2012/09/27 - 2012/10/04
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mistralさん
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スメタナホールのある市民会館では Guided Tour が変則的にですが開催されていて、ツアー当日の予約のみ受け付けているということをガイドブックで読んでいました。
9月29日のコンサートのティケットは手配していましたが、ツアーに参加すればスメタナホールだけでない内部の見学もできるということなので、ホールの開館の10時を待って市民会館へ行ってみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月29日(土)、火薬塔を目指して進むと、お隣に市民会館が見えてきます。ここもホテルからは10分弱の距離です。
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外のテラス席では、朝の光をあびながらくつろいでいる人たちがすでにいました。カフェの内部にはあまりお客さんもいません。
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19世紀末、王宮の跡地に市民会館建設の話しがもちあがりました。市民の為の文化的催し物のできる公共建築物として、最高に美しいものであることが当時求められました。
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建物全体の設計はアントニーン・バルシャーネック、装飾は主にネオ・バロック建築家として名高いオスワルト・ポリーフカが受け持ち、塑像家チェルダ・クロウチェクがファサードの装飾に陶磁器板を使ったということです。
プラハの街に陶磁器板を使ったアールヌーヴォーの建物が多いのはその影響があるようです。 -
アルフォンス・ミュシャは内部の装飾を一人で行うことを主張、しかし祖国を長く離れていたミュシャに対して市民の反応は冷たかったそうです。
それでも、2階の「市長のサロン」を担当。そこは正面玄関の真上でバルコニーのある一番良い部屋でした。 -
外観はネオ・バロック様式の建物です。
1903年から1911年にかけて建設されましたが、完成した時にはプラハでは既に装飾を控えた建物やキュービズム建築が主流となっていたそうです。 -
内部に入ると細部に至るまでアール・ヌーヴォー様式に統一されています。スメタナ・ホールへの入口の扉。
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階段ホール。
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当日のツアーは11時、1時と午後にもう一回あり、全部で3回。
1時のツアーの予約を済ませました。290コルナで地下のアメリカン・バーでの飲み物がついています。
館内での写真撮影は55コルナを支払い申し込みをして、許可証の札を首からかけます。
(写真はエレベーター乗り場) -
まず最初の見学はスメタナ・ホール。
いつもはツアーは数十人にもなるようですが、当日は8人ぐらいの小グループでした。 -
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パイプオルガンのところにスメタナのレリーフがあります。
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ホールの横手にあるConfectionery.
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シェードの刺繍がとてもきれいです。
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Bozena Nemcova Parlour
モザイクタイルで飾られた噴水 -
Oriental Parlour
モスクのイメージとか。壁紙はシルクを張ってあるのかと思いましたら、ペインティングで繊細な模様が描かれています。 -
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Gregr Hall
ホールがいくつか続きます。 -
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ここからがミュシャのデザインの「Mayor's Hall」
ミュシャはパリでサラ・ベルナールのポスターで脚光を浴びたのち、1910年祖国に戻りました。ポりーフカはそのミュシャに「市長の間」の装飾を依頼。彼はチェコの民族性を鼓舞するため、祖国の伝統と歴史を絵のテーマに選んだということです。 -
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天井を支える8つのアーチや柱にはボヘミアの守護聖人や国王など歴史上の人物が描かれています。
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天井のフレスコ画 「スラブの協調」
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小さめなコンサートホールです。
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地下へ降りていきました。
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アメリカン・バーでツアーで知り合った人たちと飲み物をいただきました。
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以前中欧のツアーに参加した折は、市民会館の前を通りすぎただけでしたが、今回はじっくりと内部を見学でき、夜のコンサートも楽しみなものとなりました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ドロミティさん 2019/10/06 10:08:42
- プラハの旧市街
- mistralさん、おはようござます^^
市民会館のガイドツアー、mistralさんの旅行記でじっくり体験させていただきました。ミュシャが会館の内装を全て一人で行いたいと主張したとのコメントを読んで、彼が全盛期の50歳でチェコに戻り、30年間に亘って無償で切手や紙幣のデザインをしながらスラブ叙事詩の製作をしていたミュシャを思うと、もしそれが実現していたらと残念でなりませんでした。
上らなかった旧市庁舎の塔からの眺望も楽しませていただきました。
俯瞰した風景はやはりおもちゃ箱のように可愛らしくて、あの素晴らしい旧市街広場に一層惹きつけられますね。
心残りだった市民会館も俯瞰した風景もmistralさんのお陰で見ることが出来ました。ありがとうございました!
ドロミティ
- mistralさん からの返信 2019/10/06 14:49:47
- Re: プラハの旧市街
- ドロミティさん
私がお送りしましたコメントから
古いプラハの旅行記を発掘!してくださり
ご投票まで有難うございました。
改めて自身の旅行記を見てみましたら
想像以上に昔の旅となっていました。
以降、文体も変わっているし、4トラで旅行記をアップするようになり、
多くの方々からの影響も受けたり、心境の変化?諸々が
あったように思いました。
また、市民会館ツアーに参加したことが、一層ミュシャに対する
理解が深まったようにも思いました。
市民会館の全内装を担当したかったけれど
時代はそれを受け入れてはくれなかった。
どんなにかガックリしたことか、など。
その後のスラブ叙事詩の製作に一層傾倒していったようにも思いました。
ドロミティさんのおっしゃるように、ミュシャが全館デザインされた市民会館が残されていたら、どんなだったかと
思われますね。
今回、ドロミティさんは市民会館内部の見学が果たされませんでしたが、
それは、またいらっしゃい、とのプラハからのメッセージ
なのでは?
そんな風にして、私も再訪リストに登録された街は増え続けています。
mistral
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