるさくなさそうだったので、適当に見つけた看板に従って路地を入ってみる。
見つけたのはT&T Guesthouseという宿で、エアコン・シャワー・トイレ付で割と清潔そうだったので、ここに決める。エアコンが天国じゃ〜。
1泊500バーツ(約1,350円) -
早速シャワーで汗を流し、少し街に出てみた。溜まった洗濯物を近くのランドリーに出し(1kg10バーツ=約27円)、歩き疲れた身体をほぐすためにタイマッサージに行く。1時間150バーツ(約405円)となかなか良心的な値段で、オバチャンも上手だった。
スーパーでポテチとビールを買って部屋飲みし、疲れたので早めに就寝zzz
(戦場にかける橋カンチャナブリー編に続く)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ タイ西部・悲劇の歴史を辿る旅
0
45